先日、お客様と一枚板無垢天板を販売しているお店で商談をしていました。
寝室にパソコンを使うためのデスクが必要とのことで、無垢板を真っ二つに割って間にレジンを川のように流し込むレジンテーブルをオーダーすることになったのですが「サイズはどの程度必要ですか?」と質問すると、「幅90cm、奥行45cmくらいで」とのことでした。
「デスクをどんな風にお使いになりたい?」のかを詳しくヒアリングしてみると、「パソコンはMacBook Proでコンパクトだけど、紙ベースの資料を案件ごとにまとめたファイルやA3用紙もお使いになる」とのこと。幅90cm奥行45cmのデスクでは、パソコンを置くだけの台と化しそうだった為、幅を60cm、奥行を15cm足して、150×60cmのデスクにすることにしました。
自宅にワークスペースが必要になった時
- 1.デスクを置くことができる場所からデスクのサイズを算出する
- 2.作業に必要なデスクサイズを算出する
の2通りの決め方がありますが、「2.作業に必要なデスクサイズを算出」し、そのサイズのデスクがおけそうな場所を探した方が作業効率の良いワークスペースを作ることができます。
手順を紹介しますので、参考にして下さい。
①ワークスペースに必要な家具を洗い出してみよう
ワークスペースを作る時、「机と椅子があればOK」という場合もありますが、在宅ワークのように、職場でこなすような本格的な作業を行う際は、滞在時間とデスク周りで使う物の数が違ってきます。また、オフィスであれば、「全員が使う書類の保管場所」がある為、デスク周りに大量の物を置くことが少ないですが、在宅用のワークスペースは共通の収納スペースがない為、作業内容によっては、大容量の収納家具が必要になる場合もあります。
更に、書類を紙ベースで保管する場合は、プリンターやプリンター用紙の保管場所も必要になってきます。
①-①デスク
ワークスペースに絶対に必要な家具は、デスクと椅子です。デスクの幅は90cm、120cm、150cm×奥行50cm、55cm、65cmなど様々なサイズがあります。
また、デザインでは、「天板の下が丸々オープンになったタイプ」、「天板の下に浅型の引き出しがついたタイプ」「天板の下の右か左に3段や4段の引き出しがついたタイプ」があります。
デスクの幅と奥行きは、置く場所によって決めるのではなく、デスクの上に何を置くかを考えてから決めるようにしましょう。
- ノートパソコン、またはデスクトップパソコン
- 鉛筆・ペン・マーカー・定規などの文房具(ペン立て)
- サッと取り出せるように奥に並べた書類や本(ブックエンド)
ワークチェアに座った状態で、手の届く範囲にある方が作業がはかどるという方もいらっしゃるでしょう。
参考書を見たり、作った種類を保管したりする場合は、下記の本やファイルの大きさを参考にデスクの奥行きを決めましょう。
幅(立てて置いた場合の奥行) | 高さ | |
A4判 | 210mm | 297mm |
B5判 | 182mm | 257mm |
A5判 | 148mm | 210mm |
幅(立てて置いた場合の奥行) | 高さ | |
A4タテ(ハード) | 243mm | 307mm |
B5タテ(ハード) | 215mm | 267mm |
A4タテ(ペーパー) | 230mm | 307mm |
B5タテ(ペーパー) | 197mm | 267mm |
DELL
幅 | 高さ | 奥行 | |
デスクトップパソコン (24インチ) |
約540mm | 約413mm | 約42mm (+ワイヤレスキーボード 幅445mm 奥行142mm) |
ノートパソコン(15.6インチ) | 約364mm | 約20mm | 約250mm |
参照:デル公式ページ
Mac
幅 | 高さ | 奥行 | |
デスクトップパソコン (24インチiMac) |
約547mm | 約461mmmm | 約147mm(+Magic Keyboard 幅418.7mm 奥行114.9mm) |
ノートパソコン (13インチMacBook Pro) |
304.1mm | 15.6mm | 212.4mm |
※デスクトップパソコンの手前にノートパソコンを置く場合は、デスクトップの奥行+ノートパソコンの奥行+デスクトップ用パソコンのキーボードの奥行きが必要になります。
複合機などの性能や最大プリンサイズによってプリンターのサイズは大幅に変わります。
Canon
幅 | 高さ | 奥行 | |
インクジェットプリンター (A3ノビ対応) |
約700mm | 約215mm | 約400mm |
複合機 (A3対応) |
約468mm | 約366mm | 約193mm |
EPSON
幅 | 高さ | 奥行 | |
エコタンクプリンター (A3ノビ対応) |
523mm(使用時523mm) | 379mm(使用時758mm) | 169mm(使用時430mm) |
複合機 (A3ノビ対応) |
498mm(使用時498mm) | 358mm(使用時752mm) | 245mm(使用時363mm) |
パソコン入力だけでなく、書類に記入する作業がある場合は、パソコンの横や手前に「書き物をするスペース」が必要になります。
あまりにもコンパクトなデスクは、使い勝手が悪くなる為、文房具を使ってデスク上で作業をする場合は、「幅が広い」または「奥行きが深い」デスクを選定するようにしましょう。
①-②ワークチェア
シンプルなものから、キャスター付きの本格的なチェアまで様々なデザインのチェアがあります。
長時間の作業に向いているのは、シンプルな木のチェアよりも、クッション性があるデザインです。また、デスク高や肘の高さに応じて座面高を変えることができる昇降タイプのチェアやひじ掛け付きのチェアは、パソコン作業をする時に疲れにくく、「キーボードを打つ」「デスクのの上で書き物をする」の微妙な腕の高さの違いにも対応できます。
ワークスペースのデスクと椅子は別々で購入することが多いですが、使いやすいバランスがある為、下記を参考に決めましょう。
①-③収納家具とプリンター置き場
デスクの上だけで書類や参考書、書籍を収納することができない場合、別に保管場所を設ける必要が出てきます。
ワークスペース向きの収納家具には、オープンシェールフ(扉の無い箱型の収納家具。カラーボックスなど)、引き出し付き収納などがあります。本格的な家具になると、引き出しの中にホルダーがあり、書類を1枚1枚収納できるデザインのものもあります。
「プリンターの大きさ」に記載した通り、プリンターには様々なサイズがあります。プリンターをデスク以外の場所に置く場合は、別途、収納できるスペースを設ける必要があります。また、コピー用紙もA4、A3でサイズが異なり、箱買いすると嵩張ります。
幅の狭いデスクの上に、プリンターとデスクトップパソコンをレイアウト。
デスクの隣の壁面に、奥行きの深いシェルフを取り付けて、プリンターをレイアウト。
デスクの下にキャスター付きの背の低い台を置いて、プリンターをレイアウト。
②どこにワークスペースを作るか考えてみよう
「①ワークスペースに必要な家具を洗い出してみよう」でワークスペースに何が必要か把握できたら、ワークスペースを家の中のどこに作るか、次の「A」「B」から考えてみましょう。
A.「大きめのデスクが必要だ」「収納家具がたくさんいる」という場合は、リビングダイニングに間借りしたワークスペースでは、手狭になります。
「②-①個室をワークスペースにする」へ
「B.ペーパーレスの作業なのでパソコンがあるだけのワークスペースで十分」という場合は、パソコンを置くデスクとチェアさえあればOKなので、2畳ほどのスペースがあればワークスペースを作ることができます。
「②-②他の部屋の一角を使う」へ
②-①個室をワークスペースにする
個室を丸ごとワークスペースにするデメリットは個室が1個減ってしまうことですが、
- 集中できるデスク環境を作ることができる
- 様々なデスクレイアウトができる
- 幅の広いデスクやデスク以外の家具を置くスペースがある
- 通常衣類収納として活用する備え付けのクローゼットを書類やプリンター用紙の保管場所として活用できる
- 内装色を集中できる配色にできる
などがあります。
個室にはドアやクローゼット扉があるので、これらの開閉スペースを避けてデスクや収納をレイアウトしていきましょう。
4畳半
4畳半は、約2.7×2.7mの正方形の部屋です。
4畳半の部屋をワークスペースに改造する、または、専用部屋として活用する場合は、デスク&チェアの他に、壁面を活用した背の高い収納家具・休憩用として使えるコンパクトなソファを置くことも可能です。
窓に向かってナチュラルブラウンの幅と奥行が大きな木製デスクをコーディネート。
デスクの側面の壁にクローゼット扉付きの壁面収納(本棚)をレイアウト。天井、床、壁紙を全て同じ明るさのナチュラルな木目で統一したリラックス感のあるワークスペース。
壁に向かって、左右に引き出しがついたスモーキーなナチュラルブラウンの木目とブラックを組み合わせたデスクをコーディネート。
デスクとL字に、シンプルなテーブルをレイアウトし、作業台として活用。デスクの上部に、本やファイルを収納できるキャビネットを乗せ、プリンターはデスクの引き出しの中に。キャスター付きのワークチェアを使って、左右の移動や回転をしやすくした作業効率の良さそうなワークスペース。
壁に向かって、ダークブラウンのシンプルな木目のデスクをコーディネート。
デスクとL字の腰窓の下に、赤の2人掛けソファをプラス。デスク周りは、ノートパソコンと文房具、2~3冊の本でシンプルにまとめたワークスペース。
向かい合う2面の壁に「パソコンデスク&ファイル収納・プリンターの面」と「本棚の面」を作り、廊下に抜ける通路を中央に確保したワークスペース。天井付近まであるギッシリと詰まった収納の圧迫感を軽減する為、ホワイトで配色。
壁と通路に向かってブラック金属脚と明るい茶色の木製天板を組み合わせたシンプルなL字型デスクをコーディネート。
デスクと反対側の壁に沿って、本・プリンター・ストレージボックスを収納したホワイトの背の高いオープンシェルフをプラス。作業に必要なものを使う時だけデスクの上に移動させ、デスク上をスッキリと見せたワークスペース。
2面の壁に沿って、薄いグレーの木製架台とナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせたデスクとホワイトの背の低いオープンシェルフをL字にコーディネート。
オープンシェルフの中に、ナチュラルブラウンの木目の子引き出しやファイルケースを入れ、中が丸見えにならないようにアレンジ。デスクの左側にデスクトップパソコン、デッドスペースになりやすいコーナーにプリンターを置いて、中央を広く空けたワークスペース。
小窓がある壁面に、ナチュラルブラウンのシンプルな木製カウンターデスクをコーディネート。
デスクの左右の壁に沿って、ナチュラルブラウンの木目扉の壁のようなデザインの背の高い収納家具、デスクより低いフロアキャビネット、ナチュラルブラウンの木製2段ウォールシェルフをレイアウト。扉付きの家具で乱雑になりがちな空間をすっきりと見せたワークスペース。
6畳
6畳は、一辺が約2.7m、もう一辺が約3.6mの長方形の部屋です。
4畳半の正方形の部屋よりも一辺が90cmほど大きくなるため、ソファや大きな収納家具を置くことが可能になります。
窓に向かって、ブラック金属脚とナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせたデスクをコーディネート。
デスク背面の壁を背に、薄いグレーの2人掛けソファをプラス。ナチュラルな配色とヴィンテージ感のあるデザインの家具を組み合わせた北欧スタイルのワークスペース。
壁に向かって、上部にホワイトのウォールシェルフがついた浅型引き出し付きのシンプルなデスクをコーディネート。
デスクと反対側の壁を背に、青みがかった濃いグレーの2人掛けソファをプラス。ソファとL字に、ダークブラウンの木とスモーキーなブルーのベルベット製座面を組み合わせたアームチェアをレイアウト。くつろぎの個室にデスクを置いたような雰囲気のワークスペース。
長い壁に向かって、シルバースチール脚とホワイト天板、ダークブラウンの棚板を組み合わせたデスクをコーディネート。
デスクと反対側の壁を背に、濃いグレーの3人掛けソファをプラス。暗さの違うグレーを多く配色し、ブラウンの掛け時計やワークチェアを足して、落ち着きをアップした洗練された印象のワークスペース。
窓と壁に向かって、浅型引き出しと深型引き出しがついたL型デスクをコーディネート。
コーナー上部に、ホワイトの2段ウォールシェルフを取り付け、本とファイルケースを収納。プリンター、窓用シェード、ワークチェアをホワイトで統一し、清潔感のある空間を演出したワークスペース。
窓の無い2面の壁に沿って、ホワイトのシンプルな引き出しキャビネットとミディアムブラウンの木製天板を組み合わせたL型デスクをコーディネート。
デスク上部に、ミディアムブラウンの木製棚板とホワイトのキャビネットを組み合わせた本棚・収納をプラス。テラス窓の隣の壁を背に、太ももくらいの高さのホワイトのキャビネットをレイアウト。パソコンの隣に、広いスペースを作り、資料を広げるスペースを確保したワークスペース。
8畳
8畳は、約3.6×3.6mの正方形の部屋です。
4畳半の部屋よりも90cm程ずつ広い部屋なので、2人用のワークスペースや幅の広いデスク、収納量たっぷりの家具、ソファ、転がって使うラウンジチェア(シェーズ・ロング)などを置くことが可能です。
2面の壁に沿って、グレーの木目扉キャビネットとブラックの木製天板を組み合わせたL型デスクをコーディネート。
3面の壁に沿って、ホワイトのキャビネットとナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせたデスク、ホワイトのフロアキャビネットとナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせた収納+ベンチをコーディネート。
デスクとベンチ以外の壁面にホワイトの板とナチュラルブラウンの棚板を組み合わせたオープンシェルフ、ホワイトのウォールキャビネットをプラス。オープン部に小さめの液晶テレビをレイアウト。壁紙をスモーキーなグリーンにして、ナチュラルな印象をアップした北欧スタイルのワークスペース。
窓がある壁に向かって、ホワイトのシンプルなパソコンデスクをコーディネート。
デスクの隣に、デスクと同じくらいの高さのホワイトの6段引き出しキャビネットをプラス。コーナーにアンプ、デスクとL字の壁に、電子ピアノを置き、上部の壁に、エレキギター1本とアコースティックギターを3本ハンギング。音楽に特化した使い勝手の良さそうなワークスペース。
壁と通路に向かって、シルバー金属脚、ホワイトの引き出しキャビネット、ホワイト天板を組み合わせたL型デスクをコーディネート。
デスク前の壁とデスク背面の壁を背に、天井付近まである背の高いホワイトのオープンシェルフをプラス。オープンシェルフにギッシリと本を並べ、デスクと壁が接するところに大型のプリンター、通路側にキャスター付きの引き出しキャビネットをレイアウト。家具の色をホワイトで統一し、オフィスっぽい雰囲気にしたワークスペース。
窓側のコーナーの窓が無い方の壁に向かって、ブラックの木製脚とダークブラウンの木製天板を組み合わせたデスクをコーディネート。
デスク上部に、ブラックの配管パイプブラケットとダークブラウンの木製棚板を組み合わせウォールシェルフを2箇所取り付け、ナチュラルなバスケットを乗せて、紙や細々したものを収納。入口横の広い壁面を背に、ブラック金属とナチュラルブラウンの木製棚板を組み合わせた背の高いオープンシェルフをレイアウト。一番上の段に、ブラックの網籠、2段目にホワイトのファイルボックスとブルーのファイル、3段目に暗めのブラウンのバスケット、暗いグレーのストレージボックスを並べて、整理整頓された空間を演出したインダストリアルスタイルのワークスペース。
窓が無い壁に向かって、ホワイトの深型引き出しキャビネットとホワイト天板を組み合わせたデスクをコーディネート。
窓前に、シルバー金属脚とホワイト天板を組み合わせたテーブルをデスクとL字にプラス。デスク上部に、ホワイトの2段ウォールシェルフ、デスク背面の壁を背に、グレーの3人掛けソファをレイアウト。家具を2面の壁に寄せて置き、中央を広く空けて、広々とした印象にしたワークスペース。
①-②他の部屋の一角を使う
他の部屋の一角を使ったワークスペースのデメリットは「広いワークスペースを取ることができない(たくさん収納できない)」「集中力が散漫になりやすい」ですが
-
メリットは
- 個室を個室として残すことができる
- 「家事をしながら」など、他のこともしながら仕事をすることができる
- デスクをダイニングテーブルやテレビ用カウンターなどと兼用することで家具に掛かるコストを抑えることができる
などがあります。
他の部屋の一角を使ったワークスペースには、デスク周りを他のエリアから丸見えにする「オープン」と間仕切りや家具などを活用して見えにくくする「半オープン」の2つがあります。
オープン
暗いグレーの木目キャビネットと明るいグレーカウンターを組み合わせたⅡ型対面キッチンの壁付けキッチン側の端に、キッチン扉と同じ木目の引き出しキャビネットと黒っぽいグレーの木製天板を組み合わせたデスクをコーディネート。
ワークスペースとキッチンの間に、側面がオープン棚板になった天井まであるトールキャビネットをプラス。棚板の上3段にストレージボックスを置いて、書類やノートパソコンを収納し、一番下にプリンターをレイアウト。キッチンと一体化したワークスペース。
ミディアムブラウンのフローリングと暗いブルーの壁紙を組み合わせたリビングの窓側のコーナーに、ブラウンの金属脚とダークブラウンの天板を組み合わせたパソコンデスクをコーディネート。
オレンジ×クリーム×ブラックの幾何学模様のカウハイドラグを敷き、ブラック金属脚とブラウンの座面を組み合わせたチェアをプラス。デスクの脚の外側2箇所に棚板を活用し、本を収納。インテリアの一部に溶け込んだ、おしゃれなワークスペース。
ミディアムブラウンの寄木張りフローリングのリビングに、浅型1段引き出しがついたホワイトのデスクをコーディネート。
デスクから少し離して、ホワイトの背の高い浅型のオープンシェルフをプラス。ゴールド脚と青緑のベルベット製座面を組み合わせたチェアを置いて、エレガントな雰囲気を演出したワークスペース。
黒っぽいダークブラウンのフローリングのダイニングキッチンと廊下の間の壁面(廊下側)に、ブラック金属脚と濃い茶色の木製天板を組み合わせたデスクをコ-ディネート。
ブラックの木と黄緑のファブリック製座面を組み合わせたアームチェアをプラス。iMac・デスクスタンド・ペン立てだけを置いたシンプルなワークスペース。
対面キッチンカウンターがあるグレー×ブラウンのタイル床の横に長いリビングのキッチンと反対側(階段側)に、壁に向かって、ブラックの木製脚とスモーキーなブラウンの木製天板を組み合わせたデスクをコーディネート。
デスクの両端にスピーカー、中央にデスクトップパソコンをプラス。デスク背面に、ダークグレーの脚とグレー天板を組み合わせた背が高めの長方形テーブルを置き、DJ機材をレイアウト。レコードは窓前の背の低いオープンシェルフに収納。本来ダイニングがあるスペースをワークスペースにしたインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングの長細いリビングの窓側のコーナーに、壁に向かって、ブラックの木製脚とナチュラルブラウンの木製天板を組み合わせたデスクをコーディネート。
デスク上部の壁面にナチュラルブラウンの木製ウォールシェルフを1段プラス。デスクと反対側のスペースに、薄いグレーのファブリック製ラウンジチェア2脚、ダークブラウンの木製三角形コーヒーテーブルをレイアウト。リビング収納家具とデスクの奥行き、ソファとラウンジチェアの奥行きを揃え、真ん中を広く空けて開放的な印象にしたインテリア。
ミディアムブラウンのフローリングの横長リビングのダイニングスペースを背に、グレーの2人掛けソファをコーディネート。
ソファ正面の壁に、開き扉収納・引き出しキャビネット・デスクが一体化したブラウンの家具をプラス。壁面上部に、扉と同じブラウンのウォールシェルフを3段取り付け、デスクと反対側に液晶テレビをハンギング。リビング収納家具とデスクを同じ場所にまとめた、すっきりとした印象のワークスペース。
デスク前や側面の壁に、厚みの薄いウォールポケットを取り付けます。
デスク側面の壁に、ウォールポケットを1個ハンギング。
デスク前の壁に、ウォールポケットを5個ハンギング。
スペースの取り方解説。
半オープン
2面を窓に囲まれたスモーキーなナチュラルブラウンのフローリングのリビングの隣のスペースに、ブラックのデスクとナチュラルブラウンの木製チェアをコーディネート。
リビングからワークスペースに向かう壁に、床から天井まであるブラックのオープンシェルフをプラス。シェルフに、観葉植物・本・雑貨を統一感を持たせてディスプレイ。通路スペースに間仕切りを立てて、半個室のようにしたインテリア。
ミディアムブラウンの寄木組フローリングのリビングダイニングの凹んだ壁面に、2段引き出しキャビネット付きのホワイトのシンプルなデスクを2台、背中合わせにコーディネート。
デスクの側面にデスクの奥行きと同じ幅の背の高いオープンシェルフをプラス。下2段を本棚、上3段をディスプレイ棚として活用。LDKからワークスペースが丸見えにならないように工夫したインテリア。
ブラウン×ホワイトのタイル床のダイニングに、ミディアムブラウンの木製長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
部屋の中心に、テーブルと平行に、ホワイトの背の高いオープンシェルフをプラス。壁に向かって、ブラックの引き出しキャビネット、ブラックの脚、ホワイト天板を組み合わせたデスクをプラス。部屋の2/3をダイニングスペース、1/3をワークスペースときっちりと分けたインテリア。
ナチュラルブラウンのフローリングのダイニングに、ナチュラルブラウンの木製長方形ダイニングテーブルをコーディネート。
窓横に、クローゼットのようなスペースを作り、壁面に向かってブラックのカウンターデスクをプラス。ワークスペースの入口に、ブラックの引き分け扉を取り付けて、使わない時は、扉を閉めて隠すことができるワークスペース。
「デスクの大きさから考えるワークスペースの作り方」は参考になったでしょうか。
これは、在宅ワークをはじめてから3年程度でデスクを買い替えた筆者の経験からも言えることですが、「いきなりデスクを買う」ではなく、どんな物をデスクの上に置いて、どんな物をしまうのかをしっかり考えてからデスクを買うようにしましょう。