家の床と聞くと、多くの方が、長方形の板が壁と同じ向きに規則正しく並んでいる姿を想像しますよね。
でも、最近、筆者が床の張り替えを伴ったリフォームで提案しているのが、ヘリンボーンの床です。
ヘリンボーンは、上の写真のように、板を斜めに貼った床のデザインです。
どこか海外チックな印象のヘリンボーンの床のこと、ヘリンボーンのフローリングを貼ったインテリアを紹介していきましょう。
ヘリンボーンの床の基本とメーカー紹介
ヘリンボーンは、herring(ヘリング/魚のニシン)とbine(ボーン/骨)を組み合わせた造語で、魚の骨のような見た目から、そう呼ばれています。建築業界だけでなく、ファッション、WEBデザインでも使う用語で、ストライプやチェックのような「模様の名前」の一つと覚えておくと良いでしょう。
筆者がよく提案しているのは
■サンゲツのフロアタイル
■パナソニックのフローリング
■サンワカンパニーのフローリング
あたりです。(予算に余裕がある場合は、輸入フローリングも使います。)
壁と平行に並んだ見慣れた雰囲気の床とヘリンボーンの床では、おしゃれ感が異なって見える為、筆者は材料選定の選択肢の一つとして提案しています。
壁と同じ向きに床材を貼ったLDK
ヘリンボーンの床材を貼ったLDK
ヘリンボーンの床がお施主様の好みに合い、採用になった場合でも、一風変わった床の模様に一瞬困惑されたお施主様から
- どんなインテリアにしよう?
- 柄を見せた方が良いの?
- インテリアもヨーロピアンにしなきゃだめ?
と、相談を受けることもありますが、基本的には、壁と同じ方向に貼ったフローリングと同じようにインテリアコーディネートをしていって大丈夫だと伝えています。
ヘリンボーンの床に合うインテリアコーディネートを紹介していきましょう。
ヘリンボーンの床のインテリア例
ナチュラルなコーディネート
ベージュやホワイトなどの薄い色をベースにコーディネートした部屋に、木製の家具と観葉植物を組み合わせたスタイルは、ヘリンボーンの床のナチュラルな雰囲気とマッチします。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、ホワイト×ライトグレーのパターン柄のラグを敷き、イエローのソファをコーディネート。
ソファの両サイドに観葉植物をプラス。ソファの後ろの壁を真っ黒にしたカッコ良さも感じるインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、ベージュの2人掛けソファと茶色のレザー製1人掛けソファをコーディネート。
真ん中を広く空け、床の柄が見えるように工夫。壁面に木製のテレビボードと観葉植物をプラスして、ナチュラル感をアップ。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーのソファとグレー×黄色のパターン柄のラグをコーディネート。
木目が綺麗な引き出しタイプの収納家具をシンメトリーにレイアウトし、プランタースツールとサイドテーブルに背の低い観葉植物を乗せてディスプレイ。家具と床の色は、同じ明るさの茶色で統一。
シンプルなコーディネート
ヘリンボーンの個性的な床のデザインを際立たせいなら、インテリアは簡素なコーディネートがベスト。少し寂しいくらいの色使いやレイアウトで、床を目立たせましょう。
シンプル:ホワイト系
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、ホワイトの3人掛けとホワイトフレームのコーヒーテーブルをコーディネート。
カーテンもホワイトにして、ソファに寒色と暖色のクッションをさり気なくプラス。8割がホワイトのリビングなので、涼し気な雰囲気。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、ホワイトの2人掛けソファをコーディネート。
ラグはホワイトのカウハイドで、カーテンはホワイトレース。ソファの前のコーヒーテーブルはクリア素材で、木を使ったものは、木をそのまま切り出したようなデザインのサイドテーブルと床だけ。
シンプル:ベージュ・アイボリー系
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、明るいグレーのラグとアイボリーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファの斜め向かいにベージュのレザー製一人掛けソファ、ソファの隣に薄い黄色のシェードのフロアランプをプラス。白っぽく暖かい色を使ったリビングなので、暖かい雰囲気。
暗い茶色のヘリンボーンの床のリビングに、アイボリーのフロアソファをコーディネート。
隣にあるダイニングスペースには、真っ白なテーブルとチェアをプラス。余計な家具は一切置かず、素敵なデザインの家具をコーディネートしたセンスを感じるインテリア。
シンプル:ライトグレー系
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングに、明るいグレーの3人掛けソファ、オットマン、ラグをコーディネート。
コーヒーテーブルとサイドテーブルは、床色と同じナチュラルな茶色の木製。主張し過ぎないカラーコーディネートで、床の質を良く見せたインテリア。
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングに、明るいグレーのソファとホワイトのテレビボードをコーディネート。
コーヒーテーブルは無しにして、ソファサイドにシルバー脚の小さなガラステーブルをプラス。テレビボードの上に、ホワイトのシェルフを取り付け、紫と赤の食器を飾った上品でエレガントなインテリア。
シンプル:ダークグレー・ブラック系
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングに、黒×グレーのラグとグレーのソファをコーディネート。
ゴチャゴチャ見えない色使いと、必要最低限の家具レイアウトが、すっきりとした上品なリビングを演出。
茶色のヘリングボーンの床のリビングダイニングに、黒のラグ、明るいグレーのコーナーソファ、ホワイトのテーブル、黒のチェアをコーディネート。
テレビボードの扉とダイニングテーブルの側面は、床と同じ茶色の木目。茶色・黒・ホワイトの合わせやすい色使い。
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングダイニングに、グレーのラグ、黒のレザー製寝椅子付きソファ、ガラス製ダイニングテーブル、ホワイトのレザー製ダイニングチェアをコーディネート。
テレビボードはホワイトのオープンラックに、黒の扉をつけたシンプルデザイン。マンションの縦長リビングの参考になるインテリア。
暗い茶色のヘリングボーンの床のリビングに、黒のファブリック製ソファと黒の細い線が入ったアイボリーのラグをコーディネート。
ソファの前にコーヒーテーブルを置かず、窓まで抜けるスペースを確保し、低い家具をレイアウトして広々とした印象をアップ。中心で3人くらいゴロンとなれそうなインテリア。
茶色のヘリングボーンの床のリビングに、黒の寝椅子付きファブリックソファをコーディネート。
木目が綺麗で質感の良さそうな木製コーヒーテーブルと黒の額縁に入れた絵をプラスし、テーブルの下に薄いピンク×グリーン×黒のラグをプラス。ラグは柄入りで個性的ですが、全体的に黒を基調としたシンプルなインテリア。
シンプル:暖色系
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングダイニングに、グレーのソファ、ゴールドフレームのガラス製コーヒーテーブル、黒のダイニングテーブル、グレーのファブリックチェアをコーディネート。
基本はグレー×黒で、ブランケット、クッション、テーブルランプのシェードで赤紫をプラス。海外っぽいおしゃれリビングダイニングを目指す時の参考になるインテリア。
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングに、明るいグレーのソファと丸型ラグを敷き、ゴールド脚のホワイトのコーヒーテーブルをコーディネート。
隣のダイニングスペースには、床色と同じ茶色の木製テーブルとグレーのファブリックチェアをプラス。1つ前よりも木の家具を多く使い、ソファにオレンジ色のストール、床にオレンジ色のスツールをコーディネートして暖かさをアップ。
シンプル:寒色系
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングに、暗い水色の2人掛けソファをコーディネート。
暗い青からホワイトへ流れるように色が変わるグラデーションタイルのようなデザインのラグ、黒のフロアランプ、黒のミニテーブル、黒×ホワイトの収納家具をプラス。収納家具の上に、青×黒の絵をディスプレイして、おしゃれ感をアップ。
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングに、明るいグレーのソファと水色の一人掛けソファ2台、グレイッシュな青のソファをコーヒーテーブルを囲むようにコーディネート。
涼し気な色使いが広くて清潔なリビングを演出。寒色を使うことで、床のぬくもりとデザインが強調して見えるインテリア。
明るい茶色のヘリングボーンの床のリビングに、青緑の縁取りのホワイトのソファと青緑のクッションをコーディネート。
黒フレームのガラス製コーヒーテーブルと黒×グレーの収納家具をプラス。上品な上に広々とした印象も演出したインテリア。
かっこいいコーディネート
斜めに貼ったフローリングは、ヴィンテージやインダストリアルなデザインと相性抜群。
壁の一部を黒っぽくすると、カッコイイ雰囲気がアップします。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングの壁をホワイトタイルにして、黒のオープンラックをコーディネート。
メインのソファはグレーで、黒のパーソナルチェアをプラス。アルミダクトを露出した天井やペンダントランプのデザインがインダストリアル感をアップ。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、明るいグレイッシュなベージュの寝椅子付きソファをコーディネート。
ソファの対面の壁に黒のパネルを貼り、壁掛けテレビをディスプレイ。ソファの後ろ半分に、黒格子のガラス仕切りを立てカッコ良さをアップ。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、茶色のレザーソファと青×グレー×ホワイトのパターン柄のラグをコーディネート。
ソファの後ろの壁はコンクリートで、赤と黒を使った絵を3枚、串型にディスプレイ。冷たそうな壁と凝ったデザインの床の組み合わせがおしゃれなインテリア。
グレイッシュな明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングダイニングに、グレーの寝椅子付きソファをコーディネート。
ソファの前にホワイトのテレビボードを置き、ソファの後ろにヴィンテージな木のダイニングテーブルセットをプラス。テレビボードの反対側にある壁には、デスクと収納家具を設け、グレーとグレイッシュな水色でコーディネート。色使いにセンスを感じるインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、茶色と黒の一人掛けレザーソファをコーディネート。
壁は、茶系のレンガで、天井はコンクリートむき出し。キチンと感が薄い、自由な印象のするインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、明るい茶色のレザー製2人掛けソファをコーディネート。
壁は、茶系のレンガで、レンガが透けて見えるように黒の収納家具兼テレビボードをレイアウト。黒と茶色の割合を2:3にした男前なインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーのコーナーソファをコーディネート。
ソファの下に黒のラグを敷き、黒のコーヒーテーブルをプラス。ソファの前の壁を真っ黒にして、茶色の木製の収納家具兼テレビボードをコーディネートし、オープン部から黒の壁が見えるようにデザイン。同じ壁が透けて見える家具でも、黒の壁に茶色の家具を組み合わせた方が、キチンとした印象がアップ。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングダイニングに、黒の2人掛けソファ、茶色の木製ダイニングテーブル、黒のチェアをコーディネート。
リビング側は黒のコンクリートっぽい壁でダイニング側は、黒のタイルっぽい壁。黒と茶色の色の組み合わせだけでなく、素材感にもこだわったインテリア。
重厚感のあるコーディネート
カッコイイだけでなく、高級感も感じる暗い色を多用したコーディネート。壁の装飾や家具のデザインにこだわることで、何百年も経過した歴史を感じる海外のインテリアのような雰囲気に。
茶色のヘリンボーンの床のリビングの壁を真っ黒にして、薄い茶色の線が入ったホワイトのストライプ柄のソファをコーディネート。
壁と天井の間には、ホワイトのヨーロピアンなモールディングをプラス。どこか懐かしく、レトロな印象も感じるインテリア。
グレーのヘリンボーンの床のリビングに、黒のパネル壁とホワイトのモールディングをコーディネートし、黒のソファと黒のコンソールテーブルをプラス。
ホテルのバーみたいな、おしゃれな空間。隣の部屋との間仕切りは黒フレームのガラス扉でかっこいい。
グレーのヘリンボーンの床のリビングに、グレーのコーナーソファ、明るいグレーのラグ、黒の鏡面のテレビボードをコーディネート。
ソファとテレビボードの間に、黒のコーヒーテーブルをプラス。グレー×黒の非日常的な色使いが高級感のあるリビングを演出。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、黒のソファと明るいグレーのラグをコーディネート。
壁をグレーにして、壁の前に黒の引き出し収納をプラス。黒とグレーでまとめ、黒の割合を多くすることで、重厚感をアップしたインテリア。
暗い茶色のヘリンボーンの床のリビングに、ベージュのソファと暗い茶色のラグをコーディネート。
ソファの対面に、イームズのラウンジチェアを置き、木製の丸型コーヒーテーブルをプラス。黒を使わず、ホワイトや白に近い色でまとめたコーディネートですが、暗い茶色や質感の良い木目を使うことで重厚感アップ。
クラシックなコーディネート
ヘリンボーンの床は、伝統的なデザインなので、アンティークな家具と組み合わせると、クラシカルな雰囲気がアップ。
落ち着きやリラックス感のあるリビングを演出したい時におすすめのインテリアです。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、アイボリーの3人掛けソファ、アイボリーのラグ、茶色のコーヒーテーブル、黒のサイドボードをコーディネート。
色使いはシンプルですが、カバータイプのソファはクラシカルな印象。リラックスできそうな開放感のあるインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、木目が綺麗な観音開きタイプの収納家具をコーディネート。
使い込んだ真鍮の取っ手付で、箪笥みたいなデザイン。離れた位置にあるくつろぎスペースに、黒×ホワイトのパターン柄のひじ掛け付きチェアを置いてレトロ感をアップ。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーのソファとラグ、アンティークな明るい茶色の木製収納家具をコーディネート。
脚のデザインが特徴的な一人掛けソファやチェアをプラスして、ヨーロピアンな印象をアップ。ソファとラグもストレートなデザインではなく、少しヨレた歴史を感じるデザイン。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、明るいグレーのソファをコーディネート。
コーヒーテーブル、サイドテーブル、食器棚、サイドボードは、全て茶色の木製で、20年くらい使ったような味のある色。床の色が濃い茶色なので、ヘリンボーンは、あまり目立っていません。
カラフルなコーディネート
普通とは違うデザインの床は、個性的な色使いともピッタリマッチ。
床のデザインよりも家具の色が真っ先に飛び込んでくるインテリアですが「色とデザインの両方にこだわってる」という雰囲気です。
暖色と寒色を組み合わせたカラフル
茶色のヘリンボーンの階段横のリビングに、水色のソファと赤のクッションのハンギングチェアをコーディネート。
まるで広い通路のような間仕切り壁が無いリビング。レトロカラー&レトロデザインのソファと床のデザインがマッチ。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、黄色のソファと水色のチェアをコーディネート。
床には、青・赤・黄色のオリエンタル柄のラグをプラス。可愛く楽し気な色使い。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、ベージュの寝椅子付き3人掛けソファと暗い青のひじ掛け付きチェア2台を向かい合わせにしてコーディネート。
青のチェアにオレンジ色の無地クッション、床に赤・茶色・ピンク・水色のパターン柄のラグをプラス。暗い青と暗いオレンジ色を組み合わせた、反対色コーディネート。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、明るいグレーのシンプルデザインのソファをコーディネート。
ソファと対面に黄色のチェア、ソファの上に黄色の無地クッションをプラス。床には、赤・水色を使ったエキゾチックな柄のラグを敷き、温もりをアップ。
暗い茶色のヴィンテージなヘリンボーンの床のリビングに、白っぽい明るいグレーのソファと青の一人掛けソファをコーディネート。
白っぽいソファの隣に、オレンジ色のスツールをプラス。シンプルでスッキリとした明るいグレー×青の色使いに、オレンジ色でアクセントカラーを加えたインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、明るいグレーの2人掛けソファと明るいグレーのラグをコーディネート。
ソファとL型に茶色のレザーのベンチを置き、ベンチの対面の壁を暗い青緑にして、ベンチの後ろの壁のミラーのフレームも青緑に。中央を白っぽい色、壁面を目立つ色にしたメリハリのあるコーディネート。
グレーのヘリンボーンの床のリビングに、暗い青緑のコーナーソファと白っぽいオレンジ色のラグをコーディネート。
カーテンは、グレイッシュな明るいベージュでテレビボードは黒。美しい色&デザインのソファをリビングの顔にしたインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、青緑のソファと茶色×黄色×水色×グレーのパターン柄のソファをコーディネート。
床色と同じ色のラグ、ゴールド脚のガラス製ミニテーブルをプラス。パターン柄のソファがレトロな印象をアップ。
暖色と寒色と中性色を組み合わせたカラフル
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングダイニングの壁と天井を青にして、紫のソファ、赤のチェアをコーディネート。
ダイニングテーブルセットは床色と同じ明るい茶色の木製で、壁面に暗い茶色の木製サイドボードをプラス。壁と天井の色が個性的過ぎて、床のデザインに全く目がいかないインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、暗い紫の2人掛けソファ、ピンクのテレビボード、水色・茶色・ピンクのパターン柄の一人掛けソファをコーディネート。
一人掛けソファの上に青の無地クッション、テレビボードの上に青緑の花瓶と青の絵をプラス。色使いが個性的過ぎて、どの家具も印象に残らない、不思議なインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、青みがかった緑の一人掛けソファ、黄色の2人掛けソファ、黒っぽい青の一人掛けソファをコーディネート。
床に、水色やオレンジを使ったカラフルなストライプ柄のラグをプラス。丸みを帯びたソファのデザインが可愛く、楽しげな雰囲気のリビングインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、ホワイトレザーのコーナーソファをコーディネート。
水色・薄いベージュ・薄いアイボリー・ホワイトを組み合わせたパターン柄のラグ、黄緑のコーヒーテーブル、黄色のテレビボード、ターコイズブルーのクッションをプラス。床の雰囲気同様、軽やかな印象の色使い。
北欧テイストのコーディネート
良質な木の家具を使うことが多い北欧テイストですが、床も家具の一部としてこだわってるように見えるコーディネート。「ヘリンボーンの床の質感は、北欧スタイルと一番合う」と筆者は思ってます。
北欧:モノトーンのコーディネート
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングダイニングに、グレーのソファ、グレーのパターン柄のラグ、ホワイトのコーヒーテーブル、黒のダイニングテーブル、黒のチェアをプラス。
薄っすらと模様が入ったラグが北欧感をアップ。壁は、明るいグレーにホワイトのモールディング腰壁の装飾仕様。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーのソファとグレーのラグをコーディネート。
ホワイトのオープンラック、黒のチェア、茶色の木製のミニテーブルをプラス。壁面はソファと同じグレー色で、全体的に冷たい印象。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、明るいグレーのエレガントデザインのソファと明るいグレーのラグをコーディネート。
フロアランプ、サイドテーブル、コーヒーテーブルは黒で統一し、ソファにホワイトのクッションとストールをプラス。全体的に白っぽい色を使い、黒で引き締めたエレガントなインテリア。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーのソファとグレー×ホワイトの格子柄のラグをコーディネート。
ホワイトのコーヒーテーブル、黒のコンソールテーブル、ホワイトのストール、黒×ホワイトのパターン柄のクッションをプラス。暗い色を少しだけにして、明るく広々とした雰囲気を演出したインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、明るいグレーのソファとソファより暗めのグレーのラグをコーディネート。
ラグの上に黒のレザーを使ったコーヒーテーブル、ソファサイドに黒レザーのチェアをプラス。壁面は明るいグレーにして、かっこよさよりも上品な印象をアップしたインテリア。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーの2人掛けソファと黒×ホワイトの細かい柄のラグをコーディネート。
ホワイトの収納家具を壁面にプラス。ナチュラルな木の色のコーヒーテーブルと観葉植物をディスプレイして、自然を感じる雰囲気もアップ。
北欧:カラフルなコーディネート
黒のヘリンボーンの床のリビングに、ホワイトの2人掛けソファ、グレーのラグをコーディネート。
離れた位置に青のファブリック製ひじ掛け付きチェア、黄色のコーヒーテーブルをプラス。寒色×暖色の反対色を組み合わせた、センス溢れる色使い。
明るい茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーの2人掛けソファと薄く黒のラインが入ったホワイトのラグをコーディネート。
ソファの上に、暗い黄色の無地クッションと黒に見える緑の無地クッションをプラス。シマウマ柄のクッションも足して、エレガントな印象をアップ。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーの3人掛けソファと黒の線が入ったホワイトのラグをコーディネート。
ソファの上に、グレイッシュなピンクの無地クッションをプラス。コーヒーテーブル、ディスプレイ用はしご、絵の額縁は黒で統一し、かっこいい雰囲気もアップ。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、黒の2人掛けソファをコーディネート。
暗い茶色のレザー製一人掛けソファと暗い赤紫のオリエンタル柄のラグをプラス。ソファの背もたれに、黒×ホワイト×赤×水色×黄色×緑のパターン柄の布を掛け、温かく、個性的なインテリアを演出。
北欧:ナチュラルなコーディネート
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
床にホワイトのラグを敷き、明るい茶色の木製コーヒーテーブルをプラス。テレビ上部の壁面にグレーのラックを取り付けて、小さな観葉植物を飾り、テレビの前の床やコーヒーテーブルの上にも観葉植物をディスプレイ。温もりのある木の家具と植物の組み合わせが、ナチュラルな印象をアップ。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーの3人掛けソファ、グレーのラグ、黒のフレームのガラステーブルをコーディネート。
壁面に渋い茶色の背の高い収納家具をプラス。コーナー、コーヒーテーブルの上、収納家具の横に観葉植物をディスプレイして、癒しをアップ。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、アイボリーの2人掛けソファ、明るいグレーのラグ、ホワイトのコーヒーテーブル、ホワイトのテレビボード、アイボリーのニットクッションをコーディネート。
コーヒーテーブルの上、テレビボードの横、窓に観葉植物をプラス。暖かさ、冷たさ、懐かしさ、かっこよさのバランスが取れたインテリア。
茶色のヘリンボーンの床のリビングに、グレーのソファと黒のラグをコーディネート。
ソファと反対の壁面に、質感の良い木目のロータイプの家具とカウンターをレイアウトし、家具の上、窓、コーヒーテーブルの4か所に観葉植物をディスプレイ。黒とグレーの無彩色エリアと茶色の木のエリアをはっきりと分けた、おしゃれなインテリア。
ヘリンボーンは、床だけでなくクロスやタイルなどで壁に施す内装も登場してきていて、「最近のトレンドの柄?」と感じている筆者です。
トレンドを採用してしまうと、数年経った時、時代を感じる家(つまり、古いと感じてしまう)になってしまうのですが、ヘリンボーンの床は、元々、歴史がありレトロ感があるデザインなので、さほど心配する必要は無いと思います。
また、この床は、貼るだけで、おしゃれで凝った印象をもたらすので、インテリアのセンスアップを手助けしてくれます。