先日、中古マンションの内装替えの相談を受けました。
その時、最初に感じたのが「建築やインテリアと深く関わらない職業の方にも、ヴィンテージテイストが浸透している。」でした。
以前にも記述しましたが、相談を受けた物件は築10年ほどのタワーマンションで、竣工時の内装は、温かみを感じるミディアムブラウン調の床と建具に、アイボリー系の壁紙クロスを組み合わせた、ファミリー向けのものでした。
とは言っても、
- 天井高は2.5m以上
- LDKの入口ドアやクローゼット扉は2m超えのハイタイプ
と、新しさを感じる仕様で「このまま引っ越ししても何ら問題ないと思う人も多いのでは。」と思うような古さを全く感じない内装です。
しかしながら、現在、ネットで目にするインテリアと言えば、レンガ・コンクリート・古いウッド調など凸凹した壁と土足で歩けそうなヴィンテージな床(ウッド、モルタル、鉄錆系)を組み合わせた内装に、古さを感じる家具を組み合わせた、かっこいい系。
「かっこいい家具をコーディネートしたい。」と理想のインテリアを考えた時「今の内装では合わないので、引っ越し前に変えることができませんか?」というご相談でした。
お客様がこれから作りたいと収集された好みのインテリア写真を見ても、「う~ん。確かに今の内装には合わないですね。」と納得できる内容でした。
インテリア配色の基本と現代のインテリア配色
インテリア配色の基本
メインカラー:キャビネット、チェストなどの収納・テーブル・ソファ・カーテン
アクセントカラー(挿し色):クッション・照明器具・インテリア雑貨
インテリアの配色の教本を調べてみると、床・壁・天井の内装色(ベースカラー)やメインカラーは「白っぽく飽きが来ない色(故に薄い茶色や薄いベージュ)がおすすめ」と書かれており、「特にベースカラーは色を変えるには費用が一番掛かる場所」とされています。
しかしながら、インテリアの色替えがただの模様替えや家具の買い替え程度に過ぎなかった数年前と比較すると、現代のインテリア事情は、全く性質が異なる為(詳しくは次の項目)、「ベースカラーやメインカラーを白っぽく飽きが来ない色にする必要は無い」と筆者は考えています。
現代のインテリア事情とトレンド
数年前までは、インテリアの配色は「現在の床色を基本に考えるのが主流」でした。
しかしながら、ここ2~3年で、専門家に依頼することなく、床色を変えることも含めて配色を考えることができる時代になっています。
というのも、インテリアの配色で、唯一触れないと言われていた「床・建具・壁」の3箇所の色を、DIY向けの床材や壁紙クロス、木目調のシートを駆使して自由自在に変えることができるようになっているからです。
詳しくは
でも述べていますが、まとまめると
【現在】床色を変える→床色に合わせて家具を新調。または塗り替えやシートを使って家具の雰囲気を変えた黒っぽいインテリア
と違いが出てきており、DIYのトレンドは暗い色合いが中心です。
一般的なインテリアの配色のLDKとトレンドを盛り込んだ配色(素材感含む)のLDKの比較
ファミリー向けの内装にヴィンテージ家具の組み合わせはチグハグな印象が強い。内装をヴィンテージ系に変える。
どちらの配色が好みかにもよりますが、筆者の感覚的には「これまで、良いとされていた床や建具が茶色の木目の部屋を見ると“無難過ぎて面白くない”と感じる方が多くなってきているよう」に思います。
また「無難なインテリアが良い」と言われていた理由に「飽きが来ないから」「どんな家具も合わせやすい」があったのですが、先述した張り替え可能な材料は、剥がすことにも考慮した作りとなっているため「飽きたらまた違う色や雰囲気に変えることができる」のも魅力の一つです。
変わり映えのしない一昔前までの無難なインテリアよりも、現代風のインテリア(上の比較の暗い方)が好きな方のために、3つのテイストごとに配色実例を紹介していきましょう。
モダンインテリアの配色実例
ダークブラウン配色のモダンインテリア
ダークブラウンのフローリングのリビングダイニングに黒っぽい茶色のコーナーソファをコーディネート。
ダイニング側のアクセントクロスは黒。リビング側の壁をベージュのタイル調にして温もりを少し足した重厚感のあるインテリア。
少し暗い茶色のフローリングのLDKに、ダークブラウンの木目の長方形ダイニングテーブル、ダークブラウンの木目のダイニングチェアをコーディネート。
リビングエリアに、明るい茶色のレザー製2人掛けソファをプラス。テレビボードとコーヒーテーブルを床色よりも少し暗い茶色の木目にして、落ち着きのあるリビングを演出。
対面キッチンの扉、フローリング、建具、天井の見せ梁がダークブラウンのLDKに、白っぽいグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、薄いグレー×灰みがかった薄い茶色のパターン柄のラグを敷き、黒の木製正方形コーヒーテーブルをプラス。高級感と広さを感じるインテリア。
ブラウン配色のモダンインテリア
フローリング、壁の一部、壁面収納家具を茶色の木目で統一したLDKに、黒のレザー製ダイニングチェアをコーディネート。
リビングエリアにグレーの2人掛けソファと黒っぽい茶色の木製長方形コーヒーテーブルをプラス。階段横の壁にダークブラウンのオープンラックを取り付け、本をぎっしり収納。直線的なデザインと綺麗な木目を組み合わせた生活感が少ないインテリア。
薄い茶色のフローリングのリビングに、薄い茶色のコーナーソファをコーディネート。
ソファの下にグレーのラグを敷き、茶色の木目の長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁を灰みがかったベージュのタイル壁と茶色の板張にして、茶色の木目のテレビボードをレイアウト。茶色を中心にまとめた、リラックス感のあるインテリア。
茶色のフローリングと茶色の木製窓のリビングに、薄いベージュのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前にシンプルデザインのガラス製正方形コーヒーテーブルとホワイトレザーのバルセロナチェア&オットマンをプラス。ソファの中央に灰みがかったグリーンの無地クッション、コーナーに背の高い観葉植物をディスプレイして、癒しをアップ。
茶色のフローリング、茶色の板貼天井のリビングに、アイボリーの3人掛けソファとアイボリーのラグをコーディネート。
ソファの前に少し薄い茶色の木目の長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファの後ろの壁に高さ2m程度の幅の広い茶色の木目のオープン収納家具をレイアウトし、ナチュラルな印象をアップ。
ライトブラウン配色のモダンインテリア
グレーとベージュをミックスしたようなコンクリート床のリビングに、白っぽいベージュのコーナーソファと白っぽいグレーのラグをコーディネート。
ソファ正面の壁に壁の端から端まであるホワイトのテレビボードをプラス。壁掛けテレビの後ろにだけ薄い茶色のウッドパネルを横貼りにして、温もりをアップ。
薄い茶色のフローリングのLDKに、暗いグレーの3人掛けソファと暗いグレーのファブリックダイニングチェアをコーディネート。
キッチン扉、ダイニングテーブル、リビング収納家具、リビングの天井は、明るい茶色の木目。ソファの前に薄いベージュのラグを敷き、茶色のレザー製ラウンジチェアと暗い茶色の木目の正方形コーヒーテーブルをレイアウトし、落ち着きのあるリビングを演出。
白っぽい茶色のフローリングのオープンリビングに、薄いベージュの3人掛けソファをコーディネート。
ソファの後ろの腰壁を薄い茶色の木目にして、ソファの前に明るい茶色の木目の長方形コーヒーテーブルをプラス。全体的に白っぽい色を多くして、開放感を演出したインテリア。
ブラック配色のモダンインテリア
黒っぽい茶色のフローリングのLDKに、黒の長方形ダイニングテーブル、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ダイニングチェアは黒の木とアイボリーのファブリックを組み合わせたデザイン。キッチン扉、リビング収納家具、リビングとダイニングの間仕切り扉を黒、ダイニングの壁をグレーのゴツゴツしたタイル調にして、リッチな空間を演出。
黒っぽいフローリングのリビングに、黒のレザー製2人掛けソファを2台、対面にコーディネート。
ソファ同士の間に黒×グレーのシャープなデザインのラグを敷き、黒の円形コーヒーテーブルをプラス。壁面収納家具も黒にした、暗い印象のインテリア。
灰みがかったブラウンのタイル床のリビングに、黒の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの正面の壁に黒の大判タイルを貼り、黒の木製テレビボード、黒の木目の扉付きウォールシェルフ、明るい茶色の木目の扉付きウォールシェルフをプラス。ラグは灰みがかった茶色のシャギータイプで、コーヒーテーブルは黒っぽい茶色。黒の壁にスポットライトを当て、ムーディーなリビングを演出。
グレー配色のモダンインテリア
薄い茶色のフローリングと薄いグレーの壁のリビングに、薄いグレーのコの字型ソファをコーディネート。
ラグとカーテンをオフホワイトにして、ソファの前に黒木目の長方形コーヒーテーブル、ソファの正面にホワイト鏡面のテレビボードをプラス。くすんだ黄色のクッションと黄色のアートを加え、楽しそうな雰囲気をアップ。
グレーのコンクリート床のリビングに、グレーのコの字型フロアソファをコーディネート。
ソファの下にソファと同じ明るさのグレーのラグを敷き、ホワイトの正方形コーヒーテーブルをプラス。リビングと隣の部屋の間仕切り壁(腰壁)はダークブラウンのヴィンテージウッド調。無機質な配色で、生活感をゼロにしたインテリア。
灰みがかった茶色のタイル調床のLDKに、薄いグレーのシャープなデザインの4人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に薄いグレーのラグを敷き、黒鏡面のパネルとガラスを組み合わせたモダンな長方形コーヒーテーブルと黒っぽいグレーのラウンジチェア、ホワイトのラウンジチェア(ウームチェア)をプラス。ダイニングテーブルエリアには、鏡面グレーの長方形ダイニングテーブルとホワイトのモダンなチェアをレイアウト。シンプルな色使いのインテリア。
ホワイト配色のモダンインテリア
黒っぽい茶色のフローリングのリビングに、ホワイトの2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前にガラス製長方形コーヒーテーブル、ソファとコの字にホワイトのラウンジチェアをプラス。カーテン、シャンデリア、アートを全てホワイトで統一した、真っ白なインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、白っぽいベージュのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に黒っぽいグレーのラグを敷き、鏡面ホワイトの正方形コーヒーテーブルとホワイトレザーの寝椅子をプラス。窓用シェードとテーブルランプのシェードとアートをホワイト、フロアランプのシェードとインテリア雑貨をブラックにして、メリハリを演出。
薄い茶色のフローリングのリビングダイニングに、鏡面ホワイトの長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
透明素材のダイニングチェアと黒のペンダントランプをプラス。リビングエリアには、薄いグレーのコーナーソファ、ホワイトの引き出し収納家具、ホワイトのウォールシェルフをレイアウト。壁掛けテレビの周りの壁に薄いグレー系のタイルを貼り、高級感をアップ。
北欧インテリアの配色実例
ダークブラウン配色の北欧インテリア
ダークブラウンのフローリングのリビングダイニングに、暗いグレーの寝椅子付き2人掛けソファ、ホワイトのテレビボードをコーディネート。
ダイニングエリアに暗く赤みがかった茶色のオリエンタルラグを敷き、ホワイトの長方形ダイニングテーブルをプラス。ホワイト・クリーム・茶色のイームズチェアをレイアウトし、天井からグレーのペンダントランプをハンギング。暗い床をたっぷりと見せた落ち着きのあるインテリア。
ダークブラウンのヘリンボーン床のリビングに、薄いグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に薄いグレーのラグを敷き、ソファの後ろにダークブラウンの木目の長細いデスクをプラス。ワークチェアと壁の絵を黒にして重厚感をアップ。
暗い茶色のフローリングのLDKに、ダークブラウンの木目の長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
ダークブラウンの木目のダイニングチェアをプラス。腰窓を背に、ダイニングの方に向けて暗い茶色レザーの2人掛けソファをレイアウト。ソファの下にホワイト×黒のストライプ柄のラグを敷き、ダークブラウンの木目の楕円形コーヒーテーブルを組み合わせて、重厚感のある北欧インテリアを演出。
ブラウン配色の北欧インテリア
茶色のフローリングのリビングダイニングに、グレーのシンプルな2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に薄いベージュの自然素材のラグを敷き、茶色の木製円形コーヒーテーブルと薄い茶色の木製円形コーヒーテーブルをプラス。ダイニングエリアには、床色と同じくらいの茶色の木製長方形ダイニングテーブルと木製チェアをレイアウト。ソファの隣に、茶色の木目の食器棚を置き、温もりをアップ。
茶色のフローリングのリビングに、茶色の木製ひじ掛けがついたブルーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にオフホワイト×暗い黄色×グレーのラグを敷き、茶色の木目の長方形コーヒーテーブルと茶色の木目のテレビボードをプラス。壁の色を灰みがかった淡いブルーにして、北欧感をアップ。
少し薄い茶色のフローリングのリビングに、少し薄い茶色の3人掛けソファをコーディネート。
間口が短い方の壁に茶色の凸凹したタイル調のアクセントクロスを貼り、ソファの前に暗い茶色と明るい茶色の木目をミックスしたシンプルな長方形コーヒーテーブルをプラス。赤のブランケットを使ってアクセントカラーを加え、温もりのあるインテリアを演出。
ライトブラウン配色の北欧インテリア
少し薄い茶色のフローリングのリビングに、薄い茶色の木目のサイドボードをコーディネート。
サイドボードと同じ面の壁を背に、薄い茶色の木製脚とホワイトシェードを組み合わせたフロアランプ、薄い茶色の木目のワゴンテーブルをレイアウト。ホワイトの板貼壁の前に木目が綺麗な家具を並べて、上質な印象をアップ。
茶色のフローリングのリビングに、薄い茶色の木の板とグレーのファブリックを組み合わせた2人掛けソファをコーデイネート。
ソファの前に、白っぽいグレーのラグを敷き、薄い茶色の木製脚とガラスを組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。グレーの塗り壁の前にもグレーの金属と薄い茶色の棚板を組み合わせた引き出し付きシェルフを2台レイアウトし、統一感のあるインテリアを演出。
明るい茶色のフローリングのリビングダイニングに、薄い茶色の木目の長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
薄い茶色の木の脚とホワイトのプラスチックを組み合わせたダイニングチェアをプラス。隣のリビングエリアは、薄いグレーの2人掛けソファ、白っぽいベージュのラグ、薄い茶色の木の脚とホワイト天板を組み合わせた円形コーヒーテーブル、薄い茶色の木の脚とグレー天板を組み合わせた円形コーヒーテーブルをレイアウト。間口が短い方の壁に、灰みがかった薄いグリーンのアクセントクロスを貼り、天板と内装がイエローのホワイトのテレビボードを置いて、キュートなインテリアを演出。
ブラック配色の北欧インテリア
白っぽい茶色のヴィンテージフローリングと黒の壁のリビングに、白っぽいグレーの寝椅子付き2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの下に黒のデコボコしたラグを敷き、ブロック脚とグレー天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。腰窓を背にレイアウトしたラウンジチェア以外を黒とグレーでまとめた、かっこいいインテリア。
白っぽい茶色のヴィンテージフローリングと黒の壁のリビングに、薄い茶色のレザー製3人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に黒っぽいグレーのラグを敷き、ゴールド脚とガラスを組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。黒の壁にワイヤーを通し、白地に黒で小さな文字を描いたポスターをゴールドの目玉クリップで吊り下げ、かっこいいインテリアを演出。
白っぽいグレーのフローリングのリビングに、黒のアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスの壁に向かってグレーの2人掛けソファをレイアウトし、グレーのラグ、黒鏡面の正方形コーヒーテーブル、ホワイトのラウンジチェア、黒レザーのラウンジチェア、黒鏡面のサイドテーブルをプラス。黒・グレー・ホワイトのみでまとめた、無機質な印象のインテリア。
グレー配色の北欧インテリア
茶色のヘリンボーン床のリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にグレーのラグを敷き、茶色の木製脚とグレーのファブリックを組み合わせたラウンジチェア、薄い茶色の木製脚とホワイト天板を組み合わせた円形コーヒーテーブルをプラス。ソファとL型にレイアウトしたクッションスツール、クッションスツールの上のムートンラグもグレー。ソファの横、腰窓の前、腰窓の窓枠に観葉植物を並べて、生き生きとした印象をアップ。
グレーのフローリングとグレーの壁のリビングダイニングに、薄いグレーの2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に暗いグレー×ホワイトの北欧パターン柄のラグを敷き、高さが違う黒の長方形トレイテーブルを2台プラス。腰窓の前にホワイト鏡面の長方形ダイニングテーブルとホワイトのイームズチェアを2脚レイアウト。ホワイト×グレー×黒の上品な印象のインテリア。
茶色のフローリングのリビングに、グレーのアクセントクロスをコーディネート。
アクセントクロスを貼った壁を背に、グレーの寝椅子付き2人掛けソファをプラス。ソファの下に、黒の細い線が斜めに入った薄いグレーのラグを敷き、黒の金属脚と茶色の木を組み合わせた長方形コーヒーテーブルを2台レイアウト。無機質なグレーを使いつつ、木の天板で親しみやすさをアップしたインテリア。
「グレー配色は、無機質過ぎて居心地が悪そう」と感じた時は、アクセントカラーを加えましょう。
焦げ茶のフローリングのLDKに、グレーの寝椅子付き2人掛けフロアソファ、グレーのカーテン、グレーのダイニングチェアをコーディネート。
暗い青のクッションとカウンターチェアでアクセントカラーをプラス。
薄い茶色のフローリングのリビングダイニングに、グレーの壁紙クロス、グレーの2人掛けソファ、白っぽいグレーのシャギーラグをコーディネート。
くすんだ赤、オレンジ、ピンクの無地クッションでアクセントカラーをプラス。
ホワイト配色の北欧インテリア
白っぽい茶色のフローリングのリビングに、白っぽいグレーの2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前にホワイトのラグを敷き、ホワイト鏡面のサイドテーブルとホワイト鏡面の長方形コーヒーテーブルをプラス。ファーラグ、ファークッション、ランプシェードもホワイトにして、広々としたリビングを演出。
明るい茶色のフローリングのリビングに、白っぽいグレーの寝椅子付き2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に白っぽいグレーシャギーラグを敷きホワイト鏡面の長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファの寝椅子の上にもオフホワイトのブランケットを掛け、圧迫感の少ないインテリアを演出。
白っぽい茶色の市松模様のフローリングと白っぽいグレーの壁のリビングに、白っぽいアイボリーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にグレーのラグを敷き、シルバー脚と薄いグレー天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。カーテンもホワイトにして、涼しげなインテリアを演出。
「白っぽ過ぎて落ち着かない」と感じた時は、アクセントカラーを加えましょう。
白っぽい茶色のフローリングと白の壁のリビングに、白っぽいグレーのラグとホワイトのベンチをコーディネート。
メインのソファを茶色の木と水色のファブリックを組み合わせたカジュアルデザインにして、アクセントをプラス。
ホワイトの床とホワイトの壁のリビングダイニングに、ホワイトの長方形ダイニングテーブル、ホワイトのダイニングチェア、ホワイトの2人掛けソファ、白っぽいグレーのラグ、ホワイトの正方形コーヒーテーブルをコーディネート。
2つの腰窓の間の壁を薄く赤みがかった茶色レンガ、ソファの上のクッションを灰みがかった薄い赤にして、アクセントカラーをプラス。
茶色のヴィンテージフローリングのリビングに、ホワイトの2人掛けソファ、ホワイトの円形コーヒーテーブル、ホワイトのウォールシェルフをコーディネート。
ソファの上に、ライトグレイッシュなグリーンとライトグレイッシュな赤の無地クッションを乗せてアクセントカラーをプラス。
寂れた雰囲気の北欧インテリアに合う有彩色とは?
インダストリアル(ヴィンテージ)インテリアの配色実例
ダークブラウン配色のインダストリアル(ヴィンテージ)インテリア
薄い茶色と黒をミックスしたヴィンテージフローリングのリビングに、焦げ茶のレザー製コーナーソファをコーディネート。
ソファの前に黒のヴィンテージな木製長方形コーヒーテーブルをプラス。腰窓の下にも黒の木目のローボードをレイアウトし、窓用シェードを黒に。天井だけがホワイトの重厚感のあるインテリア。
濃い茶色のフローリングのリビングに、暗い茶色のレザー製2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの前に黒のヴィンテージなトランクテーブルをプラス。ソファとL型に少し明るい茶色レザーのラウンジチェアをレイアウトし、ソファとの間に暗い茶色のサイドテーブルを配置。ホワイトのレンガ壁の空間をかっこよくまとめたインテリア。
ダークブラウンのフローリングのリビングダイニングに、ダークブラウンのヴィンテージな長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
リビングエリアに焦げ茶の3人掛けチェスターフィールドソファとパーソナルソファを2台プラス。天井は黒で、壁は茶系レンガ。黄色や赤のヴィンテージなサインプレートを壁に取り付け、アメリカンなインテリアを演出。
ブラウン配色のインダストリアル(ヴィンテージ)インテリア
白っぽいグレーの床のリビングに、茶色レザーの3人掛けソファをコーディネート。
アイボリー×薄いベージュ×茶色×グレー×黒のタイル柄のラグを敷き、シルバー脚とホワイト×グレーの大理石調天板を組み合わせた円形コーヒーテーブルをプラス。グレーの薄いチェック柄とホワイト×黒の細かいチェック柄のクッションをソファの上に乗せ、おしゃれ感をアップ。
茶色のフローリングのリビングに、茶色のレザー製2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にグレーのラグを敷き黒の脚と茶色の天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルと茶色の木目のテレビボードをプラス。間口が短い方の壁の前に茶色の木目のコンソールテーブルを置き、上部に真っ黒な絵をディスプレイ。黒の使い方にセンスを感じるインテリア。
茶色のフローリングと暗い茶色のレンガ壁のリビングに、茶色レザーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下にグレーのラグを敷き、黒鏡面の長方形コーヒーテーブルをプラス。間口が短い方のホワイトの壁の前に、腰までの高さの茶色の収納家具をレイアウト。フロアランプ、ブラケットランプ、テーブルランプ、キャンドルの間接照明のみで灯りをともした、ムードのあるインテリア。
ライトブラウン配色のインダストリアル(ヴィンテージ)インテリア
グレーのコンクリート床のリビングに、薄いベージュの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に暗い黄緑で植物を刺繍したベージュのラグを敷き、明るいグリーンの木製脚と黒天板を組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁は、灰みがかった暗い着緑のブロック。配色と素材感が個性的なインテリア。
薄い茶色の市松模様のフローリングのリビングに、茶色の木と黒レザーを組み合わせた2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前にベージュのカウハイドラグを敷き、シルバー脚と黒ガラスを組み合わせた正方形コーヒーテーブルをプラス。壁は黒と茶系レンガ。大きな葉っぱの観葉植物を3か所に飾り、生き生きとした印象をアップ。
灰みがかった薄い茶色のフローリングと薄く赤みがかった茶色のレンガ壁のリビングダイニングに、薄い茶色のヴィンテージな長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
リビングエリアに、暗い茶色のレザー製2人掛けソファ、グレーのラグ、シルバーのトランクテーブルをプラス。グレーの壁を背にしたオープンラックにだけ黒を使った広々とした印象のインテリア。
ブラック配色のインダストリアル(ヴィンテージ)インテリア
黒っぽい茶色のフローリングと黒の壁のリビングに、黒のフロアコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に白っぽいグレーのシャギーラグをプラス。ソファの後ろの黒の壁に、黒フレームの横長ミラーと黒のブラケットランプを足して、かっこいいインテリアを演出。
グレーのヘリンボーン床のリビングに、黒の2人掛けソファをコーディネート。
ソファ正面の壁を黒にして、黒のモールディングで装飾し、黒のデスクをプラス。両開きドア、開閉引戸を黒で統一し、高級感のあるインテリアを演出。
グレーのコンクリート床のリビングの間口が長い方の壁に黒のウッドパネルを縦張りにコーディネート。
シンプルなデザインのグレーのコーナーソファをプラス。入口正面の壁に黒のアートを飾り、おしゃれ感をアップ。
グレー配色のインダストリアル(ヴィンテージ)インテリア
薄い茶色のフローリングのリビングに、グレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前にグレーのシャギーラグを敷き、ダークブラウンの木目の円形コーヒーテーブルをプラス。窓に黒のブラインドを下げダークブラウンの木目のテレビボードを置き、「かっこいい」と「上品」をミックスしたインテリアを演出。
ホワイトのフローリングのリビングに、グレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファ正面の壁をグレーのコンクリート調にしてホワイト鏡面のモダンなテレビボードをプラス。壁の一部にだけ茶系のレンガ壁を残したスッキリとした印象のインダストリアルインテリア。
暗い茶色のフローリング、コンクリート天井、コンクリート壁のリビングに、白っぽいグレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの下に白っぽいグレーのラグを敷き、透明素材とガラスを組み合わせた長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファ正面の壁に背の高いテレビをビルトインできるホワイトのオープン収納家具をレイアウトし、家具の前に茶色レザーのオットマンスツールと黒レザーのラウンジチェアを配置。白っぽい配色で開放感を演出したインテリア。
ホワイト配色のインダストリアル(ヴィンテージ)インテリア
アイボリーの床のリビングに、白っぽいグレーの寝椅子付き2人掛けフロアソファをコーディネート。
ソファの背中側の壁と天井はホワイトに塗装した金属。ソファの前にキャスター付きの金属製のコーヒーテーブルを置いて、ヴィンテージ感をアップ。
黒のヘリンボーン床とグレーの小さなタイルをホワイトで塗装しかけたような壁のリビングに、ホワイトのコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に、白っぽい茶色のラグを敷き、灰みがかった水色とホワイトをミックスしたお椀みたいなデザインの円形コーヒーテーブルをプラス。ドア、開口枠、幅木をホワイトにして、上品な印象をアップ。
暗いグレーと茶色をミックスしたコンクリート床のLDKに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
梁が見える天井とレンガ壁はホワイト。ダクト、配線、配管を全てホワイトにして、インダストリアルだけど清潔な印象をアップ。茶系のオリエンタルラグ、ゴールドのペンダントランプ、ゴールドのカウンタースツール、オレンジっぽい茶色レザーのバタフライチェア、黄色っぽい茶色レザーのオットマンテーブルなど個性的な色と素材を使って、異国情緒あふれる空間を演出。
筆者は、5年以上前から、ホワイト(アイボリー)が天井にしかない5.5畳の部屋で過ごしています。(床:暗い茶色、壁:茶系レンガとグレーのウッド調)
リラックスし過ぎて数時間で眠くなるのがデメリットですが、心地良さは、ホワイトの壁に囲まれたワンルームに住んでいた時の5倍ほどあるように思います。
ワンルーム時代:家に帰りたくない
現在:家に帰りたい
年齢にもよるかもしれませんが、現在の部屋の配色の居心地の良さは精神的な安定も生んでいる気がします。
冒頭にも記載した「インテリアの配色は白っぽい色でまとめましょう」という一昔前の考え方は、リラックスという面から考えても相応しく無い配色だと思います。なぜなら、ホワイトは緊張感を生む色だから。
皆さんは、下の3つのインテリアを見て、どの部屋に「長く居たい」と感じますか?
「落ち着き」に関する配色は下記に詳しく書いていますので、リラックスできるインテリアを作りたい方はヒントにして下さい。