目にするだけで元気が貰えそうなオレンジ色。
インテリアに使うオレンジ色と言えば、ギラギラとした太陽のような派手な色を連想するかもしれませんが、明度が高く彩度が低いオレンジ色なら奇抜な印象が少なく、明度も彩度も低いオレンジ色は茶色にも似た色なので、木を使った家具とコーディネートがしやすいのが特徴です。
その為、壁の一面だけ色を変えるアクセントクロスにオレンジ系の色を使っても問題ありません。
特に、リビングやダイニングを「静かで落ち着く雰囲気」よりも「にぎやかで団らんを重視したインテリア」にしたい場合におすすめ。
オレンジ色系のアクセントクロスと家具色のコーディネートを紹介していきましょう。
無彩色+アクセントクロス:オレンジ
中間の茶色のフローリングの子供部屋の階段下の壁に、鮮やかなオレンジ色のアクセントクロスをコーディネート。
ホワイトのデスクもオレンジ色の引き出し付き。外からの光が届かず、照明器具も取り付けられない暗くて狭い空間をアクセントクロスで明るく演出。
黒のフローリングのリビングに、赤っぽいオレンジ色のアクセントクロスをコーディネート。
ソファ(チェア)、コーヒーテーブル、テーブルランプを全てホワイトで統一し、テレビボードは床色と同じブラック。「有彩色はアクセントクロスのオレンジのみ」のシンプルでかっこいいインテリア。
無彩色+寒色+アクセントクロス:オレンジ
明るい茶色のフローリングの子供部屋に、明度が高いオレンジ色のアクセントクロスをコーディネート。
家具(ベッド)は、明るいブラウン(ナチュラルな木の色)で、ラグの模様に薄い水色でプラス。優しく暖かい色使いとオレンジ色の反対色の取り入れ方は、リビングやダイニングにも合いそう。
無彩色+暖色+アクセントクロス:オレンジ
明るい茶色のフローリングの寝室に、彩度が低く、明度が高いオレンジ色のアクセントクロスをコーディネート。
薄っすらと木目が見える壁紙クロスと薄い茶色の木製家具の組み合わせ。ベッドカバーとラグは、グレーで、非日常的な雰囲気を演出。空きスペースに、茶色のラグと茶色のラウンジチェアをコーディネートして、リラックスできる場所をコーディネート。
茶色のフローリングのリビングに、オレンジ色のアクセントクロスをコーディネート。
ソファは明るいグレーでラグはベージュ。コーヒーテーブルを優しい雰囲気のナチュラルブラウンにして、ソファに2種類のピンクの無地クッションで暖色をプラス。暗いグレーのブランケットや黒の観葉植物の鉢で、インテリアを引き締めた、おしゃれなコーディネート。
茶色のフローリングの寝室に、鮮やかなオレンジ色のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、背の高い収納家具付のダークブラウンのベッドをプラス。ベッドカバーをグレーで統一し、ベッドの下には、グレー×彩度が低い黄色×彩度が低いオレンジ色のパターン柄のラグを敷き、ベージュの1人掛けソファをレイアウト。アクセントクロスが家具で隠れているので、派手な印象が少なめ。
暗い茶色のフローリングのリビングに、明るいオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、グレーの寝椅子付きソファを置き、壁色と同じオレンジ色の無地クッションをプラス。オレンジ色の模様が入ったホワイトのラグを敷いて、コーヒーテーブルは、明るいグレーの生地を使った小さめサイズをソファの前にレイアウト。ホワイトとグレーの面積が多いので「暖か過ぎる」印象は少なめ。
茶色のフローリングのリビングに、明度と彩度が低いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、明るいグレーのレザー製ソファを置き、ソファの下に明るいグレーのラグをプラス。コーヒーテーブルは、冷たさを感じるガラス製。ソファと対面に、オレンジ色のレザー製チェアをレイアウトし、ソファには、明度が高いオレンジと鮮やかなオレンジのクッションをコーディネート。海沿いのリゾートのようなインテリア。
明るい茶色のフローリングの寝室に、明度が高く彩度が低いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
ベッドカバーはベージュ、ナイトテーブルは壁色とは違う茶色の木目。枕カバーと絵は無彩色で、テーブルランプはカラーコーディネートの邪魔をしない茶色×ベージュ。茶系(オレンジ含む)×黒×ホワイトのかっこいいインテリア。
ダークブラウンのフローリングの寝室に、明度と彩度が低いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
ほぼ茶色に見えるオレンジのアクセントクロスを貼った壁の前に、ホワイトのカバーを掛けたベッドを置き、両脇に床色と同じダークブラウンの木製ナイトボードをプラス。ラグ、ブランケット、枕カバーで、落ち着きを感じるオレンジ色をプラスして、リラックスできそうな睡眠環境を演出。
ダークブラウンのフローリングのリビングに、明度と彩度が低いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、明るいグレーのソファを置き、ホワイト×暗い茶色×グレーのパターン柄のラグをプラス。収納家具と一体になった木製デスクは床色と同じダークブラウン、デスク用チェアとコーヒーテーブルは明るい茶色の木製。暗さの違うグレーを3種類使って、上品にまとめたインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、明度が低いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、暗い茶色の引き出し付きのサイドボードを置いて、ホワイト×黒×ゴールドのテーブルランプをプラス。少し離れた位置にある、ソファを置いたくつろぎスペースは、明るいグレーのソファ、黒のチェア、グレーのコーヒーテーブルの無彩色コーディネート。
グレーのタイル床のキッチンに、オレンジのアクセントクロス(キッチンパネル)をコーディネート。
キャビネットは、明るい茶色の木目(縦)。オレンジのアクセントクロスと木目のテレビボードを組み合わせる時に参考にできそうなインテリア。
無彩色+寒色+暖色+アクセントクロス:オレンジ
白っぽい床のリビングに、派手なオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
黄色のレザーソファ2台をL型にレイアウトし、暗い青のパターン柄のラグを敷いて、ダークブラウンのコーヒーテーブルをプラス。テレビボードは真っ黒で、アクセントクロスには、オレンジや青を使った花火の絵をディスプレイ。カラーコーディネートに統一感がなく、ごちゃっとした印象。
明るい茶色のフローリングのダイニングキッチンに、明度が低い赤っぽいオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
光沢のあるダークブラウンの木製テーブルとベンチを組み合わせ、テーブルの下に彩度が低い青のラグをプラス。隣のキッチンスペースのカウンター上にはオレンジのペンダントランプと青の食器をコーディネート。キッチン、ダイニングともオレンジと青の反対色を活用した色使い。
明るい茶色のフローリングの寝室に、暗いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、白っぽいライトグレーのレザー製ベッドを置いて、暗いグレー×ホワイトの細かい柄のベッドカバーをプラス。彩度が低い水色と黄色×ホワイトの細かい柄の枕を乗せ、掛け布団の上に黄色×ホワイトのストライプ柄のブランケットをさり気なくコーディネート。温かさと涼し気な雰囲気の両方を持つ、おしゃれなインテリア。
暗い茶色のフローリングの寝室に、暗いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁と平行にダークブラウンの木製ベッドを置き、暗い青のベッドカバーとオレンジと薄いオレンジを組み合わせたパターン柄のブランケットをプラス。オレンジの壁にも青色を使った絵を飾り、オレンジ×青の反対色を意識した色使い。
薄い茶色のフローリングの寝室に、白っぽいオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ダークブラウンの木製ベッドとナイトボードを置き、ホワイトと薄い茶色のベッドカバーをプラス。頭の上に、青、黄色、赤、ピンクを使った大きな花の絵を飾り、おしゃれな印象をアップ。
暗い茶色のフローリングの寝室に、鮮やかなオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
黒のベッドを置き、オレンジ色をポイントに使ったホワイト×ライトグレーのカバーをプラスし、ベッド横のデスクスペースにオレンジ色のスツール(ベンチ椅子)と水色の地球儀をコーディネート。寒色を少量足すことで暖か過ぎない雰囲気を演出したインテリア。
暗い茶色の床の寝室に、暗いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ダークブラウンのレザーベッドと木製ナイトテーブルを置き、ナイトテーブルの上に水色のテーブルランプをコーディネート。ベッドカバーは、明るいグレーにして、冷たい雰囲気をアップ。
ベージュのカーペットを敷いた寝室に、暗いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前にホワイトのカバーを掛けたホワイトのファブリックベッドを置き、ホワイト×オレンジの枕とオレンジのベッドスローをプラス。ベッドの頭の上に、オレンジ×青緑の反対色を使った花の絵をディスプレイ。
明るいフローリングのダイニングキッチンに、赤っぽいオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
ダイニングはナチュラルブラウンの木を使ったベンチにホワイトの丸テーブルを組み合わせ、暗いオレンジの椅子をプラス。ベンチと繋がるようにある壁付けキッチンは、グレイッシュな薄い水色の引き出しキャビネットとオレンジのビルトイン調理器具の反対色の組み合わせ。
グレーの床のリビングに、鮮やかなオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、グレーの2人掛けソファを置き、ソファの前に黄色のラグをプラス。ソファの横のフロアランプとクッションは、黄色と暗い青の反対色と意識した色使いで、ホワイトの丸型コーヒーテーブルの上にも、暗い青の花瓶を置いて寒色をプラス。
無彩色+暖色+寒色+中性色+アクセントクロス:オレンジ
ダークブラウンのフローリングの寝室に、暗いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
鮮やかな青のベッドカバーを掛けた青のヘッドボードのベッドを置き、両脇にホワイトの引き出しがついた茶色の木製ナイトテーブルをプラス。ナイトテーブルの上に、ベッドカバーと同じ青のテーブルランプをシンメトリーにディスプレイして、統一感をアップ。コーナー部とベッドカバーの端に鮮やかな黄緑を使って、中性色も足したインテリア。
暖色+アクセントクロス:オレンジ
明るい茶色のフローリングのダイニングに、暗いオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
ダイニングテーブルとダイニングチェアはダークブラウンで、アクセントクロスを貼った壁にも、ダークブラウンのウォールシェルフとロータイプの収納家具をプラス。暖かく落ち着きを感じるインテリア。
グレーの床のダイニングに、白っぽいオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ナチュラルブラウンの扉付きのサイドボードを置き、黄みがかったナチュラルブラウンのダイニングテーブルとチェアをプラス。オレンジと黄色をベースにした色を組み合わせた、温もりのあるダイニング。
暗い茶色のフローリングのリビングに、鮮やかなオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、白っぽい茶色の寝椅子付きソファとオットマンをプラス。ソファの後ろに、赤・黄色・黒×オレンジの抽象的な絵を飾り、更に暖色を足して、温もりと重厚感のあるリビングを演出。
ダークブラウンのフローリングの寝室に、マットなオレンジのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ダークブラウンの木製ベッドとナイトボードを置き、黄みがかった明るい茶色のベッドカバーをプラス。南国のリゾートのような、アジアンテイストなインテリア。
「アクセントクロスをオレンジ色に。」と聞いて「派手過ぎるのでは?」と思った方も、木製家具とのコーディネートに「あれ?馴染んでる。」と、感じたのではないでしょうか。
個人的には、明度が高いオレンジ色のアクセントクロスとナチュラルブラウンの木の家具を組み合わせ、薄っすらと水色が入ったパターン柄のラグを足し、明るいグレーのソファを組み合わせた、温かさ・冷たさの両方を意識した、派手過ぎないコーディネートがおすすめです。