インテリアコーディネートに欠かせない木の色。
木は、フローリングやテーブル、収納家具などに使われ、細かいことを言えば、ソファやチェアの脚にも使われている素材です。
また、鮮やかさがないことでコーディネートのしやすさが魅力のグレーは、ソファやラグ、カーテンなどファブリックを中心に使う色です。このグレーと相性が良く、適度に空間を引き締めたり、高級感を演出するのが黒です。
木とグレーと黒の3種類を1つの空間に使う時、注意したいのが木の色とグレーの明るさ(暗さ)です。
世間に流通している床や家具の木の色は、暗い茶色の木目・中間の茶色の木目・明るい茶色の木目の3種類に分けることができ、グレーは、「黒に近いグレー」から「白に近いグレー」まで様々な明るさがあります。
黒は一定の明るさですが、木とグレーは「どの明るさにするか」によってインテリアの印象が全く違って見えます。
3種類の木と3種類のグレーと黒を組み合わせたインテリア実例を紹介しますので、コーディネートのヒントにしてください。
①暗い茶色の木×暗いグレー×黒のインテリア
木の色の中で最も暗い茶色と黒っぽいグレーをコーディネートしたインテリアは、9パターンの組み合わせの中で一番重厚感のある空間になります。
壁と天井の間や部屋の隅(コーナー)に、間接照明を入れるとラグジュアリーなインテリアに。
暗い茶色のフローリングと暗い茶色の板張り壁のリビングに、黒っぽいグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面の板張り壁に、黒のオープンシェルフとテレビボードをハンギング。ソファの下に、黒っぽいグレーのラグを敷き、ソファの隣にツヤのある黒の丸型サイドテーブルを配置。テレビボードの前に、ゴールド金属脚とホワイトの丸型ボールシェードを組み合わせたフロアランプを置いて、ラグジュアリーな印象をアップしたインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファ正面の壁に、黒鏡面のモダンなデザインのテレビボードとウォールキャビネットをレイアウト。ソファの前に、ソファと同じ明るさのファブリック製オットマンを配置。配色と家具レイアウトをシンプルにまとめたインテリア。
暗い茶色のフローリングと黒のアクセントクロスのリビングに、暗いグレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、暗いグレーの毛足の長いラグを敷き、シルバー金属脚とホワイト鏡面天板を組み合わせた背の低い丸型コーヒーテーブル、白っぽいグレー×ブラックのハードなパターン柄のファブリックを使った回転式ラウンジチェアをレイアウト。窓側の壁に、ホワイト×グレーのエレガントなパターン柄の壁紙を貼り、ソファ正面のデスクの上に置いた電球色の光で空間をぼんやりと照らして、リラックス感をアップしたインテリア。
暗い茶色のフローリングと黒の木目壁&天井のリビングに、暗いグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、暗いグレーのラグを敷き、黒鏡面の背の低い箱型長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファ背面の壁と天井の間に、間接照明を入れて、シルバーの額縁に入れた黒が多めの大きなアートをディスプレイ。高級ホテルの一室のような上質なインテリア。
暗い茶色のフローリングと暗いグレーの壁紙のリビングに、暗いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファ正面に、濃いグレーの背の高いオープンシェルフをレイアウト。ソファの前に、黒×グレー×薄いグレーの曲線幾何学模様のラグを敷き、オープンシェルフと壁の間に、フロアランプと観葉植物を置いて、リラックス感をアップしたインテリア。
暗い茶色のヘリンボーン床のリビングに、暗いグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、うっすらと筋が入った暗いグレーのラグを敷き、黒の金属×ガラスの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの隣に、シャープな見た目の観葉植物を入れた黒の花瓶を乗せた黒×ゴールドの丸型テーブルを配置。クッションにも、くすんだゴールドを取り入れて高級感のある空間を演出したインテリア。
②暗い茶色の木×グレー×黒のインテリア
木の色の中で最も暗い茶色と適度な明るさのグレーをコーディネートしたインテリアは、ほどよく開放感のある無機質な空間になります。
生活感が少ないインテリアを作りたい時におすすめの組み合わせです。
黒っぽい茶色のフローリングのリビングに、グレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファと対面の壁に、黒の木目の収納家具をレイアウトし、テレビをビルトイン。ソファの下に、グレー×黒の粒々模様のラグを敷き、黒の丸型コーヒーテーブルと白の丸型サイドテーブルを配置。ソファ側面の壁を薄いグレーの石目柄×黒の棚板のセミオープンスタイルにして、おしゃれな空間を演出したインテリア。
グレイッシュな暗い茶色のフローリングのリビングに、黒レザーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面の壁を背に、黒のモダンなデザインのテレビボードをレイアウト。ソファの前に、グレーの凸凹した曲線パターン柄のラグを敷き、シルバー金属とガラスを組み合わせたシンプルなデザインの長方形コーヒーテーブルを配置。壁と天井はグレー。温もりの少ない配色にして、生活感の少ない空間を演出したインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングに、グレーの2人掛けソファを対面式に2台コーディネート。
ソファの前に、ホワイト×黒のカウハイドラグを敷き、透明素材の長方形コーヒーテーブルをレイアウト。壁紙もグレーにして、上品な印象をアップしたインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングダイニングに、肘掛けのないグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、黒の線で菱形模様を描いたグレーのシャギーラグを敷き、黒の長方形トレイテーブルをレイアウト。ソファの隣に、暗い茶色のヴィンテージなデスクとアンティーク感のあるデザインのチェアを配置。光が入る窓側をグレー、光が届かない場所を暗い茶色の木でまとめたクラシカルな印象の北欧スタイルのインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングに、グレーの大きなコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、濃いグレーの太い縁取りのグレーのラグを敷き、黒の木製長方形コーヒーテーブルをレイアウト。窓と反対側の壁を茶色の凸凹したデザインのアクセント壁にして、天井に間接照明を入れ、リラックス感のある空間を演出したインテリア。
③暗い茶色の木×薄いグレー×黒のインテリア
木の色の中で最も暗い茶色と白っぽいグレーをコーディネートしたインテリアは、広さを感じる空間になります。
暗い茶色が床の色だった場合、白っぽいグレーと組み合わせることで重厚感や高級感が薄れてしまいがちですが、黒の面積を多くすることで回避できます。
グレイッシュな暗い茶色のヘリンボーン床のリビングに、薄いグレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、薄いグレーの大きなラグを敷き、黒鏡面の箱みたいなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。窓に黒のカーテンを下げ、テーブルランプのシェードとマントルピースを黒で統一。クラシカルな印象の開放感のあるインテリア。
暗い茶色の床と黒のアクセントクロスのリビングに、薄いグレーの2人掛けソファを対面式に2台コーディネート。
ソファの下に、薄いグレー×グレーの幾何学模様のラグを敷き、ツヤのないゴールド金属脚と黒天板を組み合わせた高さ違いの丸型コーヒーテーブルを2台レイアウト。ソファとコの字に紫っぽい暗いグレーの丸型ラウンジチェアを2脚置き、アクセントクロス壁の前に、ツヤのないゴールド金属×黒の背の高いオープンシェルフを配置。クッションでオレンジっぽい茶色や赤を足して、温もりをアップしたインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、黒×グレーの細かい曲線パターン柄のラグを敷き、シンプルなデザインの黒の長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの後ろのダイニングスペースには、茶色の木のテーブルと黒レザーのチェアを配置。ソファの上に、ボタン付きの黒のクッションとブランケットを乗せて、高級感をアップしたインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの3人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファ正面の壁に、黒の石目柄の壁紙を貼り、黒のカウンター型テレビボードとウォールシェルフをレイアウト。ソファの下に、グレーのシャギーラグを敷き、黒の柵みたなデザインの脚と黒の木目の丸型天板を組み合わせたコーヒーテーブルを配置。ソファ背面の壁もマットな黒にして、明暗のメリハリを作ったインテリア。
暗いグレーのヘリンボーン床のリビングに、薄いグレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、薄いグレーの大きなラグを敷き、黒の金属脚と黒の丸型トレイ天板を組み合わせた高さと大きさの違う3種類のコーヒーテーブルをレイアウト。ソファ正面の壁に、くすんだ暗いブルーの板っぽいデザインのウォールキャビネット風の壁を作り、ソファとL字に、デザイン性の高い暗い青のラウンジチェアを配置。薄いグレーと暗い青を組み合わせて、すっきりとした高級感のある空間を演出したインテリア。
④茶色の木×暗いグレー×黒のインテリア
木の色の中で親しみや温もりがある茶色と黒っぽいグレーをコーディネートしたインテリアは、落ち着いた印象のインテリアになります。
「温もり」や「高級感」があり、ほどよく生活感のないインテリアを作りたい方におすすめの組み合わせです。
茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーの2人掛けソファを対面式に2台コーディネート。
ソファの前に、黒の金属フレーム脚と黒×グレーの大理石調天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。壁にグレーの壁紙を貼り、暖炉周りを濃いグレーのタイル調にして重厚感をアップ。暖炉の左右に、間接照明入りの収納スペースを作り整然とした空間を演出したインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、黒の3人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの下に、グレー×ホワイト×濃いグレーの曲線マダラ模様のラグを敷き、濃いグレー×グレーのマーブル柄のファブリックを使った丸型スツールテーブルをレイアウト。ソファ正面の壁に、黒のアクセントクロスを貼り、床色に似た茶色の木製サイドボードを配置。温もりのある木目と黒っぽい色を組み合わせて、リラックス感と重厚感のある空間を演出したインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、暗いグレー×ホワイトの幾何学模様のラグを敷き、黒金属フレーム脚とガラス天板を組み合わせた正方形コーヒーテーブルと長方形コーヒーテーブルを重ねるようにレイアウト。リビングから見える階段と背の高い収納家具は、床と同じ茶色の木目にして、ナチュラルな空間を演出した北欧スタイルのインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、黒×グレーのグラデーション柄のラグを敷き、黒の正方形コーヒーテーブルと長方形コーヒーテーブルを重ねるようにレイアウト。壁をコンクリート打ちっぱなし調、天井を茶色の板貼にしたモダンスタイルのインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、モダンなデザインの黒の3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレーのラグを敷き、濃いめの茶色の木目の半球体デザインのコーヒーテーブルをレイアウト。テーブルを挟むように、グレー×濃いグレーのパターン柄のファブリックを使ったパーソナルソファ2台、暗い茶色の木と濃いグレーレザーを組み合わせたアームチェアを配置。ソファとチェアを黒っぽい色にして、高級感のある空間を演出したインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、うっすらと模様が見える薄いグレー×グレーのラグを敷き、暗い茶色の木製カートコーヒーテーブルをレイアウト。ソファとL字に、薄いグレーの丸みのあるラウンジチェア2脚、ソファ正面に、黒の金属脚と暗い茶色レザーの座面を組み合わせたベンチを配置。柱型をグレーのタイル貼り、壁を薄いグレーの壁紙にして、無機質でかっこいい空間を演出したインテリア。
⑤茶色の木×グレー×黒のインテリア
木の色の中で親しみや温もりがある茶色と適度な明るさのグレーをコーディネートしたインテリアは、ほどよく親しみのある空間になります。
茶色の木目の面積が多いとナチュラルな印象が強く出るので、観葉植物を加えて、心地良く感じるインテリアを作りましょう。
茶色のフローリングのリビングに、グレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレーのラグを敷き、オフホワイトの1本脚と茶色の木目の大きな丸型天板を組み合わせたコーヒーテーブルをレイアウト。ソファとL字に、グレーのファブリック製アームチェアを2脚配置。ソファ正面の壁の低い位置に、黒の木目カウンターを取り付け、照明器具・観葉植物・本を飾り、リラックス感をアップしたインテリア。
茶色のヘリンボーン床のリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ソファと同じ明るさのラグを敷き、黒の木製脚とガラス天板を組み合わせたコンパクトな丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと壁の間に、黒金属の大きなフロアランプを置き、ソファの上に茶色の無地クッションを配置。ナチュラルな印象の北欧スタイルのインテリア。
くすんだ茶色のヘリンボーン床のリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面に、グレーの扉付きキャビネットとオープン棚を組み合わせたテレビが置ける造り付け収納家具をレイアウト。ソファと壁の間に、黒×ホワイトのアンティーク感のあるフロアランプを配置。ラグもコーヒーテーブルも無しにして、すっきりとした空間を演出したインテリア。
リビングテーブルを無orコンパクト仕様で広々インテリア実例40選
茶色のフローリングのリビングに、グレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面に、濃いめのグレーの木目キャビネットと床色に似た明るさの茶色の木目扉を組み合わせたテレビボードをレイアウト。ソファの下に、薄いグレー×グレーの凸凹した幾何学模様のラグを敷き、黒の金属フレーム脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルを配置。チェアとミラーフレームで茶色を加え、リラックス感のある空間を演出したインテリア。
茶色のフローリングのLDKに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファ正面の壁に、グレーのアクセントクロスを貼り、茶色の木目のテレビボードをレイアウト。ソファの前に、黒×茶色のクラシカルな花柄のラグを敷き、茶色の木製長方形コーヒーテーブルを配置。ダイニングテーブル、リビングと隣の通路の目隠しに、茶色の木目を加え、暖かくリラックス感のある空間を演出したインテリア。
⑥茶色の木×薄いグレー×黒のインテリア
木の色の中で親しみや温もりがある茶色と白っぽいグレーをコーディネートしたインテリアは、寒暖のバランスが取れた空間になります。
薄いグレーの面積が多いと寒々しいインテリアになる為、アクセントカラーで暖色を加えて、リラックス感をアップしましょう。
茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレーのシャギーラグを敷き、存在感のある黒の大きめの正方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの隣に、黒×ホワイトの曲線幾何学模様の箱型サイドテーブルを配置。テーブルランプをホワイト×シルバー、花を紫にしてエレガントな空間を演出したインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、薄いグレーのラグを敷き、黒の細い金属フレーム脚とホワイト天板を組み合わせたシンプルなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に黒レザーの丸みのあるラウンジチェアを2脚配置。薄いグレーを多く使って開放的な空間を演出したインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、薄いグレー×ホワイトの凸凹した幾何学模様のラグを敷き、茶色の木目の半球体コーヒーテーブルをレイアウト。壁に、グレーの壁紙を貼り、ソファ正面に黒のテレビボードを配置。もう一台のソファとクッションで茶色を加え、リラックス感と無機質のバランスを取ったインテリア。
茶色のフローリングと黒のアクセントクロスのリビングに、モダンなデザインの薄いグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレー×ホワイトの幾何学模様のラグを敷き、デザイン製の高い黒金属の脚とホワイト天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの隣に、黒のネストテーブルを配置。小さめの観葉植物や黄色の花の絵を飾り、ナチュラルな印象をアップしたインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレー×黒の幾何学模様のラグを敷き、茶色の木目の丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、茶色の木目のテレビボード、コーナーを背に薄いグレーのファブリック製アームチェア、ソファの隣に黒の丸型木製サイドテーブルを配置。茶色の木目家具を多く使ってナチュラルな印象をアップした北欧スタイルのインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、薄いグレーのラグを敷き、モダンなデザインの黒の木目の長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの上に、くすんだ紫のクッションを乗せて、上品でおしゃれな印象をアップしたインテリア。
⑦薄い茶色の木×暗いグレー×黒のインテリア
木の色の中で一番明るい茶色と黒っぽいグレーをコーディネートしたインテリアは、落ち着いた印象の空間になります。木の色のうち、床の色が薄い茶色だった場合、床色よりもグレーの方が暗いため、薄い床色の開放的な印象が消えてしまうことがあります。「開放感よりも重厚感を重視する」と割り切って、落ち着きのあるインテリアを作っていきましょう。
薄い茶色のフローリングのリビングに、モダンなデザインの暗いグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ソファと同じ暗さのグレーのラグを敷き、シルバー金属フレーム脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。窓の前に、黒の鉢に入れた観葉植物、窓と窓の間の壁に、エキゾチックな黒っぽいお面を8個ディスプレイ。生活感が少なく、落ち着いた印象のインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、ソファよりも少し明るいグレーのラグを敷き、暖炉の周りを黒にして、華奢なデザインの黒のフロアランプと黒のチェアをレイアウト。暖炉の上に、遠近感のあるモノクロ写真を飾って、資格効果で広く見せたインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面に、薄い茶色の木製脚と黒のキャビネットを組み合わせたテレビボードをレイアウト。ソファの下に、薄いグレーの大きなラグを敷き、グレー×薄い茶色の木目の丸型コーヒーテーブルを配置。両端に濃い色、中央を薄い色にして、メリハリを出し、開放的な空間を演出した北欧スタイルのインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、グレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面に、黒のチェアを2脚レイアウト。ソファの下に、ソファよりも暗いグレーのラグを敷き、ソファとチェアの間に、黒の木製丸型コーヒーテーブルを配置。暖炉の下にホワイトのシンプルなテレビボードを置き、上部の壁にグレーのタイルを貼って、生活感が少なく高級な空間を演出したインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーの2人掛けソファと寝椅子付き2人掛けソファをコの字にコーディネート。
ソファの下に、ソファよりも薄いグレーのラグを敷き、ソファと同じ暗いグレーのファブリック製丸型オットマンテーブルをレイアウト。薄い茶色の床とホワイトの壁・天井の広々とした空間の真ん中に、濃いグレーをギュッとまとめたインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、黒のラグを敷き、薄い茶色の木製丸型コーヒーテーブル、薄い茶色の丸型サイドテーブルをレイアウト。コーヒーテーブルを囲むように、ソファと同じ暗いグレーのファブリック製オットマン、薄い茶色のチェア2脚を配置。暖炉がある短い壁をグレーのコンクリート調にして無機質な印象をアップしたモダンスタイルのインテリア。
⑧薄い茶色の木×グレー×黒のインテリア
木の色の中で一番明るい茶色と適度な明るさのグレーをコーディネートしたインテリアは、適度に落ち着きのある空間になります。
床の色よりもグレーの方が暗い組み合わせになるため、違和感が出てしまうことも。この違和感をなくす方法に、「木の色を少なくする」「黒を金属やレザーなどの無機質な素材にする」があります。
薄い茶色のフローリングのリビングに、グレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面に、黒のモダンなデザインのパーソナルソファをレイアウト。ソファの前に、オフホワイトの小さめのムートンラグを敷き、コーヒーテーブルは無しにして、ソファの隣に、黒の柵のようなデザインの金属製脚と黒の木製天板を組み合わせた丸型サイドテーブルを配置。雑貨で暗いターコイズブルー、クッションで暗い赤紫を足して、おしゃれな空間を演出した生活感の少ないインテリア。
スモーキーな薄い茶色のフローリングのリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ソファよりも濃いグレーのラグを敷き、黒の木目の六角形スツールテーブル、黒の木製脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。くすんだ床色に合わせて、グレーと黒のモノトーンを中心にまとめた北欧スタイルのインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面に、ホワイトのテレビボードをレイアウト。ソファとテレビボードの間に、ホワイト×黒の牛柄の大きなカウハイドラグを敷き、背の高い黒の木製丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの隣に、黒金属の背の高いフロアランプを置いて、かっこいい雰囲気をアップしたインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、グレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ソファよりも明るいグレーのラグを敷き、黒の細い金属フレーム脚と黒のマットな天板を組み合わせたシンプルなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの斜め前に、ソファと同じグレーの寝椅子のようなデザインのパーソナルソファを配置。ソファの上に、薄めの黄色の無地クッションを乗せ、パーソナルソファの隣に観葉植物を飾って、暖かく、ナチュラルな印象をアップしたインテリア。
薄い茶色のフローリングとグレーの壁紙のリビングに、グレーの2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、ホワイト×グレー×黒のグラデーション柄のラグを敷き、シルバー金属脚とホワイト天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、黒レザーのバルセロナチェアを2脚配置。サッシの色・窓枠・間仕切りの木の色を床と同じ薄い茶色の木目にして、和っぽい雰囲気にしたインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ソファよりも暗いグレーのシャギーラグを敷き、鏡面シルバーの板のような脚とガラス天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ラウンジチェアを黒レザー、寝椅子のようなチェアを黒のファブリックにして、両方とも丸みを帯びたデザインにし、くつろぎ感をアップしたインテリア。
薄い茶色のフローリングと黒のアクセントクロスのリビングに、薄い茶色の木とグレーのファブリック製座面を組み合わせたアームチェアをハの字に2脚コーディネート。
チェアの下に、チェアよりも薄いグレーの凸凹したパターン柄のラグを敷き、黒×ホワイトの大理石調柄の丸型スツールテーブルを2台レイアウト。壁の前に、グレーのシンプルな金属製のコンソールテーブルを置いて、モノクロアートを2枚ディスプレイ。静けさと高級感のあるインテリア。
⑨薄い茶色の木×薄いグレー×黒のインテリア
木の色の中で一番明るい茶色と白っぽいグレーをコーディネートしたインテリアは、広々とした印象の空間になります。
薄い茶色も明るいグレーも白っぽいため、ぼんやりとした印象になりがちですが、黒がポイントとなり空間を引き締めてくれます。観葉植物を飾ると、北欧っぽいナチュラルなインテリアになります。
薄い茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの寝椅子付き箱型2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファと対面に、薄い茶色の木製脚と黒のキャビネットを組み合わせたテレビボードをレイアウト。ソファの下に、ソファより濃いグレーのラグを敷き、薄い茶色の木製丸型コーヒーテーブルと茶色レザーのスツールクッションを配置。クッション・アート・チェア・照明器具・サイドテーブルで黒を足して、高級感をアップしたインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面に、ツヤのある黒の箱みたいなカウンターと黒の木目壁を組み合わせた暖炉をレイアウト。ソファの下に、ソファと同じ明るさのグレーのラグを敷き、黒の金属脚と黒×ホワイトの大理石調天板を組み合わせた楕円形コーヒーテーブル、黒のファブリック製丸型スツールを配置。シンプルで重厚感&開放感のあるインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、濃いグレー×薄いグレーの細かいパターン柄のラグを敷き、シルバー金属脚と黒の天板を組み合わせたシンプルな長方形コーヒーテーブルをレイアウト。リビングから見えるキッチンとダイニングを黒・白・薄い茶色の木目で配色し、広々とした空間を演出したインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの寝椅子付き2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、薄いグレーのラグを敷き、シルバー金属脚と黒の丸型天板を組み合わせたコーヒーテーブルをレイアウト。クッションとアートで、スモーキーな薄いグリーンを足して、大人っぽいナチュラルな空間を演出したインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレー×ホワイトのワッフルのようなデザインのラグを敷き、茶色の木目の長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面の壁を背に、薄い茶色の木目の背の低い収納家具、ソファとL字の壁に、薄い茶色の木目扉のウォールキャビネットを配置。暖炉周りの帯のような壁・チェアのレザー・観葉植物用バスケットで黒を足し、空間を引き締めたインテリア。
白っぽい薄い茶色のフローリングのリビングに、薄いグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレーのラグを敷き、シルバー金属脚とガラス天板を組み合わせたコンパクトな丸型コーヒーテーブルをレイアウト。キッチン横の壁をホワイト×グレイッシュな薄い茶色の木目×黒でおしゃれにデザインし、ホワイトの花瓶に入れた小さな観葉植物をディスプレイ。冷たい印象の木目ですっきりとした空間を演出したインテリア。
明るい・普通・暗いの3種類の木とグレーの9パターンの組み合わせの中で「これが好みだ」と思ったコーディネートは見つかりましたか?
ポイントとなるのは、「重厚感」・「メリハリ」・「開放感」の3つのうち、どれを重視して、木とグレーの明るさを決めるか」です。
- 重厚感重視→木もグレーも暗い色(①)、または、茶色の木と濃いグレー(④)。または、暗い茶色とグレー※黒の面積多め(②)、または、薄い茶色の木と濃いグレー(⑦)
- メリハリ重視→濃い茶色の木と薄いグレー(③)、または、薄い茶色の木と濃いグレー(⑦)
- 開放感重視→暗い茶色の木と薄いグレー(③)、茶色の木と薄いグレー(⑥)、または、木もグレーも明るい色(⑨)
(⑤と⑧は、木の茶色とグレーに、あまり差がない為、無難な印象のインテリアになります。)