ビーチやメイプルなど、明るい茶色の床。
ナチュラルブラウンの床は、他の床色の部屋と比較すると、広々とした開放感があり、清潔な印象がするのが特徴です。この明るい印象に捕らわれて「ホワイトやベージュを使ったナチュラルな雰囲気のリビングコーディネートをするのが定番」と思われがちですが、決して一択ではありません。
ここ最近のインテリアのトレンドは、暗い色が基調なので、インテリア雑誌などでは、黒や暗い有彩色と組み合わせたヴィンテージなインテリアが表紙になってるものをよく見かけます。
「広さと明るさが特徴のナチュラルブラウンの床に、こんなインテリアかっこいいは合わないのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、ダークカラーやヴィンテージな家具と組み合わせたインテリアを作ることも可能です。
ナチュラルブラウンの床の11種類のインテリアスタイルを紹介していきましょう。
過ごしやすそうなナチュラルスタイル
床色の雰囲気に合わせて、家具色は明るい茶色を基調に。「大地の茶色」「自然の緑」「自然素材」を積極的に取り入れてみましょう。
ホワイトのムートンラグを敷き、ベージュのソファ、木製脚の円形ガラステーブルをコーディネート。
掃き出し窓の前に、バスケットに入れた背の高い観葉植物をプラス。白っぽい色のコーディネートで殺風景にならないように、黄色の大きな絵を壁に飾り、ソファに黄色のブランケットやヒョウ柄のクッションを足して、まとまりのあるインテリアを演出。
暗いグレーの2人掛けソファ、明るい茶色の木製長方形コーヒーテーブル、明るい茶色の木製テレビボードをコーディネート。
入口ドアの周りに明るい茶色の木の板で壁の端から端まであるオープンラックを取り付け、ウォールラックとデスクに。天井まである大きな家具も明るい茶色の木なので、圧迫感がなく、広々とした印象。
掃き出し窓と壁を背に明るいグレーのコーナーソファをコーディネート。
アイボリーのムートンラグ、茶色の木製円形テーブル、茶色の木製円形サイドテーブルをプラス。リビングの隣のダイニングには、ホワイトの木製ダイニングテーブルとホワイトの木製チェアを置いて窮屈な印象を色で解消。
茶色レザーの3人掛けソファ、暗い緑のパターン柄のラグ、ホワイトの長方形コーヒーテーブルをコーディネート。
ラグの周りに、明るい茶色の木のラウンジチェア、ベージュの自然素材の筒型スツール2個をプラス。コーナーに背の高い観葉植物を置き、自然を感じる空間に。暗いターコイズブルーをアクセントカラーにした配色がおしゃれ。
明るい茶色レザーの2人掛けソファ、ベージュのラグ、茶色の木製フレームのガラス製コーヒーテーブルをコーディネート。
木目が綺麗なデザインの家具と革を組み合わせ、後ろのダイニングのコーナーに背の高い観葉植物をプラス。広さとリラックス感のあるインテリア。
生活感の少ないモダンスタイル
明るい床色の広々とした印象を消すように、重みを感じる色のソファやラグをコーディネートします。暗い色と組み合わせることでインテリアにメリハリが生まれ、「床の白さ・質感」と「家具の重厚感」の両方が強調できます。
黒のフロアコーナーソファ、グレーのシャギーラグ、鏡面ホワイトのロータイプの収納家具、ホワイトの円柱型のコーヒーテーブルをコーディネート。
窓に黒のブラインドをプラス。ホワイトの家具を鏡面素材にすることで、安っぽさを解消。
黒の2人掛けソファ、暗さの違うグレー×黒のストライプラグ、暗いグレーの鏡面素材のコーヒーテーブルとサイドテーブルをコーディネート。
ソファの後ろの壁に暗い青・暗い水色・グレーのスタイリッシュなアートをプラス。色味の無い暗めの無彩色の家具とファブリックを組み合わせた重厚感のあるインテリア。
グレーの寝椅子付きソファ、暗い水色・グレー・暗いベージュの幾何学模様のラグ、暗いグレーの円形コーヒーテーブルをコーディネート。
ソファのコーナーに暗い茶色のシェードのフロアランプをプラス。高級感のある黒っぽい無彩色を取り入れつつ、暗い青とオレンジ(クッション)の反対色で、おしゃれな印象をアップ。
グレーの寝椅子付きフロアソファ、暗いグレーのラグ、暗い茶色の曲木のコーヒーテーブルをコーディネート。
グレイッシュな水色のストライプクッションと水色のカップでアクセントカラーをプラス。ソファとラグを黒ではなく、暗いグレーにすることで上品な印象がアップ。
ダークカラーのかっこいいインテリア
黒や暗いグレーだけでなく、ダークブルーやダークグリーンなど、明度や彩度が低い有彩色を使ってかっこ良くアレンジ。明るい床色の開放的な雰囲気を残したい場合は、ラグやソファを白っぽい色でまとめましょう。
暗いグレーの寝椅子付きソファ、黒のラグ、脚が金属のガラス製コーヒーテーブルをコーディネート。
ソファの後ろの壁にオレンジ色と水色を基調とした世界地図の絵をディスプレイし、ソファの上にグレー×オレンジ×ピンク×暗い赤のストライプラグをプラス。暗く無機質なインテリアにオレンジ色で明るさを足した、スタイリッシュなインテリア。
暗いグレーの2人掛けソファ、グレーのシャビー感のあるラグ、暗い灰みがかった茶色の長方形コーヒーテーブル、黒のテレビボード、黒×グレーのパターン柄のカーテンをコーディネート。
腰窓の前にひじ掛け付きの黒のラウンジチェア2台をプラス。明るい床色の開放感があるリビングを重厚感を感じる無彩色でかっこ良くまとめたインテリア。
壁と天井に暗い青の壁紙クロスを貼り、暗いモスグリーンの3人掛けソファと木製のひじ掛け付きチェアをコーディネート。
床に灰みがかった青と黄色のレトロな花柄パターン柄のラグをプラス。まるで洞窟の中にいるような、暗くておしゃれなインテリア。
グレーのアクセントクロスを貼った壁の前に、グレーの2人掛けソファ、明るい茶色の木製長方形コーヒーテーブルをコーディネート。
ソファとL型に暗い緑のラウンジソファをプラス。「真ん中を明るく、周囲を暗く」とメリハリを出したインテリア。
長い方の壁に黒のモールディング仕様の壁をコーディネート。
明るいベージュの寝椅子付きソファ、ゴールドフレームのグレークッションのコーヒーテーブル、明るい茶色の木製テレビボードをプラス。ホテルの待合のような、上質でおしゃれなインテリア。
リビングダイニングの長い方の壁に暗い緑の壁紙クロスをコーディネート。
明るいグレーの2人掛けソファ、茶色のシャギーラグ、明るい茶色の切り株みたいなコーヒーテーブルをプラス。隣のダイニングにはホワイト×茶色のカウハイドラグを敷いて、黒の円形ダイニングテーブルとピンクゴールドのチェアを組み合わせ、天井からモロッコランプをハンギング。アジアとヨーロッパを融合させたような個性的なインテリア。
ゴツゴツしたインダストリアルインテリア
黒や暗い茶色のヴィンテージ家具を中心にコーディネート。木よりもスチールやアイアンなどの金属を使った方が雰囲気が出ます。
壁の中心にヴィンテージな茶色レザーの2人掛けソファをコーディネート。
左側にゴールド脚のガラステーブルを2段重ねて本棚、右側に暗い茶色のアンティークな木製収納家具を置き、収納家具の前にインダストリアルなスツールをプラス。黒い線の入った明るいグレーのラグや暗い茶色のスツールテーブルを使った歴史を感じるインテリア。
窓側が茶系レンガ壁、隣の壁がホワイトレンガ壁のリビングにグレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの前に重そうな黒の長方形コーヒーテーブルをプラス。ソファと対面に茶色レザーのバルセロナチェアをプラス。天井から赤のシェードの筒型のペンダントランプを吊り下げてアクセントに。
窓側の壁が茶系レンガ壁のリビングに、明るいグレーの2人掛けソファをコーディネート。
ホワイト×茶色のカウハイドラグを敷き、ヴィンテージな木製パレットのコーヒーテーブル、ホワイト扉の暗い茶色の木製テレビボードをプラス。ソファに鮮やかな緑の無地クッション、ゴールドをポイントに使ったプリントクッションとパターン柄を乗せ、フェミニンな印象をアップ。
オレンジ系のレンガ壁を背に、暗い茶色のレトロなレザー製3人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に、灰みがかった明るい茶色の木製コーヒーテーブルをプラス。空いたスペースに茶色レザーの正六面体のスツールを4個無造作に置いて、黒スチールと木を組み合わせたヴィンテージなオープンラック、黒のサインプレート、黒フレームのミラーをディスプレイ。DIYっぽい雰囲気がかっこいい、広々と感じる色使いのインテリア。
黒のアクセントクロスを貼り、黒スチールと暗い茶色の木を組み合わせたロータイプのテレビボードをコーディネート。
ソファと対面に黒の2人掛けソファ、黒のブラケット金具でウォールシェルフを留めた5段棚の本棚収納をプラス。収納が丸見えにならないように黒のメッシュ素材を扉代わりに。
古さと洗練が融合したブルックリンスタイル
注目のブルックリンインテリアは、暗い印象の色をメインに使うのが主流です。暗い茶色と暗い青を組み合わせて、ワンランク上のスタイルに。
暗い茶色の木製梁のLDKに暗い青の扉のキッチン、暗い茶色の木製ダイニングテーブル、暗い茶色のレザー製3人掛けソファをコーディネート。
ダイニングエリアはベージュのラグを敷きアイボリーのチェア、リビングエリアは明るい茶色の木製コーヒーテーブルをプラス。「床面は明るく、天井面は暗く」のかっこいいスタイル。
LDKの長い壁に、暗い青のアクセントクロスをコーディネート。
グレーの2人掛けソファ、明るいグレー×ホワイトのラグ、透明のコーヒーテーブル、ホワイトのテレビボード、黒のダイニングテーブルをプラス。暗い茶色・暗い青・グレーを組み合わせた上品なインテリア。
茶色の木製梁と茶系レンガ壁のリビングに、青のアクセントクロス、青の2人掛けソファ、青の1人掛けソファをコーディネート。
青の壁面には、ヴィンテージな木製の収納家具をプラス。ソファの前にも、古い板と黒スチールを組み合わせたコーヒーテーブルを置いて、ヴィンテージ感をアップ。
ホワイトレンガ壁のリビングダイニングに、黒の木製ダイニングテーブル、暗い茶色の木製ダイニングチェア、暗い青の2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前に黒の木製正方形テーブル、ソファとL型に暗い茶色レザーのレトロなひじ掛けチェアをプラス。長い壁の上部に黒のウォールシェールフを2段取り付けて本棚にした、かっこいいインテリア。
黒×茶色のヴィンテージなレンガ壁とコンクリート柱・梁のリビングに青の寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
明るいグレーのラグとヴィンテージな木製パレットテーブルをプラス。ソファ背面の壁に、古いブリキ看板やサインを飾って、レトロな印象をアップ。
モノトーンが基調の冷たい北欧テイスト
白や明るいグレーをメインカラーとしたコーディネートで、広々とした印象に。
グレーのアクセントクロスを貼り、ホワイトの2人掛けソファ、明るいグレーのストライプラグ、ガラス製円形コーヒーテーブルをコーディネート。
腰窓の前にグレーのラウンジチェア(ウームチェア)をプラス。ホワイトとグレーだけを組み合わせたシンプルなインテリア。
壁を薄いグレーにして、グレーのソファと明るいグレーのラグをコーディネート。
ソファの前に黒のトレイテーブルとベージュのラウンジチェアをプラス。ソファの上にグレー・灰みがかった青・灰みがかった薄いピンクの無地クッションを並べて、ラグの上に黒×グレーのファーを無造作に乗せ、スタイリッシュな印象をアップ。
グレーのフロアコーナーソファ、ホワイトのカウハイドラグ、ホワイトのレザー製プフをコーディネート。
窓にグレーのカーテン、ソファの横に脚が木製の大きな黒のフロアランプをプラス。奥行き20cm程度の足場板みたいなデザインのコーヒーテーブルが個性的。明るい床色の開放的な印象をそのまま生かしたインテリア。
ホワイト×黒のストライプラグを敷き、ホワイトの2人掛けソファ、ホワイトのトレイテーブルをコーディネート。
壁面に奥行きが浅いホワイトのローテーブルを置き、ホワイト×黒のシンプルな絵を1枚ディスプレイ。ラウンジチェアは隣のダイニングスペースのチェアと同色のナチュラルブラウン。
ほとんど黒に見える暗い青の2人掛けソファ、ホワイト×黒の北欧柄のラグ、黒の円形コーヒーテーブル、ホワイトのモコモコスツールをコーディネート。
柄と素材の組み合わせ方がスタイリッシュ。ソファの後ろにモノクロポスターを2枚飾ってインテリアをセンスアップ。
暖かさが魅力のほっこりとした北欧テイスト
茶色・ベージュをメインカラーにコーディネートし、観葉植物で生き生きとした雰囲気をプラス。
赤みがかった薄いベージュの2人掛けソファ、明るいグレーのラグ、木製ひじ掛け付きの明るいグレーの猫足チェアをコーディネート。
ゴールドフレームの黒の円形ガラス製コーヒーテーブルをプラス。ソファの後ろの壁に薄いグレーのポスターを黒とゴールドの額縁に入れて2枚ディスプレイ。暖かい色使いの開放的なリビングダイニング。
ベージュの2人掛けソファ、黒のトレイテーブル、グレイッシュなベージュのファブリックチェアを2台コーディネート。
ソファ正面の壁に明るい茶色の木目の収納家具をプラス。暖かい色と綺麗な木目が優しい印象をアップ。
濃いベージュの2人掛けソファ、グレイッシュな明るいベージュのラグ、ホワイトの円形コーヒーテーブルをコーディネート。
ソファの後ろの壁は、腰までの高さをタイルにして、上部にホワイトのウォールシェルフを2段プラス。冷たく広々とした雰囲気と暖かさのバランスが素敵なインテリア。
グレイッシュなベージュのカバーを掛けたソファとベージュのラグをコーディネート。
ソファの前に木製脚の黒のトレイテーブルをプラス。ソファにグレー、灰みがかった明るいピンク、オレンジの無地クッションをプラス。天井からナチュラルブラウンのシェードのペンダントランプを下げ、観葉植物と黒の額縁に入れたモノクロ写真を飾って、北欧っぽさをアップ。
ベージュの3人掛けソファ、ベージュ・イエロー・オレンジ・グレーのシャビーなストライプラグ、暗い茶色の木製ひじ掛け付きのナチュラルブラウンのラウンジチェア2台をコーディネート。
ソファの前に茶色の木製コーヒーテーブル、壁面に茶色の木製ウォールシェルフ2段をプラス。通路スペースにアイボリーのニットクッションを無造作に置いて、暖かい雰囲気を更にアップ。
配色が決め手のスタイリッシュスタイル
目立つ色をセンス良く取り入れたインテリアです。
黒の3人掛けソファ、暗いターコイズブルーのサイドテーブル、黒の円形コーヒーテーブル、ナチュラルブラウンのラウンジチェア2台をコーディネート。
床に明るいグレーのラグを敷き、ソファとサイドボードの間に、暗さと鮮やかさが違う赤の積み木みたいなスツールを2台プラス。赤と青の反対色を明度や彩度が低い色で組み合わせ、大人っぽいインテリアを演出。
オレンジっぽい茶色のレザー製2人掛けソファと青のテレビボードをコーディネート。
白っぽいベージュのラグ、グレーの円形コーヒーテーブル、グレイッシュなアイボリーのラウンジチェア2台をプラス。全体的に白っぽい色でまとめることで、ソファとテレビボードの色が目立つようにしたセンスのあるインテリア。
灰みがかった薄い水色のソファ、暗い青のパーソナルソファ、赤のラウンジチェアをコーディネート。
ソファの前に、暗い赤と暗い青のオリエンタルラグをプラス。暖色・寒色を同じ暗いの割合でまとめた落ち着きのあるインテリア。
グレーのラウンジチェアと黒扉のダークブラウンのサイドボードをコーディネート。
黄緑・アイボリー・グレー・水色のパターン柄のラグ、ガラス製正方形テーブル、暗い黄緑のひじ掛け付き1人掛けソファをプラス。シルバーやガラスの軽そうに見える素材と暗い黄緑を組み合わせた大人のカジュアルインテリア。
洗練されたデザインが魅力のアーバンスタイル
デザイン性の高い家具やインテリア雑貨を取り入れた生活感が少なめのインテリアです。
ベージュのコーナーソファ、白っぽい茶色のラグをコーディネート。
暗い茶色の円形コーヒーテーブルと暗い茶色レザーのラウンジチェア2台をプラス。ソファの後ろの壁に緑・赤・青の個性的な花のような模様のキャンバスアートを飾り、アートからはみ出すように絵の続きのようにデコレーション。美術館の待合室のようなインテリア。
茶色のレザー製のラウンジチェア、暗い青のカウハイドラグ、黒スチールのオープンラックをコーディネート。
都会の2人暮らしといった雰囲気。大きなテーブルは置かずに、ラウンジチェアの間に黒の円形コーヒーテーブルをプラス。
壁を背に、グレイッシュな茶色のレザー製2人掛けソファをコーディネート。
ソファの対面の壁に暗いグレーの木目パネルを取り付け裏面に間接照明をプラス。壁の前にグレーのテレビボードを置き両サイドにグレーのスピーカーを立て、残りスペースに明るいグレーのロータイプの収納家具をレイアウト。電気店の高級スピーカーコーナーのようなインテリア。
暗いグレーの2人掛けソファ、グレーの模様が入ったホワイトのラグをコーディネート。
ソファの前に暗い茶色の切り株みたいなコーヒーテーブル2台をプラス。ソファの後ろに赤・オレンジ・黄色・白を使った毬のような紙風船のようなアートをディスプレイ。ソファの上にピンク×黒のストライプクッションを乗せ、絵と配色を同じに。
グレーの寝椅子付き2人掛けソファをコーディネート。
ソファの前にステンレスフレームのガラステーブルを置き、オレンジ・黄緑・薄い黄色・暗い青のペイントのようなラグをプラス。ソファの後ろの壁にもラグと似た柄の分割アートを飾って殺風景な印象を解消。
形に捕らわれたくないエクリクティック
特にインテリアテイストにこだわりが無く、好きな色や好きな柄を自由に組み合わせるエクリクテック(eclectic)は、様々な要素を盛り込んだコーディネートスタイルです。。
暗い青の2人掛けソファとホワイトに黒の線が斜めに入ったモロッコラグをコーディネート。
曲線のゴールド脚の楕円形ガラステーブル、暗い茶色のレトロなレザー製ラウンジソファ、明るい水色のひじ掛け付きソファをプラス。ソファの後ろにビーチの写真を飾って夏っぽさを演出。
暗い青のシンプルデザインのソファとホワイト×黒×水色の北欧柄のラグをコーディネート。
ソファの前に黒の楕円形コーヒーテーブル、窓側のコーナーにナチュラルブラウンのロッキングチェアをプラス。間仕切り壁の腰壁にホワイトのカウンターテーブルを取り付け、背もたれがハンガーのたいなアイボリーの木製チェアを置いて、個性的な印象をアップ。
リビングダイニングの長い方の壁に、薄いグレーのマーブル調の正方形タイルをコーディネート。
黒レザーの2人掛けソファ、ホワイトの丸型ダイニングテーブルをプラス。ダイニングチェアはイームズのパッチワーク柄で、ソファ用クッションとラグも赤や青・茶色で菱形や三角形を描いた幾何学模様。暖色メインの柄をセンスよくまとめたインテリア。
暗い茶色の木製フレームにホワイト×黒の太いボーダー柄のクッションを組み合わせた3人掛けソファと黒×暗い赤のオリエンタルラグをコーディネート。
ソファの前に、黒い脚の切り株デザインのミニテーブルを3つ並べてレイアウト。ソファの背もたれに、ホワイトのファーを乗せ、暖かいんだか、涼しげなんだかわからない複雑で個性的なインテリアを演出。
エキゾチックがたまらないサウスウエスタンアメリカンテイスト
民族柄を積極的に取り込んだサウスウエスタンアメリカンテイストは、暖かく個性的なインテリア。寒色を取り入れて、涼しげな印象をプラスしてもOKです。
白っぽいグリーンの2人掛けソファと赤のオットマン付き一人掛けソファを対面にコーディネート。
オレンジ×黒のエキゾチックな柄のラグを敷き、ナチュラルブラウンの木製コーヒーテーブルとナチュラルブラウンの木製テレビボードをプラス。天井には暗い茶色のシーリングファンライトを取り付け、南国のような雰囲気を演出。
暗い茶色レザーの2人掛けソファ、茶色の筋が入った明るいベージュのラグをコーディネート。
ソファの前に側面も木目の大きな茶色のコーヒーテーブルを置き、ソファと対面に暗い茶色とベージュのエキゾチックな柄の一人掛けソファをプラス。薄いピンク・紫・暗い紫のクッションをソファの上に乗せ、おしゃれな印象をアップ。
明るいベージュのコーナーソファと明るいグレーに暗い青の花の模様が入ったラグをコーディネート。
ソファの前に、ソファと同色のオットマンを置き、暗い青とベージュのエスニック柄のブランケットをプラス。ソファの上にはホワイトのファークッションと薄いオレンジや茶色のエスニック柄のクッションを乗せ、居心地の良いリビングを演出。
グレイッシュな明るいベージュの寝椅子付きソファとベージュ×ホワイト×水色のエスニック柄のラグをコーディネート。
ソファの前に暗いターコイズブルーの円形オットマンテーブルをプラス。ソファにも暗いターコイズブルーの無地クッションと暗い赤紫の無地クッションを乗せ、高級な印象をアップ。
いかがでしたか?
全部で53個のリビング実例を紹介しましたが、ナチュラルブラウンの床だからと言って、ソファやラグや家具やを明るい色でまとめたものは少なく、逆に明るい床色だからこそ、暗い色を混ぜて、明暗のコントラストをつけた素敵なインテリアが8割ほど。
筆者は、暗い茶色の床に憧れた時期があったのですが、こうやっていろんなインテリアを見るうちに、「明るい床色の方がインテリアを楽しめそう」と感じるようになりました。