普遍的で飽きが来ず、時代も感じさせないことで人気のミディアムブラウンの床。
下記は、5種類のフローリングを色別に並べたものですが
- ブラック・ダークブラウンの床は、暗くて重厚感のあるインテリア
- ナチュラルブラウンの床は、明るく自然を感じるインテリア
- グレーの床は、白や黒でまとめた無機質なインテリア
が作れそうだな、と何かしらコーディネート案が連想できる一方、ミディアムブラウンの床は「○○なインテリア」をパッと思い浮かぶインテリアの例が少ないのではないでしょうか?
この理由は、ミディアムブラウンの床が、どんな雰囲気のインテリアにも合うからです。
「○○な」については「ミディアムブラウンの床と11の印象別おしゃれインテリア厳選60例」で雰囲気別のインテリア例を紹介したのですが、今回は、少し専門的にテイストごとにコーディネートを紹介していきましょう。
生活感の無さが魅力のモダンスタイル
家具の色:茶色
ラグの色:ベージュ
カーテンの色:ホワイト
横長リビングの間口が短い方の壁に、床色と同じミディアムブラウンのテレビボードを置き、対面に黒の3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にベージュのラグを敷き、脚が木製のグレーのレザー製オットマンテーブルをプラス。ソファの隣に窓に向けて黒の木製ひじ掛け付きチェアを置いてリラックスできるリビングを演出。
家具の色:黒
ラグの色:グレー
カーテンの色:ホワイト
グレーの壁のリビングに、黒の3人掛けソファと黒のテレビボードをコーディネート。
ソファの前にグレーのラグを敷き黒の鏡面のロータイプの長方形コーヒーテーブル、ソファと窓の間に黒のフロアランプをプラス。カーテンをホワイトにして、白・黒・ホワイトの無彩色のみでまとめたシンプルなインテリア。
家具の色:黒・木
ラグの色:グレー
カーテンの色:ホワイト
壁を背にグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にソファよりも明るいグレーのラグを敷き、華奢な黒のフレームのガラス製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファの斜め前に白みがかった黄色のラウンジチェアをレイアウトし、ソファ用クッションをラウンジチェアと同色にしてアクセントカラーに。フロアランプとソファ背面の絵の額縁3つを黒で揃えて、高級感をアップ。
家具の色:ホワイト
ラグの色:グレー
カーテンの色:ホワイト
間口が長い方の壁に、暗い青のアクセントクロスを貼り、茶色のレザー製3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に明るいグレーのラグを敷き、ソファと反対側の壁に明るいグレーのラウンジチェア、ホワイト×グレーの大理石調のローテーブルをプラス。掃き出し窓に向かって一直線の空間を作り、開放感のあるリビングを演出。
家具の色:茶色
ラグの色:アイボリー
カーテンの色:緑
間口が短い方の壁に灰みがかった薄い緑のアクセントクロスを貼り、窓に向かって黒の寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
床に黒の模様が入ったアイボリーのラグを敷き、ソファと対面に床色と同じミディアムブラウンのテレビボードとホワイト×グレーのパターン柄のファブリックチェアをプラス。カーテンはホワイトのレースと白っぽい緑。自然を感じる色を使ったリラックスできそうなインテリア。
家具の色:暗い茶色/黒
ラグの色:グレー
間口が長い方の壁に沿ってグレーの2人掛けソファをコーディネート。
床にソファよりも明るいグレーのラグを敷き黒の天板の楕円形コーヒーテーブルを置き、ソファと反対側の壁に暗い茶色の木製テレビボードをプラス。黒とグレーを組み合わせ、木の色を少し見せて温かみを出したインテリア。
現代の流行をさり気なく取り入れたコンテンポラリースタイル
家具の色:ホワイト/茶色
ラグの色:ベージュ
掃き出し窓に向かって白っぽいベージュの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
床に暗い赤の模様が少し入った明るいベージュのラグを敷き、ミディアムブラウンの木製コーヒーテーブルとミディアムブラウンのひじ掛け付きの茶色レザーのチェアをプラス。壁面収納家具はホワイトにして壁のように見せ、温もりと広さを演出。
家具の色:茶色
リビングエリアの中心に通路と窓を背に向けて明るいグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に脚が華奢な黒のガラス製円形コーヒーテーブルを置き、ソファと対面に床色よりも暗いミディアムブラウンのテレビボードをプラス。ソファの周りに、グレーのキューブ型のクッションやフリンジ付きのボーダークッションを無造作に置いて、くつろげる空間を演出。テレビボードがある壁面は木や植物など、自然を取り入れたアイテムで癒しをアップ。
家具の色:明るい茶色
ラグの色:黒×グレー
カーテンの色:黄緑
間口が長い方の壁を背に明るいグレーの寝椅子付き2人掛けソファ、反対側の壁にナチュラルな明るい木製オープン収納家具をコーディネート。
ソファの下に明るいグレーに黒の模様が入ったパターン柄のラグを敷き、ポコポコした表面の立体のコーヒーテーブルをプラス。カーテンを黄緑、クッションをオレンジ・黄緑・青にして鮮やかな色を取り入れ、エネルギッシュな印象をアップ。
家具の色:黒
ラグの色:ホワイト・グレー・黒
カーテンの色:ベージュ
白っぽいベージュの壁のリビングに、ホワイトのレザー製2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にホワイト・グレー・黒のパターン柄のタイルのようなラグを敷き、黒のバルセロナチェアを2台プラス。サイドテーブル、コーナー用ディスプレイ家具、テーブルランプを黒で統一した高級感のあるインテリア。
家具の色:茶色
ラグの色:茶色
明るいベージュの2人掛けソファと同じデザインの1人掛けソファを向かい合わせにコーディネート。
1人掛けソファの下に茶色のカウハイドラグを敷き、ソファ同士の間にクリア素材のテーブルを交差してプラス。壁面に茶色の板とホワイトの棚のオープンシェルフを取り付けて本や食器をディスプレイ。茶色と白っぽいベージュだけでまとめたシンプルなインテリア。
家具の色:ホワイト
ラグの色:紫
グレーの壁のリビングのコーナーを背に、白っぽい紫のパーソナルソファをコーディネート。
ソファの下にソファより少し暗い紫のラグを敷き、ホワイトの円形コーヒーテーブルと紫のニットプフをプラス。壁面にホワイト扉のオープンラックを取り付けて、かっこいいモノクロアートをディスプレイ。ホワイト・グレー・紫を組み合わせた上品なインテリア。
ただし、時間の流れが速い昨今は、1年前に流行ったものが古く感じてしまうことも。雑貨やクッションカバー、額縁の中のポスターやアートなど取り替えやすいアイテムで最先端のインテリアを取り入れるように工夫しておきましょう。
異なる要素をおしゃれに組み合わせたエクレクティックスタイル
家具の色:茶色
ラグの色:ベージュ
カーテンの色:ホワイト
間口が長い方の壁に黒っぽいベージュのヨーロピアンなパターン柄のアクセントクロスを貼り青の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にベージュのラグを敷き、木目が綺麗な円形コーヒーテーブルと黒のラウンジチェアをプラス。ブラケットランプとペンダントランプを多灯電球デザインにして、個性的なインテリアを演出。
家具の色:茶色
ラグの色:グレー
窓に向かって暗い緑の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に明るいグレーの無地ラグを敷き、ゴールドフレームのガラス製長方形テーブルと木製ひじ掛けがついた茶色のカウハイドチェアをプラス。テレビボードは黒扉と茶色の木を組み合わせたかっこいいデザイン。窓の前に、緑のソファと相性の良いピンクのクッションを置いて、おしゃれ感をアップ。
家具の色:茶色
ラグの色:グレー・茶色
カーテンの色:茶色
間口が短い方の壁にグレーとベージュのウッドパネルを横張にして、間口が長い方の壁を背にアイボリーのエレガントなソファをコーディネート。
床にグレーと赤みがかった茶色のパターン柄のラグを敷き、明るい茶色と茶色の板を組み合わせたヴィンテージなコーヒーテーブルと黄緑のスツールをプラス。アンディークとヴィンテージをミックスし、配色は茶色と黄緑のリラックスできる組み合わせにしたインテリア。
家具の色:グレー・茶色
ラグの色:茶色
カーテンの色:ホワイト
ホワイトのカーテンを掛けた窓を背に、灰みがかった薄い青のエレガントデザインのソファをコーディネート。
床にヴィンテージな茶色のオリエンタルラグを敷き、グレイッシュな茶色の引き出し付きチェストをコーヒーテーブルとしてプラス。年代を感じる裸電球のコンセント照明やイームズラウンジチェア、茶色レザーのバタフライチェアを組み合わせた、いつの時代かわからないような複雑なインテリア。
家具の色:茶色
ラグの色:青
壁を背に暗い黄緑の3人掛けと暗い緑の2人掛けの木製ひじ掛け付きソファをコーディネート。
床に青のラグを敷き、床色よりも暗い茶色の木製コーヒーテーブルをプラス。黄緑のソファの後ろの壁に、ホワイト×黒の北欧柄のタペストリーを掛け、掃き出し窓の前にヴィンテージな木箱を置いて観葉植物をディスプレイ。落ち着くカフェのような雰囲気のインテリア。
インテリアが好き過ぎて「あれもこれも部屋に置きたい」「この要素も取り入れてみたい」と1つに絞ることが難しいと感じる方におすすめのテイストです。
自然を取り入れた荒っぽさが魅力のラスティックスタイル
家具の色:茶色
ラグの色:グレー
ゴツゴツした木の梁が丸見えの天井と茶系レンガ壁のリビングに、白っぽい茶色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にグレーのラグを敷き、黒フレームのガラス製楕円形コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面に木目が目立つ床色と同じミディアムブラウンの木製テレビボードを置いて、温かなインテリアを演出。
家具の色:茶色
ラグの色:ホワイト・暗い青
リビングの2面の壁を床色と同じミディアムブラウンの横板貼にして、アイボリーのシンプルな2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に暗い青の模様が入ったホワイトのラグを敷き、茶色の一枚板テーブルと黒のファブリック製ラウンジチェアをプラス。ロッジのような暖かさとホワイト系の冷たさを半々くらいでまとめたインテリア。
家具の色:茶色
ラグの色:赤みがかった薄い茶色・ホワイト・ベージュ
壁を背に赤みがかった薄い茶色のヴィンテージな3人掛けソファをコーディネート。
床に赤みがかった薄い茶色とホワイトとベージュを使った古臭いデザインのパターン柄のラグを敷き、脚が黒スチールのヴィンテージなウッドテーブルをプラス。ソファとL型に赤みがかった茶色の年代物のパーソナルソファを置いて、暖かく、くつろげるリビングを演出。
家具の色:暗い茶色
ラグの色:グレー
カーテンの色:茶色
暗いベージュの壁のリビングにグレーの2人掛けソファをコーディネート。
床にグレー地に黒の模様が入ったパターン柄のラグを敷き、ダークブラウンの木製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面に灰みがかった暗い茶色の木製テレビボードと茶色の木製オープンラックをレイアウトし、ヴィンテージ感をアップ。
家具の色:茶色
ラグの色:グレー
グレーの壁のリビングの窓を背に、赤みがかった白っぽいベージュの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にグレー×ホワイトのトレリス柄のラグを敷き、ミディアムブラウンの古さを感じる木製長方形コーヒーテーブルをプラス。コーナーに古い木のトランク型の収納家具とアイボリーのファブリックチェアを並べてレイアウトし、アンティーク感をアップ。
ミディアムブラウンの床の空間は、ほどよい温もりが特徴の内装なのでラスティックスタイルのインテリアとの相性は抜群です。
南国の風を感じるトロピカルテイスト
家具の色:茶色
ラグの色:グレー・水色
カーテンの色:ベージュ
間口が短い方の壁を背に明るいベージュの2人掛けソファをコーディネート。
床にグレーと水色の細いストライプ柄のラグを敷き、暗さの違う木を貼り合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファに水色の無地クッションと白っぽい黄緑の無地クッションを足して、夏っぽさを演出。
家具の色:暗い茶色
ラグの色:薄い水色
ベージュの壁を背に、ラタンと暗い茶色の布を組み合わせた寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に鮮やかさと暗さが違う水色2色を使ったパターン柄のラグをプラス。窓辺にもソファと同じデザインのラウンジチェアとオットマンを置いて、リラックスできる広々としたリビングを演出。アジアンリゾートっぽいインテリアですが、冬は季節外れに感じてしまいそう。
家具の色:暗い茶色
ラグの色:グレー
窓を背に赤みがかった白っぽい茶色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にグレーのパターン柄のラグを敷き、暗い茶色の木とホワイトのタイルを組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファの側面の壁に暗い茶色の和っぽいデザインの木製サイドボード、コーナーに観葉植物を置いて涼し気な印象をアップ。
家具の色:黒・暗い茶色
ラグの色:暗い赤紫
壁を背に黒レザーのヴィンテージなエレガントスタイルのソファをコーディネート。
ソファの前に、暗い赤紫のエキゾチックなラグを敷き、アンティークなゴールド脚と黒ガラスを組み合わせたコーヒーテーブルをプラス。コーナーやサイドテーブルの上に、南国植物をディスプレイ。高級感と涼しさを感じるインテリア。
家具の色:ゴールド
ラグの色:グレー
窓を背に、白っぽいピンクの2人掛けソファをコーディネート。
床に明るいグレーのラグを敷き、ゴールドの円形コーヒーテーブルを2台プラス。ソファとL型に木製ひじ掛け付きの赤みがかった茶色のレザーチェアを2台並べてレイアウト。ピンク・茶色・ゴールドを組み合わせたフェミニンな印象のインテリア。
次に紹介するビーチスタイルと似てますが、こちらは海がテーマではなく、涼しさをテーマにしたインテリアで、秋や冬でも季節外れな感じがしないのがポイントです。
まるでリゾートホテルの個室みたいなビーチスタイル
家具の色:茶色
ラグの色:グレー
窓と壁を背にグレーの2人掛けソファをL型にコーディネート。
ソファの前に、ソファよりも明るいグレーのラグを敷き木製フレームのガラス製コーヒーテーブルをプラス。壁面に茶色の木製ウォールシェルフを取り付けて観葉植物を飾り、ソファと壁の間にもバスケットに入れた観葉植物をディスプレイ。薄いグレーと植物を組み合わせた、涼しさを感じるインテリア。
家具の色:明るい茶色/ホワイト
ラグの色:明るいグレー
窓に向けて、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に明るいグレーのストライプ柄のラグを敷き、ナチュラルブラウンの木製円形コーヒーテーブルをプラス。間口が短い方の壁にベージュのアクセントクロスを貼り、ホワイトのシンプルな収納家具を取り付けて観葉植物やインテリア雑貨をディスプレイ。ナチュラルな色使いの広々としたインテリア。
家具の色:茶色
ラグの色:グレイッシュな薄い水色
カーテンの色:ベージュ
2人掛けソファ、1人掛けソファ、カーテン、ペンダントランプを全て薄いベージュでコーディネート。
床に灰みがかった薄い水色のラグを敷き、竹を編んだようなデザインのスツールを2個プラス。壁面のアートとソファ用クッション、ブランケットを水色にして、涼感をアップ。
家具の色:茶色
ラグの色:ベージュ
窓を背にアイボリーのカバーソファをコーディネート。
ソファの前にベージュのラグを敷き、脚が華奢なナチュラルブラウンの正方形コーヒーテーブルをプラス。通路側にナチュラルな籠のようなラウンジチェアを2個並べ、ソファの上に暗い青、ホワイト、ベージュの無地クッションを乗せ、圧迫感の無い、心地良さそうなインテリアを演出。
家具の色:ホワイト
ラグの色:青
カーテンの色:ホワイト
2面が窓のコーナーに斜めにホワイトの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に濃い青のパターン柄のラグを敷き、ソファの前にホワイトの円形コーヒーテーブル、ソファと斜めに暗い青のラウンジチェアをプラス。クッション、ペンダントランプ、花を全てブルー系で統一。透けた水色のガラス雑貨の使い方がおしゃれなインテリア。
色は寒色・ホワイト・明るいグレー、素材はガラス・ラタン・明るい茶色の木など、冷たさや風を感じるアイテムを組み合わせていきます。
ここで紹介した実例は、ビーチスタイルの中でも気温が低い時期にも合いそうな、季節に左右されにくそうなインテリアが中心です。
古さと上品さが心地よいシャビーシックテイスト
家具の色:ナチュラルブラウン/ホワイト
カーテンの色:ホワイト
ホワイトのナチュラルなカバーを掛けたコーナーソファをギュギュっとリビングの中心にコーディネート。
ソファの前にピクニック用バスケットみたいな蓋付の古い箱をコーヒーテーブル代わりに置き、錆びたホワイトのガーデンチェアとグレーのスールをプラス。新しさを全く感じないアイテムばかりを揃えたインテリア。
家具の色:ホワイト/白っぽい青緑
ラグの色:ベージュ
カーテンの色:ホワイト
壁を背にホワイトの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にベージュのラグを敷き、ホワイトとパステルグリーンでペイントした高さが違う正方形の木製スツール2台をコーヒーテーブル代わりにプラス。ソファの上にレトロブルーの花柄のクッションを足して、エレガントな印象をアップ。
家具の色:茶色/ホワイト
ラグの色:暗い茶色
壁を背に、ベッドスカートのようなオフホワイトのカバーを掛けた2人掛けソファをコーディネート。
床に灰みがかった暗い茶色のラグを敷き、朽ち果てた印象の木製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面にDIYで作ったようなホワイト塗装のオープンラックをレイアウトしてテレビボードとして活用。
家具の色:クリーム
ラグの色:白×暖色の花柄
窓と壁を背に、アイボリーのコーナーソファをコーディネート。
床にホワイトにピンクや赤、黄色の花を描いたレトロなラグを敷き、角が黄色と緑のクリーム色の長方形コーヒーテーブルをプラス。紫・ピンク・暗い赤のパターン柄のクッションをソファの上に置いて、懐かしさとエレガントさを感じるインテリアを演出。
家具の色:茶色
ラグの色:茶色
窓を背にアイボリーの2人掛けソファをコーディネート。
床に茶色×ベージュのオリエンタルラグを敷き、暗い茶色のアンティークな木製長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファとL型に灰みがかったラベンダー色のラウンジチェアをレイアウトし、窓に花柄のカーテンを掛け、女性っぽいインテリアを演出。
シャビーは元々、みすぼらしいという意味。アンティークやヴィンテージな家具は、木の素材をそのまま使った茶系が多いですが、これらを古さを残しつつ、ホワイトやクリーム色に塗装し、カラーコーディネートもエレガント系にするのがポイントです。
懐かしさが心地良いミッドセンチュリーテイスト
家具の色:ミディアムブラウン
ラグの色:赤・紫・オレンジ・グレー
カーテンの色:茶色
長細いリビングの間口が長い方の壁にグレーの2人掛けソファとミディアムブラウンの木製テレビボードをコーディネート。
床に赤・紫・オレンジ・グレーのタイル柄のラグを敷き、脚が三角形になったガラス製円形テーブルをプラス。ソファにも赤の無地クッションを乗せて、楽しそうなインテリアを演出。
家具の色:茶色
ラグの色:エメラルドグリーン
木製ひじ掛け付きの2人掛けソファと1人掛けソファをコの字にコーディネート。
ソファの前に、白っぽいエメラルドグリーンのラグをプラス。暗い茶色の格子調の間仕切りが和っぽいインテリアを演出。
家具の色:黒/暗い茶色
ラグの色:グレー
壁を背に、グレーのパターン柄のラウンジチェアを2台並べてコーディネート。
チェアの前にグレーのラグを敷き、黒のガラス製コーヒーテーブルと暗い茶色の木製テレビボードをプラス。チェアとL型に黄色のアカプルコチェアをレイアウトした、個性的なインテリア。
家具の色:茶色
ラグの色:赤茶色
カーテンの色:ホワイト
壁を背に明るいグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に赤みがかった茶色のエキゾチック柄のラグを敷き、脚が黒のガラス製コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面に茶色の木製ひじ掛けがついた赤みがかった茶色のレザーチェアをレイアウトし、くつろげる空間を演出。
家具の色:茶色
カーテンの色:黄緑
壁が灰みがかった水色のリビング の窓を背に、暗い黄緑の3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に脚が木製のガラス製長方形コーヒーテーブルを置き、側面の壁に茶色の木製ひじ掛けがついた白っぽいグリーンのチェアとミディアムブラウンの木製サイドボードをプラス。カーテンを暗い黄緑のレースにして、涼しげな印象をアップ。
50年ほど前にアメリカで流行したスタイルなので、今見るとどこか懐かしく、レトロにも感じ、ミディアムブラウンのフローリングの居心地良く感じる空間と上手く馴染みます。
かっこいいを極めたインダストリアルテイスト
家具の色:茶色
ラグの色:グレー
カーテンの色:ホワイト
窓を背に茶色のレザー製ソファをコーディネート。
床に明るいグレーのラグを敷き、脚が黒スチールのヴィンテージな木製長方形コーヒーテーブル、暗い茶色の木製テレビボード、黒の丸いプラスチックチェアをプラス。木と黒の組み合わせ方がかっこいいインテリア。
家具の色:茶色
ラグの色:グレー
壁を背に明るいグレーの2人掛けソファをコーディネート。
床にグレーのパターン柄のラグを敷き、黒×ミディアムブラウンの木製コーヒーテーブル、ミディアムブラウンの木製テレビボードをプラス。グレーの面積を多くして、上品な印象をアップしたインテリア。
家具の色:ホワイト
ラグの色:青
赤系のレンガ壁の前に、黄みがかった茶色のレザー製2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に濃い青のヴィンテージなラグを敷き、シルバー脚とホワイトの収納を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。クッションを黒・黒×グレーのパターン柄・グレー・暗い黄緑でまとめ、おしゃれな印象をアップ。
家具の色:黒
ラグの色:ホワイト/黒
カーテンの色:黒
ベージュ×茶色のレンガ壁の前に黒の木製オープンラックを置き、その前に明るいグレーの寝椅子付きソファをコーディネート。
ソファの下にホワイト×黒のレオパード柄っぽいラグを敷き、シルバー脚のガラス製円形コーヒーテーブルをプラス。カーテンはラックと同じ黒にして、インテリアを引き締め。
家具の色:茶色/ホワイト
黒格子間仕切り壁の前に、グレイッシュな薄い水色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に茶色の木の縁取りのホワイトの変形テーブルを2台プラス。ソファの上に、黄色・青・赤の個性的な柄のクッションを乗せ、おしゃれな印象をアップ。
最近のインテリアのトレンドでもあり、DIYとも相性が良いのが特徴です。レンガ・茶系の革・黒の金属など、かっこいい要素が多めのコーディネートをしていきましょう。
余裕と上品の北欧テイスト
家具の色:ホワイト
ラグの色:グレー
カーテンの色:ホワイト
壁を背に黒の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に明るいグレーの無地ラグを敷き、黒の円形コーヒーテーブルと黒のレザーチェアをプラス。ソファと反対側の壁にホワイトのオープンラックをレイアウト。白・黒・グレーでまとめた静かな雰囲気のインテリア。
家具の色:茶色
ラグの色:白っぽいベージュ
壁を背に明るいグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に白っぽいベージュの厚手のラグを敷き、木をそのまま使ったようなデザインの長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファの上に、ホワイト地に茶色と水色を組み合わせた北欧柄のクッションと灰みがかった青緑の無地クッションを乗せ、おしゃれな雰囲気に。
家具の色:明るい茶色×ホワイト
ラグの色:グレー
薄いグレーの壁のリビングに、グレーの寝椅子付き2人掛けソファ、薄っすらと筋が入ったグレーのラグをコーディネート。
円形コーヒーテーブルとテレビボードは両方とも脚がナチュラルブラウンの木製で天板がホワイト。灰みがかった赤みが強いオレンジのクッションと灰みがかった青緑のクッションをソファに乗せて、北欧感をアップ。
家具の色:暗い茶色/ホワイト
ラグの色:グレー
壁を背にグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、黒の模様が入ったグレーのラグを敷き、暗い茶色の木製円形コーヒーテーブルとホワイトのスタイリッシュなテレビボードをプラス。床の色よりも、木製家具の茶色を暗くした高級感と静けさを感じるインテリア。
家具の色:ホワイト
ラグの色:明るいグレー
カーテンの色:ホワイト
壁を背に明るいグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に明るいグレーのラグを敷き、ホワイトの正方形コーヒーテーブルとホワイトのオープンラックをプラス。クッションとラウンジチェアを灰みがかった赤みが強い薄いベージュにして、温もりとフェミニンな印象をアップ。
カラフルな色使いや北欧パターン柄を組み合わせたカジュアルで温もりを感じるナチュラルな北欧スタイルもありますが、オレンジや赤っぽい茶色のフローリング(ミディアムブラウンの床)とコーディネートするのは難しいかもしれません。
北欧インテリアの作り方について
ミディアムブラウンは、業界では中間色と呼ぶことが多く、老若男女に好まれる温かみのある床です。
その為、インテリアも「無難に」となりがちですが、紹介した実例には「家具店や雑誌でも目にしたことがない」珍しい個性的なインテリアが多く見受けられます。
筆者の個人的なおすすめは、コンテンポラリーやエクレクティック。
どちらもパッと見で「○○スタイル」とわかるほどメジャーなテイストではありませんが、好きな雑貨や流行ってるインテリアを自由に取り込めるので気軽。「どこそこの家具」と「有名ブランドのソファ」といったような縛りが無く、カラーコーディネートも深く考えずに組み合わせてOKなので、インテリアコーディネートが初めてだという方に合っているのではないかと思います。
家具の色を床色より暗くするか明るくするか悩んだ時は下記を参考に。