「必要な家具を置いたら狭くなった。」
「狭い空間を広く見せたい。」
こんな時に使えるのが色の特性を生かしたカラーコーディネート法です。部屋を広く見せる!色を効果的に活用したテクニック8つ&狭い・広い比較で少しだけ触れた「後退色」について、色の見え方比較や具体的なインテリア実例を交えながら解説していきましょう。
後退色ってどんな色
世界に溢れる色には様々な種類があります。
色は大きく分けると上記のように分類でき、後退色は、主に「寒色」をベースとする色です。
後退色の特徴
後退色は、文字通り後ろに退いて見える色。つまり、進出色と後退色の同じ大きさのものを見比べた場合、後退色のものの方が後ろに下がって見え、小さく見えます。
上記の長方形は、全く同じ大きさですが、左側の赤よりも右側の青の方が小さく見えます。
後退色の具体的な例
上記を踏まえると後退色は、紫・ブルーを代表とする寒色・緑です。
また、上で紹介した色の輪は、中央に行くほど薄い(明るい・白っぽい)色になっていますが、薄い(明るい・白っぽい)色よりも濃い(暗い・黒っぽい)色よりの方が奥に見える傾向にあります。
インテリアは、平面ではなく、床・壁・天井から成る3Dの箱の中に、様々な色を使って仕上げていきます。箱の大きさは無限ではなく、限られた大きさの箱の中を様々な色で着色し、物(家具など)を詰め込んでいかなければなりません。
この時、後退色の「後ろに下がって見える特徴」や「小さく見える特徴」を活用すれば、物理的に広さを確保するのが難しい場所でも、視覚的に広さを得ることができます。後退色を活用したインテリアを進出色をコーディネートしたインテリアと比較しながら、見ていきましょう。
後退色のアクセントクロスは、壁を遠くに見せる効果があるため、部屋が広く見えます。
ソファは、壁面や床面を多く占める大型家具です。
後退色のソファは、小さく見せる効果があるため、進出色のソファを置いた場合と比較すると部屋が少し広く見えます。また、ダークカラー(明度が低い色・黒っぽい色)のソファは、引き締まった印象のインテリアになります。
窓周囲の壁色に合わせて淡い色(薄い)のカーテンを下げるコーディネートの仕方やアクセントクロスのように後退色を使うコーディネートがあります。
幅の広い窓の場合は、壁色に合わせた淡い色(薄い)のカーテンの方が広々とした印象になりますが、カーテンだけを単体で見ると、後退色のカーテンの方がサイズが小さく見えます。
後退色を活用したインテリア実例
グリーン系
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、グリーンにペイントした凸凹した長方形タイル壁(アクセント)をコーディネート。
アクセント壁を背に、ブラックキャビネットと明るい木製天板を組み合わせたテレビボード、アクセント壁に向かってブラックの電子ピアノをレイアウト。アクセント壁と対面に、赤の寝椅子付き2人掛けソファを置き、グレー×暗いブルーのグラデーション柄のラグを敷き、薄いブラウンの木目の丸型スツールテーブルを配置。窓にダー具グレーのカーテンをハンギング。ブラックをポイントに使った、かっこいいインテリア。
ブラウンのフローリングのリビングの掃き出し窓と反対側の長い壁に、くすんだ薄いグリーンのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁を背に、薄いグレーの寝椅子付き2人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、ソファと同じ明るさのグレーのラグを敷き、ホワイトのテレビボードとゴールド金属フレーム脚とホワイト天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルを配置。アクセントクロス以外を淡い色で配色し、開放的な印象をアップした北欧スタイルのインテリア。
スモーキーな薄いブラウンのフローリングのリビングの窓のない向き合う２面の壁に、スモーキーな薄めのグリーンのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁を背に、くすんだグリーンの2人掛けソファ、ダークブラウンの横木目のテレビボードをレイアウト。ソファの下に、暗いグリーン×薄いグレーの大きな葉っぱ柄のラグを敷き、ダークブラウンの木製丸型コーヒーテーブルを配置。くすんだグリーンと濃いブラウンの木目を組み合わせたナチュラルで高級感のあるインテリア。
スモーキーな薄いブラウンのフローリングのリビングの短い壁に、くすんだグリーンのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁を背に、薄めのグレーの2人掛けソファをレイアウト。ソファの下に、くすんだグリーンの幾何学模様のラグを敷き、ブラックの丸型コーヒーテーブル、ホワイトのシンプルなテレビボードを配置。ソファの上にブラックの無地クッションをレイアウト。鮮やかすぎないグリーンを使った上品なインテリア。
濃いめのブラウンのフローリングのリビングに、暗いグリーンのベルベット製3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレーのうっすらと模様が入ったラグを敷き、ゴールド金属脚とガラス天板を組み合わせたアンティークなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。アンティークフレームのミラー、ふんわりとしたホワイトシェードのペンダントランプ、ブラック×ホワイトの水玉模様のシェードのフロアランプを加えて、フェミニンな印象をアップしたインテリア。
ブラウンのフローリングのLDKのダイニングを背に、暗いグリーンのベルベット製3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ブラック×ホワイトのエキゾチックなパターン柄のラグを敷き、ブラック金属脚とブラウンの木目天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、ブラウンの木目のテレビボードを配置。ソファとラグを暗い色にして、落ち着きのある空間を演出したインテリア。
くすんだ薄めのブラウンのヘリンボーン床のリビングに、暗い黄緑のベルベット製2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレージュ×ホワイト×暗いイエローのまだら模様の丸型ラグを敷き、ゴールド金属脚とガラス天板を組み合わせた三角形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、くすんだブラウンの木とくすんだブラウンレザーを組み合わせたアームチェアを配置。鮮やかさを落とした色を多く使って、上品で高級感のある空間を演出したインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、暗い黄緑の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、濃いグレー×グレーの細かいパターン柄のラグを敷き、シルバーの柵みたいなデザインの脚とガラス天板を組み合わせた丸型サイドテーブルをレイアウト。壁を薄いベージュ、カーテンをくすんだ濃いめのベージュにして、温もりを足し、リラックス感をアップしたインテリア。
ブルー系
暗めのブラウンのフローリングのリビングに、くすんだ暗いブルーのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁を背に、ブラックの2人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、ブラック×ホワイトのストライプ柄のラグを敷き、モダンなデザインのブラックの木製長方形コーヒーテーブル、ソファの左右に、ホワイトシェードのテーブルランプを乗せたホワイトの丸型サイドテーブル、ソファと斜めに、白っぽいグレーのファブリック製アームチェアを配置。暗い色と明るい色をミックスして、メリハリと開放感のある空間を演出したインテリア。
スモーキーなナチュラルブラウンのフローリングの狭いリビングに、暗めのブルーの腰壁をコーディネート。
腰壁の上に、ブラウン×ベージュの繊細なパターン柄のアクセントクロスを貼り、スモーキーなブラウンの木目のテレビボードをレイアウト。テレビボードと対面に、薄いベージュの2人掛けソファを配置。コーヒーテーブル・サイドテーブル・テーブルランプで、ホワイトや水色の冷たい色を足して、すっきりとした印象をアップしたインテリア。
ブラウンのフローリングのリビングに、暗いブルーの壁紙をコーディネート。
長い壁を背に、壁紙と同じ明るさのブルーの2人掛けソファをレイアウト。ソファの下に、ブラック×白っぽいグレー×イエローのヴィンテージ感のあるラグを敷き、ゴールド金属脚とガラス天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブル、イエローのファブリック製アームチェア2脚を配置。遠い場所にある壁とソファに後退色の暗いブルーを使い、ブルーと相性の良いイエローと組み合わせて、大人カジュアルな空間を演出したインテリア。
ブラウンのフローリングのLDKのキッチンを背に、暗いブルーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、ダークグレーの小さめのラグを敷き、ソファと同じファブリックを使った長方形オットマンテーブルをレイアウト。ソファと対面の壁に、ブラウンの木目のカウンター型テレビボードをハンギング。スペースの中央に配置した大きめのソファに後退色を使って、すっきりとした空間を演出したインテリア。
薄いブラウンのフローリングのリビングに、暗めのターコイズブルーの2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの下に、薄いグレー×グレー×ベージュのまだら模様のラグを敷き、シルバー金属の1本脚とブラックのガラス天板を組み合わせた楕円形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、くすんだ暗いブラウンのアンティークデザインのコンソールテーブルを置き、下に、くすんだイエローのファブリック製スツールを2脚配置。艶のある素材のソファを使って、エレガントな空間を演出したインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、くすんだブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファ背面の壁に、グレー×ブルーのクラシカルなパターン柄のアクセントクロスを貼り、ソファの下に、ベージュのラグを敷き、ブラウンの木製丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、くすんだブラウンのコンソールテーブルを配置。淡い色と寒色をおしゃれに組み合わせ、開放的でクラシカルな空間を演出したインテリア。
白っぽいナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、暗いブルーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ブラックの線で菱形模様を描いたベージュのラグを敷き、薄めのブラウンのヴィンテージな木製長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファ背面の壁に、海と空のモノトーンのアートをディスプレイ。後退色のソファと遠近感のあるアートを使って、真っ平な壁に、奥行きを出したインテリア。
パープル系
黒っぽいダークブラウンのフローリングのリビングに、濃い紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁とL字に、薄いグレーの2人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、暗い紫×薄い青紫×グレーのパッチワーク風ラグを敷き、ブラックのファブリック製丸型スツールを配置。ソファ正面の壁にグレーのアクセントクロスを貼り、ホワイト鏡面扉のモダンなデザインのテレビボードを置いて、生活感が少なく、おしゃれな空間を演出したインテリア。
ダークブラウンのフローリングのリビングに、白っぽい紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁を背に、暗いブラウンの2人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、オフホワイトの大きなラグを敷き、ソファと対面に、ソファと同じ明るさのブラウン鏡面のテレビボードを配置。床色とソファとテレビボードの色を揃え、壁の一部に、後退色の薄いアクセントクロスを使って、すっきりとした印象をアップしたインテリア。
明るめのブラウンのフローリングのリビングダイニングの長い方の壁に、スモーキーな薄い紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁に向かって、モダンなデザインのグレーの2人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、ブラックのラグを敷き、コンパクトなブラックのネストテーブル、ホワイトのテレビボードを配置。彩度が低めの淡い紫とグレーを組み合わせて、上品で広々とした空間を演出したインテリア。
グレージュの床のリビングに、濃い紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁とL字に、ベージュの2人掛けソファを対面式にレイアウト。ソファの前に、イエローのコンパクトな長方形コーヒーテーブルを3台配置。アクセントクロス壁の中央に、ブラック金属の大きな時計を掛け、左右に、ブラックの額縁に入れた小さめのポスターを田の字に4枚ずつディスプレイ。壁面を規則正しく飾り、整然とした印象をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングダイニングの短い壁に、スモーキーな青紫のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁を背に、くすんだ薄いグリーンのベルベット製2人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、黒っぽいブラウンの華奢なデザインの三角形コーヒーテーブルを配置。壁に向かって、薄めのブラウンの木製テーブルを置き、ブラック×薄いブラウンの木目のチェアを2脚並べて、カフェっぽい空間を演出したインテリア。
ブラックのタイル床のリビングに、濃い紫のアクセントクロスと紫のベルベット製2人掛けチェスターフィールドソファをコーディネート。
ソファの前に、黒っぽいブラウン×ホワイトのふかふかしたアニマルデザインのラグをレイアウト。ソファと斜めに、暗いエメラルドグリーンのベルベット製アームチェアを配置。床・壁の一部・ソファ・チェアをダークカラーでまとめ、リッチな空間を演出したインテリア。
ブラウンのフローリングのリビングに、濃い紫の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、薄いオレンジ×グレーのヴィンテージなラグを敷き、明るいブラウンの木製長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面の壁に、くすんだ暗いブルーのアクセントクロスを貼り、ホワイトの天井まである収納家具を配置。クラシカルで上品な印象のインテリア。
グレージュのタイル床のリビングに、くすんだ暗い青紫の3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレージュのシャギーラグ敷き、ソファとコの字に、くすんだ薄めの赤紫のアームチェアとソファと同じファブリックを使ったアームチェアをレイアウト。ソファ背面の空きスペースに、ブラックレザーのイームズラウンジチェアを置き、壁の一部に薄いグレーのアクセントクロスを貼って、上質な空間を演出したインテリア。
ブラック系
濃いブラウンのフローリングの長方形リビングの長い方の壁に、ブラックの木目調アクセント壁をコーディネート。
アクセント壁に向かって、暗いグレーの3人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、ホワイトのシンプルなデザインの長方形コーヒーテーブル、ソファとL字に、暗いグレーのファブリック製長方形オットマンを配置。天井に、アクセント壁と平行に、ブラックのダクトレールを取り付け、ブラックのスポットライトをハンギング。長い壁に沿って川の字にブラックを配色した、かっこいいインテリア。
薄いベージュの大理石調タイル床のリビングに、ブラックのアクセントクロスをコーディネート。
2面の壁を背に、薄いグレーの2人掛けソファをL字に2台レイアウト。ソファの前に、ゴールド金属脚×ブラウンの木目トレイの長方形コーヒーテーブルを置き、ソファと対面に、ダークグレー×グレーの細かいギザギザ模様のファブリックとホワイト×ブラックのギザギザ模様のファブリックを使った2種類のスツールクッションを配置。アクセントクロス以外を淡い配色にして、上品&ナチュラルな空間を演出したインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングの狭いリビングの短い方の壁に、ブラックのアクセントクロスをコーディネート。
窓がある長い方の壁を背に、グレーの3人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、ブラック×ホワイトの大理石調天板のコンパクトな丸型コーヒーテーブル2台、ソファと対面にホワイトのテレビボードを配置。一番奥の壁をブラックにして、広々とした印象をアップしたインテリア。
スモーキーな薄いブラウンのフローリングのLDKのリビングの短い壁に、ブラックのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁とL字の壁を背に、グレーのベルベット製寝椅子付き2人掛けソファをレイアウト。ソファと対面に、グレーキャビネットとホワイト天板を組み合わせたテレビボードを配置。アクセントクロス壁に、ダークブラウンの木製ウォールシェルフを取り付け、ホワイトの花瓶をディスプレイ。ブラック・グレー・ホワイトの無彩色とブラウン・グリーンの自然を感じる色を組み合わせて、リラックス感をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングダイニングのリビング側のテレビ周りの壁に、ブラックのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁と反対側に、グレージュのコーナーソファをレイアウト。ソファの下に、ベージュのラグを敷き、シルバー金属脚とホワイト鏡面の箱型天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブル、ダイニングスペースに、ブラウンの木製長方形テーブル、シルバー金属脚とホワイト木製座面を組み合わせたシンプルなチェアを配置。白っぽい色とブラックを組み合わせて、広々とした空間を演出したインテリア。
濃いめのブラウンのフローリングのリビングダイニングに、エレガントなデザインのブラックのベルベット製3人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、グレー×アイボリーの大きなカウハイドラグを敷き、ブラック金属のコンパクトな丸型コーヒーテーブル(サイドテーブル)をレイアウト。ソファと対面に、ブラックの木製テレビボード、掃き出し窓の前に、ブラックの太い1本脚の丸型テーブル、ブラック金属脚とブラックの座面を組み合わせたアームチェアを配置。ブラック・グレー・ホワイトの無彩色で配色し、ブラックを多くして、高級感のある空間を演出したインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、ブラックの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレーのペラペラのラグを敷き、ブラック金属の柵みたいなデザインの脚とブラウンの木目天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、ブラック金属フレーム脚とくすんだブラウンの引き出し付き天板を組み合わせたヴィンテージなデザインのコンソールテーブル型テレビボードを配置。床面を淡い色、ソファを暗い色にして広々とした空間を演出したインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングダイニングに、ブラックの2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面にブラウンの木目のテレビボードをレイアウト。ダイニングスペースに、ブラックの丸型テーブルとブラックのチェアを置き、リビングの窓に、天井からブラックのカーテンをハンギング。カーテンを窓よりも高い位置から取り付けることで、窓を大きく見せ、開放感をアップしたインテリア。
スモーキーな薄めのブラウンのフローリングのリビングに、ブラックレザーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、ブラックの線で菱形模様を描いたアイボリーのシャギーラグを敷き、ダークブラウンの木製3本脚とブラック天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの斜め前に、ブラックレザーのアームチェアを配置。ブラックの家具でまとめ、高級感を出し、空間を引き締めた北欧スタイルのインテリア。
後退色の“後ろに下がって見える”、“小さく見える”特徴を活用したインテリアの作り方は参考になったでしょうか。
最初に乗せたオレンジのラウンジチェアを置いた華やかなリビングを後退色のブルー系を使ったコーディネートに変えてみると、後退色の効果は一目瞭然。
「いろんな色がありすぎてわかりにくい」という場合は、「小さく見せたいものや場所に、寒色系の色・黒・黒っぽい色を使う」と覚えておきましょう。
