インテリアのトレンドカラーであるグレージュ。
グレージュは、「温もりのあるグレー」「鮮やかさの少ないベージュ」と言い換えることができ、上質な空間を演出するのに適した色です。
グレージュを使う部分は、インテリア配色で言う「ベースカラー」や「メインカラー」に該当する箇所で、ブラウンの木目や無彩色のグレーやホワイトと組み合わせるのが一般的なコーディネートの仕方です。
インテリア配色は、上記だけでも成立しますが、もう1つ”ある役割”を果たす重要な色があります。それは、空間の全体に用いるアクセントカラーです。アクセントカラーは、絵や花瓶、クッションや照明器具のシェード(カバーの部分)で、周りに馴染む色ではなく、インテリアを引き立てる色を使います。
では、グレージュでまとめたインテリアの場合、アクセントカラーで何色を加えればよいのでしょうか。
先述したとおり、グレージュは、冷たさと温もりの両方の特徴を持つ色なので、「暖色のアクセントカラーだとインテリアがぬくぬくし過ぎる?」「寒色のアクセントカラーだと違和感が出る?」など、一体どんな色のアクセントカラーを足せば良いか迷いがちです。アクセントカラーを4種類に分類し、インテリアパースや実例、特徴を紹介しますので、色選びのヒントにして下さい。
グレージュ×暖色のアクセントカラー
レッド
グレージュは鮮やかさの少ない淡い暖色なので、暖色の代表色である赤をアクセントカラーで加えると、温もりが増して見えるインテリアになります。
薄いグレージュとなら、どんな明るさの赤を組み合わせても問題ありません。
艶のあるベージュのタイル床のリビングに、グレージュのでこぼこしたストライプ柄の大きなラグをコーディネート。
黄色が強めの濃いベージュの2人掛けソファ、くすんだブラウンの木製長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの斜め前に、ブラックのデザイン製が高いアームチェア、ソファとL字に、シルバー金属×くすんだレッドレザーのアームチェア2脚を配置。ソファの上に、暗い赤×ベージュのボーダー柄のクッションと赤のレザー製無地クッションを対にして2組置き、カジュアルで暖かな印象をアップしたインテリア。
白っぽいグレージュのフローリングのリビングに、グレーが強めの薄いグレージュのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、ナチュラルブラウンの木製長方形コーヒーテーブル、ソファの隣に、ホワイト金属の丸型サイドテーブルをレイアウト。ソファの上に、鮮やかな赤の無地クッションを2個配置。シンプルな配色の空間に、クッションの色を使って、花を置いたような華やかで明るい印象を足したインテリア。
ホワイトの床のリビングに、白っぽいグレージュのふかっとしたデザインのフロアコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、グレージュのラグを敷き、ベージュレザーの丸型オットマンテーブルをレイアウト。ソファとコの字に、シルバー金属×ホワイトレザーのアームチェアを配置。ソファの上に、暗めの赤の無地、グレー×薄めの赤のパターン柄のクッションを並べ、リラックス感をアップ。全体的に白っぽい色でまとめ、クッションの色だけを目立たせたモダンスタイルのインテリア。
ピンク
大人っぽく上質な印象のグレージュと子供っぽく可愛い印象のピンクは、相性が悪そうに思えますが、ピンクの彩度や明度を落とすことで、上品でフェミニンな印象のインテリアが完成します。
ポイントは、アクセントカラーの基本である“パッ”と引き立つピンクではなく、グレージュに馴染む、くすんだピンクや薄いピンクを使うのがポイントです。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、濃いめのグレージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、濃いグレーの線で菱形模様を描いた白っぽいグレーのラグを敷き、明るい茶色の木製脚とホワイト天板を組み合わせた高さ違いの三角形コーヒーテーブルを並べて2台レイアウト。ソファの上に、黒っぽいグレー、淡いピンク、薄いグレーの無地クッションを配置。鮮やか過ぎないピンクを取り入れて、ナチュラルで暖かな空間を演出したインテリア。
少しスモーキーなブラウンのフローリングのダイニングに、ホワイトの長方形ダイニングテーブル、シルバー金属脚とホワイトの座面を組み合わせたチェア、ホワイトのサイドボードをレイアウト。
サイドボードと腰壁に囲まれたスペースに、グレージュのファーを乗せた、ホワイトのロッキングチェアとオットマンをレイアウト。ロッキングチェアの上に、薄いピンクの無地クッションを乗せて、キュートな印象をアップしたインテリア。
グレージュのフローリングのリビングに、グレージュのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロス壁を背に、ホワイトのコーナーソファをレイアウト。ソファの下に、床色よりも少し薄いグレージュのラグを敷き、ブラックの箱みたいなデザインの長方形コーヒーテーブルを配置。ソファの上に、グレー、黒っぽいグレー、スモーキーなピンク、ホワイトのクッションを並べ、ソファ背面の壁にもクッションと同じ色を使ったアートを住宅型にディスプレイ。くすんだ色と無彩色を組み合わせ、大人っぽくエレガントな空間を演出したインテリア。
白っぽいグレージュのフローリングのリビングに、グレージュの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、グレージュのラグを敷き、暗めのブラウンの木製脚と艶のあるグレー天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、スモーキーな薄いブラウンの木製チェア、グレーのファブリック製アームチェアを配置。ソファ背面の壁に、ベニヤのような板にホワイト×グレー×ブラックで模様を描いたアートを飾り、ソファの中心に、くすんだピンクの可愛いクッションを置いて、ナチュラルで可愛い空間を演出したインテリア。
オレンジ
グレージュは温もりのある暖色の要素を持つ色ですが、単体では、ぼんやりとした印象の色です。また灰色要素が多いグレージュの場合は、寂しい印象になりがちです。オレンジ色のアクセントカラーを足すことで、インテリアに活発な印象や元気な印象が加わり、暖かな印象も増して見えます。
黒っぽいダークブラウンのフローリングのリビングに、グレージュのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に、黄色が強めのベージュのラグを敷き、明るめのブラウンの箱型スツールテーブルを2脚レイアウト。ソファの隣に、くすんだオレンジのファブリック製オットマン、ソファのコーナーの背面に、くすんだオレンジシェードのフロアランプを配置。カーテンとラグ、コーヒーテーブル(スツール)とテレビボードを同じ色で揃え、壁と天井をグレージュで配色し、暖かく、リラックスできる空間を演出したインテリア。
スモーキーな濃いめのブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、アイボリー×グレージュ×グレーの幾何学模様のラグを敷き、ソファの隣に、濃いブラウンの木目の丸型サイドテーブルをレイアウト。ソファと対面に、サイドテーブルと同じ明るさの木目のテレビボードを配置。ソファの上に、オレンジの無地クッション、テレビボードの前に、テレビボードと同じ明るさの木とオレンジのファブリック製座面を組み合わせたアームチェアを配置。窓に近い位置にオレンジのアクセントカラーを配色して、太陽が当たっているような明るさと暖かさを加えたインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングのリビングに、グレーが強めのグレージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレーのペラっとしたラグを敷き、ブラック金属脚と明るめのブラウンの木製トレイを組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。コーヒーテーブルの左右に、ブラック金属脚とくすんだブラウンの編み込み座面を組み合わせたスツールを配置。ソファ用クッションとテーブルランプのシェードで白っぽいオレンジを足して、暖かな印象をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレー×グレージュ×ホワイトのエレガントなパターン柄のラグを敷き、グレージュの箱型長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファとL字にグレージュのパーソナルソファを2脚置き、パーソナルソファと対面に、肘掛けのないグレージュのコンパクトな2人掛けソファを配置。メインの2人掛けソファの上に、艶のある赤みが強いオレンジの無地クッション2個を乗せて華やかな印象をアップしたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、薄いブラウンの大きなコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、グレージュのラグを敷き、ブラウンの木製長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの上に、グレージュ×薄いオレンジのパターン柄、オレンジの無地クッションを配置。暖色だけを使ったリラックス感のあるインテリア。
白っぽいグレージュのフローリングのリビングに、ホワイトの2人掛けソファを対面式に2台コーディネート。
ソファの下に、グレージュ×薄いオレンジのエレガントな模様のラグを敷き、ブラックの木製フレーム脚とブラックガラス天板を組み合わせた正方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファとコの字に、オレンジのファブリック製丸型スツール、ソファの上に、オレンジの無地クッションを配置。全体的に白っぽい色、木の色を黒っぽいブラウンで統一し、オレンジを際立たせた、まとまりのあるインテリア。
グレージュのカーペット床とグレージュの壁紙のベッドルームに、グレージュレザー×濃いブラウンの木のヘッドボードのベッドをコーディネート。
ヘッドボード背面の壁に、くすんだブルーのアクセントクロスを貼り、ベッドリネンをホワイト×ブラックのパターン柄でまとめ、オレンジ色の無地クッションをレイアウト。グレージュの壁に向かってスモーキーな薄めのブラウンの木製デスクを置き、赤みが強めのオレンジレザーのアームチェアを配置。鮮やかなオレンジ色を使って、カジュアルでおしゃれな空間を演出したインテリア。
イエロー
グレージュは彩度が低い為、「親しみ」や「団らん」というよりは、かしこまった印象や上質な雰囲気を強く感じる空間になります。楽しさや明るさを表現できるイエローのアクセントカラーを組み合わせると、とっつきやすい印象になり、緊張感が薄れたインテリアになります。
黒っぽいダークブラウンのフローリングのリビングに、暗いグレージュの壁&天井をコーディネート。
壁を背にグレージュの寝椅子付き2人掛けソファを置き、ソファの下に、ブラックの線で菱形模様を描いた厚手のアイボリーのラグを敷き、ブラックの木製箱型脚とガラス天板を組み合わせた正方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの上に、暗いイエローの無地クッションを配置。明度も彩度も低いイエローをアクセントカラーにした高級感のあるインテリア。
黒っぽいダークブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ブラック×アイボリーのラグを敷き、ホワイトのモダンなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファとコの字に、グレージュのパーソナルソファとグレージュのオットマン、ソファ正面にホワイト鏡面扉のシンプルなテレビボードを配置。2人掛けソファ、パーソナルソファ、オットマンの上に、暗いイエローの無地クッションとブランケットを乗せ、上質な印象を損なわず、暖かな印象をアップしたインテリア。
グレージュのタイル床のリビングに、グレージュのコーナーソファとラグをコーディネート。
ソファの前に、ブラック金属フレーム脚とガラス天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブル、コーナーを背に、暗いグレーのファブリック製ラウンジチェア、ラウンジチェアの隣に、イエローのファブリック製丸型スツールをレイアウト。ラウンジチェアの上に、イエローの無地クッションを配置。鮮やか過ぎないイエローを活用して、上品でナチュラルな空間を演出したインテリア。
グレージュのフローリングのリビングに、グレージュの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ソファよりも濃いグレージュのラグを敷き、シルバー金属フレーム脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファとL字にグレージュのファブリック製ラウンジチェアを2脚並べ、ソファの上に、イエローの無地クッション、ラウンジチェアの背もたれにイエローのブランケットを配置。イエローのアクセントカラーを使って花を飾ったような華やかな印象をアップしたインテリア。
ヴィンテージなホワイトペイント床のリビングに、グレージュの壁紙をコーディネート。
グレージュの小さめのラグを敷き、ブラウンの2人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、キャスター付きの木製パレットをホワイトでペイントしたカートコーヒーテーブル、コーナーを背に、グレージュのファブリック製ラウンジチェア、暖炉横の壁を背に、ホワイト×ブラウンの木目のコンソールテーブルを配置。コンソールテーブルの上に、イエローシェードのフロアランプとイエローのグラス、カートコーヒーテーブルの上に、イエローのキャンドル、ラウンジチェアの上に、暗いイエローの無地クッションを乗せて、カジュアル感をアップしたインテリア。
グレージュ×寒色のアクセントカラー
グレージュは、温もりのあるベージュの要素を持つ色なので、冷たさのある寒色のアクセントカラーを加えると、すっきりとした印象がアップして見えます。濃いブルー・白っぽい水色・くすんだブルーなど、どんな色の寒色を使っても、アクセントカラーが目立つので、コーディネートがしやすいです。
黒っぽいダークブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの曲線デザインの3人掛けソファと濃いグレージュのカーテンをコーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレージュのラグを敷き、艶のあるグレージュの石目調×ブラックガラス天板の楕円形コーヒーテーブルをレイアウト。窓の前に、青緑のファブリック製ベンチを置き、窓横のグレーの壁に、ホワイト×水色×グリーンの水のようなアートをディスプレイ。薄いグレージュと寒色を使って解放感をアップしたインテリア。
ダークブラウンのフローリングのリビングに、濃いグレージュのアクセントクロスをコーディネート。
壁を背に、グレージュの2人掛けソファをL字に2台レイアウト。ソファの前に、白っぽいベージュの大きなラグを敷き、グレージュの木目の長方形コーヒーテーブル、白っぽいグレージュのファブリック製アームチェアを配置。ソファとチェアの上に、暗いブルーと白っぽい水色の無地クッションを交互に置き、アクセントクロス壁に青空と蒸気がたつ岩山の3枚に分割した写真をディスプレイ。コーヒーテーブルの上に、ブルーの小さなキャンドルを並べ、スツールクッションもブルーにして、統一感のある空間を演出したインテリア。
ダークブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの壁紙をコーディネート。
壁を背に、濃いグレーの2人掛けソファをレイアウト。ソファの前に、ブラック×薄いグレー×グレージュ×ホワイトのタイル柄のラグを敷き、ブラックの木製丸型コーヒーテーブルを配置。暖炉の周りをホワイトのエレガントなマントルピースで囲い、上部に、ブルーの油絵をディスプレイ。ソファの上にも、ブルーの無地クッションを置いて、シュッと引き締まった印象をアップしたインテリア。
赤みが強いミディアムブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの壁紙をコーディネート。
床に、ブラック×グレー×ライトグレーのヴィンテージなパターン柄のラグを敷き、壁を背に濃いグレーの2人掛けソファ、ソファの前に、艶消しシルバー金属脚とガラス天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと窓の間に、アンティークデザインのコンソールテーブルを置き、ターコイズブルー×ホワイトのテーブルランプ、ターコイズブルーの瓶をディスプレイ。ソファの上にも、暗めのブルーの無地クッションを置いた高級感のあるインテリア。
くすんだブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの2人掛けソファをロの字に4台コーディネート。
ソファの下に、薄めのブラウンのラグを敷き、ダークブラウンの脚とグレージュレザー天板を組み合わせた正方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの中央に、くすんだブルーのパターン柄のクッションを乗せ、コーヒーテーブルの上に、暗いブルーの花瓶と薄めのブルーのオブジェをディスプレイ。ポツンポツンとブルーを点在させて、リラックス感のある空間を演出したインテリア。
白っぽいグレージュのフローリングのリビングに、グレージュの2人掛けソファをL字に2台コーディネート。
ソファの下に、スモーキーな水色×グレーのヴィンテージなラグを敷き、赤みがかった濃いグレー×ホワイトの大理石調天板の丸型コーヒーテーブルを2台レイアウト。コーナーに、くすんだブルーのベルベット製丸型スツールを配置。暖炉周りをコーヒーテーブルと同じ赤みがかった濃いグレー×ホワイトの大理石調にして、高級感をアップしたインテリア。
グレージュのフローリングのリビングに、グレーが強めのグレージュの壁紙をコーディネート。
くすんだブラウンのラグを敷き、ラグを囲むように、グレーの3人掛けソファと2人掛けソファをL字にレイアウト。ソファの前に、シルバー金属脚とホワイトの箱型天板を組み合わせたモダンなデザインの長方形コーヒーテーブルを配置。ソファの上に、鮮やかなブルー×暗いブルーのクッションを乗せ、ソファ背面の壁に、浜辺の横長アートをディスプレイ。上質・リラックス感・すっきり感のある生活感少なめのインテリア。
グレージュ×中性色のアクセントカラー
グリーン
鮮やかさが少ないベージュ=グレージュでまとめた空間に、植物を連想させるグリーンのアクセントカラーを加えるとナチュラルな印象がアップし、リラックス感のあるインテリアになります。グレージュは上質な印象を演出する色なので、グリーンを選ぶ時は、カジュアルな印象の黄緑よりも高級感が出る濃いめの緑がおすすめです。
明るめのブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの2人掛けソファと薄いグレージュのラグをコーディネート。
ソファの前に、シルバー金属脚と濃いブラウンの天板を組み合わせた背の低いモダンなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、白っぽいブラウンの木とホワイトレザーを組み合わせた、かっこいいラウンジチェアを配置。ソファ正面の背の高い壁に、本物の植物をぎっしりと詰め込んだウォールプラントを下げ、コーヒーテーブルの上に、ホワイトの長方形容器に入れた小さめの観葉植物をディスプレイ。瑞々しいグリーンで屋外にいるかのような爽やかさを演出したインテリア。
グレージュのフローリングのリビングに、ブラックの線で菱形模様を描いたグレージュのラグをコーディネート。
黒っぽいブラウンの2人掛けソファを置き、ソファの前に、ブラックの木製脚とグレー天板を組み合わせた楕円形コーヒーテーブル、薄いブラウンの木製脚とくすんだ薄いグリーンのファブリック製座面を組み合わせたラウンジチェア2脚をレイアウト。ソファ正面の壁に、くすんだ薄いグリーンのアクセントクロスを貼り、ホワイトのシンプルなテレビボードを配置。くすみカラーのグリーンを使って、ナチュラルな印象をアップした北欧スタイルのインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの2人掛けソファ、グレージュ×白っぽいグレージュのパターン柄のラグをコーディネート。
ソファの前に、黒っぽいダークブラウンの木製正方形コーヒーテーブルをレイアウト。暖炉の周りを黄緑のマントルピースで囲い、ソファと対面に、ブラウンの木と黄緑のファブリック製座面を組み合わせたアームチェアを配置。ソファの上に、くすんだ黄緑の丸型クッションとくすんだ黄緑×ホワイトのパターン柄のブランケットを乗せて、観葉植物を飾ったようなナチュラルな空間を演出したインテリア。
スモーキーなナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの壁紙とグレージュのアクセントタイル壁をコーディネート。
黄色が強めのベージュの2人掛けソファを対面式に置き、真ん中に、シルバー金属脚とガラス天板を組み合わせたモダンなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。アクセントタイル壁の左右に、くすんだ黄緑のアクセントクロスを貼り、アクセントタイル壁の横長ニッチに暗いグリーンのさまざまなデザインの花瓶をディスプレイ。エレガントさを損なわないように、黄緑の彩度を落として組み合わせたリラックス感のあるインテリア。
グレージュのフローリングとくすんだ薄めの黄緑のアクセントクロスのリビングに、薄いグレージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ブラック×アイボリーのハンドメイドっぽいデザインの幾何学模様のラグを敷き、ブラック金属脚と明るいブラウンの木製トレイを組み合わせた大きさ違いの丸型コーヒーテーブルを2台並べてレイアウト。ソファの上に、オフホワイト、グレー、暗い緑、薄めのブラウンの無地クッションを綺麗に並べて、大人っぽさとナチュラル感のある空間を演出したインテリア。
パープル
パープルは、高貴な印象の色です。グレージュでまとめた上品&上質な空間にパープルのアクセントカラーを足すと優雅な印象がアップして見え、気品が漂うインテリアになります。
濃いブラウンのフローリングのリビングダイニングに、グレージュの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファ背面のダイニングと繋がる長い壁にくすんだ紫のアクセントクロスを貼り、ソファの下に、少しくすんだ紫ラグを敷き、シルバー金属脚と薄いブラウンの天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと反対側の壁を背に、ホワイトのテレビボード、ブラックのスワンチェアを配置。ダイニングスペースは、ホワイト×ブラウンで配色し、清潔感とくつろぎ感のある空間を演出したインテリア。
くすんだブラウンのフローリングのリビングダイニングに、白っぽいグレージュの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、白っぽいグレージュのラグを敷き、ブラック金属フレーム脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブル、ホワイト×ブラックの牛柄のカウハイド丸型スツールをレイアウト。ダイニングスペースに、赤×グレーのエキゾチックなパターン柄のラグを敷き、ブラックの木製脚とガラス天板を組み合わせた丸型テーブル、ブラックの木製チェアを配置。ソファの上に、紫×薄いイエロー×薄いグレー×薄めの赤のパターン柄のクッションを乗せて、温もりとおしゃれ感をアップしたインテリア。
スモーキーな薄いブラウンの床のリビングに、薄いベージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレージュのラグを敷き、明るいブラウンレザーの正方形オットマンテーブルを2脚並べてレイアウト。壁紙を濃いめのベージュ、カーテンを壁色より薄いベージュにして、ソファとL字に、紫のスワンチェアを2脚配置。ソファの上に、チェアと同じ紫のブランケットを乗せて、温かみと統一感のある空間を演出したインテリア。
グレージュの大理石調タイル床のリビングに、オフホワイトの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレージュ×ホワイトの曲線パターン柄のラグを敷き、ブラック金属脚とスモーキーなブラウン天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファとL字に、薄いグレーのファブリック製ラウンジチェア、ソファ正面に、ホワイト鏡面×ブラック鏡面のモダンなデザインのテレビボードを配置。ソファの上に、薄いグレー、くすんだ水色、くすんだ濃い紫の無地クッション、グレーのブランケットを乗せ、エレガントな印象をアップしたインテリア。
白っぽいグレー×ブラックの線の幾何学模様のカーペット床のリビングに、エレガントなデザインのグレージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファ背面の壁に、グレージュのクラシカルなオーナメント柄のアクセントクロスを貼り、ソファの前に、ゴールド金属脚とブラックガラス天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの左右に、スモーキーな紫シェードのテーブルランプを乗せた、ダークブラウンの丸型サイドテーブルを置き、ソファの上に、スモーキーな紫×薄い赤紫のアニマル柄のソファを配置。フェミニンで上質なインテリア。
グレージュ×無彩色のアクセントカラー
グレージュは、彩度が低い(鮮やかさが少ない)ベージュなので、ブラックやグレーの無彩色との相性が良いです。無彩色の中で最も暗い“ブラック”をアクセントカラーで加えると、空間が引き締まり、高級感が増して見えます。
薄めのブラウンのフローリングのリビングに、黄色が強めのグレージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレー×グレージュのラグを敷き、ホワイト×ブラック、ブラックの2種類の丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、シルバー金属×ブラックレザーのアームチェアを配置。クッション、花瓶、雑貨、観葉植物用鉢をブラックで統一し、高級感をアップした北欧スタイルのインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、白っぽいベージュのコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、グレージュのラグを敷き、ブラウンの柵のような丸い脚(縁)とガラス天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。コーヒーテーブルの隣にブラック金属脚とナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせた丸型サイドテーブルを配置。花瓶、ソファの隣のサイドテーブル、クッション、ブランケットでブラックを足して、ナチュラル過ぎない大人っぽい空間を演出したインテリア。
白っぽいグレーのヴィンテージフローリング、薄いグレージュの壁紙のリビングに、薄いグレージュの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、ホワイト×ブラックのはっきりとした幾何学模様のラグを敷き、ブラックの木製脚とホワイトのトレイを組み合わせたコンパクトな丸型コーヒーテーブルをレイアウト。窓に、赤みが強いグレーのカーテンをハンギング。ソファの上に、ブラックのブランケットとブラックの無地クッションを乗せて、大人エレガントな空間を演出したインテリア。
グレージュのフローリング、赤みのある濃いグレーのアクセントクロス、濃いグレージュの壁&天井のリビングに、グレージュのコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、ブラウン×薄いブラウン×くすんだ赤×ブラックのエキゾチックなパターン柄をパズルのように組み合わせたデザインのラグを敷き、黒っぽいブラウンのヴィンテージな箱型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと反対側の壁に、天井まであるホワイトのオープンシェルフを配置。オープンシェルフに、ブラックの大きな花瓶、ブラックの収納カゴ、ブラックの雑貨を飾り、アクセントクロス壁に、ブラックの額縁に入れたモノクロ写真2枚とブラックの木目のカウンター型収納家具をハンギング。黒を加えて、上質で大人っぽく、高級感のある空間を演出したインテリア。
スモーキーなナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、グレージュの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、アイボリー×グレーのカジュアルなパターン柄のラグを敷き、黒っぽいダークブラウンの木製脚とガラス天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファの隣に、ブラックの木製脚とブラウンの木目天板を組み合わせた丸型サイドテーブル、ソファとL字に、ブラックレザーのディレクターズチェアを2脚配置。サッシの色もブラックにして、白っぽい色とブラックでメリハリを演出したインテリア。
スモーキーな白っぽいナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、白っぽいグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に、グレージュのラグを敷き、シルバー金属脚とブラック天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面に、ブラックレザーのアームチェア、ソファとL字の壁に、ブラック金属のシンプルなコンソールテーブルを配置。ソファの上に、ブラックの無地クッションとブランケット、コーヒーテーブルの上に、ブラックの雑貨を乗せ、高級感のある空間を演出したエレガントなインテリア。
グレージュのカーペット床と赤みのある濃いグレーの壁紙のベッドルームに、シルバー金属のアンティーク感のあるベッドをコーディネート。
ベッドリネンをホワイトでまとめ、ブラックの無地クッション、赤みのある濃いグレー×グレーのボーダー柄のクッション、赤みのある濃いグレーの掛け布団、ブラックのスローをプラス。薄暗い色でまとめ、落ち着きのある空間を演出したインテリア。
グレージュでまとめたインテリアに加えるそれぞれのアクセントカラーの特徴をまとめると
- 暖色のアクセントカラーで、温もりを助長し、花を飾ったような華やかさもアップさせる。
- 寒色のアクセントカラーで、冷んやり感を足し、すっきりとした高級感のある空間にする。
- 中性色のアクセントカラーで、グレージュのナチュラルな印象をアップさせる。(グリーンの場合)
- 中性色のアクセントカラーで、グレージュの上質な印象に気品を加える。(パープルの場合)
- 無彩色のアクセントカラーで、グレージュが持つスモーキーカラーの上品な温もりを残した高級感のある空間にする。
です。
どのアクセントカラーでも、「グレージュと合わない」ということはありませんが、グレージュの上質な印象を残したい場合は、「暗め」や「鮮やかさが少なめ」の色を選ぶようにしましょう。