北欧インテリアは、日本でも馴染み深く、家具のデザインと配色を工夫するだけで簡単にできてしまうので様々な種類があるインテリアテイストの中でも人気のスタイルです。
筆者の元に来る案件のうち、北欧スタイルが好きな方は、「ソファは青と決めている」「キッチン扉はブルー」といった具合に「ブルーの冷たさを取り入れたコーディネートで」と考えている方が多いように思います。
- 冷静や沈着など、精神の高ぶりを抑える効果のある色と言われているので、落ち着きが必要なリビングに向いている
- 赤やオレンジ、イエローなど膨張効果のある暖色の反対で、収縮効果のある色なので、同じ面積でも視覚的に小さく見え、狭い部屋でも取り入れやすい
がありますが、「寒さ」も感じる色なので、気温がググーンと下がる冬は、冷たく感じてしまうこともあります。
インテリアコーディネートのタイミングは、引っ越し・休暇・衣替え・思い立った時など様々です。暑い夏はアイスクリーム、冬はお鍋に惹かれるように、コーディネートを考える時期の気候にも左右されがちで、選ぶ色にも季節感が出てしまうことがあります。
年間の気温差のある日本国内に合う北欧インテリアは、寒々しいブルーを使っていても、冬温かく感じる空間を作ることがポイントです。
心地よく感じるブルー北欧インテリアの作り方を解説していきましょう。
ブルーはどこに使う?
インテリアの色は、「予め配色が決まっている部分(下記の①)」と「自らが色を決めることができる部分(下記の②と③)」の2つに分けることができます。
- ①床・壁・天井は、ベースカラー。
- ②ソファ・ラグ・カーテン・家具は、メインカラー。
- ③クッション・アート・照明器具は、アクセントカラー。
全体の色を100%とした時、それぞれの割合を下記のようにするのが好ましいと言われています。
①の床・壁・天井のベースカラーをブルーにすることはないので、ブルーのインテリアを作る時は、②か③で取り入れていきますが、②と③だけに注目すると4:1の割合になる為、③のアクセントカラーにブルーを取り入れてもブルーが主張するインテリアにはなりません。
ブルーのインテリアを作る時は、②のソファ・ラグ・カーテン・家具に使うようにしましょう。
ブルーの北欧インテリアを作るコツ
ブルーを取り入れただけでは北欧っぽくならない
「ブルーはどこに使う?」で、ブルーはソファ・ラグ・カーテン・家具などのベースカラーに使うと解説しました。
しかしながら、「青色のソファ」をリビングの顔にしたからと言って北欧インテリアになるわけではありません。
インテリアには、「モダン」「シンプルモダン」「アーバン」「インダストリアル」「ミッドセンチュリー」など、様々なスタイルがあり、北欧もインテリアテイストの1つです。
ソファには、「〇〇テイストの2人掛けソファ」「△△スタイルのコーナーソファ」といったような、スタイルの括りを持つデザインが少なく、どのインテリアテイストにも合うデザインが販売されているのが一般的です。
ブルーのソファのモダンリビング
ブルーのソファの北欧リビング
北欧風に見せるには、単にブルーを取り入れるだけでなく、「どんな床色にするか」「どんな家具の色にするか」「床色やラグの色とブルーの相性」「家具の色とブルーの相性」などを考えながらコーディネートする必要があります。
北欧インテリアの特徴
他のインテリアテイストと北欧インテリアの違いは「『寒い』と『暖かい』の両方の要素を持っている空間か、そうでないか」だと筆者は考えています。
上記の「ブルーを取り入れただけでは北欧っぽくならない」で示した「モダンスタイル」と「北欧スタイル」の2つのインテリア実例の比較を見比べてみると
- モダンインテリアは、冷たく生活感が無い空間
- 北欧インテリアは、冷たさはあるが、ほどよい温もりもある心地良い空間
に感じます。
ブルーが主役の北欧インテリアを作る時は
を意識してインテリア配色を決めていけば、色の組み合わせだけで北欧らしさを演出することができます。
また、北欧インテリアは、「全体的に薄暗い空間ではなく、明るく開放的な空間」「黒や暗い茶色よりも、白っぽいグレーや薄い茶色を使った淡い色の空間」なので、「床や家具をはじめとした木目」と「ブルーの濃淡」の組み合わせ方が鍵となってきます。
北欧らしさを演出する【床や家具の木目色】と【ブルーの濃淡】の関係
床や家具の木目の色
床や家具の木目の色には、明るさや暗さ、鮮やかさが異なる様々な茶色があります。
この中で北欧らしさを演出する床や家具の色は、明るい茶色や白っぽい茶色です。
ブルーの濃淡
ブルーにも「黒っぽいブルー」や「鮮やかなブルー」、「白っぽいブルー」「水色」など様々なブルーがあります。
北欧インテリアに使うブルーと聞くと、何となく「明度が高く、彩度が低いブルー」(上の表で左の上の方にあるブルー)を思い浮かべてしまいますが、茶色の木目とは異なり「このブルーを使うとインテリアが北欧っぽくなる」という色はありません。
どのブルーを使うかは、先に述べた茶色との相性を考える必要が出てきます。
例えば、中間くらいの茶色の木目のフローリングの空間に、ブルーを足す時、「明度も彩度も低いブルー」を足すのと、「明度が高く彩度が中間くらいのブルー」を足すのとでは、全く異なる印象のインテリアが出来上がります。
そして、この2つのインテリアを見比べた時、冷たさと暖かさの両方を感じる配色は、上の「明度も彩度も低いブルー」を足したインテリアです。
下の「明度が高く彩度が中間くらいのブルー」を足した室内は、冷たさよりも温もりの方が勝っているため、床色を白っぽい茶色にするか、床色を変えることができない場合は、ラグに冷たい色を使って、寒さの割合を上げていくようにします。
床色を白っぽい茶色にする
ラグに冷たい色を使う
まとめると
- ブルーに冷たさの要素が「少ない」時は、茶色の木目で冷たさを加える
- ブルーに冷たさの要素が「多い」時は、茶色の木目で暖かさを加える
家具や床の色が先に決まっている場合は、茶色の木目が「冷たさを感じる色」か「暖かさを感じる色」かを判断して、「床色や家具色が冷たいなら、あまり冷たく感じないブルー」「床色や家具色が暖かいなら、冷たく感じるブルー」を足すようにすると「冷たさ」と「暖かさ」のバランスを保った北欧らしいインテリアになります。
茶色の木目×ブルーの北欧インテリア9種類の組み合わせ
【床や家具の木目色】と【ブルーの濃淡】の組み合わせ方で「寒暖のバランスを保つ」ことは大変重要ですが、なかには、「床の茶色もブルーも暗くして、シックな北欧インテリアを作りたい」「床の茶色もブルーも白っぽくして爽やかな北欧インテリアを作りたい」という方もいらっしゃるでしょう。
床や家具の茶色とブルーを「暗い」「中間」「明るい(薄い)」に分け、それぞれを組み合わせた9通りのコーディネートを見ていきましょう。
※明るい茶色の床には、グレーやホワイトの床も含んでいます。
床色:暗い茶色×暗いブルーの北欧インテリア
ダークブラウンのヴィンテージなフローリングのリビングに、黒っぽいブルーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ブラックの斜め線が入ったホワイトのシャギーラグを敷き、細いブラックの金属脚と白っぽいグレーの天然木天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルを2台並べてプラス。ソファと対面に、ブラック金属とブラウンレザーを組み合わせた丸みのあるアームチェアをレイアウト。茶色の木製ウォールシェルフや窓枠、観葉植物を足して、北欧っぽさをアップした、くつろぎ感のあるインテリア。
床色:暗い茶色×中間のブルーの北欧インテリア
ダークブラウンのヘリンボーン床のリビングに、ブルーの2人掛けソファとブルーのパーソナルソファをL字にコーディネート。
ソファの前に、グレーのファブリック製丸型オットマンテーブルをプラス。窓とL字の壁にブラック×ガラスの背の高い収納家具をレイアウト。床だけに木目を取り入れた無機質な印象のインテリア。
床色:暗い茶色×薄いブルーの北欧インテリア
ブラックのフローリングのリビングに、スモーキーな水色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、暗い青×ブラウン×黒っぽい青×水色×薄い茶色×ホワイトのヴィンテージなエキゾチックラグを敷き、ホワイトの丸角長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファと斜めに、細いブラック金属脚と暗めのブルーのベルベット製座面を組み合わせたチェアをレイアウト。暗い色を取り入れて重厚感をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、薄いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
壁に白っぽい水色の壁紙をプラス。ソファの前に、白っぽいグレーのラグを敷き、白っぽい茶色の木製脚とホワイト天板を組み合わせた楕円形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと反対側に、白っぽい茶色の柵みたいな座面の木製ラウンジチェア、白っぽい茶色の腰までの高さの木製収納家具、白っぽい茶色の木製観葉植物用鉢を配置。床色以外を白っぽくして、広々とした印象をアップしたインテリア。
床色:中間の茶色×暗いブルーの北欧インテリア
ミディアムブラウンのフローリングのリビングダイニングに、暗い青緑の2人掛けソファを対面に2台コーディネート。
ソファの下に、ダークグレー×ホワイトのボーダー柄のラグを敷き、ブラック金属脚、ダークブラウンの木製棚板、ホワイト×ブラックのストライプ柄のファブリック製天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。ダイニングスペースに、ダークブラウンの木製長方形テーブル、ブラックの木製チェアをレイアウト。ヴィンテージ感とカジュアル感のあるインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングダイニングに、青紫のベルベット製2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、青みがかったグレーのラグを敷き、ホワイトの丸型コーヒーテーブルをプラス。ダイニングの短い壁、リビングダイニングの長い壁に暗くくすんだブルーの壁紙を張り、ソファ正面の壁を背に、ホワイトの背の高いウォールシェルフをレイアウト。ダイニングスペースに、ブラック金属脚とホワイト天板を組み合わせた長方形テーブル、ブラックの木製チェアをプラス。壁付けキッチン扉の色とダイニングテーブル、コーヒーテーブルの色を揃えたインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、くすんだブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、太いベージュと細いブラウンのストライプ柄のラグを敷き、ブラック金属フレーム脚とミディアムブラウンの木製天板を組み合わせた高さ違いの丸型コーヒーテーブルを2台プラス。ソファ背面の壁に、鮮やかなブルーのアクセントクロスを張り、窓に暗いグレーのカーテンをハンギング。ソファと対面に、ブラック金属、ダークブラウンの木、ダークグレーのファブリックを組み合わせたアームチェアを置いて、落ち着きを演出したインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、ブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ブラックの斜め線が入ったベージュのシャギーラグを敷き、ナチュラルブラウンの木製丸型コーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁に、暗いブルーのアクセントクロスを張り、ゴールド×ブラックのモダンなサイドボードをレイアウト。サイドボードの周りに、自然を感じる配色のアートを7枚飾り、コーナーに観葉植物を置いて、くつろぎ感をアップしたインテリア。
少し薄いミディアムブラウンのフローリングのリビングに、スモーキーな濃い水色のコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、ブラック金属フレーム脚とガラス天板を組み合わせた高さと大きさの違う長方形コーヒーテーブルを2台プラス。ソファ正面の壁に、暗いブルーのアクセントクロスを張り、ダークブラウンの木目のテレビボードをレイアウト。テレビボードの上と窓側の隣に観葉植物をディスプレイ。壁面を空(ブルー)・土(ブラウン)・植物(グリーン)の配色でまとめた、くつろぎ感のあるインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、ミディアムブラウンの木と暗い青紫のファブリックを組み合わせた2人掛けソファを対面に2台コーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレーのラグを敷き、ダークブラウンの木製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファの隣に、ピンクゴールドの丸型サイドテーブル、壁を背に、明るめの茶色の木目の収納家具をレイアウト。中心にレイアウトした家具の色をダーク色にして、重厚感を足したインテリア。
床色:中間の茶色×中間のブルーの北欧インテリア
ミディアムブラウンのフローリングのリビングダイニングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレーのシャギーラグを敷き、ミディアムブラウンの木製三角形コーヒーテーブルをプラス。ソファ側面の壁に、ブルーのアクセントクロスを張り、明るい茶色の木製オープンシェルフをレイアウト。ソファと対面に、くすんだ黄緑のラウンジチェア、ブラウンレザーのアームチェアを配置。ダイニングスペースには、ブラックの金属脚とミディアムブラウンの木製天板を組み合わせた長方形テーブルとベージュのファブリック製チェアを置き、暖かな雰囲気にしたインテリア。
ヴィンテージなミディアムブラウンのフローリングのリビングに、ひじ掛けの無いブルーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ホワイト×ブラックの大きな幾何学模様のラグを敷き、細いホワイト金属脚とガラス天板を組み合わせた正方形コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面に、シルバー金属脚とグレーのファブリックを組み合わせたラウンジチェアをレイアウト。壁に、ベージュの壁紙を貼り、クリーム色のサイドボードを配置。壁の色で暖かな雰囲気をアップしたインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、ブルーのベルベット製コーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、暗いブルーの斜め線が入ったオフホワイトのシャギーラグを敷き、ゴールド金属脚とゴールドの模様が入ったホワイト天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面に、天井まであるナチュラルブラウンの収納家具、ブラック金属脚とホワイトキャビネットを組み合わせた高めの収納家具をレイアウト。壁面に並べた家具を白っぽい色にして、圧迫感を少なめにしたインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングダイニングに、ブルー×水色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、くすんだ薄いブルーのラグを敷き、透明素材の長方形コーヒーテーブルをプラス。リビングダイニングの長い壁にブルーのアクセントクロスを張り、ホワイトのテレビボードをレイアウト。ダイニングスペースに、ホワイト×薄いグレー×スモーキーな薄い水色×青緑の幾何学模様のラグを敷き、ナチュラルブラウンの木製長方形テーブル、ナチュラルブラウンの木製脚とブルーのファブリックを組み合わせたチェアを配置。フロアランプとスツール、ブランケットでイエローのアクセントカラーを加えたインテリア。
ミディアムブラウンの寄木張りフローリングのリビングダイニングに、ブルーのベルベット製寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、薄いグレーのラグを敷き、ホワイト金属フレーム脚と明るめの茶色の木製箱型天板を組み合わせた小さめの長方形コーヒーテーブルを2台プラス。リビングダイニングの長い壁に、青みがかったグレーのアクセントクロスを張り、ダイニングスペースに、ミディアムブラウンの木製長方形テーブル、ミディアムブラウンの木製脚とブラックのレザー製座面を組み合わせたチェアをレイアウト。生活感が出やすいリビングを冷たい配色、ダイニングを暖かい配色にしたインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、ブルーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、薄いグレーのラグを敷き、細いブラックの金属脚とホワイトの丸型トレイを組み合わせた小さめのコーヒーテーブルを2台プラス。ソファとL字の壁に、シルバー金属脚とホワイトのオープン型キャビネットを組み合わせたサイドテーブルをレイアウト。クッションとアートでホワイト×ブラックを足して、カジュアルな印象をアップしたインテリア。
少し薄いミディアムブラウンのフローリングのリビングに、ブルー(水色)の3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレーのラグを敷き、ミディアムブラウンの木製脚とホワイト天板を組み合わせた小さめの丸型コーヒーテーブルを2台プラス。壁に、薄いグレーの壁紙を張り、窓に、青みがかった暗いグレーのカーテンをハンギング。ソファ正面に、ナチュラルブラウンのオープンラックを積み上げて、観葉植物や本を飾り、ナチュラルな印象をアップしたインテリア。
床色:中間の茶色×薄いブルーの北欧インテリア
ミディアムブラウンのフローリングのリビングダイニングに、スモーキーな薄い青緑の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレーのラグを敷き、薄っすらと木目が見えるホワイトのペイントした六角形のツールテーブルを2台プラス。ソファと対面にホワイトのテレビボードをレイアウト。ダイニングスペースに、ホワイトの丸型テーブル、ミディアムブラウンの木製脚とスモーキーな水色のファブリックを組み合わせたチェア、白っぽいナチュラルブラウンの背の高い収納家具を配置。掃き出し窓にホワイトのレースカーテンを掛け、薄い茶色の木製脚とライトグレーのファブリックを組み合わせたラウンジチェアを置いて、開放的な空間を演出したインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、赤みがかったグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、スモーキーな薄いブルーのラグを敷き、細いシルバー金属脚とミディアムブラウンの木目×ブラックの変形デザインのコーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁を背に、ホワイト×ブラックのモダンなデザインのテレビボードをレイアウト。キッチンとの仕切り壁に、薄い水色のアクセントクロスを張り、広々とした空間を演出したインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、暗いブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ブラウン×水色×暗いブルー×くすんだ赤の幾何学模様のラグを敷き、ブラック金属フレーム脚とナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをプラス。ソファ背面の壁に水色のアクセントクロスを張り、ソファと対面に、水色・くすんだオレンジ・ナチュラルブラウンの木目扉がついたナチュラルブラウンの木製テレビボードをレイアウト。暖色と寒色をセンスよくまとめた、クラシカルな印象のインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、スモーキーな薄い水色のコーナーソファをコーディネート。
ソファ正面の壁を背に、くすんだ茶色の木製テレビボード、ホワイトのオープンシェルフとミディアムブラウンの木製カウンターを組み合わせた腰までの高さの収納家具をプラス。入口周りの壁に、スモーキーな水色のアクセントクロスを張り、くすんだ茶色の縦木目扉の収納家具をレイアウト。綺麗な木目と寒色を組み合わせた寒暖のバランスが取れたインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、ミディアムブラウンの木とターコイズブルーのファブリックを組み合わせた2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、アイボリー×くすんだ暗いイエロー×グレー×ブラックの幾何学模様のラグを敷き、ナチュラルブラウンの木製長方形コーヒーテーブルをプラス。リビングスペースのL字の壁に、薄くくすんだ水色の板を縦張りにして、ソファ正面にナチュラルブラウンの木製テレビボードをレイアウト。ソファ側面の壁に、ナチュラルブラウンのオープンシェルフを取り付けて本と観葉植物をディスプレイ。おしゃれなショップのようなセンスのあるインテリア。
床色:明るい茶色×暗いブルーの北欧インテリア
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングダイニングに、モダンなデザインの暗いブルーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、濃いベージュ×濃いブルー×グレーのヴィンテージなオリエンタルラグを敷き、ミディアムブラウンの木製脚とホワイト天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをプラス。コーヒーテーブルの周りに、細いブラック金属脚とガラス天板を組み合わせた長方形サイドテーブル、細いブラック金属脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた背の高い長方形サイドテーブル、ソファ正面に、ブラックのモダンなテレビボードをレイアウト。ダイニングスペースに、シルバー金属脚とホワイト天板を組み合わせた長方形テーブル、グレーの丸みのあるデザインのチェアを配置。ソファの上に、濃いピンクのプリント柄のクッションを1個だけ乗せてカジュアルな印象をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングダイニングに、ダークグレーの2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、くすんだ暗いブルーのラグを敷き、ブラックの柵みたいなデザインの1本脚とホワイト天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルとホワイトの長方形トレイテーブルをプラス。ソファと対面に、ブラックの木製脚とホワイト天板を組み合わせた背の低いテーブルをレイアウト。ダイニングスペースに、ブラック金属脚とスモーキーなナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせた長方形テーブル、ナチュラルブラウンの木とナチュラルペーパーコードを組み合わせたチェアを配置。リビングを暗く、ダイニングを明るく配色したインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、ブラウンレザーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、黒っぽいブルーのラグを敷き、白っぽい茶色の木製丸型コーヒーテーブルをプラス。ソファ背面の壁に、シルバー金属のブラケットとホワイトの棚板を組み合わせた天井付近まであるウォールシェルフをレイアウト。ソファの上に、暗いブルーの横長クッションと暗いブルー×ホワイトのブランケットを乗せて、ラグと配色を統一した、まとまりのあるインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、暗いブルーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、青みがかったグレーのラグを敷き、ブラック金属のジオメトリックデザインの脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた正方形コーヒーテーブルをプラス。ソファとL字に、ブラックの木とグレーのファブリックを組み合わせたアームチェア、ブラックのサイドテーブルをレイアウト。アームチェアの後ろの壁に、ダークブラウンの横木目扉とホワイトキャビネットを組み合わせたサイドボードを配置。ブラックや黒っぽい色を多く配色して重厚感をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、ミディアムブラウンの木とカーキ色のファブリックを組み合わせた2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ブラックの細い斜め線が入ったグレーのラグを敷き、ミディアムブラウンの木製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファとL字に、ナチュラルブラウンの木と赤みがかったブラウンのファブリックを組み合わせたアームチェア、ソファと対面に、ナチュラルブラウンの木とブラックレザーを組み合わせたスツールをレイアウト。壁に、暗いブルーの壁紙を張り、天井から、ナチュラルな網目シェードのペンダントランプを1灯ハンギング。くつろぎ、ぬくもり、すっきりをミックスしたセンスのあるインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、暗いブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ブラックの斜め線が入った白っぽいベージュのラグを敷き、薄めの茶色のヴィンテージな木製長方形コーヒーテーブルをプラス。コーヒーテーブルの隣にゴールドの丸型スツール、ソファの左右に茶色のギターとグレーの鉢に入れた背の高い観葉植物をレイアウト。ソファ背面の壁に、浜辺のアートを飾って奥行感を出し、開放感をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、黒っぽいブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、白っぽいベージュのラグを敷き、薄い茶色の木製脚とホワイト天板を組み合わせた小さな丸型コーヒーテーブルを2台プラス。コーナーを背に、白っぽい茶色の木製脚とブラックのファブリックを組み合わせたラウンジチェア&オットマン、ソファ正面の壁を背に、ミディアムブラウンの木製脚とホワイトの扉付きキャビネットを組み合わせたサイドボードをレイアウト。部屋の中心に白っぽい色を配色して、広々とした印象を演出したインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、黒っぽいブルーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、薄っすらと濃いグレーの模様が入ったグレーのラグを敷き、高さ違いのミディアムブラウンの木製丸型コーヒーテーブルを2台プラス。ソファ正面の壁を背に、ホワイト×ミディアムブラウンの個性的なデザインのテレビボードと収納家具をレイアウト。テレビボードの周りに観葉植物を飾ってナチュラルな印象をアップしたインテリア。
グレーのフローリングのリビングダイニングに、ベージュの寝椅子付き2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、赤みがかったブラウン×グレーの粒々柄のラグを敷き、ブラック金属脚とミディアムブラウンの木製天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。リビングダイニングの長い壁に、暗いブルーのアクセントクロスを張り、ダイニングスペースに、ブラック金属脚とダークブラウンの木製天板を組み合わせた長方形テーブル、薄い茶色の木製脚とホワイトの座面を組み合わせたチェア、ホワイトのサイドボードをレイアウト。カーテンとクッションで暗めのオレンジ色を足して、温もりをアップしたインテリア。
ホワイトのフローリングのリビングに、暗いブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、鮮やかなグリーンの斜め線が入った濃いグレーのラグを敷き、ナチュラルブラウンの木製丸型トレイテーブルをプラス。ソファと対面に、ナチュラルブラウンの木と薄いブラウンレザーを組み合わせたアームチェア、薄い茶色の木とスモーキーなベージュの網目レザーを組み合わせたアームチェアをレイアウト。ペンダントランプとクッションでスモーキーなグリーンを足して、北欧らしさをアップしたインテリア。
ホワイトのフローリングのリビングに、暗いブルーのフロアコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、ハンドメイド感のあるブラック×ブラウン×水色×ベージュ×青紫×赤×グリーンの毛足の長い菱形模様のラグを敷き、華奢なブラック金属の正方形コーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁を背に、ホワイトの引き出しとブラックキャビネットを組み合わせたシンプルなデザインのサイドボードをレイアウト。ラグ以外をシンプルデザインでまとめたスッキリとした印象のインテリア。
床色:明るい茶色×中間のブルーの北欧インテリア
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、ミディアムブラウンの木と彩度と明度が高いブルーのファブリックを組み合わせた3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、白っぽいグレーのラグを敷き、ブラック金属脚とダークブラウンの木製天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面に、シルバー金属脚とホワイトの座面を組み合わせたシンプルなベンチをレイアウト。コーヒーテーブルの真上に、ブラック金属のヴィンテージ感のあるペンダントランプを1灯ハンギング。コーナーとベンチの隣に観葉植物を飾って、くつろぎ感をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングダイニングに、白っぽいグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレー×ターコイズブルーのヴィンテージデザインのラグを敷き、ホワイトの1本脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをプラス。掃き出し窓を背に、スモーキーな薄いブルーの回転式ラウンジチェアをレイアウト。ダイニングスペースに、ナチュラルブラウンの木製脚とガラス天板を組み合わせた長方形テーブル、ナチュラルブラウンの木製脚と薄いグレーのファブリックを組み合わせたチェア、ナチュラルブラウンの縦木目扉の木製サイドボードを配置。ミラーフレームとラウンジチェアの前のサイドテーブルで濃い茶色の木目を足して、温もりをアップしたインテリア。
スモーキーなナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、グレイッシュな青緑の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、暗い青×グレーのヴィンテージなオリエンタルラグを敷き、シルバー金属脚とホワイトの丸型トレイを組み合わせたコーヒーテーブルをプラス。窓と反対側の壁に向かって、スモーキーなグリーン×ブラックのヴィンテージな木製デスク、ミディアムブラウンの木製脚とホワイトの座面を組み合わせたイームズシェルチェアをレイアウト。暖色が全くない、冷たい印象のインテリア。
スモーキーな白っぽいナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、ベージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、スモーキーなベージュのラグを敷き、ブラックの木製脚とグレー天板を組み合わせた高さ違いのコンパクトな長方形コーヒーテーブルを2台プラス。ソファ正面の壁にブルーのアクセントクロスを張り、モダンなデザインの鏡面ホワイトのテレビボードをレイアウト。掃き出し窓に、ブルーと薄いブラウン(濃いベージュ)のカーテンをハンギング。ベージュ、ホワイト、ブルーだけでまとめたシンプルな配色のインテリア。
スモーキーなナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、ボコボコしたデザインのブルーの3人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、薄いオレンジ×ベージュ×薄いイエロー×グレーの幾何学模様のラグを敷き、個性的なデザインのナチュラルブラウンの木製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁に、ミディアムブラウンの横木目引き出しの木製サイドボードをレイアウト。部屋の中心に暖色を使ったラグを敷いて、冷たさと温もりのバランスを取ったインテリア。
グレーのコンクリート調タイル床のリビングに、ブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ホワイト×ベージュ×グレー×ダークグレーの大きな幾何学模様のラグを敷き、ブラック金属フレーム脚とガラス天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁を背に、ホワイト鏡面の引き出しキャビネットとくすんだブルーのパネルを組み合わせたモダンなデザインのテレビボードをレイアウト。掃き出し窓に、暗いグレーのカーテンをハンギング。ブルーとブラック・グレー・ホワイトの無彩色を組み合わせて、生活感を薄くしたインテリア。
床色:明るい茶色×薄いブルーの北欧インテリア
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、スモーキーな水色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、太いホワイト×細いグレーのストライプ柄のラグを敷き、ブラック金属フレーム脚とナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせた高さ違いの丸型コーヒーテーブルを2台プラス。ソファ背面と窓側の壁に、スモーキーなブルーの壁紙を張り、青みがかったグレーのカーテンをハンギング。ソファ、壁、カーテンを似たブルーにした、まとまりのあるインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、グレーの2人掛けソファをL字に2台コーディネート。
ソファの前に、グレーのラグを敷き、細いブラック金属の逆三角形脚とホワイト天板を組み合わせた丸角長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファと反対側の床に、ナチュラルブラウンの木製キャビネットとホワイト扉を組み合わせたベンチ型収納をレイアウト。窓側の壁に、水色のアクセントクロスを貼って開放的な空間を演出したインテリア。
スモーキーなナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、明るいブラウンレザーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、スモーキーな青緑×スモーキーな水色のツートン柄のラグを敷き、ゴールド金属脚とブラック鏡面天板を組み合わせたコンパクトな長方形コーヒーテーブルを2台並べてプラス。ソファとL字に、ナチュラルブラウンの木製脚とホワイトのファブリック製座面を組み合わせたアームチェアをレイアウト。ソファ背面に、明度が高く彩度が低いブルーのアクセントクロスを貼って、コーナーにホワイトのフロアランプを配置。ホワイトですっきり感、茶色とゴールドで温もり、ブルーで開放感を演出したインテリア。
スモーキーなナチュラルブラウンのフローリングのリビングダイニングに、ベージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ラグを敷き、コーヒーテーブルをプラス。
白っぽいグレーのフローリングのリビングダイニングに、水色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレーのラグを敷き、ホワイトの長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁に、ホワイトの扉付きテレビボードとウォールキャビネットをレイアウト。ダイニングスペースに、ナチュラルブラウンの木製丸角テーブルと木製チェアを配置。一番奥の壁とテレビボード背面の壁に水色の壁紙を貼って、すっきりと明るい雰囲気を演出したインテリア。
ホワイトのフローリングのリビングダイニングに、スモーキーな水色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ハンドメイド感のある赤紫×グレー×ブルーのヴィンテージなラグを敷き、ナチュラルブラウンの木製正方形スツール型コーヒーテーブルを2台並べてプラス。ソファと対面に、水色のテレビボードをレイアウト。ダイニングスペースに、ホワイトにペイントしたアンティークデザインの木製長方形テーブル、ターコイズブルーの金属製チェアを配置。子供の遊び場のようなカジュアルな配色のインテリア。
いかがでしたか。
ブルーを取り入れた北欧インテリアの作り方のコツが少しは掴めたでしょうか。
ブルー系の北欧インテリアを見ていると「ホワイトと薄い水色」を組み合わせた実例をたまに目にしますが、この組み合わせは、「寒い冬には合わないのでは?」と思います。
この場合は、木を使った家具や茶色を適度に足して、温もりを加えるのがベストです。
冒頭にも記載した通り、季節を通して快適に感じる配色を目指して、素敵なブルーの北欧インテリアを作ってくださいね。