「トイレに起きる度に壁スイッチでメイン照明をつけなければならない。」
「寝る前に読書したいけど明かりが無いので出来ない。」
「メインの照明をつけると、他の人が目を覚ましてしまうので、とても気を遣う。」
など、寝室の照明に不満を感じたことはありませんか?
ホテルのように、枕元で全ての照明器具を調整できれば良いですが、一般的なお家の寝室は、リビングやダイニングのように部屋の天井の真ん中に照明器具がついていることがほとんどですよね。
でも、ベッドの周りに照明器具(ベッドサイドランプ)をプラスすることで、ワンランク上の睡眠環境を作ることは可能です。
ベッドの周りの明かりの作り方4つとインテリア例を紹介していきましょう。
フロアランプ
電源はコンセント式なので、ベッド周りにコンセントが無い場合は、延長コードを用いてベッドサイドまで明かりを持ってきます。
フロアランプには、様々なデザインがありますが
- ヘッドの角度が変えられるもの
- ヘッドの高さを変えられるもの
を選んだ方が「ベッドの高さにあった光」を手に入れることができます。
モダンテイストの寝室とフロアランプ
収納とベッドの間の通路に、シェードが上向きになったシンプルなフロアランプをコーディネート。
収納とベッドの間の通路に、角度と高さを調整できる長いアームのホワイトのシェードのフロアランプをコーディネート。
ベッドと壁の間に、高さとヘッドの角度を変えることができる背の低いコンパクトな水色のシェードのフロアランプをコーディネート。
壁とベッドの間に、背が高くヘッドが斜め下に向いた黒のフロアランプをコーディネート。
北欧テイストの寝室とフロアランプ
ベッドを壁に寄せてレイアウトし、通路スペース側に、ヘッドが下に向いた黒のフロアランプをコーディネート。
ベッドと窓の間に、先端に裸電球がついたシンプルなフロアランプをコーディネート。
ベッドと収納家具の間に、ヘッド部が90度に曲がった黒のシンプルなフロアランプをコーディネート。
ベッドと壁の間に、ヘッド部が90度に曲がった黒のスポットライト風のフロアランプをコーディネート。
インダストリアルテイストの寝室とフロアランプ
ベッドと壁の間に、シンプルな支柱の先端がカクカクと曲がった黒のフロアランプをコーディネート。
ベッドの隣にナイトボードを置き、ナイトボードの後ろから、支柱がカーブした大きなホワイトのシェードのフロアランプをコーディネート。
ベッドと窓の間に、ホワイトの傘の3本脚のヴィンテージなフロアランプをコーディネート。
ベッドサイドの通路スペースに、ヘッドが斜め下向きになった、背が低めの黒のフロアランプをコーディネート。
ナイトテーブル+テーブルランプ
フロアランプ同様、コンセントから電源を取るので、簡単に設置できます。
テーブルランプには、上下に明かりが拡散するタイプやヘッドの角度が変えられるタイプなど様々な種類があります。
シェードがついたタイプで、上下に明かりが漏れるデザインを選ぶと、間接照明のようなムードのある寝室を演出できます。
照明器具を置く台は、小さなテーブル、ナイトテーブル、スツール(椅子)など、どんな家具を選んでも大丈夫です。
また、台は
- 本やメガネ、スマホを置く
- 観葉植物やインテリア雑貨をディスプレイ
などに活用できます。
モダンテイストの寝室とナイトテーブル+テーブルランプ
寝室の中心にベッドをレイアウトし、等間隔に空いた左右にベッドと同じ高さの引き出しチェストを置いて、上にホワイトシェードのテーブルランプをコーディネート。
ベッドサイドの通路スペースに、ベッドと同じ高さの黒の引き出しチェストを置き、三角形のシェードのホワイトのテーブルランプをコーディネート。
ベッドの両サイドに、ベッドと同じ高さの黒の台を置き、シルバー&ホワイトのキノコみたいな形のテーブルランプをコーディネート。
ベッドサイドに、曲線が美しいホワイトのテーブルをレイアウトし、ヘッドが斜め下を向いた黒のテーブルランプをコーディネート。
デーブルの上は、雑貨のディスプレイと本と眼鏡置き場として活用。
北欧テイストの寝室とナイトテーブル+テーブルランプ
ベッドと壁の間に、黒の三本脚にホワイトの円形天板のシンプルなテーブルを置き、ゴールドヘッドのテーブルランプとキャンドルをコーディネート。
テーブルとランプのデザインが、まるでお揃いのシリーズのよう。
ベッドと壁の間にホワイトの3本脚の円形テーブルを置き、ヘッドがホワイトの斜めのテーブルランプをコーディネート。
ベッドと壁の間に、1段引き出し付きのホワイトの木製テーブルを置き、木製の3本脚+グレーのシェードのテーブルランプ、観葉植物、アロマスプレーをコーディネート。
ベッドを壁の中心にレイアウトし、両側のスペースに2段引き出し付きの木製テーブルを置いて、裸電球が下向きについた黒のテーブルランプをコーディネート。
余ったスペースには、本を台にして、観葉植物をディスプレイ。
ベッドを壁の中心にレイアウトし、両側のスペースに天板にオープン部があるホワイトの3本脚のテーブルを置いて、ヘッドの角度が変えられるゴールドのテーブルランプをコーディネート。
インダストリアルの寝室とナイトテーブル+テーブルランプ
ベッドと窓の間に、数字を大きくプリントしたヴィンテージテイストの3段引き出しチェストを置き、ヘッドの角度を変えられるオレンジ色のテーブルランプをコーディネート。
ベッドと窓の間に、シルバー脚のガラステーブルを置いて、シルバーのテーブルランプをコーディネート。
ベッドを壁を中心にレイアウトし、両サイドに2段引き出し付きのナイトテーブルを置き、シルバーの3本脚+黒のヘッドのテーブルランプをコーディネート。
ベッドを壁を中心にレイアウトし、両サイドにパステルグリーンのワゴンみたいなテーブルを置き、ピンクゴールドのテーブルランプをコーディネート。
ブラケットライト
壁から電源を出し、直接器具を取り付けるタイプ(コンセント無し)なので、最初から取り付けることを想定していない(新築やリフォームで、ブラケットライトを取り付ける指示がないと通常、壁面には電源がない)寝室には設置が不可能ですが、コンセント式の器具を使ってブラケットライト風に見せるテクニックもあります。
ブラケットライトは、いったん取り付けてしまうと照明器具の位置を移動できないので「ベッドの大きさを変える」「ベッドの位置を変える」場合は、ベッドと照明の位置がずれたり、必要のない場所に照明器具が残ったままになってしまうので注意しましょう。
モダンテイストの寝室とブラケットライト
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーにホワイトシェードのブラケットライトを2灯、コーディネート。
明かりの位置を調整できる伸縮タイプ。
「伸縮式ウォールランプ」で探すと、同じようなタイプの照明器具を見つけることができます。
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーにシルバーのブラケットライトを2灯、コーディネート。
2段式なので、照明器具の高さや角度を変えることができます。
寝室入口ドアとベッドの間の壁に、シルバーのブラケットライトを1灯、コーディネート。
これも高さや角度を自由に変えることができるタイプ。
ベッドの頭側の壁に、黒のヴィンテージなブラケットライトを1灯、コーディネート。
壁面から離れた位置で90度下に明かりが来るタイプ。
ペンダントライトのような見た目です。
北欧テイストの寝室とブラケットライト
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーにゴールドのブラケットライトを2灯、コーディネート。
先端に、クリアな丸い電球がついたキュートなデザイン。
ゴールドのプレート式の取付金具が寝室を一層おしゃれな雰囲気にしてくれそうです。
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーに黒のブラケットライトを2灯、コーディネート。
円錐でも円柱でも無いシェードのデザインがおしゃれ。
丸みを帯びたシルエットで、モノトーンカラーでまとめたベッド周りに可愛さをプラス。
ヘッドボードの上の壁面に、黒のブラケットライトを2灯、コーディネート。
プレートに2個のアームがついたデザインで、それぞれの明かりの位置や角度を調整できるタイプ。
インダストリアルテイストの寝室とブラケットライト
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーに赤のヴィンテージなウォールランプを2灯、コーディネート。
グニャッと曲がったアームが柔らかく可愛い印象。
取り付け位置は、天井に近い高めです。
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーにシルバーのウォールランプを2灯、コーディネート。
2段式のアームなので、壁面からの位置や高さを調整できるタイプです。
ブラケットライトに見せるテクニック
壁面に電源が無い場合でも、コンセント式の照明器具を使ってブラケットライト風に見せることができます。
コンセント式ランプ+スライドバー
ベッドとデスクの間に、シャワーのスライトバーにコンセント式ランプを取り付けたようなデザインの黒のウォールランプをコーディネート。
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーにホワイトのスライドバーとコンセント式ウォールランプをコーディネート。
スライドバーの長さは、短めです。
コンセント式ランプ+ウォールシェルフ
ヘッドボードの上の壁面に、ホワイトのウォールシェルフを取り付け、棚板に挟んで取り付けることができるコンセント式の黒のランプをコーディネート。
コンセント式ランプ+ブラケットプレート
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーに黒のコンセント式ウォールランプをコーディネート。
ベッドの頭側の壁面にベッドを挟んでシンメトリーにゴールドのコンセント式ウォールランプをコーディネート。
ヘッドボード+テーブルランプ
スライドバーやブラケットプレートを壁面に取り付けることができない場合は、ヘッドボードの厚みや家具を活用してウォールランプ風に。
レザー製ヘッドボードの上に、重厚感のあるゴールドのテーブルランプをコーディネート。
壁とベッドの間に、奥行きが浅いロータイプの家具を置き、ホワイトのテーブルランプをコーディネート。
ペンダントランプ
- 天井から電源を出し、引掛けシーリングを取り付けて、器具を吊り下げる
- 天井から電源を取り出し、直接照明器具を吊り下げる
の2種類の取り付け方があります。
吊り下げたい位置に電源が無い場合は、コンセント式のコードの長い照明器具を代用する方法もあります。
モダンテイストの寝室とペンダントランプ
ベッドの頭側の壁から40~50cm程度離れた位置に、黒のペンダントライトを2灯、シンメトリーにコーディネート。
ベッドの頭側の壁から40~50cm程度離れた位置に、黄色のガラス製のペンダントライトを2灯、シンメトリーにコーディネート。
北欧テイストの寝室とペンダントランプ
ベッドの頭側の壁から30~40cm程度離れた位置に、ロープのようなコードのシルバーのペンダントライトをコーディネート。
ベッドの頭側の壁から30~40cm程度離れた位置に、ロープのようなコードのホワイトのペンダントライトを2灯、シンメトリーにコーディネート。
床付近のコンセントプレートに、コンセント式のホワイトのペンダントライトを挿し、ベッドの頭側の壁面に取り付けた木製アングルに引掛けてコーディネート。
インダストリアルテイストの寝室とペンダントランプ
ベッドの頭側の壁から30~40cm程度離れた位置に、古美色の真鍮製のペンダントライトを2灯、シンメトリーにコーディネート。
ベッドの頭側の壁から30~40cm程度離れた位置に、ガラスシェードのレトロなペンダントライトを1灯コーディネート。
ベッドの頭側の壁から30~40cm程度離れた位置に、黒いコードのエジソンランプを1灯コーディネート。
高さが2m近くある板のヘッドボードにポールを横向きに取り付け、赤いコードの裸電球を2灯、ポールにぐるぐるに巻き付けて、ペンダントライト風にコーディネート。
- 寝てる状態で点灯消灯が可能か
- 欲しい位置に明かりがくるか
- 明かりが目に入って眩しくないか
を考える必要があります。
- ①は明かりの下やコードにスイッチがついているもの
- ②は高さ調整や角度調整が可能なタイプ
- ③は電球が丸見えタイプよりシェード(傘)がついたタイプ
を選ぶことで、睡眠に適した明かりになります。
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