リビングに欠かせない家具と言えば、ソファです。
ソファは家具の中でも大型な上に、2人掛け、3人掛け、4人掛け、コーナーなど様々な形があります。
また、リビングだけを見ても
- 腰までの高さの窓がある
- 床から天井付近までの大きな窓がある
- キッチン・ダイニング・リビングが1つの空間にある(LDKタイプ)
など間取りは様々です。
リビングにソファを置くには、どのようなレイアウトがあるでしょうか?
ソファの配置例とポイントを紹介して行きましょう。
壁を背にソファをレイアウト
「壁を背にソファ」は、床から天井まである壁とソファをくっつけて置くレイアウトです。
壁面に家具が集中して配置し、中央を広く空けると部屋が広く見える為、狭いリビング向きです。
また、掃き出し窓や大きな窓の対面に壁がある間取りでは、壁を背にソファをレイアウトすることで、外の広がりを感じる開放的な部屋を作ることができます。
壁を背にI型ソファ
座った時、右側に窓。
座った時、左手に窓。
ソファの正面に大きな掃き出し窓。
壁を背にコーナーソファ
コーナー部分を壁側にレイアウト。
コーナー部分を窓側にレイアウト。
リビングダイニング
壁を背に、ダイニング空間が見えるようにI型ソファをレイアウト。
壁を背に、ダイニング空間が見えるようにコーナーソファをレイアウト。
ソファの背もたれを壁側に持ってくるパターンは、最もメジャーな置き方です。
背もたれより上の余った壁面にアートやポスターをディスプレイすると、インテリアを一層おしゃれに演出することができます。
ソファを壁を背にレイアウトする時は、壁から10cm程度離して置くと、ソファのシルエットが強調でき、綺麗に見えます。
腰壁を背にソファをレイアウト
「腰壁を背にソファ」は、対面式のキッチンカウンターがあるリビングダイニングや廊下との間仕切り壁が腰までの高さの場合に、可能なレイアウトです。
対面キッチンの腰壁の前に、コンパクトなI型ソファをレイアウト。
対面キッチンの腰壁の前に、シンプルなI型ソファをレイアウト。
対面キッチンの腰壁の前に、ボリュームのあるリラックスできそうなデザインのI型ソファをレイアウト。
コの字型キッチンの対面カウンターの前に、フワっとした背もたれクッション付きのI型ソファをレイアウト。
対面キッチンの腰壁の前に、格好良いデザインのI型ソファをレイアウト。
対面キッチンがあるキッチン・ダイニング・リビングが1つの空間にあるLDKタイプの間取りでは、対面キッチンの前をダイニングスペースにすることが多いですが、ソファを置いてリビングにする方法も。
※キッチンカウンターの奥行きが腰壁よりも20cm以上飛び出てない場合限定
対面キッチンの腰壁は90cm以上ある場合が多いので、ソファの背もたれ(一般的に70~85cm前後)の方が低く、ちょうど良い高さ。
ソファの高さとカウンターの高さのバランスが合えば、カウンターを首が疲れた時の頭置きとして活用することもできます。(我が家の活用法)
通路を背にソファをレイアウト
「通路を背にソファ」は、
- キッチン・ダイニング・リビングが1つの空間にあるLDKタイプの間取り
- リビングに書斎やデスクスペースなど別の空間を設ける
など、大きな場所に2つの違うスペースを設ける場合に活用したいレイアウトです。
通路を背にI型ソファ
通路を挟んで4人掛けダイニングをレイアウト。
通路を挟んで6人掛けダイニングをレイアウト。
通路を背にコーナーソファ
通路を挟んで4人掛けダイニングをレイアウト。コーナー部は窓側。
通路を挟んで6人掛けダイニングをレイアウト。コーナー部は壁側。
ソファの背もたれを境界線として活用します。
スペースに余裕がある場合は、ソファの背もたれを壁に見立て、ロータイプの家具を置くこともできます。
通路スペースにレイアウトしたソファの後ろに、サイドボードをレイアウト。
通路スペースにレイアウトしたソファの後ろに、デスクをレイアウト。
通路スペースにレイアウトしたソファの後ろに、カウンターテーブルをレイアウト。
通路スペースにレイアウトしたソファの後ろに、コンソールテーブルをレイアウト。
腰窓を背にソファをレイアウト
「腰窓を背にソファ」は、窓が多い(壁面が少ない)間取り向きのレイアウトです。
腰窓を背にI型ソファ
腰窓を背に、3人掛けソファをレイアウト。TV無し。
腰窓を背に、3人掛けソファをレイアウト。TVはアートのある壁。
腰窓を背にコーナーソファ
壁面と腰窓を背に、4人掛けコーナーソファをレイアウト。
通路と腰窓を背に、4人掛けコーナーソファをレイアウト。
ソファは窓がある壁面を避けてレイアウトしがちですが、窓がある壁面にソファをレイアウトすると、他の家具の置き方の選択肢が増えます。
腰までの高さの窓であれば、ソファが光を遮るという心配もありませんが、ソファの正面にTVをレイアウトする場合は、時間帯によって、画面に光が映り込んでしまうので、注意が必要です。
掃き出し窓を背にソファをレイアウト
「掃き出し窓を背にソファ」は、大きな窓と腰窓に囲まれた窓が多い間取りに適したレイアウトです。
また、壁面があっても、他の部屋に通じるドアや引き戸がある場合にも使えるレイアウトです。
掃き出し窓を背にI型ソファ
3枚ガラスの掃き出し窓の前に、2人掛けソファをレイアウト。
掃き出し窓を背にコーナーソファ
掃き出し窓の前に、コーナーソファをレイアウト。コーナー部が通路側。
掃き出し窓の前に、コーナーソファをレイアウト。コーナー部が壁側。
大きな掃き出し窓の前に、コーナーソファをレイアウト。コーナー部が掃き出し窓側。
採光面積が大きな掃き出し窓の前にソファを置くと、部屋全体が暗くなってしまいます。
- 背もたれが低めのコンパクトデザイン
- 脚が高めで座面と床の隙間から光が入る
- 脚が無いデザインで窓の上部が大きく残る
のいずれかを意識して、デザインを選ぶようにしましょう。
スペースに余裕がある場合は、掃き出し窓とソファの間に数十cmのスペースを設けましょう。
また、掃き出し窓から出入りする場合は、人が通れるスペース(最低40~50cm以上)を残して、ソファをレイアウトするようにしましょう。
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