テレビを見る、家族団らんの時間を過ごす、お茶やお菓子でリラックス、スマホを見ながらごろ寝など様々な使い方があるリビングは、住まいの中心的存在です。
このことは、引っ越しで家具を新調する時「ソファは?」「テレビは?」など、まず、リビング関係の家具から考えていく傾向にあることからもわかるでしょう。
そんなリビングをより過ごしやすくするには、どんな色合いにするのが正しいのでしょうか。
「初めてコーディネートをする」という方に、お薦めの配色5パターンとその理由を紹介しましょう。
落ち着きの茶色のリビング
ビルやアスファルトに囲まれた便利で快適な現代社会では身近に感じることが少ないかもしれませんが、農耕・牧畜を中心とした古い時代の生活に於いては、日常と切っても切り離せなかった「土」や「木」。
「土に触ると安心する」「木を見るとリラックスする」といったように、癒しの効果があります。
この2つを色で表すと“茶色”になり、インテリアを茶色中心でまとめると、自然とゆったりとした雰囲気の部屋が演出できるというわけです。
「どんな印象を持つか?」を考えながら、ここからのリビングコーディネートを見ていくと、茶色の効果が実感できます。
2面の掃き出し窓を背に、茶色の寝椅子付きソファを置き、茶色のシャギーラグと茶色の木製コーヒーテーブルをコーディネート。
寝椅子の前に、茶色のレザーのラウンジチェアをプラス。カーテンをホワイト、クッションを暗い茶色と白っぽいグレーの無地にしたシンプルなインテリア。
暗い茶色の質感が良さそうなフローリングのリビングの中央に、茶色のレザーソファをL型にコーディネート。
ソファの横にヴィンテージな木箱のサイドボード、ソファの前に木製パレットを2段重ねにしたコーヒーテーブルをプラス。ラグは薄いベージュにして、広々とした印象をアップ。
2面が窓になった開放的なリビングの中心に、明るい茶色のレザー製2人掛けソファを窓に向けてコーディネート。
ソファの下に明るいベージュのラグ、ソファの前に切り株型のコーヒーテーブルをプラス。窓際に木の枝や木の塊をディスプレイして、自然を感じるインテリアに。
明るい茶色のフローリングのリビングに、暗い茶色のバタフライチェアを2台、間隔を空けてハの字にコーディネート。
チェアの下に白地に茶色の線で模様を描いたモロカン風のラグをプラス。ソファが無い2人用のくつろぎ席。
暗いグレーの壁のリビングに、白っぽい茶色の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にソファよりも白っぽい茶色のラグ、ソファの前にソファと同じ素材の丸型コーヒーテーブルをプラス。薄いグレー×茶色のアニマル柄のクッションをソファに乗せ、エレガントな雰囲気をアップ。
明るい茶色のフローリングのリビングの壁に、白っぽい茶色の壁紙クロスをコーディネート。
暗い茶色の3人掛けソファ、ソファより薄い茶色の一人掛けソファ、ソファと同じ茶色の円形ラグ、ソファよりも暗い茶色のレザー製スツールをプラス。サイドテーブルを黒にして、重厚感をアップしたインテリア。
明るい茶色のフローリングのリビングに、黒っぽい茶色のコーナーソファをコーディネート。
明るい茶色×ベージュ×明るいグレー×グレーのパターン柄のラグ、ダークブラウンの木製コーヒーテーブルをプラス。カーテンは茶色のレースと暗い茶色のローマンシェード。重厚感と開放感のバランスが素敵なインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングに、茶色の3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にベージュ×茶色のパターン柄のラグ、ソファの前にゴールドフレームのガラス製コーヒーテーブルをプラス。ソファの後ろの壁に、茶色の花の絵を3枚並べて飾り、くつろぎをアップ。光る素材をさり気なく取り入れた、上品で高級感のあるインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングに、暗い茶色の2人掛けソファ、暗い茶色のレザー製2人掛けソファ、暗い茶色のレザー製1人掛けソファをコの字にコーディネート。
ソファの下に、黄みがかった薄い茶色のラグをプラス。テレビ周りの壁面に、床と同じくらいの茶色のウッドパネルを貼り、リラックスできる空間を演出。
壁がコの字になった狭いリビングの壁に、灰みがかった茶色の壁紙クロスをコーディネート。
赤みが多い暗い茶色のレザー製3人掛けソファと赤みが多い暗い茶色のレザー製1人掛けソファを対面にレイアウトし、黒のコーヒーテーブル、明るい茶色のラグをプラス。天井から黒のペンダントランプを吊り下げ、重厚感をアップ。
リビングの柱型に囲まれた壁に、ラメ入りの黒っぽい茶色のアクセントクロスをコーディネート。
明るいグレイッシュなベージュのソファ、ホワイトのコーヒーテーブルをプラス。壁に黒のシェードのブラケットランプを取り付け、上品で高級感のある雰囲気をアップ。
3面の壁に囲まれたリビングの壁に、明るい茶色・茶色・明るい茶色の壁紙クロスをコーディネート。
アイボリーの3人掛けソファ、明るい茶色のシャギーラグをプラス。壁面のディスプレイ用シェルフ、サイドテーブル、コーヒーテーブルは壁色と同じくらいの茶色の木製。リビングに足を一歩踏み入れただけで、心がホッとリラックスできそうな色使い。
白っぽい茶色のカーペットを敷き、暗い茶色のコーナーソファ、暗い茶色のカーテンをコーディネート。
廻りの壁はグレイッシュな茶色の木目調。ソファの上に光沢のある黒っぽい紫の無地クッションをプラスして、エレガントな雰囲気をアップ。子供が走り回るカジュアルな茶色ではなく、静けさが似合う、しっとりとした上質な茶色のインテリア。
壁に茶色のアクセントクロスをコーディネート。
ホワイトの2人掛けソファ、明るいグレーのシャギーラグ、暗い茶色のレザー製コーヒーテーブルをプラス。茶色のアクセントクロスにガラス棚を取り付け、白い小さな花をディスプレイ。絵とサイドテーブルを黒にして、重厚感アップ。
「茶色のリビングは地味だな」と感じた方は、下を一読下さい。
癒しのグリーンのリビング
緑は、森・林・植物・葉っぱなどの自然を感じさせる色です。
「目が疲れたら緑を見ると良い」と言われていますが、これは、緑の波長が目に負担をかけずに知覚できる範囲にあるからで、インテリアにおいても、赤や青でコーディネートした部屋よりも、緑でコーディネートした部屋の方が目に優しく、リラックスできます。
また、インテリアの緑は、部屋に瑞々しさをプラスする為、観葉植物を置いたり、クッションやランプシェードなどで緑のアクセントカラーを取り入れると、活き活きとした印象がアップします。
床、ドア、造作材、テーブル、収納家具、オープンラック、カウンター、デスク、シェルフなど室内の素材は木が大半なので、木と葉っぱの組み合わせである「茶色+緑」は、もっとも自然で、誰にでも受け入れられる配色です。
緑のインテリアが、目に優しく、癒されるかどうかを確認しながら、コーディネートを見てみましょう。
壁と天井に彩度が低い黄緑の壁紙クロスをコーディネート。
重厚感のある黒のレザーソファ、黒レザーのパーソナルチェア、ガラス+シルバー脚のコーヒーテーブル、綺麗な木目の茶色のテレビボード、暗さの違う2種類のグレーを使った模様入りのラグをプラス。黒とグレーの無機質さを感じさせない、癒しのインテリア。
壁に、薄い黄緑の壁紙クロスをコーディネート。
薄い黄色のコーナーソファ、暗い赤のパターン柄のラグ、黒のコーヒーテーブル、茶色の木製サイドテーブルと茶色の木製収納家具をプラス。ラグの赤は緑の補色なので、反対色コーディネート。
淡い緑のベンチに、黄緑のクッションをコーディネート。
腰窓の下を活用したリーディングヌック。ホワイトの壁と天井に囲まれた冷たいそうなスペースに、少量グリーンを足しただけで、癒しの空間が完成。
縦長リビングダイニングに、グレイッシュな薄い黄緑のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁の前に、ホワイトレザーの3人掛けソファ、ソファの前にグレイッシュな黄緑にホワイトで葉を描いたリーフ柄のラグをプラス。黒っぽい茶色の床とホワイトの家具を組み合わせ、灰みがかった薄い黄緑で、元気過ぎない癒しを演出したインテリア。
壁面に壁の端から端、床から天井まであるホワイトのオープン収納家具をコーディネート。
中央にテレビを入れるスペースを空け、残りはフィギュアやおもちゃのディスプレイ棚として活用。オープン部の背板を黄緑して、隙間からチラチラ見えるようにデザイン。収納家具の対面にあるくつろぎスペースは、茶色の木製テーブルとグレイッシュな薄い茶色のラグ、グレイッシュな薄い茶色のファブリックを使ったチェアをレイアウト。テーブルの上に黄緑の花瓶を乗せて、壁色と色を統一。
長い方の壁に、暗い黄緑のアクセントクロスを貼り、茶色の木目のサイドボードをコーディネート。
グレーの2人掛けソファ、透明のコーヒーテーブルをプラス。床に、黄緑と緑で南国植物の葉っぱを描いたラグを敷き、壁色と統一。植物の絵、緑のガラス瓶、観葉植物をプラスして、自然な印象をアップ。
窓側の壁に、白っぽく灰みがかった緑のアクセントクロスをコーディネート。
黄みがかったベージュのレザー製3人掛けソファ、薄い茶色、オレンジ、黄色のパターン柄のラグ、グレイッシュな薄い緑のファブリック製コーヒーテーブルをプラス。ソファにも、灰みがかった黄緑のクッションを置いて、過ごしやすそうなリビングを演出。
明るい茶色のフローリングのリビングの壁をホワイトにして、ホワイトのレースカーテンをコーディネート。
明るいグレーの2人掛けソファ、黒スチールのガラス製コーヒーテーブル、暗い茶色の木製テレビボードをプラス。ソファの下に暗い緑の薄っすらと模様が入ったラグを敷き、ソファに緑の無地クッションを置いて、ホワイトとグレーの冷たい印象のインテリアに活力を演出。
暗いベージュの壁紙クロスを貼ったリビングに、アイボリーのエレガントなソファ、明るいグレーのラグ、アイボリーのファブリック製コーヒーテーブルをコーディネート。
ソファに緑と黄緑のパターン柄のクッション、窓に黄緑のカーテンをプラスして、ソファの後ろの壁に、緑の葉っぱがついたホワイトの花の絵を2枚ディスプレイ。緑をポイント的に使った優雅な大人のインテリア。
薄い黄緑のカーペットを敷いたリビングに、グレーの2人掛けソファ、一枚板のコーヒーテーブル、黄緑のラウンジソファをコーディネート。
窓にアイボリーのカーテンをプラス。2面が掃き出し窓になった開放感のあるリビングを爽やかに配色したインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンのフローリングのリビングに、暗い黄緑のレトロなソファをコーディネート。
ソファの前にグレー×ベージュの円形ラグとゴールド脚のガラス製コーヒーテーブル、ソファの斜め前に薄い茶色のレザーと明るい茶色の木を使ったラウンジチェアをプラス。コーナーに壁の半分くらいまでの高さの観葉植物を置いて、緑を更に追加。明度が低めの緑を取り入れた高級感のあるインテリア。
グレイッシュな茶色のタイル床のリビングに、暗い黄緑のフロアソファをL型にコーディネート。
黒のラグ、黒の木製コーヒーテーブルをプラス。テレビ周りの壁は明るい茶色のウッドパネル。高級感と癒しの両方を感じるインテリア。
明るい茶色のフローリングのリビングに、暗い緑の脚が長いソファと黄緑のラグをコーディネート。
ソファの対面にホワイトレザーのエッグチェア2台、ソファとエッグチェアの間にホワイト鏡面のロータイプのコーヒーテーブルをプラス。窓にホワイト×黒のパターン柄のカーテンを掛け、エッグチェアの間にも黒のサイドテーブルを足して、重厚感をアップ。
明るい茶色のフローリングのリビングに、暗い緑の2人掛けソファをコーディネート。
壁面に明るい茶色の木を使ったオープンラック、ソファの前に明るい茶色の木製円形コーヒーテーブル、茶色の木のラウンジチェア、ソファの下にベージュのラグをプラス。美しい木目の家具を中心にコーディネートした上質なインテリア。
もう一歩踏み込んだ、緑を使ったおしゃれなコーディネートは下記参照。
温もりのベージュ・アイボリー・クリームのリビング
カラーコーディネートを白っぽい色でまとめると、広々とした雰囲気になります。
しかしながら、白は眩しく、冷たい印象ももたらす色。
今、壁面が白い部屋でこのページを見てるなら、壁の色をじっくりご覧ください。
よく見ると、黄色っぽい白ではないでしょうか?
室内に使う壁紙クロスは、白に見えても、薄っすらと黄色や赤が混じったベージュ・アイボリー・クリーム色を使うことが多く、これらを積極的に選定する理由は、温もりが出るから。
ソファ、ラグ、カーテン、クッションなどのインテリアファブリックに、これらの暖色系の白っぽい色を使うと、広々がりと温もりのある部屋になります。
また、ベージュ・アイボリー・クリーム色は、世代や性別に関係なく好まれる色であり、赤・黄・オレンジ・緑・紫・青・グレー・黒のどの色とも合うので、コーディネートがしやすいのが特徴です。
温かみのある白っぽいコーディネートの開放感を感じながら、ご覧ください。
薄いベージュの床のリビングに、ベージュのファブリック製2人掛けソファをコーディネート。
茶色のラグ、木目が綺麗な明るい茶色の収納付木製コーヒーテーブル、木目が綺麗な明るい茶色のサイドボード、明るい茶色の木製ウォールシェルフをプラス。一番最初の落ち着く茶色とベージュを組み合わせた、開放感のあるインテリア。
明るい茶色のフローリングのリビングに、白っぽいベージュのコーナーソファをコーディネート。
テレビの下のオープンラックはクリーム色、ソファの上のクッションは明るいグレイッシュなベージュの無地。真っ白ではなく、暖色系の白っぽい色でまとめた、暖かそうなインテリア。
明るい茶色のフローリングのリビングのコーナーにベージュのL型ソファをコーディネート。
窓に茶色のラインが2本入ったベージュのカーテン、床に茶色の縁取りのグレイッシュな明るいベージュのラグをプラス。腰壁と窓に囲まれたコンパクトなリビングを暖かく、開放的に演出したインテリア。
暗い茶色のフローリングのリビングダイニングに、ベージュのソファ、ベージュのカウハイドラグをコーディネート。
リビングの隣にあるダイニングは、黒の壁に暗い茶色の木製テーブルと黒のチェアを組み合わせたダーク仕様。リビング側は、暖かく、くつろげる雰囲気を演出。
明るい茶色のフローリングのリビングに、アイボリーのレザー製2人掛けソファ、アイボリーのオットマン付きレザー製パーソナルチェア、アイボリーのカーテンをコーディネート。
明るいグレーのラグ、透明素材のコーヒーテーブルをプラス。窓の前にハイバックのソファがあっても圧迫感が少なく、広々としたインテリア。
階段横のリビングに、シンプルなデザインのベージュのL型ソファをコーディネート。
床にベージュのラグを敷き、茶色の小さなテーブルを2つ並べてコーヒーテーブルにして、ソファの対面に明るいベージュの1本脚のラウンジチェアをプラス。他の部屋に入る前の待合室のような雰囲気のインテリア。
灰みがかった明るいベージュのソファ、灰みがかった明るいベージュのラグをコーディネート。
ソファの前にゴールドの円形ゴールドテーブル、ソファの対面に、明るい茶色の木の木製チェア2脚をプラス。ソファのひじ掛けにベージュのブランケットを掛け、暖かそうな雰囲気をアップ。
明るい茶色のフローリングのリビングに、グレイッシュな薄いベージュの3人掛けソファをコーディネート。
床に茶色・ベージュ・黄色の剥げた暖色のストライプラグ、茶色の木製コーヒーテーブル、茶色の木製ひじ掛け付きチェアを2脚プラス。通路スペースにアイボリーのスライムみたいなニットプフをさり気なく置いて、くつろげそうな雰囲気をアップ。
明るい茶色のヘリンボーン床のリビングに、ベージュの3人掛けソファをコーディネート。
白っぽいベージュのラグを床に敷き、明るい茶色の木を使ったひじ掛け付きチェアを2脚、ソファとコの字にレイアウト。黒の円形コーヒーテーブルをプラスし、ラグの1/4を被せるように、ホワイト×黒の幾何学模様の正方形ラグをプラス。黒を引き締め効果に使ったインテリア。
灰みがかった明るい茶色のフローリングのリビングに、アイボリーのレザー製3人掛けソファをコーディネート。
黒フレームの木製コーヒーテーブル、アイボリー×茶色のカウハイドラグをプラス。壁際に茶色のチェアを置いて羊毛ラグを乗せ、ソファの上にもさり気なくコーディネート。部屋のど真ん中に幅の広いソファがあるにも関わらず、圧迫感が無いインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、アイボリーの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの上に、ベージュのニットブランケット、ベージュのクッションをプラス。ソファの前には、黒のフレームの円形ガラステーブルを置き、コンパクトにまとめたインテリア。
「白っぽい色ばかりを使った部屋はメリハリがない」と感じた方は、下記の2つも参考に。
若々しいビタミンカラーのリビング
ビタミンカラーは、リンゴの赤、オレンジの橙、レモンの黄色、ライムの黄緑といったような柑橘類のようなフレッシュで瑞々しさを感じるビビッドな色です。
これらの色は、目にするだけで活力が湧き「元気いっぱい!」という印象。
ビタミンカラーは、エネルギーを持て余す若い世代、小さな子どもがいるファミリー、リビングにパワーをもらえる場所を作りたい時におすすめの色です。
「赤と黄緑」「オレンジと黄緑」「赤とオレンジ」「黄色と黄緑」などビタミンカラー同士の相性も良いので、リビングをカラフルにしたい時にもおすすめです。
黄緑のアクセントクロスを貼り、黒のソファをコーディネート。
ソファの上に、オレンジの無地クッションと黄色の無地クッションをプラス。黒のグランドピアノがある広い施設のようなリビングですが、ビタミンカラー3色の効果で楽しげな雰囲気。
長い方の壁に、薄っすらと縦に筋が入った暗い黄緑のアクセントクロスをコーディネート。
アイボリーの寝椅子付きソファと黒っぽい木製脚の薄い黄緑のチェアをL型にレイアウトして、シルバー脚のガラステーブルをプラス。入口付近にキャスター付きのオレンジの移動できる壁を置いて、明るい雰囲気をアップ。
黒っぽい茶色のフローリングのリビングに、青みがかった緑のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁に、ホワイトのオープンラックを取り付け、黄緑、ホワイト×オレンジ+暗い緑のストライプ、ホワイト×明るい緑+暗い緑のストライプの個性的なデザインのチェアをプラス。真ん中に赤みがかったオレンジの円形ラグとラグよりも黄色いオレンジのミニテーブルを置いて、おもちゃルームのような雰囲気を演出。
赤みがかった茶色のフローリングのリビングに、黒の3人掛けチェアとグレーのラグをコーディネート。
黒のソファとコの字になるように黄色が多めの黄緑の一人掛けソファを2台レイアウトし、黄色のクッションをプラス。黄緑のソファの足元に緑のプフ、黒のソファの上に黄緑・黄色・オレンジのクッションを足して、フレッシュな印象をアップ。
ソファとラグを明るいグレーでコーディネートしたリビングに、赤のパターン柄のクッションと緑のパターン柄のクッションをコーディネート。
サイドボードの上に、オレンジ色の花を透明なガラス瓶に入れてプラス。グレーの味気ないインテリアを赤・緑・オレンジを足して活き活きとした印象に変えたインテリア。
キッチン、ダイニング、リビングが一つの空間にある広いLDKに、シャーベットのようなミントグリーンのカウンターチェア、赤みが多く鮮やかさが少ないオレンジの2人掛けソファとオットマンをコーディネート。
アイランドテーブルの上に赤のペンダントランプを吊り下げ、ダイニングチェアも2脚を赤に。若い世代に合いそうな可愛らしい色使い。
灰みがかった緑の壁のリビングに、明るいグレーのコーナーソファ、薄いグレー×ホワイトのパターン柄のラグ、グレーのセメントみたいな円形コーヒーテーブルをコーディネート。
窓側にコーヒーテーブルと同じデザインの丸いテーブルを置き、黒のラウンジチェアをプラス。黒のチェアとグレーのソファにオレンジの無地クッションを乗せ、楽しく暖かい雰囲気をアップ。全体的に彩度を低くした、大人っぽいビタミンカラーのインテリア。
明るい茶色のフローリングに赤のコーナーソファと赤の2人掛けソファをコの字にコーディネート。
ソファ正面のホワイトの壁に、ホワイトのオープンラックを4個取り付けて、内側に赤と黄色の壁紙クロスをそれぞれプラス。ホワイト×黄色×赤のスタイリッシュなインテリア。
黒のフローリングの高級感溢れるリビングに、明るいグレーのコーナーソファ、明るいグレーのラグ、黒のコーヒーテーブルをコーディネート。
ソファの横に赤のラウンジチェア、ソファの後ろの壁に黄色の無地の絵をプラス。入口付近の床にも黄色のクッションを置いて活気を少しだけ足したモダンなインテリア。
非日常の無彩色のリビング
無彩色でまとめたインテリアは、冷たく無機質な印象で、活力がない為、生活感が出にくい空間になります。「リビングを応接の場として使う機会が多い」「来客はダイニングで対応するが、そのダイニングからリビングが丸見え」といった場合で、リビング空間を普段の生活を連想させない雰囲気にしたい時におすすめの色合いです。
無駄な装飾をそぎ落としたモダンインテリア、氷のような冷たさの北欧インテリアでよく使われる配色なので、インテリアテイストを絞ったコーディネートをしたい時にも適しています。
黒っぽいフローリング、ホワイトの壁、明るいグレーのソファ、グレーのラグ、黒のコーヒーテーブルを組み合わせたモダンなコーディネート。
シルバーのフロアランプ、明るいグレーの絵を3枚プラス。寛いでいる姿が全く思い浮かばない、無味乾燥なインテリア。
暗い茶色のフローリング、グレーのソファ、ホワイト×黒のパターン柄のラグ、黒の鏡面のコーヒーテーブルを組み合わせたモダンなコーディネート。
窓にホワイトのブラインドをプラスし、天井から黒のペンダントランプをハンギング。企業の会議室や商談室のような、背筋がピシっと伸びるインテリア。
黒の寝椅子付きソファ、グレーのラグ、ホワイトの丸型コーヒーテーブルを組み合わせたモダンなコーディネート。
ラグの上に茶色のレザー製プフ、ソファの後ろの壁に緑と青を使った絵をプラス。土の色と自然の色が2色加えてあるので、無機質な印象が減り、くつろぎ感がアップ。
赤みがかった茶色のフローリングのリビングに、明るいグレーのソファ、黒×グレー×ホワイトの幾何学模様のラグ、黒のコーヒーテーブル、ホワイトのテレビボードを組み合わせたモダンなコーディネート。
床を占めるソファ、壁面を占めるテレビボードは白っぽい色にして圧迫感を減少。4畳半ほどの狭いリビングをコンパクトにおしゃれにまとめたインテリア。
明るいグレーのヴィンテージなフローリングのリビングに、グレーのカバーソファ、グレーのラグ、黒のコーヒーテーブル、黒のチェアを組み合わせた北欧テイストのコーディネート。
窓前に黒のカウンターデスクを置いて、グレーのチェアをプラス。黒とグレーのみで配色した寂し気なインテリア。
光沢のある明るい茶色のヘリンボーン床のリビングに、薄いグレーのエレガントなソファ、薄いグレーのラグ、黒のコーヒーテーブルとサイドテーブルを組み合わせた北欧テイストのコーディネート。
黒の家具を華奢なデザインにして圧迫感を少なくしてあるのがポイント。壁にモノクロポスターを2枚張って、かっこいい雰囲気をアップ。
茶色のフローリングのリビングに、明るいグレーのソファ、明るいグレーのラグ、ホワイトのカーテン、黒のコーヒーテーブルを組み合わせた北欧テイストのコーディネート。
壁が暗いので全体的に暗い印象。ソファには、黒のクッションをプラスして、メリハリを演出。
薄いグレーのフローリングのリビングに、グレーの壁紙クロス、グレーのソファ、グレーのオープン収納家具、グレーのカーテンを組み合わせた北欧テイストのコーディネート。
壁色と収納家具の色を全く同じグレーにして一体化し、壁より暗いグレーのカーテンをプラス。空間の9割をグレーでまとめ、観葉植物と木のストレージボックスで温もりをプラスしたインテリア。
明るいグレーの壁のリビングに、壁色よりも暗いグレーの2人掛けソファ、明るいグレーのラグ、明るい茶色の木製コーヒーテーブルを組み合わせた北欧テイストのコーディネート。
壁際に木目が綺麗な引き出し付きのサイドボード、ソファの対面に木製のひじ掛け付きのグレーのチェアをプラス。明るいグレーと明るい茶色の木の色を組み合わせた優しい印象のインテリア。
節が目立つ明るい茶色のフローリングのリビングに、白っぽいグレーのソファ、黒の線が十字に入った明るいグレーのラグ、黒とホワイトのコーヒーテーブルを組み合わせた北欧テイストのコーディネート。
ソファの斜め前に、ナチュラルブラウンのメッシュチェアをプラス。全体的に白っぽいグレーでまとめ、黒のパターン柄のクッションやはしご型収納でインテリアを引き締めた、メリハリのあるインテリア。
明るいグレーのフローリングのリビングに、明るいグレーの2人掛けソファ、ホワイトのテレビボード、ホワイトのコーヒーテーブルを組み合わせた北欧テイストのコーディネート。
コーヒーテーブルの脚をナチュラルブラウンの木、ラグを白っぽいベージュに黒の線が斜めに入ったデザインにして、温もりをアップ。ホワイト×明るいグレーに観葉植物を組み合わせたコーディネートは、北欧の典型的なスタイルです。
明るい茶色のフローリングのリビングに、黒のレザーソファ、グレーのラグを組み合わせた北欧テイストのコーディネート。
コーヒーテーブル、テレビボード、壁面のラック、ミラーのフレームは質感のある茶色の木。観葉植物の飾り方がさり気なく、おしゃれなインテリア。
寂しそうに見える北欧テイストのコーディネートをもっとセンスよくしたい方は下記も参考に。
いかがでしたか?
家族が集うリビングは、どんな色合い(イメージ)にするかを最初に決めておくと家具色やファブリックの色が決めやすいです。
また、今回紹介した「茶色」「グリーン」「ベージュ・アイボリー・クリーム」「ビタミンカラー」「無彩色」の色合いは、どんな茶色とも合う色なので、床色に関係なく、コーディネートできるのがポイントです。
茶色の床と茶色の木製家具の組み合わせ方について、もっと知りたい方は、下記も参考に。