先日、Twitterで「#絵描きさんの作業環境が見たい」というハッシュタグを発見し、眺めていました。
最近はデジタル化が進み、手描きよりもパソコンを使って作業をする方が多く見受けられ、液タブ・液晶モニター・何種類ものペンを使い勝手良く収納したデスク周りに感心するばかり。
そんな中、デスク周りだけでなく、作業部屋自体をおしゃれにコーディネートしているものもいくつかあり、発想力やイマジネーションを必要とする作業には、使い勝手だけでなく、色の力を利用したインテリアも必要だなと実感。
現に、昨年携わったIT企業のオフィス設計では、「無機質で清潔感のあるインテリアよりも、自然をイメージしたもので」と“作業をしやすく、かつアイデアが生まれやすい環境を作りたい”との代表からの要望があり、木や緑を多く取り入れたヴィンテージなコーディネートを提案して採用していただいた経験があります。
寝室やリビングにちょこんとデスクとワークチェアを置いただけの簡易的なワークスペースではなく、仕事部屋や作業専用の部屋を作る場合
- ①色使いは?
- ②机と本棚のレイアウトは?
- ③インテリアテイストは?
など、こだわりを持ちたいですよね。
①の色をテーマに4畳半以上の仕事部屋を中心に、インテリア実例を紹介していきましょう。
仕事部屋向きの色を知っておこう
「エネルギッシュな赤が好き」「かっこいい黒が好き」など、色の好みは十人十色。
でも「色を使う仕事をしているので、仕事部屋の色は目に優しい淡い色が良い。」「部屋の配色は、パソコンのモニターの色に影響しない色にしたい。」という場合もありますよね。
筆者は、色をたくさん使った建築パースをパソコンで作ることが多いですが、鮮明な色を見た直後に、パソコン画面の一部の色を修正しようとすると「元の色が見えにくい」という経験を何度もしています。
その為、ベージュ・アイボリー・オフホワイト・薄いグレーなどの視覚を刺激しにくい白っぽい色は、インテリアの無難色として人気の配色です。しかしながら、特に色と関係の無い仕事をしている場合は、“仕事や作業”という行動と相性の良い色を選ぶのもおすすめです。
3つの推奨色とその色が「人に与える心理効果」「空間に与える影響」を紹介しましょう。
※色を使った仕事の場合でも、作業中に目に入らない位置に配色することで、色の恩恵を得ることができますので参考にしてみて下さい。
①閃きのイエロー
イエローには「発想力や活力を生む効果がある」と言われています。
鮮やか過ぎる黄色は目に刺激がある為、一番長く過ごす作業スペースから見えない範囲に使うと良いです。また、イエローは“晴れ”を連想させる色なので、太陽の光が届きにくい暗い仕事部屋を明るくしたい時にも向いています。
②集中のグリーンと茶色
グリーンは「癒しの自然」を思い起こさせる「目に優しい」色。茶色は土や木の色。
両方ともリラックス効果があるので、デスク周りにグリーンや茶色を持ってくると集中力がアップします。グリーンは、中性色なので「暖かい・狭い」など、色による体感の温度差や空間の影響が少ないのが特徴です。
デスクや収納家具を木目中心でまとめる場合は、ワークチェア、ラグ、ストレージボックスなどでグリーンをプラスするのもあり。
③冷静のブルー
ブルーは「沈静効果がある色」と言われています。
気持ちを落ち着かせて作業をするのに向いている為、グリーン同様に、集中力がアップ。また、寒色は実際よりも小さく見える後退効果があるので、狭い仕事部屋にも積極的に使いたい色です。
仕事部屋の色別インテリア
暖色系の仕事部屋インテリア
赤・ピンクの仕事部屋
柱型と窓の間の狭い空間にナチュラルブラウンの木製デスクをコーディネート。
デスクの全面と柱型を暗い赤(赤紫)のアクセントクロスにして、デスクに赤のレザー製ワークチェアをプラス。デスク上に、iMacを置き、パソコンマットとペン立てを赤で統一。窓用シェードも赤にした少しレトロな雰囲気の仕事部屋。
間口が長い方の壁に、天井まであるダークブラウンの収納家具をレイアウトし、家具に向かって赤のデスクと赤のレザー製ワークチェアをコデーィネート。
デスクの上にホワイトのテーブルランプを置き、ペン・フォトフレーム・本を黒で統一。刺激的な赤を使ったファッショナブルなインテリア。
薄いベージュの壁の仕事部屋の床に暗い赤×ホワイトのかすりデザインのラグをコーディネート。
コーナーを背に、茶色の木と黒の引き出しキャビネットを組み合わせた曲線デザインのデスクをレイアウトし、グレーのファブリックチェアをプラス。デスクの上にピンクの花を飾って、フェミニンな印象をアップ。
壁を薄いピンクにして、コーナーに淡いベージュのカーブデザインのデスクをコーディネート。
天井からシャンデリア風のペンダントランプを吊り下げて、エレガントな印象をアップ。デスク用チェアは、上品な印象を演出する薄いグレー。
間口が短い方の壁に暗いピンクのアクセントクロスを貼り、ガラス製の三角形デスクをコーディネート。
デスクとL型にベージュっぽい灰みがかった木製収納家具を置き、上部に壁色と同じ色の絵をディスプレイ。デスク前の壁と絵の上部におしゃれなブラケットランプを取り付けて、間接照明をプラス。仕事部屋だけでなく、トイレにも使えそうな素敵な色使い。
オレンジの仕事部屋
白っぽい茶色のフローリングの仕事部屋の壁に、少し暗いオレンジの壁紙クロスをコーディネート。
収納家具・デスクは壁色と似たような茶色の木製。ヴィンテージな黒レザーのワークチェアとオットマンを足して、重厚感のある書斎のような雰囲気を演出。
正方形の仕事部屋の窓周りの壁に、黄色が強めのオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
壁と窓に向かってオレンジっぽい茶色の木製デスクをL型にレイアウトし、コーナーにデスクトップパソコンをプラス。ワークチェア・観葉植物用の花瓶・テーブルランプはプリンターと同色の黒。アクセントクロスをオレンジにすることで、活気ある仕事部屋を演出。
壁と天井を少し暗いオレンジ色にして、黒のL型デスク、黒のウォールシェルフ、黒の収納家具をコーディネート。
デスクにホワイトレザーのワークチェアをプラス。デスクの斜め後ろにあるオープンラックを壁色と同色にして、チェアと同じホワイトの書類入れをビルトイン。木製家具を黒で統一した、かっこいいインテリア。
壁が斜めになった変形の仕事部屋の腰窓の周りと短い壁に鮮明なオレンジ色の壁紙クロスをコーディネート。
窓に向かってホワイトの脚とガラスを組み合わせたデスクをレイアウトし、ホワイトのイームズワークチェアをプラス。隣の壁にはホワイトのオープン本棚と脚立代わりになるホワイトのベンチを置いて楽しそうな仕事部屋を演出。
黄色の仕事部屋
腰窓に暗い黄色のカーテンを掛け、床に鮮やかな黄色×水色のパターン柄のラグをコーディネート。
ホワイトの壁に向かってホワイトの1段引き出し付きデスクをレイアウトし、黒の木製チェアをプラス。デスクの上に黒のテーブルランプ、デスクの前に黒の大きな丸角時計を飾って、作業に集中できるデスク周りを演出。
少し薄い黄色の壁紙クロスを貼った仕事部屋に、ホワイトのオープンラックをコーディネート。
窓側のオープンラックを床から高い位置に取り付け、綺麗な茶色の木目のデスクを窓を背中にL型に差し込んで、無駄なスペースを排除。暗い緑のワークチェアを足して、自然を感じる配色に。
長細い仕事部屋に少し暗い黄色の壁紙クロスをコーディネート。
間口が短い方の壁に向かってホワイトのデスクをレイアウトし、透明チェアとホワイトのウォールシェルフをプラス。ホワイトのファイルケースとストーレージボックスをウォールシェルフに置いてキチンと片付いたデスク周りを演出。
屋根裏の斜め天井のオープンな空間を仕事部屋にし、天井と壁の一部に淡い黄色の壁紙クロスをコーディネート。
木目が綺麗な薄い茶色の扉付き収納家具とホワイトのデスクをⅡ型にレイアウトし、薄い茶色の木製チェアをワークチェアとしてプラス。デスクの前がオープンなので、開放的に作業ができそう。
壁に少し赤みがかった薄いベージュの壁紙クロスをコーディネート。
腰窓の前にホワイトのデスク、壁面にホワイトのオープン収納をレイアウトし、背もたれの無い黒のキャスター付きチェアをデスクにプラス。観葉植物やナチュラル素材の籠を足して、リラックスできる仕事部屋を演出。
茶色の仕事部屋
廊下の凹んだスペースに暗い茶色の引き出しキャビネット付きデスクをレイアウトし、iMacをコーディネート。
デスク周りの壁は、暗い茶色の横木目調。暗い茶色の木を使ったワークチェアをプラスして、ホテルのようなインテリアを演出。
壁に茶色の壁紙クロスを貼り、暗い茶色の木の脚とガラスを組み合わせたデスクをコーディネート。
床に白っぽい茶色のふかふかのラグを敷き、白っぽいグレーのワークチェアと暗い茶色の木製ラダーシェルフをレイアウト。本入れを緑にして、デスクの上に観葉植物を飾り、土と自然の受け入れやすい配色に。
4畳半ほどの仕事部屋の間口が長い方の壁に、暗い茶色の木目のデスクと暗い茶色のソファをコーディネート。
ワークチェアも白っぽい茶色。デスクの後ろにソファを置いて、作業スペースと休憩スペースの2つを効率良く作ったインテリア。
白っぽい茶色のフローリングのリビングに、白っぽい茶色のL型木製デスクと白っぽい茶色の木製収納をコーディネート。
暗いグレーのワークチェアとホワイトのオープンラックをプラス。デスク用キャビネットをコーナーにレイアウトし、すっきりと足元を見せることで、広々とした仕事部屋を演出。
寒色系の仕事部屋インテリア
水色・ターコイズブルーの仕事部屋
間口が短い方の壁と天井に少し暗いターコイズブルーのアクセントクロスをコーディネート。
壁から壁にピッタリとホワイトの天板と暗い茶色の木目の引き出しチェアを組み合わせたデスクをレイアウトし、上に収納と飾り棚をプラス。黒のレザー製ワークチェアを組み合わせて、かっこいいパソコン作業デスクを演出。
壁にターコイズブルーの壁紙クロスをコーディネート。
床にホワイト×暗いグレーの大柄の民族模様のラグを敷き、ホワイトのデスクをL型にレイアウト。ホワイトのファーを乗せた暗い茶色の木製チェアを組み合わせてボヘミアンなインテリアを演出。
間口が長い方の壁と掃き出し窓の上部に鮮やかな水色の壁紙クロスをコーディネート。
壁にホワイトの3段のオープンラックをレイアウトし、収納を背に黒のデスクをプラス。デスクに暗いグレーのワークチェアを組み合わせ、対面にホワイトに黒で植物を描いたエレガントなラウンジチェアを置き、上品な仕事部屋を演出。
間口が長い方の壁に、薄い水色のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前にホワイトのキューブ型のオープン収納家具(IKEAのKALLAX)をレイアウトし、収納家具とL型にホワイトのデスクをプラス。床に少し暗いターコイズブルー×薄いグレーのモロッコラグを敷いて、デスクにターコイズブルーのワークチェアを組み合わせ色を統一し、すっきりとまとまりのあるインテリアを演出。
青の仕事部屋
仕事部屋の壁に沿って、青の引き出しキャビネット付きのホワイトのデスクと青のパネルがついたホワイトのホープン収納家具をコーディネート。
パネル部分は倒すと第2のデスクに。
白と青だけを組み合わせた清潔感のある仕事部屋。
灰みがかった青の壁の仕事部屋の壁に向かって暗い赤茶色のアンティークなデスクと少し明るめのヴィンテージな木製チェアをコーディネート。
部屋の中心に少し暗い赤のラグを敷き、デスクと違う面の壁にネルソンプラットフォームベンチをレイアウト。ベンチの上に暗い赤×オレンジの2m角くらいの大きな絵を飾って芸術的な印象をアップ。
少し薄い青の壁とホワイトのモールディングを組み合わせた仕事部屋に、ホワイトのデスク、ホワイトの収納家具をコーディネート。
床に黒×ホワイトのかっこいいラグを敷き、オレンジ色のレザーチェアをプラス。オープン収納家具の背板もオレンジ色にして、青と反対色でまとめたインテリア。
間口が長い方の壁に、鮮やかな青の黒板壁紙をコーディネート。
シルバー脚と透明ガラスを組み合わせたテーブルとシルバー脚と黒レザーを組み合わせたチェアを置き、ダイニングのような4人掛けの仕事部屋を演出。液晶モニターを壁に埋め込み、後ろの壁を黄色にして、クリエティブな印象をアップ。
暗い青の仕事部屋
間口が短い方の壁にネイビーのアクセントクロスを貼り、ホワイトの引き出しチェストと暗い茶色のカウンターを組み合わせた2人掛けデスクをコーディネート。
デスクに暗いグレーのレザー製チェアを組み合わせ、シルバーと黒のテーブルランプをプラス。デスクの後ろは、暖色の北欧柄のラグとオレンジ色のウームチェアをレイアウトし、くつろぎスペースとして活用。
間口が短い方の壁に暗い青のヴィンテージウッド調のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスに向かってホワイトのパソコンデスクをレイアウトし、ホワイトのウォールシェルフと座面が暗い青のホワイトのワークチェアをプラス。床に壁色と反対色の暗い黄色のラグを敷いて暖かさをアップ。
暗い青の壁紙クロスを貼った仕事部屋の壁に向かって、暗い青のデスクと暗い青のオープンラックをコーディネート。
デスクに黒のワークチェアを組み合わせ、デスクの後ろに黒レザーのパーソナルソファをプラス。男性っぽい印象のかっこいいインテリア。
3畳ほどの狭い仕事部屋の壁に、黒にも見える暗い青の壁紙クロスをコーディネート。
間口が短い方の壁に向かってナチュラルな木製脚とホワイト天板を組み合わせたデスクをレイアウトし、ふかっとした見た目のアイボリーのワークチェアと黒のウォールシェルフをプラス。集中して作業ができそうな、おしゃれな仕事部屋。
中性色系の仕事部屋インテリア
黄緑・緑の仕事部屋
2面の壁に黄色の壁紙クロスと鮮やかな黄緑の壁紙クロスをコーディネート。
窓を横にして黒の3段引き出しキャビネットがついたホワイト天板とデスクと黒のワークチェアをレイアウト。デスクの上にオレンジ色のテーブルランプ、赤と緑の花瓶、黄色の書類入れを置いて賑やかに演出。
デスク前の壁を灰みがかった薄いグリーンにして、ホワイトの引き出しキャビネットがついた暗い茶色の木製デスクをコーディネート。
デスクの上に、デスク天板と同色のウォールシェルフを2段取り付けて本棚に。黒のワークチェアとホワイトの収納家具をプラスして、リラックスできる仕事部屋を演出。
暗く灰みがかった黄緑の壁紙を貼った仕事部屋に、茶色の木目のヴィンテージなデスクとチェアをコーディネート。
壁際に、金属のオープンボックスを4個並べて本の収納として活用。古い地球儀やポスターを飾ってレトロなインテリアを演出。
壁に灰みがかった薄いグリーンの壁紙クロスを貼り、壁に向かって明るい茶色の木製カウンターデスクをコーディネート。
引き出しキャビネット、ウォールキャビネット、ウォールシェルフは清潔感のあるホワイトで統一。座り心地が良さそうな黒のワークチェアをプラスして、作業に集中できる環境を演出。
細長い仕事部屋の壁に、灰みがかった薄いグリーンの壁紙クロスをコーディネート。
間口が長い方の壁に黒の金属とナチュラルブラウンの板を組み合わせたオープンラックとナチュラルブラウンの脚とホワイトの天板を組み合わせたデスクをレイアウト。ワークチェアは、ベージュ×ホワイトのディレクターズチェア。薄く落ち着いた色を使ったDIYっぽいインテリア。
窓周りの壁に暗い緑の壁紙クロスをコーディネート。
ホワイトの3段引き出しキャビネットとナチュラルブラウンの板を組み合わせた2人掛けデスクを壁に向かってレイアウトし、暗い茶色のワークチェアをプラス。窓の横にホワイトのウォールシェルフを2段取り付けてヨーロピアンな雑貨を並べ、高級感のある仕事部屋を演出。
紫の仕事部屋
壁を薄い紫にした三角天井の仕事部屋にホワイトの3段引き出しキャビネットと暗い茶色の木製カウンターを組み合わせた2人掛けデスクをコーディネート。
ホワイトのワークチェアとホワイトのカフェチェアをプラス。天井付近に液晶モニターを斜めに掛け、離れた位置に木製ひじ掛け付きの黒のラウンジチェア、グレーのラグ、アイボリーのオットマンをレイアウト。
白っぽい紫の壁の仕事部屋に、ホワイトのデスクと黒のワークチェアをコーディネート。
デスクの対面に黒のレザー製2人掛けチェア、デスクの横にハンガーラック、デスクの後ろの壁にホワイトのウォールシェルフをプラス。ショップのような、社長室のような仕事部屋。
間口が短い方の壁に暗い赤紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁に、ガラス扉付きのホワイトの収納家具を置き、収納を背にホワイトのデスクをレイアウト。デスクに茶色の木製作業椅子とホワイトの簡素なデザインのチェアをプラス。程よい緩さがある、おしゃれな色使いのインテリア。
ドア周りの壁に、灰みがかった薄い紫の壁紙クロスを貼り、茶色の木目のデスクと収納が一体になったラック型の家具をコーディネート。
9か所のオープン部に観葉植物やサボテンを飾って、ナチュラル感をアップ。1本脚の薄い茶色のレトロなファブリックチェアをプラスして、個性的な仕事部屋を演出。
長方形の仕事部屋の間口が短い方の壁に、暗い紫のベルベット2人掛けソファと暗い紫の扉の収納家具をコーディネート。
収納家具とL型に黒のデスクをレイアウトし、黒のファブリック製ワークチェアをプラス。黒っぽい色の家具を使って高級感を演出したインテリア。
無彩色系の仕事部屋インテリア
黒の仕事部屋
壁に向かって黒の木製カウンターを取り付け、カウンターの中央にT字に黒の木製デスクをコーディネート。
デスクを挟んで黒のワークチェアを2台レイアウトし、壁に黒のウォールシェルフをプラス。別の部屋から丸見えでも気にならない、洗練された雰囲気の仕事部屋。
腰の高さまでホワイトのタイルを貼り、上部に真っ黒な壁紙クロスをコーディネート。
部屋の中央に向かって黒の金属脚とヴィンテージな木を組み合わせたデスクをレイアウトし、壁面に黒のスチール製オープンラックをプラス。デスクの下にグレー×黒のカウハイドラグを敷いた、かっこいい仕事部屋。
間口が短い方の壁に黒のアクセントクロスを貼り、アクセントクロスの壁を背に、黒のスチール脚と茶色の木を組み合わせたデスクをコーディネート。
黒の壁の前に、暗い茶色の金属製のラックを置いて、本を斜めに収納。薄い茶色のオリエンタルラグと薄いグレーのファブリック製ワークチェアを組み合わせ、上品な印象をアップ。
壁に黒のアクセントクロスを貼り、壁に向かってL字にシルバーのデスクをコーディネート。
ワークチェアは黒とシルバーを組み合わせたかっこいいデザイン。宇宙船の操作室のような異空間な雰囲気のインテリア。
グレーの仕事部屋
壁に灰みがかった茶色のヴィンテージな板を横張にして、シンメトリーデザインのグレーの収納家具をコーディネート。
家具を背に、黒の脚と薄い茶色の天板を組み合わせたデスクをレイアウトし、黒のチェアをプラス。床に暗いグレーとホワイトのカウハイドラグを敷き、黒のラウンジチェアを置いて、重厚感のあるインテリアを演出。
グレーの壁紙クロスを貼った仕事部屋に、ホワイトの引き出しキャビネットとグレイッシュな茶色の天板と組み合わせたL型デスクをコーディネート。
デスク前の壁に幅が狭いグレーのウォールシェルフを段違いに2段取り付け、かっこいいファッション写真をディスプレイ。ホワイト・黒・グレーを組み合わせた無機質な印象のインテリア。
暗いグレーの壁の仕事部屋に、木目が綺麗な茶色の木製デスクとサイドボードをコーディネート。
ホワイトのイームズチェアと茶色の木製サイドテーブルをプラス。腰窓に囲まれたコーナー部にデスクをレイアウトし、作業中に光の影響を受けないように工夫したインテリア。
壁をグレーにして、黒の引き出しキャビネット、黒の収納、黒のサイドボード、黒のウォールシェルフをコーディネート。
デスク天板は清潔感のあるホワイト。デスク前にガラス板を張り付け、壁面をメモ代わりに。3畳ほどの狭いスペースを使い勝手を重視してコンパクトにレイアウトした、おしゃれでかっこいいインテリア。
薄いグレーの壁の仕事部屋に、明るい茶色の木製デスク、明るい茶色の木製オープンラック、明るい茶色の木製サイドボードをコーディネート。
デスクの下に水色と茶色の細い線が入ったグレーのラグを敷き、上品な印象をアップ。まるでリビングのような、居心地が良さそうなインテリア。
ホワイトの仕事部屋
ゴールド取っ手のホワイトの背の高い扉付き収納家具を壁の両端にレイアウトし、真ん中にグレー天板とホワイトの引き出しを組み合わせた2人掛けデスクをコーディネート。
デスク前の壁にグレー×ホワイトのタイル調の壁紙クロスを貼り、収納家具同士の内側に茶色の木製ウォールシェルフを2段プラス。籐っぽいデザインの明るい茶色のチェアを置いて、ナチュラルで開放的なデスク周りを演出。
真っ白な壁の仕事部屋に、鏡面シルバー脚とガラスを組み合わせたデスクとホワイトのファーを乗せた透明チェアをコーディネート。
中央にホワイト×黒のカウハイドラグを敷き、黒のバルセロナチェアをプラス。デスク周りは圧迫感なく、くつろぎスペースは重厚感を意識して配色したインテリア。
細長い仕事部屋の間口が長い方の壁に、ホワイトのデスクとホワイトのオープン収納家具をコーディネート。
床に薄いベージュのカーペットを敷き、暗い茶色×暗い青×赤の北欧柄のエリアラグを乗せて、ホワイトのワークチェアをプラス。壁面はスッキリ圧迫感なく、床面を暖かく演出したインテリア。
ホワイトのフローリングの仕事部屋に、腰窓に向かってホワイトの5段引き出しとナチュラルブラウンの天板を組み合わせたデスクをコーディネート。
薄いグレーのファブリックチェアとホワイトのシェードをプラス。白っぽい色と薄い茶色の木を組み合わせた北欧スタイルの仕事部屋。
12種類の色別の仕事部屋を紹介しましたが、お気に入りの色は見つかったでしょうか。
筆者は「仕事部屋が一番好きなようにできる部屋だ」と考えていて、インテリアをいじくり倒すのにも最適な場所だと思っています。
その理由は、自分だけが使う部屋だから。(2人以上で使う仕事部屋を除く)
食べるダイニング、くつろぐリビングは家族や他人の目に触れることも多い上に、あまり奇抜な配色ができない空間。でも仕事部屋は、主にデスクに向かって作業するが目的の部屋なので、デスクの向きによっては、目に入らない位置に、思いっ切り個性的な配色をして、遊ぶという方法もありかと思います。