「上品・心地良い」が特徴の日本にも馴染みのある北欧インテリア。
北欧インテリアは、質の良い木製家具や可愛い雑貨を組み合わせたテイストですが、無難で飽きが来ない色を中心としたカラーコーディネートが基本なので、何か物足りない気もします。
そんな時は、ワンランク上の北欧インテリアを目指し、赤・オレンジ・黄色・青などの目立つ色を取り入れて、カラフルに仕上げてみましょう。
カラフルと言えば、原色に近いビビッドな色を使う方法を真っ先に思い浮かべますが、冒頭に書いたように、北欧インテリアは、上質なインテリアの代表的なテイストです。
北欧テイストに仕上げたリビングに、真っ赤なクッションや黄色のラグ、青のカーテンなどを組み合わせてしまうと「そもそも北欧インテリアではなくなってしまうのでは?」と心配になってしまいます。
そこで、北欧インテリアの上質な雰囲気を保ちつつ、カラフルな色を取り入れるテクニックを紹介していきましょう。
- 1. ライトグレーかナチュラル色(淡いベージュやアイボリー)でまとめよう
- 2. どこをどうカラフルにするか考えよう
- 2.1. クッション
- 2.2. ラグ
- 2.3. ラグ・クッション
- 2.4. ラグ・絵
- 2.5. ラグ・クッション・椅子
- 2.6. ラグ・クッション・照明器具・絵
- 2.7. ラグ・テーブル・クッション・絵
- 2.8. ラグ・テーブル・絵・照明器具
- 2.9. クッション・照明器具
- 2.10. 椅子
- 2.11. 椅子・家具・照明器具
- 2.12. 家具・椅子・絵
- 2.13. 椅子・クッション
- 2.14. 椅子・クッション・家具
- 2.15. 椅子・絵
- 2.16. 椅子・テーブル
- 2.17. 椅子・クッション・家具・絵
- 2.18. 椅子・クッション・家具・照明器具
- 2.19. 椅子・クッション・テーブル・ラグ
- 2.20. 壁・クッション
- 2.21. カーテン・椅子・クッション
- 2.22. ソファ・クッション
- 2.23. ソファ・椅子
- 2.24. ソファ・絵
- 2.25. ソファ・クッション・椅子・テーブル
- 2.26. 丸ごと
ライトグレーかナチュラル色(淡いベージュやアイボリー)でまとめよう
「カラフルなインテリア」と聞くと、目立つ色の張り地のソファに原色のラグを組み合わせて、インテリア雑貨も目立つ色と思いがちですが、目指すのは北欧テイストのカラフルです。
まずは、インテリアの95%を構成するベースカラー(床・壁・天井)とメインカラー(ソファ・カーテン・家具)をライトグレーかナチュラル色(淡いベージュやアイボリー)でコーディネートしていきましょう。
明るい茶色のフローリングのリビングのソファ・ラグ・クッションをライトグレーでコーディネートし、ナチュラルな木の椅子、ベージュの自然素材で作ったスツールをプラス。
窓には、ピンクがかったベージュの透けたカーテンをプラス。温かみと冷たさのバランスが取れたインテリア。
グレーのソファとソファよりも明るいグレーのラグをコーディネートし、明るい茶色のデスクや丸テーブルをプラス。
冷たい色をメインに使うことで、木の美しさが際立って見え、温もりも倍増。カラーコーディネートの邪魔をしない、ダークブラウンのクッションをソファの上に置いて、落ち着きも演出。
白っぽいベージュのソファ、淡いベージュ×黒のパターン柄のラグ、ベージュの丸スツールをコーディネート。
白っぽいフローリングのリビングに温もりを演出するカラー使い。白っぽいベージュを使うことで、温もり感が出過ぎないように工夫。
ベージュのソファ、ソファよりも暗いベージュのラグ、ナチュラルな木のテレビボードをコーディネート。
ソファ用クッションとリビングの隣にあるダイニングの椅子はライトグレー。薄いベージュとライトグレーは、どちらも無難な印象を演出する色なので、このLDKを見て「何か色を足したい」とウズウズしてしまう方も多いのではないでしょうか。
どこをどうカラフルにするか考えよう
次に、ベースカラーやメインカラーをそのままにしてカラフルな色を足していきます。
「どこにどんな色を足しているか」に注目しながら、コーディネートを見ていきましょう。
クッション
インテリアに色を加えたい時、最も手軽な方法はクッションカバーを活用する方法です。安価な為、色を変えるのも簡単。
ピンクがかった薄いベージュのソファに、水色とピンクのクッションをコーディネート。
アイスクリームのような暖色と寒色を使った可愛いインテリア。目を惹く派手な色というよりも、北欧インテリアに合う、グレイッシュな優しい色使いのピンクと水色です。
ベージュのソファに、黄色×黒×グレーの北欧柄のクッションとグレイッシュな薄いイエローのクッションをコーディネート。
床の上に、鮮やかな水色のニット製のプフをプラス。ベージュ×グレー×ホワイトの北欧無難コーディネートに、目を惹く水色を使ってメリハリを演出。
ラグ
ラグは、床を覆う為、インテリアの表情を簡単に変えることができ、様々な色を使ったパターン柄なら、あれこれ悩まずにカラフルな色を取り入れることができます。一旦敷いてしまうと頻繁に色が変えられないのがデメリットです。
ナチュラルブラウンのテーブルと椅子の下に、ダークブルー×ダークオレンジ×ダークピンクのオリエンタル柄のラグをコーディネート。
ホワイト×薄い茶色の良質家具の北欧コーディネートに、ラグだけでカラフルな色をプラス。白っぽい茶色のフローリングにも合いそうなラグの色です。
ナチュラルブラウンのテーブルとひじ掛けが黒のナチュラルブラウンの椅子を組み合わせたダイニングに、ダークブルー×ライトピンク×オレンジ×グレーの北欧柄のラグをコーディネート。
暖色と寒色を混ぜた色使いが、飾り気のないダイニングキッチンのアクセントに。全体的に紫っぽく感じるラグ色なので、おしゃれ感もアップ。
黒のソファと黒×ホワイトのコーヒーテーブルを組み合わせたモノトーン北欧コーディネートのリビングの床に、オレンジ×ピンク×グレー×茶色×黒の北欧柄のラグをコーディネート。
茶色に似た色を多く使ったラグは、木の家具をコーディネートした時と同じようなリラックスした空間を演出。
ラグ・クッション
これまで紹介した2つを組み合わせると、更にカラフルなインテリアが完成。同系色、反対色など、ラグとクッションの色同士の関係を意識してコーディネートしてみましょう。
茶色の木製のひじ掛けがついた黒のソファにオレンジ×グレー×ホワイトのパターン柄のクッションを乗せ、床にグレー×ホワイト×オレンジのパターン柄のラグをコーディネート。
ラグとクッションは色使いが同じで、柄違い。三角や丸という印象が違うパターン柄でも色が同じだとまとまったインテリアに見えます。
黒のソファ、茶色の木製コーヒーテーブル、黒の木製コーヒーテーブルをコーディネートし、黄緑のクッション、黄色のラグ、オレンジのブランケットをプラス。
クッション・ラグ・ブランケットを無地の類似色でまとめ、カラフルでありながら、統一感のあるインテリアを演出。テーブルの上にも、オレンジ色の鉢に入れた観葉植物を置いて、癒しと明るさをプラス。
ライトグレーのソファとナチュラルな木の色をしたコーヒーテーブルを置いたリビングに、薄い水色×ホワイトのストライプクッションとグレイッシュな水色×ホワイト×薄いグレーの幾何学模様のラグをコーディネート。
ラグの色は、ソファ&クッションと同じ色使い。ストライプクッションの後ろに、暖色の黄色の無地クッションを置いて、インテリアが寒すぎないように、温もりをプラス。
ライトグレーのソファとホワイトのサイドテーブルを置き、水色のクッション、ピンクのクッション、水色×ピンク×グリーンのパターン柄のラグをコーディネート。
ラグとクッションは同じ色使いで、水色とピンクは、寒色・暖色の関係。丸や曲線を描いたラグが、インテリア全体に柔らかく可愛い雰囲気を演出。
ラグやクッションと合う色のフォトフレーム、本、花瓶、カップなど小物を足してみましょう。
クッションとラグをイエロー系でコーディネートし、イエローのフォトフレームとコーヒーカップをプラス。
ラグ・絵
「座る時邪魔なのでソファにクッションは置かない」という場合は、1つ上の「ラグ・クッション」のクッションを絵に変えて「ラグ・絵」に変えてみましょう。
茶色の木製ベッドにホワイト×ベージュのベッドカバーをコーディネートしたシンプルな北欧テイストの寝室の壁に、水色×黄色×赤×紫×ピンク×オレンジ×緑を使ったパンダの絵と明度や彩度が違う黄色を使った幾何学模様のラグをプラス。
飾り気が無いインテリアだからこそ、絵が際立つ。ソファ周りにも応用できるインテリアです。
黒のレザーソファと茶色の木製コーヒーテーブルを組み合わせたリビングの壁に、オレンジ×青を使ったレトロなポスターと水色×黄色を使ったレトロなポスターを飾り、赤×青×黒×紫×水色のスクエア柄のラグをコーディネート。
鮮やかさや明るさを落とし気味にしたかっこいいインテリア。「レトロな配色のポスターを探す→ポスターに使われている色と同じ色を使ったパターン柄のラグを探す」の手順を踏めば、このコーディネートは完成。
ラグ・クッション・椅子
スペースに余裕がある場合は、カラフルな「ラグとクッション」をコーディネートしたリビングに、カラフルな椅子を足してみましょう。
グレイッシュなフロアソファをコーディネートしたリビングに、黒×水色×グレーのストライプラグと黒×グレー、グレー×水色×ピンク×黒、黄色、ピンクのクッションをプラス。
コーナーの空いたスペースには、グレイッシュな白っぽいピンクのオットマン付きの一人掛け椅子。派手さが少なめの落ち着いたカラフルコーディネート。
アイボリーのソファ、ホワイトのチェア、茶色の木製リビングテーブルをコーディネートし、オレンジの無地クッションとエメラルドグリーンの無地クッションをプラス。
茶色×ダークオレンジ×ベージュ×イエローのオリエンタルラグを床に敷き、仕切り壁の横にオレンジ色の椅子(スツール)をさり気なくコーディネート。廊下にも黄緑のスクールチェアを並べて、楽し気なインテリアを演出。
グレーのソファとグレーのコーヒーテーブルを組み合わせ、クッションを黄色・オレンジ×グレー×黒のパターン柄、椅子をオレンジ、ラグをオレンジ×黄色×ダークブルー×グレー×ホワイトのパターン柄でコーディネート。
ソファのひじ掛けと壁の隙間に幅30cmほどのオレンジ色の収納家具を置き、ラグ、椅子、クッションと色を統一。
ラグ・クッション・照明器具・絵
ここまで紹介した「ラグ・クッション・絵」の3つに、カラフルなシェードの照明器具を足すと、床・壁・天井のそれぞれに色があるインテリアになります。
ダークグレーのソファに、緑と黄色の北欧柄のクッションを組み合わせ、ラグと絵を少し暗めの黄色でコーディネート。
コーナーに黄色のシェードのフロアランプ、天井にグリーンの紙のようなシェードのペンダントランプをプラスして、モノトーン+黄色・グリーンの北欧インテリアを実現。「冷たい」「明るい」「癒し」の3つを感じるおしゃれなインテリア。
グレーのシンプルなソファにホワイト×黄色のパターン柄のラグを組み合わせ、くすんだオレンジ色の無地クッションとエメラルドグリーン×黒×ホワイト×ダークレッド×黄緑×オレンジのストライプ柄のクッションをプラス。
天井に真っ赤なペンダントランプ、壁面にオレンジ・黒・青を使った北欧テイストなポスターをディスプレイ。ソファの後ろの壁が黄色ですが、白い壁にも合いそうなコーディネートです。
ラグ・テーブル・クッション・絵
1つ前の組み合わせの照明器具をテーブルに変えたパターン。壁と床付近にカラフルを集中させます。
茶色のレザー製ソファと黒・水色・オレンジ・暗い緑・茶色・ピンク・暗い青・暗い赤のギザギザ模様のラグをコーディネートし、水色と赤の丸テーブルをプラス。
壁面には、レトロカラーを使ったカラフルなポスターを飾り、ソファには赤の花柄のクッションをコーディネート。10色以上使ってあるのに、ごちゃっと見えない落ち着いた雰囲気の北欧インテリア。
ラグ・テーブル・絵・照明器具
ダイニングテーブルセットと椅子など、質感の良い木製家具でまとめたインテリアの雰囲気を壊さないように、さり気なくカラフルな色を足すテクニック。
茶色の木製のテーブルと椅子を組み合わせた5人掛けダイニングの床に、ダークブルー×ホワイト×グレイッシュな水色×オレンジ色の北欧柄のラグを敷き、オレンジ色の絵、ダークイエローのシェードのフロアランプ、鮮やかな水色の脚の長いスツール(観葉植物置き台)をコーディネート。
ラグは、ダイニングテーブルの真下ではなく、ダイニングテーブルを壁に寄せ、ラグは部屋の中央にレイアウト。木の面積が多いので、居心地が良さそう。
クッション・照明器具
リビングダイニングが一つの空間にある間取りでカラフルな色を取り入れるアイデア。
ダイニングテーブルと椅子を明るい茶色の木製、ソファとラグは淡いベージュでコーディネートし、ダイニングテーブルの真上に黄色のペンダントランプ2灯を吊り下げ、リビングとダイニングの間に、赤×ベージュ、黄色×ベージュの2種類の大きなクッションをプラス。
離れた別々の場所(リビングとダイニング)に、同じ黄色を使い、まとまりのあるインテリアを演出。
椅子
ダイニングチェアを1脚ずつ違う色にすると、アッと言う間にカラフルインテリアが実現。テーブルと椅子のセット購入では思いつかない、おしゃれコーディネートを紹介。
ナチュラルカラーの木製長方形テーブルに、アイスブルーとオレンジのチェアをコーディネート。
6脚あるチェアを交互に色違いにしたパターン。寒色と暖色の両方を取り入れ、夏にも冬にも合うインテリアに。
白っぽいナチュラルブラウンの木製テーブルとベンチを組み合わせたダイニングの椅子2脚を赤と白っぽいターコイズブルーに。
テーブルとベンチはセット品で、椅子だけ違うデザイン。隣にあるキッチンのキャビネット扉も優しい雰囲気の淡いベージュ色なので、2脚の椅子の色がアクセントに。
ホワイトの楕円形テーブルに、グリーン、赤紫、黄色、オレンジ色、水色、グレーの椅子をコーディネート。
6脚ある椅子は全部違う色。椅子の色に合わせた三角旗の飾り方が可愛い。
椅子・家具・照明器具
1つ前の「椅子だけカラフル」なダイニングの家具とペンダントランプをカラフルにすると、更に、にぎやかなインテリアに。
グレーの壁、グレーのラグのダイニングに、真っ白なダイニングテーブルを置き、ピンクのチェア4脚とダークレッドのチェアを1脚コーディネート。
壁面のオープン棚をダークレッド、テーブルの上のペンダントランプをピンクにして、椅子と色を統一。暖色2色を足したカラーコーディネートですが、暖色と寒色の組み合わせでも良さそう。
家具・椅子・絵
1つ前の「カラフルなペンダントランプ」の代わりに絵を使う方法も。
黒のソファと黒の丸テーブルに鮮やかな赤とオレンジの椅子(スツール)を組み合わせ、暗いブルーのサイドボードをコーディネート。
サイドボードの上に、椅子と家具と同じ赤と青を使った大きな絵を飾り、壁面にカラフルさをプラス。
椅子・クッション
シンプルかつ効果的にカラフルな色を取り入れたい時のコーディネート。
アイボリーのレザーソファとアイボリーのラグをコーディネートしたリビングに、鮮やかなオレンジ色のクッションと赤のクッションと黄色のチェアをプラス。
床色が明るい茶色で、家具も白っぽい冷たい部屋に暖色を取り入れて温かみを演出。半透明のコーヒーテーブルは、ピンク・赤・紫・黄色・オレンジ色・緑・黄緑のレインボーカラー。
椅子・クッション・家具
1つ前の「椅子・クッション」にもう1点加えて、カラフルな場所を追加。
グレーのフローリングのリビングに、ホワイトのレザー製ソファをコーディネートし、くすんだ黄色のクッションと椅子をプラス。
ソファの隣にあるワークスペースとの木製間仕切り家具の扉を一枚だけ黄色にして、アクセントに。間仕切り家具はIKEAのKALLAX。
ホワイトの家具と白っぽい床のリビングに、ピンクのクッションを乗せた黄色の椅子と隣に黄色の丸テーブルを置いたグレーの椅子をコーディネート。
ソファとコーヒーテーブルが無い簡素な家具レイアウト。離れた位置にある椅子とテーブルを同じ色にすることで、統一感のあるインテリアを演出。
椅子・絵
白い壁が多いリビングでは、無難カラーでまとめた北欧インテリアに、椅子と絵で色をプラスするだけで簡単にカラフルインテリアを作ることができます。
グレーのソファ、茶色の木製天板のコーヒーテーブル、グレーのラグをコーディネートしたリビングの通路側に、黄色のチェアを置き、壁面に水色、赤、黄色、ベージュの絵を田の字にディスプレイ。
ポスターはレトロカラーで、北欧インテリアともマッチ。コーヒーテーブルの上には、鮮やかなオレンジ色の鉢に入れた花をプラス。
椅子・テーブル
「壁を傷つけたく無い」または「絵を飾れる壁が無い」場合は、テーブルをカラフルにしてしまう方法も。
茶色のレザー製ソファと白×黒のパターン柄のラグをコーディネートし、ブルーの椅子とゴールドの丸テーブルをプラス。
テーブルは、青と合う黄色にしても良さそう。ソファの後ろの壁が殺風景な分、ソファの対面側をカラフルに。
椅子・クッション・家具・絵
床にラグを敷かずに、リビングにカラフルなコーディネートをしたい時の参考例。
黒のソファとホワイトの丸テーブルを組み合わせたシンプルな北欧リビングインテリアに、黄色の椅子、黄色と青のクッション、黄色の丸テーブル、ピンクと青の絵をプラス。
黄色だけだと暑苦しくなりそうですが、青のクッションをプラスして、インテリアを引き締め。ピクトグラムのような2枚の絵が北欧っぽさを更にアップ。
椅子・クッション・家具・照明器具
1つ前の組み合わせの絵を照明器具に変えたパターン。
明るい茶色の木製ひじ掛けがついたグレーのソファと明るい茶色の木製テレビボードを組み合わせたリビングに、黄色のクッション、黄色の椅子、黄色のペンダントランプ、青の扉がついたオープンラックをプラス。
4畳半ほどのコンパクトなリビングをカラフルに明るくコーディネート。青と黄色は、北欧インテリアと合う寒色・暖色で、インテリアにカジュアルな印象も演出します。
椅子・クッション・テーブル・ラグ
壁・クッション
壁紙クロスを使ってカラフルな北欧インテリアを作るアイデア。
紫・ピンク・緑・黄緑・黄色を組み合わせたピクセル画のような壁紙クロスと明るい茶色の家具、ホワイトのカバーを掛けたベッドをコーディネート。
枕も壁色と同じピクセルっぽいチェック柄。この組み合わせ方は、淡いベージュやライトグレーのソファを置いたリビングでも使えそう。
グレーのソファとグレーのラグとナチュラル色の丸テーブルを組み合わせ、ソファの後ろの壁に、明度と彩度が低い緑×赤×青×水色の植物柄の壁紙クロスを貼り、鮮やかな黄色のクッションをプラス。
冷たいグレー系のソファとラグをコーディネートしたリビングとは思えないほど、明るく楽し気な印象。壁紙クロスの色が薄いので派手過ぎることも無し。
カーテン・椅子・クッション
「カラフルコーディネートでまとめたカーテンを何色にする?」と悩んだ時に。
薄いグレーのソファとホワイトの木製丸テーブル、ホワイト×明るい茶色の木製テレビボードを組み合わせたリビングに、ブルーの一人用ソファを置き、黄色のカーテンをコーディネート。
窓周りが黄色だとテンション上がり放しになりそうですが、2枚の開きカーテンは左が黄色で右が薄いグレーという組み合わせ。その為、黄色のカーテンが4枚ではなく、黄色・グレー・黄色・グレーの並び順になっています。
ここからは、少し勇気が必要なソファをカラフルにしたアイデアを紹介。
ソファ・クッション
紫のソファとライトグレーのソファを組み合わせ、オレンジと水色の無地クッションをコーディネート。
暖色・寒色・中性色の3つをバランス良く取り入れたインテリア。観葉植物用の鉢も緑で、4種類の色が組み合わせてありますが、2色に絞った時、それぞれの色が合うように組み合わせてあるので、アンバランスな印象がしません。
ソファ・椅子
淡いピンク×鮮やかな水色×くすんだ白っぽい緑×淡いオレンジ色の座面のナチュラルブラウンの木のソファと赤の木製ひじ掛け付き椅子をコーディネート。
ラグは無しで、コーヒーテーブルは、ホワイトとナチュラルブラウンの木を使った木製。可愛さと優しさを演出したインテリア。
水色の2人掛けソファと黄色の一人掛けチェアを対面式に組み合わせ、床に黒×ホワイトのパターン柄のラグをプラス。
コーヒーテーブルは、白と黒の小さな丸テーブルを2種類。壁が真っ白なのが気にならないくらい、水色のソファに目が奪われます。
ソファ・絵
水色のクッション+茶色の木のフレームのソファとライトグレーのラグをコーディネート。
リビングテーブルは、窓と同じ暗い茶色の木製。ソファと反対側の壁には、真っ赤な絵をディスプレイし、寒色と暖色を混ぜたコーディネートに。
ソファ・クッション・椅子・テーブル
紫のフロアソファとグレーのラグを組み合わせ、黄色の椅子、黄色の丸テーブル、黄色の無地クッション、水色の無地クッションをプラス。
北欧らしからぬ個性的なカラーコーディネートですが、黄色の椅子の上のクッションの柄やソファ用クッションのデザインが北欧テイスト。
丸ごと
ベースカラーにグレーもベージュも使わないカラフルコーディネート。
淡い緑のソファに、ピンクや黄色の無地クッション、ピンク×水色×黒のストライプクッションをコーディネート。
コーヒーテーブルの上に、ピンク×赤の手染めっぽいファブリックを掛け、壁にはビビッドな色使いの絵をディスプレイ。20色以上を組み合わせてあるにも関わらず、チグハグな印象が全くしないインテリア。
水色のソファと白っぽい赤の手編みっぽいラグを組み合わせ、水色のテレビボードをコーディネート。
ソファの上には白っぽいオレンジ色の無地クッション、テレビボードの上にはピンクのインテリア雑貨をプラス。水色とピンク(っぽい色)を組み合わせてあるのに、北欧っぽい印象がするのは、フローリングが白っぽい茶色なのとダイニングテーブルがホワイトだからです。
カラフルな色を使ったインテリアが好きな人は、筆者も含め、色を使う場所を決める時、壁やカーテンなどの大きな場所を選んでしまいがち。
コンテンポラリーやミッドセンチュリーなどの他のインテリアテイストなら、好きな場所に好きな色を使っても問題ないのですが、北欧テイストの場合は、北欧っぽさを残しておかないと、ただのカラフルな部屋になってしまいます。
北欧っぽさを残すポイントは、ベースカラーの色使いと家具デザインです。
場合によって、壁・ソファ・家具など、ベースカラーやメインカラーの一部をカラフルな色と取り変えたい衝動に駆られると思いますが、その時は
- 簡単に色が変えられないこと
- コストがかかること
を念頭に置き「数年色を変えなくても平気か?」「一年中快適に感じる色か?」を考えてコーディネートしていきましょう。
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