DIYブームで人気のヴィンテージインテリアやインダストリアルインテリア。
ヴィンテージインテリアやインダストリアルインテリアはヤレた木や劣化したアイテムを組み合わせ、ゴツゴツした暗い印象のインテリアで、どちらかと言えば「綺麗」よりも「汚い」です。
見た目が汚い印象だからと言って「掃除をしなくても良い」とはならず、清潔に保つのはどんなインテリアでも当たり前のこと。
筆者の自宅にも、ヴィンテージウッドのコーヒーテーブルがありますが、板同士の微妙な隙間に埃が入り、白っぽくなってしまうのがデメリット。「手作り感のある家具は、サッと掃除出来ないのが駄目だな」と思いながら、ハンディータイプのクイックルワイパーで表面をなでるのですが、ささくれだった木が繊維にひっかかり、抜け毛(?)がテーブルの上に残ってしまうという最悪な事態を招いています。(1本1本抜くのが大変)
と、話が逸れましたが、ヴィンテージインテリアやインダストリアルインテリアは「黒っぽい」「暗い」のが当たり前だと思っていませんか?
世間では「男前インテリア」とも呼ばれているようですが、かっこいい要素よりも女性っぽさや高級感のあるヴィンテージインテリアやインダストリアルインテリアを作ってみたいと思ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヴィンテージインテリアやインダストリアルインテリアの古ぼけた印象を残しつつ、上品・優雅・洗練さをプラスするコツを紹介します。
【エレガントポイント1】ラグをパターン柄にする
薄いグレーの壁のリビングに、ヴィンテージな茶色のチェスターフィールドソファを置き、ホワイト×暗いグレーのギリシア雷文のラグをコーディネート。
古く上品な配色のインテリアをラグの柄で更に上品に。寂しさと心地よい古さをミックスした高級感のあるインテリア。
ホワイトの3人掛けソファと赤紫のオリエンタルラグをコーディネート。
ソファの前にグレーのレザー製オットマンテーブルをプラス。ソファの上にグレー×薄いグレーのチェック柄のクッションとグレーの無地クッションを乗せて、洗練された雰囲気をアップ。
グレーの寝椅子付き2人掛けソファとグレー×暗い茶色×赤のエキゾチック柄のラグをコーディネート。
ソファの前にテーブルを置かずに、ラグの柄が全部見えるようにレイアウト。壁面のオープンラックと天井、ラウンジチェアがヴィンテージ仕様で、ソファとテレビボードはモダンスタイル。
ボロボロの柱が丸見えのリビングに、グレイッシュな暗い茶色の3人掛けベルベットソファとアイボリー×灰みがかったブルーのオリエンタルラグをコーディネート。
このリビングもソファの前にテーブルは無し。サイドテーブルとコーヒーテーブルは、古い木箱を改造したヴィンテージデザイン。
コンクリート天井とコンクリート柱が丸見えのリビングに、暗いグレーの寝椅子付き3人掛けソファと薄いグレー×暗い青の花柄のラグをコーディネート。
コンクリートと花の全く異なる要素をミックス。余白が少なく規則正しいパターン柄のラグを敷くことで殺風景さを感じさせない上に、キチンとした印象がアップ。
黒の2人掛けソファと灰みがかった薄い緑に暗い緑を組み合わせたレトロなパターン柄のラグをコーディネート。
ソファの前に黒ガラス製コーヒーテーブル、ソファと対面に茶色レザーのシンプルなチェアを2台プラス。ラグの色使いと柄使いが、おしゃれ過ぎるインテリア。
グレーの壁のリビングに黒レザーの2人掛けフロアとグレー×薄いグレー×ホワイトのヘリンボーン柄のラグをコーディネート。
ソファの前に脚が木製のガラス製長方形テーブル、ソファの斜め前に黒のレザー製チェアをプラス。サイドボードとサイドテーブルは、朽ちた感が強い茶色の木製。壁色とラグ色を統一したまとまりのあるインテリア。
茶系レンガ壁の前にグレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に薄いグレーのデコボコしたラグ、ソファの前にシルバー脚の長方形コーヒーテーブルをプラス。フロアランプとラウンジチェアをマットな黒にしてインテリアを引き締め、上品とかっこよさをミックス。
グレイッシュな茶色のレンガ壁のリビングダイニングに、黒の丸いデザインの2人掛けソファと黒の塗装が剥げたようなデザインのラグをコーディネート。
コンクリート壁をそのままラグにしたような見た目。ヴィンテージインテリアにしか似合わない風合いのラグを大胆に使い、デザイン性の高い美しいソファで調和を取ったコーディネート。
薄いグレーの3人掛けソファと灰みがかった薄い紫のグラデーションラグをコーディネート。
ソファの前に大きさと高さが違う同じデザインのホワイトのコーヒーテーブル3台、ソファと対面にホワイトのテレビボードをプラス。通路側にレトロデザインの紫のラウンジチェアと茶色のラウンジチェアをレイアウトし、上品な印象を更にアップ。黒が全くない洗練された印象のインテリア。
【エレガントポイント2】ソファをグレーにする
上から順に
ソファ:黒 ラグ:黒
ソファ:グレー ラグ:黒
ソファ:グレー ラグ:グレー。
ヴィンテージな暗い茶色の木製梁とオレンジ×茶色のレンガ壁のリビングに、シンプルなデザインのグレーの寝椅子付き2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に、暗い茶色の菱形の木製コーヒーテーブルをプラス。無駄な装飾はせず、必要最低限の家具だけをレイアウトし、すっきりとした印象をアップ。
暗いグレーの天井と暗いグレーと赤茶色のレンガ壁のリビングダイニングに、デザイン性が高いグレーの3人掛けソファとラウンジチェアをコーディネート。
ソファの隣に脚がシルバーの木製円形サイドテーブルとシルバーのフロアランプをプラス。テレビボードもグレー扉のシンプルデザインにして、洗練された印象をアップ。
アルミダクトが丸見えのリビングに、グレーの2人掛けソファとグレー×ホワイトのモロッコ柄のラグをコーディネート。
ソファの前にガラス製長方形テーブル、ソファとL型に暗い茶色の木製ヴィンテージチェアをプラス。エレガントポイント1のパターン柄のラグと組み合わせたヴィンテージ感が薄いインテリア。
茶色のレンガ壁のリビングに、薄いグレーの3人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に黒のキャスターとグレーの引き出しがついたヴィンテージな茶色の木製コーヒーテーブルをプラス。ソファの上に後述するパターン柄のクッションを乗せて優雅な印象をアップ。
ホワイトの塗装が剥げかけたレンガ壁のリビングに、シンプルデザインのグレーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前にアイボリーのシャギーラグを敷き、ホワイトの円形コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面にソファと同じ色のラウンジチェアを置いて、黄色×ホワイトのシェブロン柄のクッションを組み合わせ、ヴィンテージ×北欧っぽいインテリアを演出。
グレーのブロック長の壁のリビングに、薄いグレーのパーソナルフロアソファと赤茶色のレトロなレザーソファをコーディネート。
床にホワイト×グレーのダイヤ柄のラグを敷き、キャスター付きの木箱テーブルをプラス。ソファの脇にグレーのニットプフをレイアウトし、ソファの上に、グレー×ホワイトのボーダー柄、ホワイト×黒のパターン柄のクッションを乗せて無機質でおしゃれな印象をアップ。
くるみボタン付きのシンプルデザインのグレーの2人掛けソファとホワイトのテレビボードをコーディネート。
床にグレイッシュな薄いグレーとグレーの虎柄みたいなラグを敷き、クリア素材の長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファとL型にベージュ地に鳥と花を刺繍した上品なチェアを2台並べてレイアウトし、エレガントな印象をアップ。
グレーの3人掛けソファとオレンジのラインが入った黒×グレーの細かいパターン柄のラグをコーディネート。
ソファの前にコンクリートっぽいグレー天板と古びた感のある薄い茶色の木製長方形コーヒーテーブルをプラス。コーヒーテーブルの上にシルバーのミルクポットに入れたピンクの花をディスプレイして、大人可愛い雰囲気をアップ。
【エレガントポイント3】クッションにパターン柄を取り入れる
細かいパターン柄、薄いグレーとホワイトを組み合わせたものがおすすめです。
レンガ壁のリビングに黒の2人掛けソファとキャメルのレザー製2人掛けソファをL型にコーディネート。
ソファの下に緑・黄緑・黒のレトロなチェック柄のラグを敷き、暗い茶色の木製楕円形コーヒーテーブルと薄い茶色の木製円形コーヒーテーブルをプラス。ソファの上に、茶色・黒・グレーのチェック柄のクッションとホワイト×黒の細かいボーダー柄のクッションを乗せ、親しみやすく上品な印象をアップ。ボーダー柄のクッションは、IKEAのSTOCKHOLM ストックホルム。
茶色のキチンとした印象のレンガ壁のリビングに薄いグレーのコーナーソファと薄っすらとグレーの線が入った薄いグレーの格子柄のラグをコーディネート。
ソファの前にグレーのファブリックを使った立体のスツールを田の字型にレイアウトしてコーヒーテーブル代わりに。ソファの上にホワイト×グレー×薄いグレーのギザギザ模様のクッションを乗せて上品な印象をアップ。
暗い赤茶色の3人掛けソファと黒っぽい茶色のヴィンテージな木製正方形コーヒーテーブルをコーディネート。
ソファの上に黒の無地とグレー×黒の細いストライプ柄のクッションをプラス。隙間が少ないストライプが大人の印象をアップ。
赤茶色のレンガ壁のリビングに黒のレザー製2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に灰みがかったベージュのラグを敷き、脚が黒の木製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファの上にグレー×黒の小さな水玉のクッションを乗せて、上品な印象をアップ。
グレーのレンガ壁のリビングダイニングに、黒のフロアコーナーソファとグレーのラグをコーディネート。
ソファの前にシルバー脚と明るい茶色の木を組み合わせたゴツっとしたコーヒーテーブルをプラス。ソファの上に、グレー×黒のシンプルなボーダー柄、ホワイト×グレーのアニマル柄、暗いグレーにホワイトでゾウの形をプリントした細かいパターン柄のクッションを乗せ、おしゃれな印象をアップ。
【エレガントポイント4】シャンデリアを吊り下げる
古い木、コンクリート、レンガ等の素材とのミスマッチ感が、逆に、おしゃれな雰囲気を演出。
コンクリート梁とアルミダクトが丸見えのリビングに、ゴールドのキャンドルタイプのシャンデリアをコーディネート。
ブルーの3人掛けソファとグレー×青のオリエンタルラグを組み合わせ暗い茶色の木製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファ対面のテレビと暖炉をビルトインしたの壁は暗い茶色のヘリンボーンの木。配色も上品を意識したインテリア。
レンガ壁をホワイトで塗装したリビングダイニングのダイニングにクリスタル×ホワイトのシャンデリアをコーディネート。
リビングは薄いグレーのソファとゴールドのテレビボード、ホワイトのオープン収納を組み合わせたシンプルかつエレガント仕様。ソファに灰みがかった薄い茶色、薄いグレーの無地クッションを足して温もりをアップ。
コンクリート天井のリビングに、黒×クロスタルのゴージャスなシャンデリアをコーディネート。
暗い青の2人掛けソファ、暗い青のオットマン、脚がシルバーの木製長方形コーヒーテーブルを組み合わせ、ソファとコの字に茶色レザーのパーソナルソファと灰みがかった緑のパーソナルソファをプラス。青と緑の有彩色を灰みがかった色にすることでヴィンテージ感を出したインテリア。
コンクリート天井のリビングに、木の根っこみたいなデザインのシャンデリアをコーディネート。
黄色が強い光沢のある茶色の2人掛けソファとグレーの長方形コーヒーテーブルを組み合わせ、ソファと対面の床に青×茶色のエキゾチックな柄のラグと暗い茶色レザーのラウンジチェアをプラス。色使いと柄使いが個性的なインテリア。
間口が短い方の壁が茶色レンガのリビングに、黒ガラスのモダンデザインのシャンデリアをコーディネート。
青の2人掛けソファとホワイト×黒のシェブロン柄のラグを組み合わせ、ソファと対面に艶が綺麗なヴィンテージ感のある木目のテレビボードをプラス。ソファの周りにゴールド脚とガラスを組み合わせたコーヒーテーブルとシルバー鏡面のサイドテーブルをレイアウトして、上品で高級な印象をアップ。
【エレガントポイント5】真鍮、またはゴールドを使う
重みのある黒の金属や錆びた見た目のシルバーを組み合わせるのが定番のヴィンテージやインダストリアルインテリア。黒やシルバーの代わりに、金色や真鍮色を取り入れると高級感が増し、上質な印象になります。
コンクリート梁が丸見えのリビングに、茶色レザーの2人掛けソファ、赤×暗い紫のオリエンタルラグ、脚が大理石調の長方形ガラステーブルをコーディネート。
ソファの隣にゴールドフレームの背の高いミラーをプラス。壁面の扉付きのグレーの大きな収納もゴールドをあしらい、高級な印象をアップ。ヴィンテージ、インダストリアル、モダン、エレガントをミックスした個性的なインテリア。
ダイニング側の壁がオレンジっぽいレンガのリビングダイニングに、グレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に黒とゴールドのトレイテーブルをプラス。ソファの上に、ピンク×薄い水色、黄色×緑、グレー×エメラルドグリーンの花柄クッションを乗せて、フェミニンな印象をアップ。
コンクリート天井とコンクリート壁に囲まれたリビングに、薄っすらと茶色のラインが入った薄いグレーのラグを敷き、薄いグレーのラウンジチェア2台をコーディネート。
チェアの間にゴールドのサイドテーブルをプラス。ダイニングのシャンデリアもゴールドにした上品なインテリア。
茶色のレンガ壁のリビングにグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファと対面にひじ掛けがゴールドの暗い赤茶色のレザーチェア2台をプラス。温もりと上品な印象のバランスが素敵なインテリア。
間口が短い方の壁が薄い茶色レンガのリビングに青の2人掛けソファをコーディネート。
ソファとL字にひじ掛けがゴールドの黒のファーチェアを2台プラス。チェアの間にゴールドのサイドテーブルを置いて観葉植物とゴールドのフォトフレームをディスプレイ。ソファ用クッションをホワイト×黒のアニマル柄、ラグをホワイト×黒のパターン柄にして、大人上品な印象をアップ。
【エレガントポイント6】暗い、または灰みがかった緑(青緑)を加える
ホワイトのダクトが丸見えのリビングに、グレーの2人掛けソファと薄い茶色×青のオリエンタルラグをコーディネート。
テレビボードの後ろの壁に暗くて灰みがかった緑のアクセントクロスをプラス。前に木目が綺麗なサイドボードと観葉植物を置いて癒しのスペースを演出。
ダクトが丸見えのリビングに黒の2人掛けソファと暗いグレーのシャギーラグをコーディネート。
ソファの後ろの壁に灰みがかったエメラルドグリーンのアクセントクロスをプラス。家具とファブリックを黒、または暗いグレーのみでまとめた重厚感のあるインテリア。
壁と天井が真っ黒なリビングに、白っぽいグレーの寝椅子付き3人掛けソファと黒のラグをコーディネート。
ソファ正面の壁は茶色のレンガ。ソファの隣に、ライトグレイッシュな緑でペイントしたトランク型収納を置いてサイドテーブル代わりに。黒の使い方がかっこよく、洗練された印象も感じるインテリア。
グレーのレトロな3人掛けソファと赤茶色×ベージュのエキゾチックな柄のラグをコーディネート。
ソファの隣に灰みがかった薄い緑の木製ロッキングチェアをプラス。コーヒーテーブルは、ヴィンテージな木と黒のキャスターを組み合わせたデザイン。ラグ、テーブル、ロッキングチェアが程よい古さを演出したインテリア。
窓周りが茶色レンガ、天井が木のリビングに薄いグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に茶系のカウハイドラグを敷き、ヴィンテージな木製パレットに黒の脚をつけたハンドメイド感のあるコーヒーテーブルをプラス。ソファの上に鮮やかな緑のクッションを足してアクセントに。
【エレガントポイント7】アクセントクロスは黒ではなく暗い青にする
アルミダクトが丸見えの茶色レンガ壁と木の天井のリビングに、暗く灰みがかった青緑のアクセントクロスをコーディネート。
暗いグレーの2人掛けソファと明るいグレーに薄っすらとグレーの模様が入ったパターン柄のラグをプラス。黒を一切使わず、壁の色と家具、ラグの色を上品な印象でまとめたインテリア。
全部の壁を黒っぽい青にしたリビングに黒のオープンラックをコーディネート。
薄いグレーの木製ひじ掛け付き2人掛けと暗い茶色の木製テーブルを組み合わせ、シンプルな印象に。
板張りと木製梁が丸見えのリビングの壁に暗い青の壁紙クロスをコーディネート。
キャメルのエレガントデザインのレザー製3人掛けソファと暗いグレーとホワイトのヘキサンゴン柄のラグを組み合わせ、切り株みたいなデザインのコーヒーテーブルをプラス。黒ではなく、暗い青にすることで、黒のヴィンテージなペンダントランプや黒の額縁が目立つように工夫。
天井の木が丸見え、壁が茶色レンガのリビングに暗い青のアクセントクロスをコーディネート。
シンプルデザインの青の2人掛けソファとグレーのシャギーラグを組み合わせ、ヴィンテージな木の長方形テーブルをプラス。青の壁の前にヴィンテージな横木目のサイドボードを置いて、上部にシルバーのミラーとレトロな絵をディスプレイ。木の色と青を上品にミックスした開放感のあるインテリア。
天井が三角形の倉庫みたいなリビングの間口が短い方の壁に、暗い青のアクセントクロスをコーディネート。
黒レザーのレトロデザインのひじ掛け付きチェア2台とホワイトのムートンラグを組み合わせ、古い箱型のテーブルをプラス。青の壁の前にシンプルなデザインのグレーのテーブルを2台並べてレイアウトし、ヴィンテージなスツールと組み合わせてデスクとして活用。作業部屋みたいな簡素なインテリア。
雑誌やインスタなどで見かける「黒っぽく男前な雰囲気よりも、優しく、上品な印象のヴィンテージ・インダストリアルの方がおしゃれに見える」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者が、「上品・綺麗・高級感×ヴィンテージ」に注目するようになったのは、カフェの内装に関わったことがきっかけです。オーナーさんの意向は「NYのブルックリンみたいな雰囲気で」だったのですが「飲む・食べる(アルコール無し)」の場では、やはりある程度の清潔感も必要。今でこそ、ヴィンテージスタイルはインテリア界のトレンドになってますが、お客様自身がインテリアに興味が無かった場合、新規オープン店なのに「なんだ、この汚い古い店は」となりかねません。
また、年齢や性別を考えた時、黒を多用したインテリアよりも、エレガントさが加わったヴィンテージの方が「女性受けが良いのでは?」「年配の方でも入りやすいのでは?」とも思います。
女性ならではの視点でインテリアを考える時「上品・綺麗」は欠かせない要素(もちろん男性でも綺麗好きな人はいます)なので、どんなスタイルのインテリアでも取り入れるようにしています。