生活に欠かせない「食べる」行為。
家の中で食べる場所と言えば、ダイニングです。
このダイニング、椅子とテーブルを組み合わせるだけでインテリアが完成してしまうので、他の部屋と比較すると、悩む要素が少ない場所、こだわりが無くても良い場所だと思っていませんか?
筆者は、ダイニングはリビング同様、コーディネートの仕方で様々な表情を作れる場所だと考えています。
例えば、ダイニングテーブルを選ぶにしても、「天板の素材は何か?」「形は丸か四角か?」「四角いテーブルは角は丸い方がよいのか?」「脚のデザインはどんな見た目が良いか?」「どんな色にするか?」など、無数の選択枝があります。
さらに、椅子にも「素材は?」「色は?」「ひじ掛けがあった方が良いのか?」など、同じく無数の選択肢があり、テーブルと椅子の組み合わせだけでも何万通りものパターンがあります。
ダイニングインテリアを作る際、この数えきれない組み合わせに気づかない理由は、2つあります。
1つは、ダイニングが一日のうち1時間もいることがない場所だから。(食べる時間は長くてもせいぜい30分)
もう1つは、ダイニングの主役である家具を家具店や家具通販で、テーブルと椅子がセットになったダイニングテーブルセットで決めてしまうことが多いから。
その為、ダイニングインテリアが家の中で一番手抜きの空間になってしまってることが多いのではないでしょうか?
でも、近年の間取りのトレンドは、リビングやキッチンから見える場所にダイニングがある間取りです。くつろぎのリビングインテリアだけにこだわりを持ってしまうと、リビングから見えるダイニングが殺風景だったり、リビングと合ってなかったり、と浮いてしまうことがあります。
また、多くの方がセット品で買うダイニングの家具も、サイズさえ合ってれば、テーブルと椅子を別々に買って組み合わせても何ら問題ありません。
(テーブルの脚の隙間に椅子が収まらない組み合わせは問題外)
むしろ別々に選んで組み合わせた方が、インテリアをおしゃれにコーディネートすることができます。
インテリアには、モダン、北欧などスタイル別のコーディネートの仕方がありますが、このコラムでは
「ホテルの朝食時みたいに、ごはんが美味しく頂けそう」
「街中のカフェみたいに、くつろげそう」
などダイニングインテリアを15個のテーマに分け、78個の事例を使って紹介していきます。
生活感が少ないダイニング
リビングから丸見えのダイニングで、「食べてる姿」を想像しにくいインテリアコーディネートの参考に。
ホワイトの大理石調の丸テーブルに、茶色の木製のスクールチェアをコーディネート。
カーテンはホワイトのレースで、ラグは温かみのあるふわふわとした見た目のアイボリー系。
白を基調としたコーディネートですが、温もりも感じます。
茶色の木の長方形ダイニングテーブルにホワイトのチェアとホワイトのフロアランプをコーディネート。
ポツンとダイニングといった雰囲気。
1つ前のコーディネートの椅子とテーブルの色を逆にしたパターン。
シンプルなデザインのホワイトの長方形テーブルに、グレーのプラスチックチェアをコーディネート。
壁面には、ホワイト扉のシンプルなデザインに収納家具を置き、上部に木とミラーを組み合わせたオブジェをディスプレイ。生活感を感じにくい、グレーとホワイトの組み合わせに、木で温もりをプラスしたインテリア。
ガラス製長方形テーブルに薄いグレーのファブリックダイニングチェアをコーディネート。
壁面には、シルバー枠のミラーを飾り、キッチンカウンター用スツールとダイニングチェアの脚は黒で統一。さり気ない黒の使い方がかっこいいダイニング。
黒の木製長方形テーブルと曲線が美しいホワイトの木製チェアをコーディネート。
壁面には黒を基調とした絵、天井からは華奢なデザインの黒のペンダントランプをプラス。
黒と白をメインにしたかっこよさも感じるダイニング。
黒の木製長方形テーブルと黒の木製チェアをコーディネート。
カクカクっとしたテーブルに背もたれが曲線になった椅子をプラスしてシルエットを柔らかめに。
ただ、色が黒なので同じデザインの茶色のテーブルと椅子を組み合わせるよりも、生活感を感じません。
清潔感のあるダイニング
上の「生活感が少ない」に似てますが、清潔感を演出するホワイトをメインにしたコーディネートを中心に紹介。
ホワイトの木製正方形テーブルと透明のプラスチックチェアをコーディネート。
存在感が少ない家具の色とデザイン。
隣にあるリビングエリアには、ダイニングテーブルと同じホワイトのレザー製チェアをコーディネート。
カウンターキッチンの前に、ホワイトの楕円形テーブルとホワイトのファブリックチェアをコーディネート。
テーブルも椅子も曲線デザインですが、色がホワイトなので冷たい印象。
隣のリビングエリアもホワイトとライトグレーでコーディネートして、清潔さと広さを演出。
ガラス製の丸テーブルとホワイトのレザーチェアをコーディネート。
カーテンはホワイトのレースでペンダントランプは、ウニみたいな見た目の球体。
ツルンとしたテーブルにお手入れがしやすそうな革を組み合わせたダイニング。
ガラス製の丸テーブルとホワイトのファブリックダイニングチェアをコーディネート。
カウンターキッチンにもホワイトのカウンタースツールを組み合わせ、隣にあるリビングエリアのソファもホワイト。フローリング以外は全てホワイトでまとめた真っ白なLDK。
グレイッシュな明るい茶色の長方形テーブルとグレーのレザーチェアをコーディネート。
明度が違う2種類のグレーを組み合わせただけのシンプルなダイニング。
壁をライトグレー、ペンダントランプをホワイトにして、モノトーンカラーだけでコーディネート。
クールなダイニング
冷たさを感じる素材や寒色をコーディネートしたダイニングを紹介。
長居するには向いていないコーディネートですが、1つ上の「清潔感」や2つ上の「生活感が少なめ」のダイニングと共通したインテリアです。
明るい茶色の木製長方形テーブルと黒のプラスチックチェアをコーディネート。
テーブルの下には、暗い青のラグをプラス。青は食欲を減退させる色と言われていますが、緑がかってる上に、暗い青なので、おしゃれなダイニングを演出。
ガラス製の丸テーブルとホワイトのチェアをコーディネート。
隣にあるリビングエリアのソファは、ダイニングチェアと色を合わせ、クッションとダイニングテーブルの花瓶でターコイスブルーをプラス。壁とリビングのラグが薄いベージュなので寒々しさは少なめ。
ホワイトの丸テーブルと暗い青のプラスチックチェアをコーディネート。
寒色の椅子ですが、絵と果物でオレンジを足して、冷たい印象を消した色使い。
ホワイト長方形テーブルと暗い青のファブリックチェアをコーディネート。
1つ前とテーブルとチェアのカラーコーディネートは同じですが、チェアの青が更に暗いので高級な印象をアップ。隣にあるリビングエリアはホワイトと黒でコーディネートしてあるので、青のダイニングチェアがアクセントに。
ガラス製長方形テーブルとクロムメッキのチェアをコーディネート。
天井からはワイヤーで球体を作ったようなデザインのペンダントランプをハンギング。「木を使ったものはフローリングだけ」という冷たさMAXのダイニング。
温もりのあるダイニング
隣にあるリビングをくつろぎ重視のインテリアでまとめた場合、ダイニング側も会話が弾みそうな暖かな雰囲気でまとめると統一感が出ます。
ポイントは、木を使った家具とリラックスできそうな布の選び方にあります。
暗めの茶色の木製長方形ダイニングテーブルと木とライトグレーのクッションを組み合わせたチェアをコーディネート。
サイドボード、リビングエリアのソファ、ソファの横のテーブルは全て茶色。
布を使った椅子は、ライトグレーという冷たい色にしてあるものの、ふんわりとした見た目。
キッチンカウンターの前に、暗めの茶色の木製長方形ダイニングテーブルと座面がグレーの木製チェアをコーディネート。
ダイニングテーブルと椅子の木の色は、床と同じダークブラウン。
壁面のニッチには、赤とアイボリーのストライプ柄の布をディスプレイ。
茶色の木製長方形ダイニングテーブルと座面が黒の木製チェアをコーディネート。
窓に挟まれた壁面には、ダイニングテーブルと同じ茶色でガラスの引き戸がついたサイドボードをコーディネート。ペンダントライトとサイドボードの上の間接照明は、温もりを感じる電球色。
光沢のある暗めの木製丸テーブルに、暗いグリーンと明るい茶色のレザー製(フレームは木製)チェアをコーディネート。
暗い茶色と暗いグリーンの組み合わせがかっこいい。
天井からは、懐かしさを感じる電球が露出したペンダントランプをコーディネート。
ガラス製の長方形テーブルと茶色のファブリックダイニングチェアをコーディネート。
チェアの茶色は、黄色が多めでリラックスできそうな色。
ガラステーブルに合わせる椅子は、テーブルと合わせて冷たそうな素材や色を選んでしまいがちですが、このダイニングのように、ふんわりとした椅子を合わせても問題ありません。
茶色の木製の楕円形テーブルと黒レザーと木を使った椅子をコーディネート。
美しい木目のテーブルとカーブが綺麗な椅子の組み合わせが、暖かそうな食卓を演出。
曲線デザインを意識するだけで、ダイニングに温もりをプラス。
茶色の木製テーブルとテーブルより暗い茶色の木製チェアをコーディネート。
壁面の扉付きの収納家具も、チェアと同じくらいの暗さの茶色。
布は一切使わずに、木だけで温もりを演出したダイニング。
落ち着きのあるダイニング
上の温もりを感じるダイニングと似てますが、少し暗めの色や暗めの茶色を使うと、さらに落ち着きを感じるダイニング空間になります。
茶色の木製長方形ダイニングテーブルと暗めの黄緑のファブリックチェアをコーディネート。
ラグは黒とベージュのパターン柄で、壁面に茶色の木製サイドボードをプラス。
落ち着きを感じる色を使った、リラックスできそうなダイニング。
茶色の木製長方形テーブルにグレーのファブリックチェアと暗いグリーンのファブリックチェアをコーディネート。
1つ前と同じグリーン系の椅子ですが、高級感のある明度が低いグリーン。
暗い色は、2脚のダイニングチェアだけなのに、落ち着いた雰囲気のダイニング。
明るい茶色の木製丸テーブルにグレーのファブリックダイニングチェアをコーディネート。
丸みを帯びたラウンジチェアのようなデザインの椅子が、リラックスできそうなダイニングを演出。
取っ手が無い扉がついたホワイトの収納家具やシルバーの間仕切りがある生活感が少なめのダイニングに、素材と色で暖かい雰囲気をプラス。
グレーの丸テーブルに、暗い青のファブリックダイニングチェアをコーディネート。
床はダークブラウン、収納家具は暗めの茶色と全体的に暗い色でまとめたダイニング。
洋酒が似合いそうなインテリアです。
黒の木製楕円形テーブルと木目が綺麗なダークブラウンの椅子をコーディネート。
壁面のローボードもダークブランで、床には革のラグをプラス。
隣にあるリビングエリアには、黒か焦げ茶のレザーソファが合いそう。
ラグジュアリーなダイニング
ラグジュアリーなダイニングは、「温もりのあるダイニング」や「落ち着きのあるダイニング」と似た要素を持ちつつ、高級感も感じる食事空間。
コース料理が出てくるホテルのほどではないけど、ちょっとリッチなディナーが食べられるお店といった雰囲気のインテリアを目指しましょう。
ホワイトの正方形テーブルにシンプルなデザインの黒のレザーチェアをコーディネート。
壁面に、棚板に間接照明を埋め込んだ収納家具をプラス。
ダイニングテーブルの上に光を持ってくることができるユニバーサルダウンライトを使ったインテリア。
黒の木製テーブルと黒のレザーチェアをコーディネート。
壁面に黒の引き出し付きのコンソールテーブルをレイアウトし、コーナーにフロアランプを置いて上下に明かりを拡散。黒の家具と光を使ったムードのあるダイニング。
木製の長方形テーブルとベージュのファブリックチェアをコーディネート。
天井からデザインが異なる3種類のペンダントランプを高さを変えて吊り下げ、ラグジュアリーなダイニングを演出。
明るい茶色の木製長方形テーブルと黒のレザーチェアをコーディネート。
球体のペンダントランプを2灯吊り下げ、ムードのある食卓を演出。
テーブルの周りだけを明るくした、まるでホテルのレストランのようなインテリア。
明るい北欧ダイニング
明るい北欧ダイニングは、ホワイトの家具・木・観葉植物をコーディネートして作ります。
「程よい生活感」「自然」「冷たさ」「清潔感」を感じるダイニングコーディネートの参考に。
ガラス製長方形テーブルとホワイトのチェアをコーディネート。
ラグは黒の線が入ったアイボリー。
チェアにムートンラグを掛けて温もりを演出し、コーナーに観葉植物を置いて癒しもプラス。
黒の木製丸テーブルに茶色の木と黒レザーを組み合わせたチェアをコーディネート。
壁面にホワイトスチールのオープンラックを置き、食器棚として活用し、一番上に観葉植物をプラス。
黒・ホワイト・木・植物の組み合わせ方が北欧テイスト。
ホワイトの長方形テーブルにホワイトのチェアをコーディネート。
コーナーと入口の横に鉢植えの観葉植物を置き、窓横の壁面にはモノクロアートを田の字にディスプレイ。1つ上と同じ色を使ったダイニングですが、9割をホワイトでコーディネート。
木をスライスしたような一枚板のダイニングテーブルとホワイトのチェアをコーディネート。
壁面にホワイトのオープンラックを置いて、インテリア雑貨や本、小さな植物をディスプレイ。
コーナーの鉢植えの観葉植物、アイボリーのペンダントランプで癒しと温もりをプラス。
明るい茶色の丸テーブルに、シンプルなデザインの茶色の木製チェアをコーディネート。
テーブルとチェアの脚は、細いシルバー素材で統一し、コーナーに観葉植物をプラス。
テーブルとチェアが軽そうなデザインなので殺風景な印象。
暗い北欧ダイニング
暗い北欧ダイニングは、黒やグレーの家具・木・観葉植物をコーディネートして作ります。
壁面もグレーにすると北欧インテリア特有の寂しい雰囲気を演出できます。
暗い茶色の木製長方形テーブルと黒レザーと暗い茶色を組み合わせたチェアをコーディネート。
茶色のレンガ調の壁に真っ黒な収納家具を置いて、ペンダントランプも黒のガラスシェード。
黒っぽいフローリングのダイニングにライトグレーのラグを敷いて、テーブルと椅子のかっこよさを強調。
分厚い天板のグレーの長方形テーブルに黒のスチールチェアをコーディネート。
壁をグレーにして、黒のウォールシェルフを2段取り付けて、黒の食器をディスプレイ。
シンプルなインテリアだけど、黒と暗めのグレーのカラーコーディネートなので、とっても暗い印象。
壁面をグレーにして、グレーのオープンの食器棚を埋め込み、黒っぽいダークブラウンの木製テーブルとチェアをコーディネート。
グレーと暗い茶色を組み合わせた、無機質な印象のダイニング。
テーブルの上には、長いアームの黒のブラケットライトを壁面から伸ばして、明かりをプラス。
黒の木製長方形テーブルと黒の木製チェアをコーディネート。
天井はグレーで、壁は天井よりも薄いグレー。
隣にあるリビングエリアも黒を基調としたダークカラーでまとめて寂しい雰囲気を演出。
グレーのテーブルクロスを掛けた長方形テーブルとホワイトの木製チェアをコーディネート。
壁を暗いグレーにして、黒のポスターをディスプレイ。
アイロンがけをしてないクシャっとしたテーブルクロスが北欧感をアップ。
グレーのテーブルクロスを掛けた長方形テーブルと黒の木製チェアをコーディネート。
黒とシルバーで葉っぱの模様を描いたグレーの壁紙クロスを貼って、天井から黒のペンダントランプをプラス。窓にはホワイトのカーテンが掛けてあり、窓周りの壁は温かみのあるベージュですが、全体的に暗くて寂しい印象。
カラフルなダイニング
食卓は、赤・イエロー・オレンジ・緑など彩り豊かで食欲をそそる料理が映えるインテリアにしておくのが一般的ですが、家具に料理のような色を使ってカラフルにコーディネートする方法も。
料理が負けてしまいそうなにぎやかな色を使ったダイニングインテリアを紹介しましょう。
黒の木製長方形テーブルに、黄緑・オレンジ・黄色・水色の木製チェアをコーディネート。
ガラス扉付きの食器棚の中にも黄色・黄緑・オレンジ・青・水色の食器を並べて、明るい食卓を演出。椅子の色は、茶色を塗り替えたもの。
ホワイトの木製丸テーブルに、ピンク・水色・黄緑・オレンジの木製チェアをコーディネート。
椅子は、色だけでなくデザインも微妙に違います。壁が黒のダイニングなので、椅子の色が更に目立って見える。
ヴィンテージな木製長方形テーブルに、赤・黄色・ピンク・水色・青・黄色のファブリックチェアをコーディネート。
壁は赤みがかった黄色にして陽気な印象をアップ。メキシカンっぽい印象のダイニング。
ダークブラウンの木製テーブルに、紫・黄色・青・水色・赤・ピンク・緑のファブリックチェアをコーディネート。
壁を紫にした個性的なダイニング。カーテンはオレンジ・青・紫・ピンク・水色の太いボーダー柄でシャンデリアはピンクと紫。白い部分が全くないダイニング。
グレイッシュな明るい茶色の木製テーブルに水色のチェアをコーディネート。
壁に、水色の大きな水玉の壁紙クロスを貼り、腰までの高さの収納家具の上に、鮮やかなピンクのテーブルランプをプラス。ラグにもピンクを選定。
エレガントなダイニング
1つ上の目がチカチカするインテリアとは異なり、上品で上質な空間を演出したインテリアは、食事風景に優しさをプラスします。凝ったガラス食器や曲線デザインの食器が似合いそうなダイニングを紹介していきましょう。
茶色のヴィンテージな木製テーブルにホワイトと暗い青のプラスチックチェアをコーディネート。
テーブルとチェアの組み合わせは凝ってませんが、壁面に掛けてあるミラーとペンダントランプがエレガントデザイン。
明るい茶色の木製長方形テーブルとライトグレーのファブリックチェアをコーディネート。
テーブルの脚は床にガシっと根ざしたデザイン。天井から吊り下げてあるシャンデリアが上質なダイニングを演出。
黒の木製長方形テーブルとライトグレーのファブリックチェアをコーディネート。
ラグとカーテンも薄いグレーでコーディネートし上品な印象をアップ。黒の壁に高級そうな大きな絵が2枚飾ってあるダイニングですが、白い壁でもこのカラーコーディネートは合います。
黒の木製テーブルにベージュのファブリックチェアをコーディネート。
ライトグレーに暗い茶色で曲線を描いたラグとダークレッドに明るい赤で曲線を描いた絵をプラス。絵とラグのデザインを同じ雰囲気にした、おしゃれなダイニング。
黒の長方形テーブルに、ライトグレーとアイボリーを組み合わせたチェアをコーディネート。
天井から、丸を張り付けた球体のペンダントランプを吊り下げ、エレガントさを演出。隣にあるリビングエリアもグレイッシュ薄いベージュ系でまとめて、上質なリビングダイニングに。
キュートなダイニング
キュートは、「幼い」「女性っぽい」といった印象があるので、ファミリー向けのダイニングには不向きかもしれませんが、スーツをメインにしたカフェのようなダイニングを紹介。
茶色の木製天板のホワイトのフレンチダイニングテーブルとホワイトのチェアをコーディネート。
壁面を薄いグリーンの小花柄の壁紙クロスに、薄いグリーンの腰壁でデコレーション。ピンクのシャンデリアやゴールドのワゴン収納が子供っぽ過ぎないキュートなダイニングを演出。
ホワイトの木製長方形テーブルとホワイトの木製チェアをコーディネート。
天井から、赤に近いピンクのペンダントランプを吊り下げ、テーブルにも赤と白のチェック柄のテーブルクロスをプラス。壁面は、薄っすらとオーナメント柄が入った薄いベージュの壁紙クロス。
円形テーブルと黒と白の雷みたいなデザインの座面のホワイトのチェアをコーディネート。
黒のパターン柄の入ったホワイトのテーブルクロスをプラス。白と黒のシンプルなカラーコーディネートですが、丸みを帯びた家具のデザインと柄の使い方でキュートさを演出。
ダークブラウンの木製テーブルと薄い茶色のファブリックとダークブラウンの木を組み合わせたチェアをコーディネート。
壁面は黒に赤やグリーンで花を描いたパターン柄の壁紙クロスで、ラグとカーテンは黄緑。大人っぽさを感じるキュートと癒しを組み合わせたダイニング。
かっこいいダイニング
ゴツゴツとした硬い素材と黒を組み合わせたヴィンテージなダイニングを紹介。
近年のインテリアのトレンドでもあるブルックリンやインダストリアルなダイニングコーディネートの参考に。
ナチュラルブラウンの木製長方形テーブルと黒のチェアをコーディネート。
壁は仕上げ無しの構造用合板と黒。壁面と中心に黒をコーディネートし、ラグは上品な印象を演出するライトグレー。
ヴィンテージな木製ダイニングテーブルと黒のチェアをコーディネート。
壁面は暗い青にして、棚板を取り付け、星のオブジェをディスプレイ。全体的に片付いていない雰囲気のゴチャっとしたダイニング。
茶色の木製長方形ダイニングテーブルと青の座面と茶色の木を組み合わせたチェアをコーディネート。
ラグは白・茶色・青の曲線デザインで、ダイニングチェアと色を統一。ヴィンテージ感は無いですが、色の使い方がかっこいい。
黒スチール脚と木を組み合わせたダイニングテーブルとテーブルと同じデザインのベンチをコーディネート。
ベンチは片側だけで、反対側には黒のチェアをプラス。天井からは、ワイヤーっぽい素材の黒のペンダントランプを吊り下げ、ハンドメイド感を全面に押し出したダイニング。
シルバー脚のガラステーブルと黒のレザーチェアをコーディネート。
天井と柱はコンクリートを露出。家具自体もかっこいいですが、内装との組み合わせで更にかっこよさがアップ。
ナチュラルブラウンの木製長方形テーブルと黒のチェアをコーディネート。
壁面はライトグレーとライトブラウンのレンガ調で、黒で大きくアルファベットを描いたポスターをディスプレイ。ペンダントランプもマットな黒にして、天井・壁・腰の高さの違う3箇所を黒で統一。
カフェっぽいダイニング
1つ前のかっこいいダイニングと似てますが、珈琲の香りが漂ってきそうなお店っぽい内装や家具をコーディネートしたダイニングを紹介。
黒の木製長方形テーブルとベージュのファブリックチェアをコーディネート。
壁面を真っ黒にして、木製シェルフを取り付け、ワイングラスやコーヒーカップをディスプレイ。黒の壁は黒板仕様で、白のチョークでカフェっぽい雰囲気の字をデコレーション。
茶色の木製テーブルにホワイトのスチールチェアをコーディネート。
天井から大ぶりな黒のペンダントランプを吊り下げ、壁面の一部に黒板仕様の黒い壁を作って、メニューを白のチョークでペイント。
黒の長方形テーブルに、黒の座面と木製脚のカウンタースツールをコーディネート。
壁面は全部黒板仕様にして、床は150cm角のデザインが異なるエキゾチックなモザイクタイルをコーディネート。ダイニングというよりバーカウンターやカフェバー。
木製の茶色の長方形テーブルに、黒の座面とダークブラウンの木製脚のカウンタースツールをコーディネート。
壁面は茶色のレンガ調で、天井からはレトロな黒のペンダントランプをハンギング。このダイニングもバーっぽい雰囲気。
木製の茶色の丸テーブルと黒スチールと木の座面を組み合わせたチェアをコーディネート。
壁面はコンクリートで、棚板にヴィンテージなポスターを飾り、裸電球のペンダントランプをハンギング。「落ち着いて食事」というより「ちょっと腰かけてお酒」が似合いそうなインテリア。
懐かしさを感じるダイニング
日本の家が洋風になってから半世紀も経ってないので、懐かしさを感じるダイニングと言えば、年代によって「ちゃぶ台のある食卓」や「上部に引き戸がついた茶箪笥のある食卓」など日本のダイニングを思い浮かべるかもしれません。
しかしながら、レトロな家具やレトロな色使いをすることでノスタルジックな洋風ダイニングをコーディネートすることは可能です。
茶色の長方形ダイニングテーブルと暗い黄緑のレザーと木を組み合わせたチェアをコーディネート。
壁面は、薄っすらと花の模様が入った暗いグリーンの壁紙クロス。穏やかな明かりのペンダントランプと暗い緑を組み合わせることで、どこか懐かしい雰囲気のダイニングを演出。
明るい茶色の木製長方形ダイニングテーブルとホワイトのチェアをコーディネート。
テーブルにはレース模様のホワイトのテーブルクロスを掛け、赤の線の電球タイプのペンダントランプを2灯プラス。テーブルクロスの柄一つで懐かしさを演出。
引き出し付きのホワイトの木製テーブルと黒の木製チェアをコーディネート。
テーブルと壁面に置いてあるホワイトの家具は年代を感じるレトロテイスト。ヴィンテージ家具を扱う通販で探せば、見つかりそうなデザイン。
明るい茶色の丸テーブルにホワイトのチェアをコーディネート。
壁面は暗いグリーンで、床は黒と白のチェック柄。フロアタイルを使えば、似たような床にすることができます。
茶色の木製天板のホワイトのテーブルにホワイトの木製チェアをコーディネート。
壁面は、黒で花を描いたホワイトの壁紙クロス。白を基調とした北欧テイストなダイニングですが、ペンダントランプと壁のデザインが懐かしい雰囲気を演出。
ナチュラルなダイニング
美しい木のテーブルや椅子をコーディネートし、緑やベージュをプラスすると自然を感じるナチュラルなダイニングコーディネートになります。
木目が綺麗な薄い茶色の木製長方形ダイニングテーブルとテーブルと同じ色の木製チェアをコーディネート。
椅子の背もたれのカーブが美しい。壁面にも温もりを感じる薄い茶色の木を使ったオープン収納家具をプラス。
茶色の木製長方形ダイニングテーブルとテーブルと同じ色の木製チェアをコーディネート。
壁面は明度と彩度が低い黄緑。壁にテーブルや椅子と同じ茶色の木のフレームのミラーを立てかけ、床にはベージュのラグをプラス。
ダークブラウンの木製長方形ダイニングテーブルとテーブルと正反対の明るい茶色の木製チェアをコーディネート。
ラグはベージュで、テーブルの上に、緑の葉っぱがついた花を3つ並べてディスプレイ。ペンダントランプがブルーのガラス製なので、南国リゾートのような印象も。
ホワイトの丸テーブルにホワイトのチェアをコーディネート。
テーブルとチェアの脚は両方とも明るい茶色の木製。壁面に薄い茶色の木の枠に入れた絵を飾り、コーナーに鉢植えの観葉植物をプラスしてナチュラルな印象をアップ。
薄い茶色の木製長方形テーブルとベージュの座面とホワイトの木を組み合わせたチェアをコーディネート。
暗い緑のチェアをプラスし、カーテンはベージュ。大きさの違う2種類の観葉植物をテーブルの上と壁面にディスプレイしてナチュラル感をプラス。
様々な顔をしたダイニングを見て「ダイニングもインテリアにこだわるべき」と、コーディネート熱が上がった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ダイニング事例を見ながら
「このダイニングに合うリビングインテリアは?」
「このカラーコーディネートに合うリビングの色は?」
と、リビングインテリアも想像すると、LDKのコーディネートのアイデアが沸いてきますよ。
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