ホワイトとグレーでまとめたインテリア-メリット&デメリットとオシャレ実例

ホワイトとグレーでまとめたインテリア-メリット&デメリットとオシャレ実例

「ホワイトとグレーだけを使ったインテリアを作りたい。」

ホワイトとグレーは、誰にでも馴染みがあり、インテリアに取り入れやすい色です。

また、最近は、フローリング・ドア・クローゼット・収納の扉などにもグレーカラーの木目がある為、極端に言えば、内装から「ホワイトとグレーだけの空間」を作ることが可能です。

Photo by Wilkinson Brochier Interior DesignSearch kitchen design ideas

しかしながら、私たちの多くが、ホワイトとグレーを使ったインテリアを作る時は、床や建具の色が茶系の色のままの内装色で、その空間に、家具やファブリックでホワイトとグレーを足していく形になります。

ホワイトとグレーのインテリア



ホワイト×グレーのインテリアを作る時に、「見ておきたいメリットやデメリット」、「どんな茶系の色(主に木目家具)と合うのか」、「ホワイト×グレーのインテリアテイスト別の実例」を紹介していきますので、コーディネートのヒントにしてください。

ホワイトとグレーのインテリアのメリットとデメリット

ホワイトとグレーは、ともに無彩色です。ホワイトとグレーだけでコーディネートした空間は、色み(赤・黄・青)の無い空間になる為、スッキリとした印象のインテリアになります。

下の写真は、全く同じ空間で、床・ソファ・照明のシェード・ソファ用クッション・ブランケットの色を「色みのある茶色とベージュ」と「色みのないグレーとホワイト」にした場合の比較です。

茶色の木目と茶色のソファ&ホワイト×グレーのインテリア
茶色の木目と茶色のソファ&ホワイト×グレーのインテリア
ホワイト×グレーのインテリア
ホワイト×グレーのインテリア

色みは、「暖かそうだな。」「冷たそうだな。」「明るいな。」「リラックスできるな。」といったような感情に働きかける役割も果たしている為、「色みのある茶色とベージュ」にした場合は、「親しみがあり、リラックスした空間」、「色みのないグレーとホワイト」にした場合は、「無機質で殺伐とした印象の空間」といった印象が強く出ます。

このように、ホワイトとグレーのインテリアは、くつろぎ感というよりも、「生活感がない」「清潔感がある」「片付いた印象」「家っぽくない」空間を作りたい時向きの配色です。

この特性を生かして、「あるものだけを際立たせた空間を作り上げる。」というテクニックもあります。(上記のホワイト×グレーの空間は、植物の瑞々しさを強調。このテクニックについては、下のアクセントカラーの項目で詳しく解説します。)

また、色みがない空間は、どちらかと言えば、冷たい印象のインテリアになります。

さらに、ホワイトとグレーのインテリアは、ホワイトとグレーのどちらの面積が多いかで、インテリアの印象が違って見えます。

ホワイトが多い「ホワイトとグレーのインテリア」

ホワイトが多いホワイト×グレーのインテリア

グレーが多い「ホワイトとグレーのインテリア」

グレーが多いホワイト×グレーのインテリア

ホワイトは色の中で最も明るい色なので、白の面積が多い「ホワイトとグレーのインテリア」は開放感があり、広々とした印象になります。グレーの面積が多い「ホワイトとグレーのインテリア」は、上品さや洗練された印象、エレガントな印象が強い空間になります。

ホワイトとグレーのインテリアのメリットとデメリットをまとめると

《メリット》

  • 生活感が少ない
  • 清潔感がある
  • 片付いた印象がする
  • 家っぽくない
  • 色が映える
  • 白っぽい色が多いと広く見える
  • グレーが多いと上品に見える

《デメメリット》

  • リラックス感が少ない
  • 冷たい印象

です。

ホワイトとグレーのインテリアに合うのはどの色の木?

冒頭で、「最近は、フローリングと建具にグレーの木目色のバリエーションもある」と書きましたが、新築やリフォーム・リノベーションで内装色をゼロの状態から決める場合を除けば、多くの住まいが茶系の木目の床(フローリング)と建具です。

また、テレビボードやリビングテーブル・収納家具・木製チェアなど、あとから部屋に足すインテリアは、茶系の木目を使ったものが多いです。

先述した通り、ホワイトとグレーは無彩色で色みを持たない色の為、茶系の木目と組み合わせた場合、「どの明るさの家具と組み合わせるのがベストなのか」と頭を悩ませることもあるでしょう。

10種類の木目の色柄

上記は、茶系の木目の色柄を5系統に分け、「鮮やかさのある従来型の木目(上段)」と「鮮やかさの少ないトレンドのグレイッシュ系(スモーキー系)の木目(下段)」に分けたものです。

これらの木目を「ホワイトとグレーのインテリア」とコーディネートしてみましょう。

鮮やかさのある従来型の木目5種類とホワイト×グレーのコーディネート

黒っぽい茶色の木目×ホワイト×グレー
黒っぽい茶色の木目×ホワイト×グレー

暗い茶色の木目×ホワイト×グレー
暗い茶色の木目×ホワイト×グレー

茶色の木目×ホワイト×グレー
茶色の木目×ホワイト×グレー

明るい茶色の木目×ホワイト×グレー
明るい茶色の木目×ホワイト×グレー

白っぽい茶色の木目×ホワイト×グレー
白っぽい茶色の木目×ホワイト×グレー

鮮やかさのある従来型の木目とホワイトとグレーを組み合わせたインテリアは、茶色の木目が明るい(白っぽい)ほどナチュラルな印象になります。また、温もりを重視する場合は、茶色の木目や暗い木目がベスト。高級感のある空間にしたい場合は、黒っぽい茶色の木目や暗い茶色の木目とのコーディネートがおすすめです。

鮮やかさの少ないトレンドのグレイッシュ系(スモーキー系)の木目5種類とホワイト×グレーのコーディネート

鮮やかさの少ない黒っぽい茶色の木目×ホワイト×グレー
鮮やかさの少ない黒っぽい茶色の木目×ホワイト×グレー

鮮やかさの少ない暗い茶色の木目×ホワイト×グレー
鮮やかさの少ない暗い茶色の木目×ホワイト×グレー

鮮やかさの少ない茶色の木目×ホワイト×グレー
鮮やかさの少ない茶色の木目×ホワイト×グレー

鮮やかさの少ない明るい茶色の木目×ホワイト×グレー
鮮やかさの少ない明るい茶色の木目×ホワイト×グレー

鮮やかさの少ない白っぽい茶色の木目×ホワイト×グレー
鮮やかさの少ない白っぽい茶色の木目×ホワイト×グレー

ホワイトやグレーは彩度がない無彩色なので、鮮やかさの少ない茶色の木目とのコーディネートは、どの明るさの茶色ともマッチし、落ち着いた印象のインテリアになります。



ホワイトとグレーのインテリアの差し色は何が良い?

差し色(アクセントカラー)は、インテリアをおしゃれに見せたり、センス良く見せるのに欠かせない要素です。ホワイトとグレーは、どちらも色みがないので、差し色にどんな色を選んでも映えます。インテリア全体が差し色の影響を受けやすい為、「どんな感じのインテリアが好きか」を吟味して、一色を選びましょう。

明るい雰囲気・暖かい雰囲気のインテリアにしたい=暖色系の差し色

赤色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
赤色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

ピンク色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
ピンク色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

オレンジ色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
オレンジ色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

黄色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
黄色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

冷たく洗練された雰囲気のインテリア・清潔感のあるインテリアにしたい=寒色系の差し色

緑がかった青色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
緑がかった青色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

水色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
水色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

くつろぎ感のあるインテリアにしたい=グリーン系・ブラウン系の差し色

緑色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
緑色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

茶色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
茶色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

個性的でおしゃれなインテリアにしたい=パープル系の差し色

紫色の差し色のホワイトとグレーのインテリア
紫色の差し色のホワイトとグレーのインテリア

ホワイトとグレーのインテリア実例

ホワイトとグレーのインテリアといっても、「ホワイトとグレーの割合」「コーディネートする家具の茶色の木目の明るさ」「差し色(アクセントカラー)」の3つの組み合わせ方によって様々な表情のインテリアになります。

インテリアを作る時は、北欧風・モダン風・インダストリアル(ヴィンテージ風)など、ある程度テーマを絞った方が、まとまりがあり、センス良く見えるインテリアになります。3種類のインテリアテイストごとに、ホワイトとグレーを中心にまとめたコーディネートを紹介しますので、インテリア作るのヒントにしてください。

ホワイトとグレーの北欧インテリア

Photo by Bjurfors GöteborgDiscover living room design ideas

黒っぽいダークブラウンのフローリングの狭いリビングに、オフホワイトの2人掛けフロアソファをコーディネート。

ソファの下に、白っぽいグレーのラグを敷き、ホワイトの長方形トレイテーブルをレイアウト。腰窓の上に、ブラックアイアンのカーテンレールを取り付け、赤みがかったベージュの薄手のカーテンをハンギング。ソファ用クッションと花瓶をブラウン系でまとめ、リラックス感をアップしたインテリア。

Photo by Skenbild Produktion, Fotograf Ingemar EdfalkMore living room ideas

茶色のヘリンボーンの床の狭いリビングに、白っぽいグレーのコの字型ソファをコーディネート。

ソファと対面の壁の前に、ホワイトの箱型のテレビボードをレイアウト。ソファの前に、黒っぽいグレーの金属フレーム脚とホワイト鏡面天板を組み合わせたコンパクトな丸型テーブルを配置。ソファ用クッションとブランケットとグレイッシュなブルーや濃いグレーのファー素材でまとめ、整った空間を演出したインテリア。

Photo by Farrimond & Carter InteriorsLook for living room pictures

茶色のフローリングのワンルームに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。

長い面の壁に、ベッドリネンをホワイト×グレーでまとめたベッドと薄い茶色の木とホワイトの引き出し付き天板を組み合わせたデスクをレイアウト。デスクの前に、薄い茶色の木製脚とグレーのファブリック製座面を組み合わせたチェアを配置。くつろぎエリア、就寝エリア、デスクエリアのグレーを同じ明るさにして、まとまりのある空間を演出したインテリア。

Photo by Slow & Chic – InteriorismoLook for living room pictures

薄い茶色のフローリングのリビングダイニングに、白っぽいグレーの2人掛けソファをコーディネート。

ソファと対面の壁に、薄い茶色の木目キャビネットとホワイト扉を組み合わせたテレビボードをレイアウト。ダイニングスペースの家具は、茶色の木目の長方形テーブル、グレーのファブリック製チェア、ホワイトのサイドボード。リビングの窓側のコーナーを背に、白っぽい水色の丸みのあるファブリック製ラウンジチェアを置いて、涼しげで広々とした空間を演出したインテリア。

Photo by Anna Stathaki | PhotographyBrowse living room photos

薄めの茶色のフローリングのリビングに、白っぽいグレーの2人掛けソファをコーディネート。

ソファと対面の壁に、ホワイトのエレガントなデザインのサイドボードをレイアウト。ソファの前に、ソファよりも明るいグレーのラグを敷き、シルバー金属フレーム脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせたキャスター付きの丸型コーヒーテーブルを配置。明るめのグレーを多く取り入れて、上品な空間を演出したインテリア。

Photo by Coco CamelliaMore living room ideas

白っぽいナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。

ソファと対面の壁に、ホワイトの扉付きキャビネットと茶色の木目天板を組み合わせたテレビボードをレイアウト。ソファの下に、ソファより明るいグレーのラグを敷き、茶色の木製丸型コーヒーテーブル、茶色の木と白っぽいベージュレザーの編み込み座面を組み合わせたチェアを配置。家具を木製で揃え、暖かくてリラックスできる空間を演出したインテリア。

  • ホワイトが多めの「ホワイトとグレー」の組み合わせ
  • 「ホワイト」と「明るい (薄い・白っぽい)グレー」の組み合わせ
  • 「ホワイトとグレー」と「明るい(白っぽい)茶色の木目」の組み合わせ

上記を意識してコーディネートすると北欧風のインテリアになります。

ホワイトとグレーのモダンインテリア

Photo by Ark Hardwood Flooring, Inc.More living room photos

濃いめの茶色のフローリングのリビングに、グレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。

ソファの下に、薄いグレー×ホワイトのうっすらと模様が入ったラグを敷き、ゴールド金属のジオメトリックデザインの脚とブラック天板を組み合わせた丸型コーヒーテーブルをレイアウト。ダイニングスペースに、グレイッシュなブラウンの木目天板の長方形テーブル、薄い茶色の木目×グレーの座面のチェアを配置。ソファの上に、暗めの赤の無地クッションを置いて、スタイリッシュな空間を演出したインテリア。



Photo by Moore House DesignLook for living room pictures

茶色のフローリングのリビングに、ホワイトの3人掛けソファをコーディネート。

ソファの下に、白っぽいグレーのうっすらと模様が入ったラグを敷き、白っぽい茶色の木目の長方形コーヒーテーブルをレイアウト。テレビボードとラウンジチェアをホワイトで統一し、開放的な空間を演出したインテリア。

Photo by Intexure ArchitectsLook for living room pictures

茶色のフローリングのリビングダイニングに、モダンなデザインのグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。

ソファの前に、シルバー金属脚とホワイト天板を組み合わせたシンプルなデザインのロータイプの長方形コーヒーテーブル、ソファと対面に、ホワイトの曲線デザインのアームチェア2脚をレイアウト。ダイニングスペースの家具は、ホワイトのシンプルデザイン。リビングとダイニングの両方の壁に、赤を使ったアートを飾り、殺風景な印象を少なめにしたインテリア。

Photo by ras-a, inc.Look for living room design inspiration

茶色のフローリングのリビングダイニングに、グレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。

ソファの前に、明るめの茶色の木目のキャスター付きの長方形コーヒーテーブル、コーヒーテーブルの隣に、ホワイトのイームズシェルアームチェア(ロッカーベース)をレイアウト。ダイニングスペースに、艶消しシルバー金属脚と茶色の木目天板を組み合わせた長方形テーブル、シルバー金属脚とホワイトの座面を組み合わせたイームズシェルチェアを配置。リビングとダイニングのチェアを同じデザイナーのデザイン違いにして、まとまりのある空間を演出したインテリア。

Photo by Look for living room design inspiration

スモーキーな薄めの茶色のフローリングのリビングダイニングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。

ソファの下に、赤の縁取りのソファより濃いグレーのラグを敷き、シルバー金属脚とホワイト鏡面天板を組み合わせたシンプルな長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ダイニングスペースに、ホワイト天板の長方形テーブル、ホワイトの座面のチェアを配置。リビングをグレー系、ダイニングをホワイト系とエリアごとに配色を統一したインテリア。

Photo by TLA StudioLook for living room design inspiration

グレーの床のリビングに、濃いめのグレーの2人掛けソファをコーディネート。

ソファの下に、うっすらと模様が入った白っぽいグレーのラグを敷き、黒っぽいダークブラウンの背の低い長方形コーヒーテーブルをレイアウト。テーブルを囲むように、グレーのファブリック製チェア2脚、濃い赤のファブリック製アームチェア2脚を配置。窓横と赤のチェアの背面の壁に、グレー系の大きなアートを飾り、画廊のような雰囲気を演出したインテリア。

  • 「温もりのある茶色の木目」と「ホワイト&グレー」の組み合わせ
  • 「スモーキーな茶色の木目」と「ホワイト&グレー」の組み合わせ
  • 「ホワイトとグレーだけ」と「目立つ色(アクセントカラー)」の組み合わせ

上記を意識してコーディネートするとモダンスタイルのインテリアになります。

ホワイトとグレーのインダストリアル(ヴィンテージ系)インテリア

Photo by Urban Wall Design & Barn DoorsLook for living room pictures

グレイッシュな茶色のタイル床のリビングに、薄いグレーの丸みのあるラウンジチェア2脚をコーディネート。

チェアの下に、グレー×ホワイトのシェブロン柄のラグを敷き、ゴールド金属フレーム脚とガラス天板を組み合わせたエレガントなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。隣の部屋との開閉扉をゴールド取っ手のついたグレーにして、フェミニンな印象をアップしたインテリア。

Photo by ROOM Shape SwedenBrowse living room ideas

明るめの茶色のフローリングのリビングに、濃いめのグレーの直線的なデザインの寝椅子付き2人掛けフロアソファをコーディネート。

ソファの下に、白っぽいグレーのラグを敷き、明るい茶色の木製パレットの上にガラス板を乗せたDIY感のある長方形カートコーヒーテーブルをレイアウト。収納家具はホワイト。ソファの上に、赤紫のブランケットを乗せて、おしゃれな印象をアップしたインテリア。

Photo by Domus NovaDiscover living room design ideas

ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、オフホワイトの3人掛けソファをコーディネート。

ソファの前に、ホワイトの大きなラグを敷き、ブラック金属×ゴールド金属×ホワイトのデザイン性の高い正方形コーヒーテーブルをレイアウト。コーナーを背に、シルバー金属の1本脚とグレーの座面を組み合わせた丸みのあるデザインの回転式ラウンジチェアを配置。ペンダントランプをシルバー金属シェードのヴィンテージデザインにして、生活感の少ない空間を演出したインテリア。

Photo by Alexander WhiteBrowse living room photos

白っぽい茶色のフローリングのリビングに、暗いグレーの2人掛けソファをコーディネート。

ソファの下に、ソファより明るいグレーのラグを敷き、シルバー金属脚とホワイト鏡面天板を組み合わせたシンプルなデザインの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。ソファと対面の壁に、ホワイトスチールのテレビボードを配置。温もりを感じる木目を使わずに、無機質な空間を演出したインテリア。

Photo by Murs et MerveillesBrowse living room ideas

白っぽいグレーの床のリビングに、黒っぽいグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。

ソファの前に、ブラック金属と白っぽい木製板を組み合わせたキャスター付きの長方形コーヒーテーブルをレイアウト。寝椅子の前に、薄い茶色の木製脚とグレーのファブリック製座面を組み合わせたチェアを配置。白っぽい空間の中に、濃い色のソファを置いて、落ち着きをアップしたインテリア。

  • 「ホワイトと暗めのグレー」の組み合わせ
  • 「ホワイトとグレー」と「暗めの茶色の木目」の組み合わせ

など、どこかに暗い色を加えることを意識してコーディネートするとインダストリアル(ヴィンテージ)風のインテリアになります。







いかがでしたか。

ホワイトとグレーのインテリアのメリット&デメリットを解説し、様々な明るさの木目との組み合わせや最後に加える差し色(アクセントカラー)ごとのインテリアの印象の違いをイメージ画像を用いて紹介しましたが、参考になったでしょうか。

冒頭にも書きましたが、私たちが暮らす部屋は、茶系の木目の床にホワイトの壁紙の空間がほとんどです。なので、極端な発想をすると「ホワイトが既に壁に使われているから、あとはグレーのソファとラグを足せば、ホワイト×グレーのインテリアが簡単にできる」となります。

Photo by J&W Inspired HomeDiscover living room design inspiration

しかしながら、グレーが多い空間は、くつろぎ感にやや欠ける面もあります。上記のインテリアのように、ふんわりとした見た目の素材を足すことで、リラックス感を出す方法もありますので、色だけでなく、素材にも注目しながらインテリアを作っていきましょう。

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