床の色にはさまざまな色があります。
なかでも、薄い茶色・ナチュラルな茶色・淡い茶色など白っぽい床は
- ①広く見える
- ②清潔に見える
- ③明るく見える
という特徴があります。
この広々とした空間には、どんな色の家具が合うのでしょうか。
重厚感・高級感・解放感・洗練の4つのテーマ別に、家具の色を見ていきましょう。
「白っぽい床×黒の家具」は重厚感のあるインテリアになる
黒は色の中で最も暗く、重さを感じる色です。
白っぽい床の上に、黒の家具を置くと、家具の重みが増して見え、重厚感のあるインテリアになります。
また、白っぽい床が、白に近い色の場合は、白×黒のモノトーン調インテリアになり、シンプルかつ生活感の少ない空間になります。
白も黒も、色みのない無彩色です。
その為、白っぽい床と黒の家具を組み合わせた空間は、単調で寒々しい印象になりがち。有彩色をアクセントカラーで取り入れて、心地良さを感じる空間を作っていきましょう。
白っぽい床のダイニングキッチンに、ヴィンテージ感のある黒の木製長方形テーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、黒の金属脚と明るめの茶色の座面を組み合わせたチェアをレイアウト。ダイニング横のホワイトのアイランドキッチンに、ダイニングチェアと同じ色使いのカウンタースツールを3脚配置。アイランドカウンターの真上に、黒の金属シェードの小ぶりなペンダントランプを2灯、ダイニングテーブルの真上に、黒のシャンデリア風のペンダントランプを1灯ハンギング。黒をポイントに取り入れたナチュラル感のあるインテリア。
白っぽい床のダイニングに、黒の木製長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
テーブルの下に、白っぽいグレーのラグを敷き、シルバー金属脚と黒レザーの座面を組み合わせたチェアをレイアウト。観葉植物用バスケット・アートの一部・ペンダントランプの一部に黒を取り入れて、白っぽい空間に高級感を出したインテリア。
白っぽい床のダイニングに、シンプルなデザインの黒の木製長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、シルバー金属脚と黒のデザイン性の高い座面を組み合わせたチェアをレイアウト。掃き出し窓用カーテン、2段ウォールシェルフを黒でまとめ、エレガントで高級感のある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のダイニングに、黒の太い丸型脚と黒×白の大理石調天板を組み合わせた楕円形ダイニングテーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、黒の木製チェアをレイアウト。テーブルの真上に、黒の平らなデザインのペンダントランプを2灯ハンギング。黒を丸みのあるデザインで取り入れて、優しさと重厚感のある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のLDKに、ダークグレーレザーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレーのシャギーラグを敷き、シルバー金属脚と黒の木製天板を組み合わせた高さ違いの正方形テーブルを2台レイアウト。ダイニングスペースに、暗めの茶色の木製長方形テーブル、暗めの茶色の木と黒レザーを組み合わせたチェアを置き、天井から、黒シェードのペンダントランプを1灯ハンギング。カーテンを黒、アクセントクロスを濃いめのブラウンにして、落ち着きのある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングダイニングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、黒の線がうっすらと見えるオフホワイトのシャギーラグを敷き、茶色の木製脚とガラス天板を組み合わせたコンパクトな正方形テーブルをレイアウト。ソファと対面に、黒の木と薄めのグレーのファブリックを組み合わせたアームチェア2脚、ダイニングスペースに、黒の金属脚と薄い茶色の木製天板を組み合わせた長方形テーブル、黒の木製チェアを配置。木製家具の一部を黒にしてポイント的に使い、ナチュラルな空間を引き締めたインテリア。
白っぽい床のリビングに、白っぽいグレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、くすんだ薄い茶色のラグを敷き、黒の逆コの字型脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた長方形テーブルをレイアウト。ソファ正面の壁に、黒のテレビボードを配置。ソファ背面の壁に、黒の太い額縁に入れたアートを飾り、ソファの上に、黒を使ったパターン柄のクッションを乗せて、落ち着きをアップしたインテリア。
白っぽい床のリビングに、黒レザーの3人掛けソファとキャメルレザーの3人掛けソファを対面式にコーディネート。
ソファの前に、黒っぽい赤茶色×ベージュ×オレンジっぽい茶色×黒のオリエンタルラグを敷き、暗い茶色の木製脚とガラス天板を組み合わせた三角形テーブルをレイアウト。ソファとコの字に黒レザーの寝椅子を配置。濃いめの色をギュッと中心にまとめて、リラックス感のある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、黒の3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレーのラグを敷き、コンパクトなグレーの丸型トレイテーブルをレイアウト。ソファ正面の壁に、茶色の木目のテレビボード、テレビボードを背にシルバー金属の1本脚と茶色レザーの座面を組み合わせた回転式アームチェアを配置。大きなソファを黒にすることで、落ち着いた印象をアップしたインテリア。
白っぽい床のリビングに、黒の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレー×ベージュのボーダー柄のラグを敷き、黒金属の十字形の脚と濃い茶色×薄い茶色の天然木天板を組み合わせたテーブルをレイアウト。ソファと対面に、茶色の木と黒レザーの編み込み座面を組み合わせたアームチェアを2脚配置。親しみのある茶色やベージュと黒を組み合わせ、ナチュラルかつ、高級感のある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、黒レザーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレー×黒のカウハイドラグを敷き、シルバー金属の柵みたいな脚とガラス天板を組み合わせた丸型テーブルをレイアウト。ソファ正面の壁に、茶色のスツール型のテーブルを2台配置。ソファ背面のバースペースのチェアや収納を黒にして、リッチな印象をアップしたインテリア。
白っぽい床のリビングに、黒レザーの2人掛けソファをL字に2台コーディネート。
ソファの前に、白×黒の大きなギザギザ模様のラグを敷き、薄い茶色の木製脚と角が丸いホワイトの正方形天板を組み合わせたテーブルをレイアウト。掃き出し窓と小窓を黒にして、黒の窓枠と組み合わせ、空間を引き締めたカジュアル感のあるインテリア。
白っぽい床のリビングに、黒レザーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、白×茶色のカウハイドラグを敷き、黒の木製箱型長方形テーブルをレイアウト。ソファ正面の壁にテレビを掛け、両側のコーナーに、シルバー金属×黒レザーのアームチェアを配置。ソファ背面の壁に、黒の大きな絵を飾り、かっこいい空間を演出したインテリア。
「白っぽい床×濃い茶色の家具」は高級感のあるインテリアになる
テーブル・椅子・テレビボード・収納家具など、家具には木目を取り入れたデザインが多くあります。
木目の明るさには、ナチュラルな印象の薄い茶色・“THE・木の色”といった感じのほどよい茶色・暗く見える濃い茶色などがありますが、白っぽい床に木目調の家具を組み合わせる時に、木目の色を濃い茶色にすると高級感が増して見えます。
「黒っぽい床と濃い茶色の家具」の組み合わせよりも「白っぽい床と濃い茶色の家具」の組み合わせの方が、茶色の濃さが目立ち、白っぽい床の広々とした印象と濃い茶色の家具のどっしりとした印象をミックスしたメリハリのあるインテリアになります。
白っぽい床のリビングダイニングに、黒っぽい茶色の長方形テーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、くすんだ暗い茶色の曲線デザインの木製チェアをレイアウト。うっすらと横筋が見えるグレーのタイル調壁に、濃い茶色の木目のテレビボード、濃い茶色の木目×黒の収納家具をハンギング。オレンジ色のファブリック製スツールと赤の金属製ペンダントランプをアクセントカラーで取り入れて、おしゃれな空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングダイニングに、黒っぽい茶色の木製長方形テーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、暗い茶色の木と黒レザーを組み合わせたチェアをレイアウト。ダイニングを背に、白っぽいベージュの3人掛けソファを置き、ソファと対面の壁に、暗い茶色の木目板を貼り、暗い茶色の木目扉のテレビボードをハンギング。黒と暗い茶色の木目を組み合わせて重厚感のある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングダイニングに、黒っぽい茶色の木製長方形テーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、ホワイトの木製チェアと暗い茶色の曲線デザインのチェアをレイアウト。リビングスペースに、暗いグレーレザーの2人掛けソファを配置。リビングダイニングの大型家具を暗い色でまとめ、どっしりとした雰囲気にしたインテリア。
白っぽい床のリビングダイニングに、黒レザーの3人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、赤みが強いベージュ×茶色×濃い青のヴィンテージなラグを敷き、濃い茶色の箱型木製脚とグレーのコンクリート調天板を組み合わせた正方形テーブル2台をレイアウト。ソファと対面に、くすんだ濃い茶色の木目×グレーのファブリックのアームチェアを2脚配置。鮮やかさの少ない暗めの木目を取り入れて、落ち着きを演出したインテリア。
白っぽい床のリビングダイニングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ホワイト×薄いグレーのカウハイドラグを敷き、ソファ正面の壁を背に、暗い茶色の木目のローテーブル型のテレビボードをレイアウト。テレビボードと壁の間に、暗い茶色の木目フレームの大きな丸型ミラーを配置。パーソナルソファやオットマンで、くすんだ薄い黄緑を足して、リラックス感をアップしたインテリア。
白っぽい床のリビングに、明るい茶色のレザー製2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、黒っぽい茶色の木目のオープンシェルフ型テーブルをレイアウト。ソファとコの字に、薄いグレーの2人掛けソファ、暗い茶色の木と白のファブリックを組み合わせたアームチェア2脚を配置。ソファ正面の暖炉の両脇の壁に、くすんだ黒っぽい茶色の木目扉の収納家具とウォールシェルフをハンギング。濃い茶色の木目を面を使ってバランス良くコーディネートした高級感のあるインテリア。
白っぽい床のリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレー×グレーのヴィンテージ感のある大きなラグを敷き、濃い茶色の木目の六角形テーブルを2台並べてレイアウト。ソファとL字に、濃い茶色の木製脚とグレーのファブリックを組み合わせたアームチェアを2脚並べて配置。リビングスペースと隣のスペースの間に、濃い茶色の木目の間接照明付きの間仕切り収納家具を置いて、高級感とリラックス感のある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、暗いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、黒っぽいグレー×白のギザギザ模様のラグを敷き、黒の金属脚と暗い茶色の木目天板を組み合わせたコンパクトなテーブルをレイアウト。ソファと対面に、l濃い茶色の木目のテレビボードを配置。ソファの後ろに、茶色の木目の厚みのあるパネルを2箇所立て、残りの壁をグレーのコンクリート調にして無機質で、かっこいい空間を演出したインテリア。
白っぽいヴィンテージな床のリビングに、暗い茶色レザーのラウンジチェアをコーディネート。
チェアの下に、白っぽいアイボリーの丸型ラグを敷き、チェアの前に、チェアと同じ素材&配色のオットマンをレイアウト。壁の前に、白の空き箱や白のレースを掛けた白のチェア、白の金属製フロアランプを置いて、開放的な空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、スモーキーなベージュの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、オレンジ×くすんだ水色×茶色のヴィンテージ感のあるパターン柄のラグを敷き、シルバー金属脚とホワイト天板を組み合わせた正方形テーブルをレイアウト。ソファ正面に、暗い茶色の木目のテレビボードを配置。暖色を多く取り入れた温もりのあるインテリア。
「白っぽい床×白の家具」は解放感のあるインテリアになる
白っぽい床の空間は、他の色の床の空間と比較すると広々とした印象です。
この明るくて広さを感じる空間に、色の中で最も明るい「白」の家具を足すと、開放的な印象になります。
狭いリビングダイニングやリビングを狭く見せたくない時は、白を積極的に使うようにしましょう。
白っぽい床のダイニングキッチンに、茶色の木製脚と白の天板を組み合わせたコンパクトな正方形テーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、シンプルなデザインの白のチェアをレイアウト。ダイニングの隣のキッチン扉も白にして、清潔感のある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のダイニングキッチンに、くすんだ薄い茶色の木製脚と白天板を組み合わせた長方形テーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、黒の細い金属脚と薄いグレーのファブリック製座面を組み合わせた丸みのあるチェアをレイアウト。壁面に、白の観音開き扉の背の高い収納を配置。壁・収納家・キッチンを同じ色にして圧迫感のない空間を演出したインテリア。
白っぽい床のダイニングに、シンプルなデザインの白の長方形テーブルをコーディネート。
テーブルの周りに、黒のワイヤーっぽいデザインのスツールをレイアウト。ダイニングテーブルの短い面に、白扉の天井まである収納家具を置き、両脇に縦長ミラーを配置して、視覚的に広く見せたインテリア。
白っぽい床のリビングに、白の寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ベージュのラグを敷き、白の長方形テーブルをレイアウト。ソファと反対側の壁に、天井まであるテレビがビルトインできる白の作り付け収納家具を配置。ラウンジチェアとクッションでグレイッシュな薄い水色を足して、上品な印象をアップしたインテリア。
白っぽい床のリビングに、白の2人掛けソファをコーディネート。
ソファ前に、シルバー金属フレーム脚と白天板を組み合わせたシンプルなデザインの長方形テーブルをレイアウト。ソファ背面の壁に、ホワイトのウォールシェルフを2段取り付け、ソファの左右に、ベージュのナチュラルなシェードの背の高いフロアランプと白っぽい茶色の木箱型収納を配置。淡い色と白を組み合わせた圧迫感の少ないインテリア。
白っぽい床のリビングに、薄めのグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、うっすらと筋が見える濃いめのグレーのラグを敷き、白の脚と白×グレーの大理石調天板を組み合わせた丸型テーブルをレイアウト。ソファと反対側の壁に、白のテレビボードを配置。アート・照明の脚・雑貨で青を足して、涼しげな空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、グレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、背の低い白の長方形テーブルをレイアウト。ソファ正面の壁付キッチン、対面カウンター、カウンタースツールは白。壁にグレージュの壁紙を貼って、寒々しさを緩和したインテリア。
白っぽい床のリビングに、シルバー金属×白の曲線デザインのラウンジチェア&オットマン2脚をコーディネート。
チェア同士の間に、華奢なデザインの白の丸型テーブルをレイアウト。ダイニングキッチンとの間仕切りに、薄い茶色の木目の造り付け収納家具を置いて、ナチュラルで開放的な空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、白の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、黒の線で菱形模様と矢印を描いた白っぽいグレーの厚手のラグを敷き、黒の金属フレーム脚と白の箱型天板を組み合わせた長方形テーブルをレイアウト。ソファとL字に、黒の金属脚と白のファブリック製座面を組み合わせたアームチェアを2脚配置。ソファ正面に、くすんだ薄めの茶色の木目のシンプルなデザインのテーブルを置き、黒レザーのスツールを入れて、ホテルっぽい空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、白の2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、ベージュのラグを敷き、重厚感のあるデザインの茶色の木製長方形テーブルをレイアウト。ソファとL字に、濃いめの茶色レザーのパーソナルソファを配置。ソファの左右に、白の1本脚の丸型テーブル、白の引き出し付きのサイドテーブルを置いて、壁と一体化させ、ナチュラルで涼しげな空間を演出したインテリア。
「白っぽい床×グレーの家具」は洗練された印象のインテリアになる
グレーは鮮やかさの無い無彩色です。
赤・青・黄色などの色みを持たないグレーと白っぽい床と組み合わせると洗練された印象の空間になります。
また、濃いグレー・薄いグレーなど、どの明るさのグレーとコーディネートするかによって、インテリアの雰囲気が違って見えます。「白っぽい床と濃いグレー」の場合は、「白っぽいグレー×黒」のような重厚感やメリハリが、「白っぽい床と薄いグレー」の場合は、「白っぽい床×白」のような清潔感や解放感のある空間になります。
白っぽい床のダイニングに、黒の金属×薄い茶色の木目の長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
テーブルの下に、黒の縁取りのグレーのラグを敷き、薄い茶色の木製脚とグレーの座面を組み合わせた丸みのあるチェアをレイアウト。壁にグレーの壁紙を貼り、明るめの茶色の木目キャビネットと黒っぽいグレー扉を組み合わせた収納家具をハンギング。ダイニングを背にしたソファも黒っぽいグレーにして、上質で落ち着きのある空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、黒っぽいグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、濃いめのグレーのムートンラグを敷き、黒の木製脚と濃い茶色の木目の箱型天板を組み合わせた長方形テーブルをレイアウト。ソファと反対側の壁に、グレーのオープンシェルフ型テレビボードと白の背の高いオープン収納家具を配置。アームチェアやビーズクッションもグレーにして、無機質な印象の空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、丸みのあるデザインの濃いグレーのラウンジチェアを4脚コーディネート。
チェアの下に、白っぽいグレーの大きなラグを敷き、黒の金属フレーム脚と白の丸型天板を組み合わせた背の低いテーブルをレイアウト。入り口側の壁面いっぱいに、くすんだナチュラルブラウンの木目のテレビがビルトインできる収納家具を配置。木目を淡い色にして、濃いグレーと組み合わせ、生活感の少ない空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、薄いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレーの大きなラグを敷き、黒の金属脚と半透明の黒のガラス天板を組み合わせた角が丸い長方形テーブルをレイアウト。ソファと反対側の壁に、ソファと同じ明るさのグレーの引戸タイプのサイドボードを配置。すべてのグレーを薄めの似た色にしたまとまりのあるエレガントなインテリア。
白っぽい床のリビングに、薄いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、黄緑がかったグレーの大きなシャギーラグを敷き、黒っぽいグレーの丸型テーブルをレイアウト。ソファと反対側の壁に、グレー扉のキャビネットと白の分厚い天板を組み合わせたテレビボードを配置。全体的に淡い色でまとめた開放的なインテリア。
白っぽい床のリビングに、グレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、薄いグレーと濃いグレーをミックスしたヘリンボーン柄のラグを敷き、くすんだ薄い茶色の太い木製脚と白×グレーの大理石調天板を組み合わせた丸型テーブルをレイアウト。ソファと反対側の壁に、薄めの茶色の木目のテレビボードを配置。テレビボード側に、黒をポイントで加え、上品&高級な空間を演出したインテリア。
白っぽい床のリビングに、薄いグレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、薄い茶色のラグを敷き、黒の筒型のテーブルを2台レイアウト。テーブルの隣に、グレイッシュな緑のファブリック製丸型スツールを配置。カーテンを暗い青、クッションを黒、ブランケットを暗い紫にして、上品でフェミニンな印象の空間を演出したインテリア。
白っぽい床と4つの色のインテリア実例を紹介しましたが、コーディネートのヒントになったでしょうか。
このコラムで紹介した色の傾向を大きく2つに分けると「濃い色の家具を置いて高級感・重厚感・落ち着きを出す」か「薄い色の家具を置いて広さや清潔感を出すか」です。
「どちらが好きか。」、「どちらが心地良く感じるか。」を吟味して素敵なインテリア空間を目指してください。