神秘的、高貴などの印象を持つ紫。
日常生活とは、あまり関係がない色なので、紫をアクセントクロスに使うと、インテリアが一気に個性的な雰囲気になります。
■紫のアクセントクロスのLDK
■トーン違いの青紫
■青紫のアクセントクロスのLDK
また、紫は、気高い上品さを演出するので、他の色との組み合わせによって、優雅な印象を作り出すこともできます。
優雅なインテリアと言えば、薄いグレーやシルバー、ゴールドなどの金属、シャンデリアなどを使ったコーディネートを思い浮かべがちで
- 紫の壁と茶色のフローリングは合うの?
- 紫のアクセントクロスの前に置くソファは何色が良い?
- ファミリー向けの住まいに紫のアクセントクロスはあり?
といった疑問が湧いてきます。
紫のアクセントクロスのインテリアコーディネートを紹介していきましょう。
無彩色の家具×アクセントクロス：紫
白っぽい色が多めの上品なインテリア
明るい茶色のフローリングのリビングダイニングの窓側の長い壁に、紫のアクセントクロスをコーディネート。
リビング側に明るいグレーのソファとラグ、ダイニング側にホワイトのテーブルと暗い青のファブリックチェアと暗い青のラグをプラス。紫と青は色同士が喧嘩しない同系色。
明るい茶色のフローリングのダイニングに、グレイッシュな紫のアクセントクロスをコーディネート。
明るい茶色のテーブルと明るいグレーのチェア、グレーのサイドボードをプラス。アクセントクロスを貼った壁に、シルバーフレームの横長ミラーを飾り、空間の広がりを演出。
明るい茶色のフローリングのダイニングに、灰みがかった紫のアクセントクロスをコーディネート。
クリア脚の黒天板のテーブルと透明なチェアをプラス。掃き出し窓に真っ白なレースカーテンを掛け、エレガントな雰囲気をアップ。
リビングのニッチ部に、紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁に、ホワイトのウォールシェルフを取り付け、ホワイトのレザーソファをプラス。カーテンとフロアランプのシェードに明るいグレーをコーディネートし、上品な印象をアップ。
リビングの出っ張った壁に、鮮やかな紫のアクセントクロスをコーディネート。
床から30cmほどの高さにホワイトのカウンターを取り付け、壁掛けテレビをディスプレイ。左右に、アクセントクロスと同じ紫のシェードのテーブルランプをプラスして色を統一。
茶色のフローリングのリビングの窓側の壁に、薄い紫のアクセントクロスをコーディネート。
窓横の壁にアクセントクロスよりも暗めの紫のガラス扉付きの本棚をプラス。窓にホワイトのシェードを掛け、ホワイトの2人掛けソファを置き、グレーとホワイトのラグをコーディネートして、上品で明るいインテリアを演出。
茶色のフローリングのリビングに、暗い紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、黒の2人掛けソファを置き、ホワイトのラグ、ホワイトのコーヒーテーブル、ホワイトレザーの1人掛けソファをプラス。「壁面は黒っぽく、真ん中付近は白っぽく」を意識した色使い。
茶色のフローリングの寝室の窓横の狭い壁に、グレーっぽい紫のアクセントクロスをコーディネート。
ベッドカバーはホワイト×明るいグレー、カーテンは明るいグレー。ホワイトと明るいグレーを組み合わせ、黒を少量プラスした北欧インテリア。
明るい茶色のフローリングの寝室に、紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ホワイトのベッドを置き、明るいグレーのカバーをプラス。ベッドの足元にライトグレーのラグ、壁面にグレーのチェストを置いて、上品な空間に。アクセントクロス以外の壁も薄い紫にしたセンスあるコーディネート。
暗い茶色のフローリングの寝室に、赤紫のアクセントクロスをコーディネート。
ホワイトのベッド、ホワイトのチェストを置いて、ベッドカバーは、グレイッシュな赤紫×ホワイト×明るいグレーで配色。エレガントで、優雅な印象も感じる高級過ぎないインテリア。
明るい茶色のフローリングの寝室に、暗い紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ホワイトのベッドを置き、ホワイトのカバーをプラス。枕とベッドスローとカーテンをアクセントクロスと同じ紫にして、ホテルのような印象に。
黒っぽい色が多めの高級感のあるインテリア
黒のタイル床のリビングのニッチ部に、紫のアクセントクロスをコーディネート。
メインのソファは暗い紫で、補助ソファは暗い青緑。一人掛けソファの後ろの壁に、明るい茶色の木製棚を5段取り付け本棚として活用。個性的な色使いをしつつ、ダークカラーでまとめたリッチな印象のインテリア。
黒×ホワイトのギザギザ模様のカーペットを敷いた寝室に、白っぽく灰みがかった紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁を頭に、黒のベッドを置き、足元に黒レザーのベンチをプラス。ベッドカバーはホワイトとライトグレーで、上品な印象をアップ。ナイトテーブルとテーブルランプも黒でまとめた、高級感のあるインテリア。
茶色のフローリングの寝室に、紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁を頭に、明るいグレーのファブリックベッドを置き、ベッドと壁の間に、黒のオープンラックをプラス。オープンラックの前に、黒のペンダントランプを壁の半分くらいまで下げ、壁にパンダの絵を黒の額縁に入れてディスプレイ。黒の取り入れ方が、センス抜群のインテリア。
ベージュの床の寝室に、暗い紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁を頭に、グレー×ベージュのパターン柄のカバーを掛けた黒のベッドと黒のナイトテーブルをプラス。ナイトテーブルの上に、薄っすらと紫に光るテーブルランプをコーディネートして、上品で優雅なインテリアを演出。
茶色のフローリングの寝室に、白っぽい紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁を頭に、暗い紫のカバーを掛けた暗いグレーのベッドを置き、窓に暗いグレーのカーテンをプラス。コーナーに黒のドレッサー兼デスクと黒のスツール、ベッドサイドに黒のテーブルを置いて、高級感をアップ。
茶色の家具×アクセントクロス：紫
明るい茶色
明るい茶色のフローリングのダイニングに、暗い紫のアクセントクロスをコーディネート。
明るい茶色の木製ダイニングテーブルと紫のファブリックチェアを組み合わせ、グレー×紫×黄色のラグをプラス。アクセントクロスを貼った壁にも、黄色の絵を2枚並べて飾り、全体の色を統一。
明るい茶色のフローリングのリビングダイニングの長い壁に、白っぽい紫のアクセントクロスをコーディネート。
リビングとダイニングの間に茶色の木製のキャスター付きオープンラックを置いて仕切り壁として活用。リビング側のソファとダイニングチェアは黒レザー。ダイニングスペースの横に敷いた、紫・緑・黄色・赤・オレンジのストライプラグと同じデザインのテーブルクロスをガラス製のダイニングテーブルの上にコーディネートして、おしゃれな印象をアップ。
明るい茶色のフローリングのリビングの黒の入口ドア側の壁に、紫のアクセントクロスをコーディネート。
ドアと離れた位置にあるリビングスペースには、ホワイトのコーナーソファとホワイト×紫のパターン柄のラグをプラス。長い壁には、床と似たベージュのタイルのような壁紙クロスを貼り、温かな印象をアップ。
明るい茶色のフローリングのリビングの窓側に、暗い紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、明るい茶色の木製本棚をレイアウトし、黒レザーの2人掛けソファをプラス。ラグは白っぽい緑、コーヒーテーブルは明るい茶色の木製で、ナチュラルな雰囲気を演出。
茶色
茶色のフローリングのリビングの茶色の木製ドアの周りに、白っぽい紫のアクセントクロスをコーディネート。
ソファとオットマンは、明るい茶色の籠のような網目デザイン。薄い緑の模様が入ったラグとサイドテーブル代わりのツールをプラス。紫と緑の中性色を組み合わせたインテリア。
明るい茶色のフローリングのリビングに、紫のアクセントクロスをコーディネート。
ソファやチェアは、明るい茶色の木+グレイッシュなアイボリーで、ラグはグレイッシュな茶色。白っぽい色を多めに使った、開放感のあるリビングコーディネート。
暗い茶色
茶色のフローリングのリビングダイニングの長い壁に、暗い紫のアクセントクロスをコーディネート。
ダイニング側にダークブラウンのテーブルを置き、赤紫のチェアと暗い青紫のラグをプラス。リビング側は茶色のレザーソファ、ダークブラウンのコーヒーテーブル、赤紫のラグ。赤紫と青紫を駆使した異国感のあるインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングに、鮮やかな紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ダークブラウンの引き出し付きサイドボードを置き、上部にシルバーフレームの横長ミラーをディスプレイ。ソファはホワイトの2人掛け、ラグは明るいベージュ、コーヒーテーブルはシルバー色のトランク型。上品でおしゃれな印象のリビング。
暗い茶色のフローリングのリビングに、紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ダークブラウンのサイドボードを置き、液晶テレビをプラス。床に、紫・ピンク・黄色・赤・青の模様が入ったラグを敷き、ホワイトのソファを置いて、紫のクッションと紫のレザー製オットマンをコーディネート。色使いが個性的なインテリア。
グレーの床のリビングに、暗い紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁に、ダークブラウンのオープン本棚をプラス。紫の隣の壁を真っ黒にして、こちら側にもダークブラウンの横長オープンラックを2か所取り付け、メディア収納として活用。ソファを暗い茶色、ラグを紫にして、壁と家具の組み合わせと同じ色で配色。
ベージュのカーペットを敷いた寝室に、白っぽい紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁を頭に、ダークブラウンの木製ベッドを置き、足元に黒のレザーベンチをプラス。ナイトテーブルや絵のフレームもダークブラウンで統一して、高級な印象をアップ。
グレイッシュな茶色のフローリングの寝室に、暗い青紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ホワイト×ライトグレーのカバーを掛けたベッドを置き、紫とピンクの枕をプラス。ベッドの足元に黒レザーのベンチを置き、ピンクのクッションと紫のブランケットをコーディネートし、全体の色を統一。
カラフル家具×アクセントクロス：紫
茶色のフローリングのリビングのへこんだ壁に、紫のアクセントクロスをコーディネート。
赤のソファ、白っぽい水色のチェア、ベージュのラグをプラスし、ソファの上に、紫と緑のクッションをコーディネート。カラフルな色使いが異空間を演出。
茶色のフローリングのリビングに、黒っぽい紫のアクセントクロスをコーディネート。
真っ赤なコーナーソファと2人掛けソファを置き、紫のラグをプラス。ソファの上に、赤と水色のストライプ柄のクッションを乗せて、黄色の線が入った黒っぽい茶色のコーヒーテーブルをレイアウト。暖色・寒色・中性色の3種類の色を取り入れた、アーティスティックなコーディネート。
一般家庭のインテリアで「紫を使う」という発想は、なかなか出来ないもの。
それは、紫が普段目にする機会が少ない色だからではないでしょうか。
その為「紫の壁と茶色の家具の組み合わせ」となると、誰もが「?」となり、「コーディネート実例を目にするまで、どんな感じになるか想像できなかった」と感じたことでしょう。
でも、実際目にすると「インテリアがもっと奇抜な雰囲気になるのかと思ってた」と、あまりの馴染み具合に、驚いた方も多いのでは?
紫のアクセントクロスと茶色の家具は「滅多にお目に掛かれない組み合わせだからこそ、余計にセンスがあるように見える」と、筆者は感じていて、「センスは持ち合わせていないけど、センス良く見せたい時に頼りになる組み合わせ」だと思っています。
